給仕する乃絵美の姿はロムレットの制服ではなかった。彼女が身にまとうのは
乃絵美を象徴するような純白の可愛いパンツとオーバーニーソックスだけであった。
彼女の一見小ぶりながらもその実、その小柄な身体にしてはボリュームのある
オッパイはいまや男たちの目を楽しませるために晒し者にされていた。
 乃絵美は涙を目に溜めて、それでも泣くことを懸命に堪えていた。
「(ごめんなさい・・・お父さん、お母さん、お兄ちゃん・・・)」
 乃絵美は辱めを受けていることを悲しんだが、それ以上にこのような姿で給仕を
することで両親が苦労して築き上げたロムレットを汚しているように乃絵美に
感じさせていたのである。
 カウンターでコーヒーを入れる父、厨房でサンドイッチを作る母、お客さんに給仕を
する兄、父の入れるコーヒーに舌鼓を打つ常連のお客さん、窓辺の席で語り合う
カップル。それらの全てを汚している、乃絵美はそう感じた。
「水まだ〜」
「はっ、はい申し訳ありません」
 乃絵美はトレイに12個のコップを載せて給仕をした。辱めに耐える乃絵美、そんな
乃絵美をイヤラシゲに見る男たち。そんな屈辱に耐えながらも男たちの前にコップを
置いていた乃絵美はやがて動きを止めてしまった。
「えっ・・・!?」
 男たちはロムレットの机の配置を変えていたのである。


 乃絵美が戸惑ったのは机の配置を勝手に変えられていたこともさることながら、
その変えられた席に座る男の前にコップを置けなくなっていたことである。壁、机、
観葉植物、そして座っている男、それらに阻まれて奥の男2人の前に乃絵美が
直接コップを置くことをできなくされていたのである。
「恐れ入りますが、コップを奥の方に・・・」
「はぁっ!?」
「あ、あの・・・申し訳ございませんが・・・」
「客に給仕させようって言うのか?」
「ふざけた店だな〜」
「まったくだ!教育がなってない!!」
「こんな店・・・」
「も、申し訳ございません。コップを置かせていただきます」
 男たちが乃絵美を嬲り者にしようとしていることは明白であったが、乃絵美には
それに抵抗する術はなかったのである。仕方なく、自分でコップを置こうとした
乃絵美ではあるが壁を利用して巧みに配置された机により回りこんで置くという
行為などできようもなく、また座った男たちも乃絵美のために動こうなどという気は
さらさらなかったのである。
「早くしろよ!」
「たかだか水にいつまで待たせるんだよ!」
「は、はいっ!ただいま・・・」
 乃絵美は仕方なく、机の上に突っ伏せるように身をかがめ、奥の男にコップを
置こうとした。


「ひうっ!!」
 乃絵美は持ったコップを奥の男の前に置くことができなかった。男たちは乃絵美の
太ももとお尻を押さえたからである。
「お、お客様・・・おやめください」
 男たちは乃絵美の懇願を無視した。乃絵美はコップを奥の男の前に持っていく
どころか、逆に後ろへと引っ張られている有様であった。
「何、ちんたらしてるんだ!早く水を持って来い!!」
「は、はいっ!ただいま!!」
 乃絵美はコップを置こうと身体を前に進めようとするが、ニーソックスとパンツを
持たれているために動かすことができなかった。それでもなんとかコップを持って
いこうと努力する乃絵美だったが・・・
「ああっ!」
 パンツを掴まれた状態で身体を前に進めようと動いたために結果としてパンツを
ずらされたようになってしまったのである。
「お客様・・・お放しください・・・」
「たかだか水を持ってくるのに叫ばないとできんのか!?」
「ったく、教育のできていない店だ」
「こんな店、潰してしまうのが・・・」
「も、申し訳ございません!すぐにお水をお持ちします」
 店を守るために乃絵美はコップを男の元に置かなければならかった。しかし、
このまま前に進んでいけば更にパンツがずれされてお尻を曝してしまうことになる。
かといって一旦姿勢を戻すとなれば、この男たちはどんなことをするか分から
なかった。乃絵美は恥を忍んで、このまま前に進むことを決心した。


