――いまから一年ほど前…それはまだ智代が、家族に対する鬱憤を『不良狩り』という捌け口に
ぶつけていた頃の出来事…智代の心に小さな…しかし深い傷を刻んだ出来事…――

「い〜格好だな坂上ぃ〜」
「ふん…女一人にここまでしないと勝ち目がないとは、情けない限りだな」
「べつにぃ〜俺ら女を犯るときはコレくらいフツーに呼ぶけどなぁ〜」
「そーそー、それにオマエに恨みを持ってる奴はいくらでもいるから、ご希望とあらば
まだまだいくらでも呼んでこれるぜぇ〜」

 強気な返事とは裏腹に、実のところ智代は予想以上に不自由な自身の現状に不安を感じていた…
いかに百戦錬磨の智代とはいえ、両手を縛られ片脚を爪先立ちになるほどに高く吊り上げられいては
有効な打撃を放つ事も出来ず、無防備に曝け出さされた股間に男たちの視線が集まるのは、
処女の智代にとって耐え難い羞恥でもあった…
もっとも、それを表に出すようなことはしないのが智代という少女なのだが…

「パンツ丸出しの大股開きでそんなこと言っても全然迫力ね〜ぜ、それにしても『鬼の坂上』にしちゃあ
随分と可愛いパンツ履いてるじゃねぇか」
「花柄にフリル付きなんて履いて…意外にに少女趣味かよぉ〜」
「まったく…だったら女らしく股開いてチンポ咥えることだけ考えてろっつーの…」
「まったくだなぁ〜」
「くっ…――」

 あられもない姿で吊るされた智代を囃す下卑た声に混じって、なにやらガチャガチャと
機材を並べる音が聞こえ、カメラやビデオが次々とセットされていく…
 彼らは智代をただ犯すだけでは飽き足らず、写真やビデオに記録として残すつもりのようだった。

「おい、しっかりカメラ回しとけよ。何ていっても坂上智代サマの生レイプショーなんだからなぁ」

 男の声に応えるかのようにフラッシュが焚かれ、赤いRECのランプの点いたビデオカメラが
その端正な顔立ちと、白いショーツに覆われ、惜しげもなく開かされた股間を中心に、
智代の全身を舐めるように写していく…

「へへへ…今まで随分とナメた真似してくれたよなぁ、智代ぉ〜…恥かかされた分も含めて、
たぁ〜ぷりお返しさせてもらうぜぇ〜…取り合えず俺らが満足するまでマワしたあと、
お前に恨みを持つ連中を集めて片っ端から犯させてやる。もちろん全員中出しでなぁ〜
そんで、その様子を写真とビデオに撮ってそこらじゅうにバラ撒いてやる。家にも学校にも…
お前の弟の学校にもなぁ〜」
「っ!?」
「その後は俺らの慰謝料をきっちり身体売って返してもらうぜ…オメーの顔と身体だったらバカなオヤジが
幾らでも高値で買ってくれそうだしなぁ〜」

 普通の少女なら聞いただけで気を失ってしまいそうな男の言葉に、智代は泣き言も許しも請わず
ただ奥歯をぎりりと噛み締め、男を射殺さんばかりの視線で睨みつける。

「ケッ、ぴーぴー泣き喚けば、ちっとは可愛げもあるのによぉ…」
「いいじゃねえか、態度は生意気でも、身体は美味そうなんだしよぉ…とりあえずブチ込んでしまえば
大人しくなるんじゃねーか」
「ま、それもそーだな…じゃあ、まずは――」

 グループのリーダー格の男は、そうひとりごちながら智代の背後に回り、頼りなく秘部をおおっていた
ショーツのクロッチの部分を摘むと、グイッと横にずらして、まだ淡いピンク色の智代の秘唇を
カメラの前にあらわにしていく。

「ホラよっ!坂上智代のオマンコのお披露目だあ〜」
「くっ…」

 途端にストロボのフラッシュがまばゆく瞬き、耳障りなシャッター音が鳴り響く…
指で押し広げられた秘唇の奥まで、無機質なカメラのレンズが覗き込んできて、
その羞恥と屈辱に震える顔もしっかりと写し撮られていく…

「おい、しっかり撮っておけよ、もちろん顔もなぁ〜」
「もちろん、バッチリ写ってますよ…それにしても、結構キレーなマンコじゃねーか…」
「ホント、処女じゃねーの?」
「へぇ〜…おい、どーなんだよ?智代…」
「ふん…」

