7月15日に発売されるDSのファイアーエムブレム 新・紋章の謎 光と影の英雄の攻略サイト・wikiです。

バヌトゥとチキ1

バヌトゥ「チキや。」
チキ  「あっ、
     バヌトゥのおじいちゃま!」
バヌトゥ「みんなとは
     楽しくやっておるかの。」
チキ  「うん!
     すっごく、楽しいよ!」
バヌトゥ「おぉ、そうか。
     それは何よりじゃ。」
チキ  「あっ、でもね…。」
バヌトゥ「ん?
     どうしたんじゃ、チキよ。」
チキ  「このまえ、
     わたしね…。
     マルスのおにいちゃんの
     大切なかがみを
     割っちゃったの…。」
バヌトゥ「おやおや…。
     それは
     悪いことをしたのう。」
チキ  「そうなの。
     悪いことをしたの…。」
バヌトゥ「それで、
     チキはその後
     どうしたんじゃ?」
チキ  「うん…あのね。
     言ったの。
     マルスのおにいちゃんに
     ごめんなさい、って。」
バヌトゥ「…それで、
     マルス様は
     許してくれたんじゃな。」
チキ  「…うん。」
バヌトゥ「そうかそうか。
     ……よしよし、
     チキは良い子じゃな。」
チキ  「えっ。
     チキ、いい子?」
バヌトゥ「そうじゃよ。」
チキ  「いい子にしてたら、
     みんなと一緒にくらせる?」
バヌトゥ「ああ……
     もちろんじゃ。」
チキ  「ほんと!?
     じゃあ、チキ
     いい子でいる!」
バヌトゥ「良かった。
     それなら、わしも
     安心じゃ……。」

バヌトゥとチキ2

チキ  「…だから、こんどね。
     一緒におやすみしようって
     やくそくしたの。
     マルスのおにいちゃんと。
     もちろん、
     おじいちゃまも一緒だよ!」
バヌトゥ「ふふ、それは随分と
     狭くなりそうじゃの。
     …ところで、チキよ。」
チキ  「なあに?
     おじいちゃま。」
バヌトゥ「最近、夢見はどうじゃ?」
チキ  「ゆめ……?
     うーん………?
     こわいゆめは
     見なくなったよ。」
バヌトゥ「…ほぉ。」
チキ  「あっ、そうそう!
     昨日のゆめにね、
     おじいちゃまが出てきたの!
     人のすがたのままなのに、
     こおーんなに、おっきくてね。
     チキは、せなかにのって
     みんなに手をふったの。」
バヌトゥ「そうか、そうか……。
     楽しい夢だったんじゃのう。」
チキ  「うん………。
     楽しかった…よ…。(目を閉じる)」
バヌトゥ「おや、チキよ
     もう寝る時間じゃな。
     先に部屋にお戻り。
     一人でも…
     大丈夫かの?
     わしは、少し
     やる事があるのでな。」
チキ  「うん!
     チキ、一人でも
     戻れるよ。(姿を消す)」
バヌトゥ「…………。
     そろそろ、
     頃合かの…。」

バヌトゥとチキ3

バヌトゥ「……チキや。
     よく聞くのじゃぞ。」
チキ  「うん。なに?
     おじいちゃま。」
バヌトゥ「世の中には、
     わしらのような竜人族が
     沢山おる。
     その中には、一人ぼっちで
     苦しんでいる者も
     おるらしいんじゃ。」
チキ  「…昔の、
     チキみたいに?」
バヌトゥ「そうじゃ。
     だから、わしは
     彼らに会いに
     行こうと思っておる。」
チキ  「えっ?
     じゃあ、チキも…」
バヌトゥ「…これは、
     危険な旅じゃ。
     メディウスの件により
     わしらマムクートは、人々から
     危険視されるようになった。
     だから、決して
     竜石も使うことはできん。
     その上で、
     人々とマムクートとの間に
     立たねばならぬ。」
チキ  「………。」
バヌトゥ「チキよ、お前は
     この戦いが終わったら
     パレスに住ませてもらうんじゃ。」
チキ  「やだ!イヤだよ。
     チキ、おじいちゃまと
     一緒がいい!
     それに、やくそくしたよ?
     たたかいがおわったら、
     一緒におかいものとか、
     おりょうりするって!」
バヌトゥ「…すまんの、チキや。
     おじいちゃんは
     わるい子じゃ。」
チキ  「そんなの、ずるいよ!
     チキも、一緒にいく!」
バヌトゥ「ずっと、
     お別れするわけではないぞ。
     そうじゃ。
     チキがもう少し大きくなったら
     きっと、大丈夫じゃ。」
チキ  「うー……
     どのくらい?」
バヌトゥ「ん?
     わしの背たけ……
     くらいかの。」
チキ  「わかった……。
     じゃあ、へんしんして
     いますぐおおきくなる。」
バヌトゥ「ま、待て
     チキよ!」
チキ  「……ううん。
     うそだよ。」
バヌトゥ「やれやれ、
     驚かせんでおくれ…。」
チキ  「ごめんなさい、
     おじいちゃま…。」
バヌトゥ「…さみしかったんじゃな。
     すまんのう、
     これは、わしにしか
     できぬ事なのじゃ…。
     我慢できるかの?」
チキ  「うん……大丈夫。
     みんなと、一緒だもん。
     それにチキ、
     いい子だから!」

このページへのコメント

おじいちゃん・・・

4
Posted by 名無し(ID:bsSJ1FPjHA) 2018年03月24日(土) 23:43:31 返信

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