学園祭を前日に控え、大忙しの撫子学園。
「せーんぱい」
 廊下を行く大輔が振り返ると、ツインテールの美少女がそこにいた。
 美咲 彩。同じ美術部で美術特待生の一年生の後輩。有名な画家の娘でもある。
「先輩も、学園祭の準備ですか?」
「ああ。男はみんな力仕事をやらされてるからな。彩のクラスは何やるんだ?」
「はい。巫女喫茶です」
「巫女・・・喫茶?」
「はい、先生の発案で。こうやるんですよ。
 『私たち、神に仕える巫女がご奉仕させてもらいます』」
 言いながら、顔を赤らめる彩。相当照れがあるらしい。
「それは・・・素晴らしい先生だな」
「えー、いやですよフェチっぽくて。巫女服だって、本格的なのを用意するんですよ」
「それは見てみたいな」
「はい。ぜひ見に来てください」
 目を輝かせて彩は切願する。
 子供の頃に絵画コンクールで負けて以来、一歩的にライバル視していた大輔。
 しかし同じ高校に入って触れ合ううちに、いつしか淡い恋心を抱くっようになっていた。
「ああ。彩の巫女姿なら見てみたいな」
「絶対、絶対ですよ」
 腕を振り回さんばかりの勢いで、彩は詰め寄る。
「ああ。絶対行くから。約束だ」
「はい。約束です」
 必死になって嬉しさを隠そうとするが、彩はどうにも笑顔を隠しきれない。
「じゃあ、先輩。私は巫女服の試着がありますので」
「ああ。明日を楽しみにしてるから」
 大輔と別れてからも、彩は笑顔を隠しきれないでいた。
(明日は先輩が私の巫女姿を見てくれるんだ)




「わー、これが巫女服なんだ」
 白い千早に赤い袴。初めて着た巫女服は、以外に彩に似合っていた。
 長い黒髪のツインテールに巫女服。見ていた担任の男性教師が、むふーと鼻息を荒くする。
 
 ここは一般の教室から離れた場所にある用具室。
 先生が巫女服の試着と巫女喫茶の練習をするというので、ここに連れて来た。もちろん二人っきり。
 二人だけの密閉空間で男性教師に見つめられ、彩ははしゃいでいた気持ちが急速に冷めるのを感じた。

 彩はこの先生が好きではなかった。むしろ嫌いだった。
 いつも自分を舐めまわすようなねっとりとした視線で見てくる。
 そして二人っきりの今、その粘りけのある視線を隠そうともせず、巫女差方の彩を凝視していた。
(なんだかイヤだな)
 本能ではそう感じても、彩はまだ気づいていなかった。男の本性を。企みも。
「それじゃ美咲。先生の言ったとおりに、巫女喫茶のセリフを練習してくれ」
「は、はい」
 恥ずかしながらも、彩は教えられたとおりにセリフを口にする。明日は恋する先輩が見に来るのだから。
 先生は嫌だけど、頑張らないと。
「お、お帰りなさいませ、ご主人様。
 本日は神に仕える私どもが、ご奉仕させて頂きます」
 紅く頬を染めながら、なんとか言い切る。だが先生は不満そうに呟いた。
「違うな」
「え?」
「まだ照れがある」
 言うと先生は、無言ですっと彩の眼前に立つ。
 先生に目前まで迫られ、彩は身がすくんでしまった。あるいは雄が放つ犯る気オーラに、本能で怯えたのかもしれない。
「さあ。先生をご主人様を思って、もう一度だ」
「は、はい。
 お帰りなさいませ、ご主人様。
 本日は神に仕える私どもがご奉仕させてさせて頂きます」
「よし。その言葉、嘘はないな」