 智代が答えなくとも、そのシミ一つついていない薄桃色の秘唇は、彼女の純潔をなによりも雄弁に物語っていた…
事実、智代は男性経験はおろか自慰すら経験が無く、それは離婚寸前までいっている両親の不仲の原因である、
両者の醜い不貞から智代は性的なものに対してはこの時、極端なまでに嫌悪感を抱いていたからだった。
 だが、理由はどうあれ男たちにとって大事な事は智代が処女だと言う事実だけであり、
自分の指すら入れた事の無い膣内に、汚らわしい男の指が無遠慮に差し込まれるおぞましさと嫌悪感に
智代は歯を食いしばって耐えていた。

「とりあえず一発ブチ込むか…処女だっていうなら尚更な…」
「う…ぐ…」
「いっとくけど前戯なんてお上品なモノは期待するなよ…俺らはただお前の穴を使って射精するだけで
お前を感じさせてやる必要なんざねーんでな…せーぜー自力でマンコ濡らして滑りを良くするんだなぁ〜」
 
 男は智代の背後に回ったまま、地面についている足も抱え上げると、股の間に身体を入れ、
捩れたショーツから覗いている秘唇に自らのそそり立った肉棒を、言葉どおり前戯も無しに捻じ込んでいく…

「ん、ぐ…く、んぐっ」
"みり…めりめりめり…"
「くぅ…こりゃ、キツキツだな…さすが処女。――よう、智代…どうだ痛いか?苦しいか?
だが、お前に蹴られた時の痛みはこんなもんじゃねーからなぁ〜」
「ぐっ…その汚らしいモノを…さっさと抜け…ぐうっ…く…」
「処女マンコ串刺しにされてもそんなクチが利けるとは、たいしたモンだよ…褒めてやるから
俺の極太チンポを子宮の奥まで味わいな!」

"――みちぃっ…ぐちぐちぶち…ぐちぃっっ!!"
「ふぎぃっ…――がっ…――か、はっ…・・・」

 それはまさに『串刺し』だった。
 自分の指すらも入れた事の無い処女穴――それも一滴の潤滑油も差されていない状態で
いきり立った怒張を捻じ込まれ、純潔の薄膜を力任せに引き裂かれていく…秘唇を貫く肉棒を伝って
赤黒い雫が流れているのが痛々しい。
だが、周りの男たちはそんな智代の姿に溜飲を下げると同時に、自分たちの番が回ってくるのを
狂犬のように息を荒げながら待っている。中にはもうガマンできなくなって自分でシゴキ始めている者もいた。
 一方の智代は、文字通り身を引き裂かれるような激痛を受けながらも、悲鳴一つ、泣き言一つ
漏らさずにじっと耐えている。
それは泣き叫んだり悲鳴をあげる事が、この男共をただ喜ばせるだけだと理解した智代なりの
意地の表れだった。
 それでも苦痛と悔しさから溢れた涙がひとしずく、目尻からこぼれ落ちるのを止める事だけは
できなかったが…

"みちっ…めちぃっ…みちっ…"

 肉の捩れる音響かせながら、男は智代の膣内を無理矢理かき回していく。
潤滑油と呼べるものは智代自身の処女膜が引き裂かれた時にかすかにじみ出た血と、
亀頭からにじみ出た先走りの汁だけで、男の腰の動きは智代に苦痛を味あわせても
快楽を感じさせるつもりはないような、無茶苦茶なものだった。

「くく、きたぜぇ〜智代。一発目の精液…たっぷりとマンコの中に吐き出してやるからなぁ〜〜」
「うぅ…や、やめ――」
「バーカ、誰が止めるかよ。ここまでしといて中出し決めねえヤツなんているワケねーだろ!
ホラ!しっかりと受け止めな。俺の絞りたてナマ精液をなぁ〜〜っ!!」
「う、く…この…離せ…ケダモノ…く、や…やめろぉっ…――ああぁっ!?」

"ドクンッ!ドクン!ドク…ビクンビク…ビク…"
「うう…くぅ…うあぁぁ…ぃやだぁぁ…うぅ…」

 片脚宙吊りでまともに身動きの取れない智代の腰をガッチリと押さえ込み、男は子宮の奥目掛けて
白濁色の欲望の塊を吐き出していく。ほとんど固形の糊のような塊の精液が智代の子宮を直撃し
膣内全体に広がっていく…そのおぞましい感触に、このときばかりは流石の智代も目に涙を浮かべ
泣き言を口にしていた。