「(あっ・・・あっ・・・)」
 奥の男の元にコップを置くために身体を伸ばす乃絵美。パンツは掴まれたままで
あるために前に進むたびにお尻が露にされていった。
「「うぉおおっ!」」
 乃絵美の背後で歓声が上がる。パンツで隠されていたお尻の割れ目が晒され、
所謂半ケツの状態になっていた。男たちは控えめな、この可愛いお尻を愛で悦んだ。
「(はっ、恥ずかしい!)」
 乃絵美の白い肌に薄っすらと赤みがさす。誰にも見せたことのないお尻を男たちの
前で晒されたせいである。だが乃絵美にここで恥ずかしがって動きを止めることなど
できることではなかった。
「(あと少し、あと少しで)」
 乃絵美は更に身体を進めた。
「(!!)」
「「おおおぅっ!!」」
 ペロンという擬音が聞こえてきそうなくらいに勢いよくお尻が現れた、どうやら男は
パンツを少し手前に引っ張ったようである。乃絵美のお尻は男たちの目の前で完全に
露出させられてしまったのである。
「(で、でも・・・お店のため・・・)」
 乃絵美はお尻を隠したい欲求に襲われたが、まだコップを置いていない以上
そのようなことができようはずがなかった。しかし、完全にお尻が晒されたことで
却って前に進ませることが可能になったといえた。これ以上に前進してパンツを
ずらされても露出することはないからである。勇気を振り絞って前進する乃絵美、
だが彼女には新たな恥辱が待ち構えていた。


「ひゃん!」
 男の手が乃絵美のお尻を触ったのである。そして乃絵美の悲鳴に呼応して
男どもの手は乃絵美のお尻に向かって伸び始めた。
「おっ、お客様!おやめください」
 乃絵美の哀願にも関わらず、男たちは彼女のお尻を触り、撫で、揉み、掴み、
弄んだ。乃絵美は恥ずかしさと苦痛から逃れようと更に身体を前に進める。
目指す男のところまであと少し、もう少しでコップを置ける。置いたら身体を
起こして・・・そのときだった、乃絵美の後ろのところに指が置かれたのは。
 その指は乃絵美の肛門の周辺をいやらしく撫でた。乃絵美の身体は怖気に
反応する。やがて、その指は何を見定めたのか動きを止めた。
「そっ、そこは・・・」
「乃絵美ちゃんのアナルだよ〜」
 男は力を込めて勢いよく乃絵美の肛門に指を入れた。


「あああああああああっ!!!」
 肛門に本来の用途ではない行為をされた乃絵美はそのあまりの痛さに悲鳴を
発し、身体は大きく反りかえった。持っていたコップは手を離れて男のズボンに、
反りかえった時の衝撃でテーブルの上にあったコップのいくつかは床に落ちた。
 男はそんな乃絵美の姿を見て満足げに肛門から指を抜いた。途端に糸が
切れたようにテーブルの上に突っ伏す乃絵美。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
 指を入れられた衝撃は大きく肛門はジンジンと痛み、呼吸はなかなか整わずに
動くこともできなかった。だが、男たちは乃絵美に休む時間を与えはしなかった。
「おいっ!冷たいじゃねぇか!!」
「あっ・・・」
 男は息も絶え絶えな乃絵美に対して水をこぼしたことを詰る。
「そ、それは・・・お客様が・・・」
「お客様が?何?」
「お客様が・・・指を・・・・・・」
「指を?どうした?」
「あの・・・指を・・・指を・・・・・・入れて・・・」
「指を?入れた?どこに!?」
「・・・・・・・・・・」
「どこに入れたって聞いてるんだよ!!」
「あ・・・あの・・・お尻に・・・・・・」
「へっ?言いがかりだな」
「・・・で、でも・・・さっき」
「俺が入れたのはお尻じゃねえんだよ。アナル!分かるか?乃絵美ちゃんの肛門!」
「・・・・・・」
「つまりここだ!」
「あああああああああああああああっ!!!」
 男は再び乃絵美の肛門に指を入れた。今度はすぐに抜かず、中でグリグリと
動かした。