 先生の言葉が理解できず、きょとんとするしかない彩。
「本当に、何でもしてくれるんだな」
「せ、先生?」
 間近に迫る怖い顔の先生。彩もさすがに理解した。尋常ではないと。
「それなら。犯らしてもらうぞ」
 言うが早いか、彩に抱きつく先生。
「きゃああ!?」
 いきなり巫女装束の上から抱きつかれ、彩は混濁した。彩には理解できなかった。
 男の、雄が自分をどういう風に見るかなど。男の性欲、その衝動も。
「や、やめてください」
「やめないよ」
 言いながら、先生は彩の全身をぎゅっと力強く抱きしめる。
その少女特有の温もり。柔らかさ。甘い香り。
美少女を抱きしめているという実感が、歯止めが効かないほど男を揮えたたせる。
「ああ、彩。彩」
 耳元で名前を呟き、その二つに分けた黒いツインテールに鼻を埋めて香りを愉しむ。
「い、いやあ! 放して! 放してください!!!」
 叫び、腕の中で暴れる彩。だが先生はねっとりとした笑みで嘲るだけだった。
「いくら叫んでも無駄だよ。ここは誰も来ないからね」
「あ、ああ」
 先生に抱きすくめられながら、絶望に青く染まる彩。
 そしてやっと気づいた。どうしてこんな場所を、巫女装束の試着に選んだのか。どうして二人きりなのか。
「い、いやああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
 彩の絶叫が、虚しく響き渡る。


 彩の絹を切り裂くような悲鳴。それを耳元で聞きながら、先生は邪悪に歪む。
「いいよ彩。もっともっと鳴いておくれ」
 抱きしめていた彩に、背中を向けさせる先生。
 いつの間に持っていたのだろうか。その手には手錠が握られている。
「さあ彩。手錠巫女緊縛プレイといこうじゃないか」
 彩を後ろ手にして手錠を掛ける先生。
「く、ううぅ・・・」
 手錠で両手を拘束された彩は、涙目になってそれでも先生を毅然と睨み返す。
 まだだ。ここで諦めたら、先生の思い通りになる。もしそうなったら・・・
「助けて! 誰かー! 助けてよう!」
 大声で呼びかける彩。こうして叫んでいたら、誰かに届くかもしれない。そんな淡い期待を抱いて。
だが、外からは何も聞こえない。誰も来ない。
「助けてよぉ。誰かぁ」
 とうとう泣き声になる彩。先生は歪んだ表情のまま、彩を後ろから抱きすくめ、押し倒す。
「きゃあっ!」
 床に引きずり倒され、彩はさらに蒼ざめた。横に寝かされると、本気で貞操の危機を強く意識させられる。
「さあ。彩。もう誰も助けに来ないのは分かっただろう」
 耳元で、ねっとりと囁く先生。
「先生と、愉しもうじゃないか」
 先生の手が、背中から彩の胸に回される。
 彩のまだ膨らみかけの幼い乳房。その華奢な膨らみを、巫女服の上から、先生が撫で回す。
「いやああーっ! やめて!
 助けて! 助けて先輩! せんぱーい!」
「先輩? ああ、美術部の特待生か。奴なら来ないよ」
 先生のもう片方の手が、さらに股間へと伸びる。
 巫女装束の上から、彩は胸と股間の両方を責められ、泣きすするしかなかった。


「や、やめてください先生」
 大きなクリクリした目に涙を浮かべて哀願する、巫女装束の彩。
その姿だけで彩の担任の先生は達しそうだった。
「ハァハァ。ずっと待ってたよ。この時を」
 入学式で美咲 彩を見て以来、ずっとこの先生は彩に目を付けていた。
有名な画家の子息で美術の特待生。その素性のよさに加えて、ポジティブな性格。そして美少女。
鼻をくすぐるツインテールの黒髪。いつもは明るく輝くクリクリした瞳は、今は涙を溜めて、怯えている。
 
 学園祭に巫女喫茶をやると決めたのも、彩の巫女姿を見る為だけと言っていい。
そして学園祭前日の今日。彩を巫女装束の試着といって、この人気の無い用具室に誘い出し、今こうして押し倒している。
 両手に手錠をかけて後ろ手に回し、後ろから床に引きずり倒し、全身を弄んでる最中だ。
 あの麻生 大輔とかいう彩の先輩も助けには来ない。好都合だ。先輩よりも先に先生が彩を奪ってやる。

 床にうつ伏せにした彩の上に乗り、その巫女服の上から胸と股間をまさぐる。

「い、いやあっ! やだぁ」
 手が微妙な箇所に触れる度、彩は激しく身悶えする。
 彩にとって、初めて受ける男性からの愛撫は気持ち悪いものでしかなかった。
 蛇が自分の肌を直接這いずり回る。そんな気色悪さ。
 どんなに胸を揉まれても股間を撫でられても、ただただ気持ち悪いだけ。感じるどころではなかった。