「ふへへ…あ〜…たぁっぷり出してやったぜ…おい、カメラこっちに向けろよ!注目、注目!
智代のマンコから俺の精液が逆流してくるところ、しっかり撮っておけよ。この悔しそうな泣き顔もなぁ〜!」
「う、うあぁぁ…くぅうっ…」
"ぐぽん…ごぼ…ごぽ…ごぽぽ…"

「うはぁっ、智代のマンコ…もうパックリ開いてやがる」
「すっげえ量の精液…血も混ざってる…あー俺も早く犯りてぇ〜」
「おい、次は誰だ?」
「あ、俺オレ…へへへ…今年中学卒業したばかりのガキにしちゃあ、いい乳してるじゃねぇか」

 処女喪失のショックも冷めない内にすぐ次の男が智代の秘唇を貫いていく…
そして今度は力任せに胸を揉みしだき、制服の胸元をナイフで引き裂いて、智代の張りのある乳房を
カメラの前に曝け出す。そうしておいてカメラに向かって胸を突き出しように揉み絞ったり
乳首を摘み、限界まで引っ張っていく。
やがて桜色の乳首が血色にそまり硬く尖ってくると、今度はそこに向けてシャッターが切られ
カメラが回されていく…

「くう、これはキツいな…う、うぅっ!」

 智代の乳房を嬲っているうちに、あっさりと頂点に達した男は、最初の男と同様に当たり前のように
膣内に精液を撒き散らして離れていく…智代にはもう、泣き言を漏らす気力も残っていないようにぐったりと体勢を崩す…だが、もちろんそれで休む事など許される筈はなく、すぐに三人目の男が
智代の膣内に侵入してくるのだった…

「うへへ…こりゃあ拾いモンだな…ここまで具合のいい身体してるとは思わなかったぜ…」
「もう、智代は俺らのドレイだからな。性欲処理にも金ヅルにもなるし…」

 男たちの聞くに堪えない会話と下品な笑い声にも、智代はもう反応も示さず、
早くも男たちの陵辱を受け入れているようにみえたが…
 
 ・
 ・
 ・

「流石の智代もこんだけ立て続けに犯されたら、完全にダウンしたって感じだな」
「ぐったりして抵抗も出来ねえみたいだしな…」
「立ちマンも駅弁も飽きたし、そろそろ降ろそうぜ。フェラとかパイズリとかしてみてーしよ…」
「ま、手錠してるし、暴れても今の弱った智代なら簡単に取り押さえられるしな…」

 男たちはその時完全に油断していた…
智代は宙吊りにされた時点で抵抗は無駄だと悟り、できるだけ余計な体力を使わないように陵辱に対しても
ぐったりと力を抜き無抵抗で受け入れてみせていた。
 もちろん智代に陵辱に対するショックも、嫌悪感も無い訳ではなかったが、彼女の屈強な理性が
男たちの油断するその瞬間まで、無抵抗で体力を温存させる判断をとらせていたのだった。

 そして今、まさにその瞬間だった――

 智代は自分の足がしっかりと地面につくのを確認すると、それまで弛緩させていた筋肉を一気に収縮させる。
油断していた男たちと機を伺い力を溜めていた智代…勝負はほんの一瞬でついてしまった。
智代を降ろそうと近付いてきた男二人を肘で顎を打ち抜いてKOすると、
返す刀で突然の出来事にパニックを起こしていた他の男たちを蹴りで仕留めていく。
手錠も足枷もほとんどハンデの内にも入らないほどだった。
 
 男たちが再び目を覚ました後で見た光景は、陵辱シーンを収めたカメラからフィルムを引き出し
ビデオテープを粉々に砕いていた智代の姿だった。

こうして『坂上智代輪姦事件』は当事者の記憶を除いて、完全に闇の中に葬り去られてしまう。
もちろん風聞のようなものは残ったが、加害者側の男が全員病院送りにされたのと、
映像記録のような証拠が一切なかったため、男たちがどんなに吠えても、
周りの者たちはただの負け惜しみとしか思っていなかったため、やがて事件は
智代の心に浅からぬ傷をつけながらも記憶の底に消えていってしまったかに見えたのだが…

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