「あああっ!や、やめて!や・・・痛い痛い痛いっ!!」
 激痛に乃絵美は泣き叫び、指が抜かれた時には息も荒く、テーブルにぐったりと
突っ伏して動くことができなくされた。
「まったく、なんて店だ!」
「謝るどころか客のせいにしやがる」
「修正しないとな」
「修正、修正」
「お店だけは・・・お店だけは許してください」
「大丈夫だ、俺たちは乃絵美ちゃんに客商売のなんたるかを教えるだけだから」
「えっ!?」
 男たちはテーブルに突っ伏した乃絵美の身体の上半身と両足を押さえつけた。
そしてずれた状態になっていたパンツを更に降ろし、お尻を完全に曝け出させた。
「歯ぁ食いしばれよ!乃絵美!!」
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
「いっ、痛い!痛い!や、やめ・・・やめ・・・」
 店内に響くスパンキングの音、男は乃絵美のお尻を平手で五回ぶった。
「感謝しろよ、これがお客様の愛の鞭だっ!!」
「おい、お礼の言葉は!?」
「あっ・・・ありがとうございました・・・」
「よし、じゃ次」
「そ、そんな・・・もう・・・」
「感謝が足りんぞ!乃絵美!!」
パンッ!
「いっ、痛い!」
 交代した男もまた乃絵美の尻を五回平手でぶった。結局、男たちは全員それぞれ
五回ずつ乃絵美のお尻をぶった。都合60回ぶたれた乃絵美のお尻は真っ赤に
腫れ上がってしまった。


「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
 肛門とお尻に加えられて虐待に乃絵美はテーブルの上に突っ伏したまま動くことも
できなかった。
「♪おサルのお尻は真っ赤っか〜乃絵美のお尻も真っ赤っか〜」
 自分を辱める歌を聞いた乃絵美はお尻以外の身体も赤くして、パンツを引き上げて
尻を隠そうとしたが・・・
「ああっ!」
 真っ赤に腫れたお尻はパンツを穿くという行為ですら受け入れることができない
くらいの痛みを乃絵美に与えた。
「お〜お〜痛いのか、可愛そうに〜」
「真っ赤に腫れちゃって〜少し冷やしてやろう」
 男は氷が浮かんだコップを手にすると真っ赤に腫れた乃絵美のお尻にゆっくりと
掛け始めた。
「つ、冷たい!!」
「熱を持っているから少し冷やした方がいい」
「やめて!やめてください、お客様!!」
「客にここまで親切にして貰えるなんて、なんて幸せなんだろう!」
「ほんとほんと。感謝しろよ、乃絵美」
 氷水の冷たさに参ってしまった乃絵美はテーブルのうえに突っ伏して言葉を話す
気力すらなかった。
「お礼はどうした〜!?乃絵美!!」
 そういうと男はロムレットの外に洩れると思えるくらいの大きな音で乃絵美のお尻を
引っぱたいた。


「あっ、ありがとうございます。お客様」
 これ以上、お尻を叩かれたくない乃絵美は目に涙を浮かべながら感謝の言葉を
発した。男はその言葉を聞くとにっこりと微笑みながら乃絵美のパンツを引き上げて、
お尻を隠した。腫れたお尻にびしょ濡れになったパンツの感触は気持ち悪く、
多大な不快感を与えたが、ここで何か言ってまたお尻を叩かれることを畏れた
ためにぐっと堪える乃絵美であった。
「ありがたいと思うんだったら、何かお礼をしてほしいな」
「お、お金だったら差し上げます。だから、もう・・・」
「う〜ん、そんなんじゃないんだな。もっと、こう心のこもった・・・」
「そうだ!乃絵美ちゃん、明日は何の日か知ってる?」
「えっ・・・?」
「分からないかな〜」
「鈍いウェイトレスだ!まったく、この店は・・・」
「バ、バレンタインです!」
「そうそうバレンタイン、バレンタイン」
「俺たちは乃絵美ちゃんでチョコを食べたいなぁ」
「そうと決まれば、善は急げだ!」
 男たちは乃絵美を抱えあげると厨房の方に向かった。