 それに気づいたのか。男性教師は責め手を変える事にした。
 一旦、彩から離れ、彼女の荷物を探る。
「やだ。やめてください」
 自分の手荷物を無遠慮に探られ彩は嫌悪の声を出す。だが手錠で拘束され、それ以上はどうしようもない。
「あった。やっぱり美術の特待生だな。良い物使ってるじゃないか」
 そう言って先生が取り出したのは、一本の筆だった。


「そ、それでどうするんですか」
 絵描き用の筆を持って迫る先生に、彩は純粋に怯えた。その薄気味悪さ、そして雄の性欲に。
「決まってるだろ。絵描きの彩には、筆の方がいいと思ってね」
 彩の巫女装束、上着の白い千早に手を掛ける先生。躊躇する事無く胸をはだける。
「きゃあっ!?」
「ん? 下着付けてたのか」
 はだけた千早から覗く白い肌とブラジャー。少女らしくも可愛らしい清純な白。
「駄目じゃないか。巫女服着る時は、下着は外さないと」
 言いつつも、先生は慣れた手付きでブラジャーを丁寧に外す。
「やだあぁ。返してぇ!」
 露わになった華奢な乳房を隠す事も出来ず、彩は泣く事しか出来なかった。
「うーん。さすが彩のブラ。いい匂いだ」
 剥ぎ取ったブラの匂いを嗅ぐ先生。その行為がまた彩に嫌悪感を募らせる。
「それじゃこれは、記念にもらっておこう」
 ブラジャーをさっと仕舞い込み、先生は筆を手に、彩に迫る。
 露わにされたその胸に。
 彩の乳房は、年相応の大きさだった。大きすぎず、かといって小さすぎず。
 成長途中の可憐な乳房は、形よく膨らんでいる。そして先端には鮮やかな乳首。
 その幼い胸を、先生の手が不躾に掴む。
「う、うう・・・」
 さらに掴んだ胸のその先端、ピンクの花弁に、そっと筆を走らせる。
「きゃっ」
 ふさふさした毛筆の先端。いつも使い慣れた筆が乳首に触れた瞬間、彩の体を軽い衝撃が襲う。
 今までの嫌悪感とは違う、別の何か。
「ふふ。やっぱり、絵描きは筆で感じるようだな」
 先生はさらに二度三度と、胸の先端を毛髪でなぞっていく。
「あ、んんう」
 抑えようとしても、自然に口から出る甘い吐息。体に走る痺れ。そして胸の奥から生まれる切なさと疼き。
 明らかに、彩は筆責めに感じていた。だが経験の無い彩にはそれが分からない。
 分かる事は唯一つ。
 愛用の筆で、先生が苛めようとしているという事だけ。


「は、ああっ」
 先生に胸を掴まれ、先端の乳首お毛筆でなぞられ、
「あ、ううん」
 彩は体が熱くなるのを、自覚し、抑えきれないでいた。
「どうした彩。乳首が勃ってるぞ」
 筆で乳輪をなぞりながら、先生がそうはやしても、彩には何の事だか分からなかった。
 今までずっと絵だけに生きてきた彩。
年頃の少女なら必然的に持っている性に関する知識も、ほとんど知らないでいた。
 最近になって先輩に対する気持ちが、片思いだと気付き始めたが、それも今はまだ淡い恋心に過ぎない。
具体的な男女の交わりなど、まだ想像の範疇外だった。
「あ、やだぁ。変なことしないでぇ」
 胸の奥の切なさと疼きに耐え切れず、鼻にかかった甘い声で哀願してみる。
だが先生はもちろん止めない。止めてくれない。
「可愛いよ。彩」
 無造作に唇を重ねてくる。
 あまりにも自然だったので、彩は避けようもなかった。
 唇を離して、先生が聞く。
「キスも初めてか?」
「あ・・・」
 言われてようやく気付いた。
 これが初めてのキス。ファーストキスということを。
「いやぁ」
 もはや悲鳴も弱々しかった。
 先生はさらにキス。今度は舌を入れてくる。
「ん、んー」
 涙目で拒絶しながら、彩は泣いて詫びた。
(ごめんなさい。先輩)
 先輩の為に捧げるはずだった初めてのキス。それを先生に奪われてしまった。
 だが奪われるのは、キスだけではない。
 キスを終えた先生は、今度は下半身の紅い袴に手を掛ける。


 ビリッ
 下半身の一番大事な場所。そこを力任せに引き裂く先生。
「や、やめてぇ」
 悲鳴を上げる余力もなく、弱々しく頭を振る。
「やっぱり彩はパンティも可愛いな」
 嬉しげに破いた紅い袴からパンティをもぎ取る先生。
彩も両脚をじたばたせて抵抗するが、大した約には立たない。
「ほーら。彩のパンティも先生のモノだ」
 ブラジャーに続いて、パンティーも自分のモノにしてしまう。
 そして彩の露にされた秘所を覗き込み、「おおっ」と感嘆した。
 淡い産毛しか生えていない、彩のぴったり閉じた割れ目。
 つんと指で触れると、たちまち打ち震える。
「そ、そんなとこ、触らないでぇ」
 一番大事で恥ずかしい部分を凝視され、彩は真っ赤な顔で切願する。だが先生はむしろ悦んで、彩の秘所を観察していた。
「大丈夫。彩のここ、とっても可愛いよ」
 先生は指だけでなく、乳首にそうしていたように、毛筆の先端で、そっと割れ目をなぞる。
「ひいぃ!」
 筆下ろしされた瞬間、彩の身体がピクッと仰け反る。ナニかがビリッときたらしい。
 さらに筆の毛で、割れ目を強くなぞっていく。
「ひ、ひいいいいいいっ!???」
 白目を剥いて、背中を仰け反らせる彩。
 毛筆を、秘所から漏れ出した愛液が濡らす。


「どうやら彩は、筆でされた方が感じるみたいだな」
 愛液で濡れた筆で、割れ目をごしごし。
「や、ああっ、あああん」
 今度は勃起した乳首を筆でクリクリ。
「あ、んんふうぅ。やだぁ」
 また割れ目に、今度は強く筆をねじ込む。
「アーッ」
 甲高い声で鳴く彩。
 生まれて初めての、『感じる』という官能。それを彩は愛用の筆で、与えられてしまう。
「い、いやあぁ。こんなのもういやあぁ」
 甘い、鼻にかかった甘い声で喘ぎ、その華奢な肢体を悶えさせる。
 手錠で後ろ手に拘束された身では、ただ毛筆に弄ばれるしかなかった。
「ああ。彩。彩」
 乱れた巫女装束の美少女が、筆責めで喘ぎ悶える。
その夢にまで見た光景に、先生はすっかり酔い痴れていた。その股間はとっくにパンパン。
「助けてぇ。先輩助けてぇ。せんぱーい」
 だが先輩を求める声に、急速に熱が冷めてしまうのを感じた。
「そんなに先輩がいいのか」
 ズボンのチャックを降ろし、そのいきり立った膨張を取り出す。
「先輩なんて、先生が忘れさせてやる」
 先生の膨張した一物が、彩の可憐な乙女の部分に迫る・・・。


「いやあっ! やあー!」
 迫り来るグロテスクな棒に、彩は再び絶叫する。
初めて見る男性の勃起した性器は、あまりにも醜悪だった。彩には肉の凶器にしか見えない。
 両脚をぴったり閉じても、力ずくでこじ開けられてしまう。
「いやあ! いやああ!! いやあああぁぁぁ!!!」
 嗚咽しながら、必死になって、脚をばたつかせる。それは最後の、虚しい抵抗でしかなかった。
 先生は抵抗を物ともせず、一物を秘所にあてがい、無造作に進める。

 ズン!

 身体を貫く強い衝撃。
 何かを失ったという喪失感。
 そして激しい、身体を引き裂くような痛み、激痛。
「いやアアアアアアああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 彩は天に向かって泣き叫んだ。

 痛みよりも、犯された、処女を奪われたという現実に。

「く、うう」
 彩のナカに侵入すた先生は、その狭さ、新鮮さに声を失う。
痛いほどの初めての少女の締め付け。
 それに慣れてくると、先生はゆっくりと腰を動かす。
「うああああ。わああああああっ」
 痛みと悲しみと空虚感に泣き叫ぶ彩。
 その泣き顔をじっくりと鑑賞しながら、先生は腰を突き動かす。
「ああ。素晴らしい、素晴らしいぞ、彩」
 さしずめ、今の彩は至高の芸術品。
 今の彩を絵にしたら、さぞや芸術的だろう。
 そんな愚にも付かぬ事を考えながら、先生は彩のナカに挿入した一物を暴れさせる。


「やあっ! ぬいてぇ!! ぬいてください!!!」
 貫かれたまま、彩は半狂乱で泣き叫ぶ。
「ああ。いいよ」
 あっさりと埋没した一物を抜く先生。
 だがほっとしたのも束の間。
「ほーら。もう一回」
 またも挿入。
「ぎゃあああああぁぁぁぁぁっ!」
 止めようも無い涙と、口から溢れる白い泡。彩はすでに恐慌状態だった。
「ぬいてー、ぬいてえ、ぬいてえええぇぇぇぇ」
「ああ。いいよ」
 再び抜く先生。そしてまた挿入。
「ぎいいあああああぁぁぁ」
「ほいっと」
 抜いて入れて、抜いて入れて・・・。
 狭い少女の秘所を、先生の肉の凶器が何度も出入りする。
 それはすでに性の交わりなどではなく、性器による暴行だった。
 彩の秘肉は傷つき、削られ、擦り切られていく。すでに結合部は血にまみれていた。
 血が溢れるのも構わず、彩の秘肉を肉棒で削る先生。すでに血に酔っていた。
 だが血によって、彩の秘所は滑りがよくなる。
「あ、ああ、ああああ」
 虚ろな瞳で、呆然と呟く彩。すづに彩は現実を見ていない。
(助けて。先輩)
 未だに、彩は先輩の幻想だけを見ていた。
 一方、何度も出入りを繰り返した先生は、もう我慢の限界だった。
「くっ。出すぞ彩」
 彩の一番奥まで突き入れ、熱い、濃い液体を射精する。
 ドク    ドクドク
「ア、アアア・・・センパイ・・・」
 壊れた表情で、彩は射精を受け入れた。受け入れられた。
 すでに少女の心はどこにもなかった。精神が壊れたのだ。


 最初の射精からもう何度目だろう。
 幾度目かの射精と絶頂。
 彩の反応が無くなってからも、先生は彩を犯し続けた。
 一方的な性交。それはオナニーとなんら変わりないが、それでも先生はよかった。
 心は壊れても、彩の肉体はそこにあるのだから。
「ふー」
 ようやく挿入していた一物を引き抜き、一息つく先生。
 棒が抜き出された股間からは、白い精液がとめどなく溢れ、足下まで濡らす。
 精液な塗れ、虚ろな瞳で横たわる、巫女装束の彩。その手錠はすでに外されているが、手は虚しく宙に投げ出されている。
「ちっ」
 面白くもなく、先生は舌打ちする。
 犯ってるうちは夢中だったが、いざ終わると、急速に冷めてしまった。
 虚ろな瞳の壊れた彩。確かに美しいが、何かが物足りない。
(そうだ、彩の先輩に・・・)
 先生は自分の思い付きに、ニヤリとほくそえむ。

 そして学園祭当日。
「二年の麻生 大輔くんだね」
「はい」
 突然名前を呼ばれ、大輔は困惑した。
「失礼。美咲 彩に担任だが、美咲くんが呼んでるのでね。一緒に来てくれないか」
 彩が呼んでるなら、断る理由はない。大輔は先生に付いて行った。
「ここだ」
 案内したのは、例の陵辱場となった用具室。
「ここで彩が君を待っている」
 そして先生がドアを開けると−
「こ、これは」
 そこのいるのは、犯されて壊れ果てた巫女装束の彩。虚ろな瞳で視線は宙を彷徨っている。
「君には、この彩の絵を描いてほしい。傑作だろう?」
 先生の言葉に、大輔はごくっとツバを飲み込む。
「道具なら、綾乃を用意してある。さあ好きに書きたまえ」
 大輔は、無意識の内に筆を取り、Canvasに向かう・・・。


以上で終わりです。

この後、大輔の描いた「犯された巫女ー彩ーの絵」は大人気となり、大輔はポルノ画家として覚醒します。
彩も好きな人に自分を描いてもらい、幸せ(?)だったでしょう。

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