 乃絵美にとってバレンタインというのは意味のない日であった。なぜならば彼女が
本当にあげたい相手は実の兄である正樹だけである。だからこの年も数日前に
兄と父の分だけを作って、既に渡し終えていた。
 乃絵美は今まで義理チョコを配ったことはなく、今年もするつもりはなかった。
それは思っていない相手にチョコを渡すのは失礼なことだと考えていたからである。
だが、不幸なことに周囲はそう思っていなかった。周囲はそんな乃絵美を
「お高くとまって」と思っていた。
 病弱で学校を休みがちで行事に参加することも少ない乃絵美はクラスでも
浮きがちであった。可愛くて気立てもいい乃絵美だが、柴崎と付き合っていたと
噂され、兄にべったりな彼女に男子生徒たちは敷居の高さを感じて遠くに見る
だけであった。女子生徒たちはそんな乃絵美に妬みを感じていた。乃絵美が
しばしば菜織や真奈美と一緒にお弁当を食すのは彼女たちと仲がいいから
だけではなく、同じ学年に居場所がないという点も多分にあった。
 いわれのない周囲の敵意、これは後に乃絵美を破滅に導くことになるが、その
発端となるのは今日これから行われる出来事である。乃絵美の人間としての
尊厳は2月13日を最後として失われ、これ以降回復することはなかった。


「つっ、冷たい!」
 男たちは乃絵美を厨房に抱えて入るとキッチン台の上に寝転がし、腕に何やら
怪しげな薬を注射した。そして乃絵美の上にトロトロと粘り気のある液体をコップ
から垂らしてはそれを擦りこんでいった。その液体は冷たかったがすぐに乃絵美の
身体を熱くし始めていた。それが如何なるものかは乃絵美にはわからなかったが、
ただ彼女の身体に擦りこむ男がわざわざゴム手袋とマスクをしていることから
危険なものであることは理解できた。
「さ〜て、ご開帳!」
「ああっ!」
 男は乃絵美のパンツをずり降ろし、そのまま脱がせた。
「おっ!イッチョ前に毛なんか生やしてるぜ!!」
「「あははは」」
「み、見ないで!見ないでください・・・」
 乃絵美が身に纏うものは白のオーバーニーソックスだけになっていた。男たちの
前に大事なところを曝け出された乃絵美はあまりの恥ずかしさに涙を流し、顔を
背けた。
「乃絵美ちゃんの毛、も〜ら〜い」
「あっ!」
 男の一人が乃絵美の大事なところに生えている毛を一本引き抜いた。乃絵美は
毛を抜かれた痛みに小さな悲鳴を上げてピクッと反応した。
「じゃあ、俺も〜」
「俺も、俺も」
「い、痛い!痛い!」
 男たちは乃絵美の大事なところに群がり、その毛を一本ずつ引き抜いていった。
抜かれる度に悲鳴を上げて反応する乃絵美。
「ついでだから、全部抜いちゃえ!」
「イタイッ!!」
 乃絵美は一本ずつ全員が大事なところの毛を引き抜かれた後、僅かに残された
毛も一気に抜かれてしまった。乃絵美の大事なところの毛は一本残らずなくなって
しまった。
「ああああっ!!」


 抜かれたところにかけられた液体はかなり沁みた。男たちはその液体を乃絵美の
大事なところやお尻のあたりによく練りこんだ後、オーバーニーソックスを脱がして
太ももからふくらはぎ、足の裏や指の間まで丹念にすりこんだ。そして液体が乾くと
オーバーニーソックスを穿かせた。
「わざわざ穿かせなくとも・・・」
「そこがこだわりなんだよ!」
 次いで男たちは荒縄で乃絵美を後ろ手と胸をイヤらしく縛ってロムレットの厨房の
梁から吊るした。そして乃絵美の両足をそれぞれ荒縄で縛ると左右に大きく開かせた。
これにより、乃絵美の大事なところは隠しようもなく男たちの前に曝け出された。
男たちはそんな乃絵美の姿を写真に収め、ビデオで撮影した。
「い、いやっ!み、見ないでください!撮らないでください!!」
 乃絵美の哀願など誰も聞こうとはしなかった。
「な、なぜ・・・なぜ、こんなことをするのですか・・・?」
「乃絵美ちゃんのチョコレートが欲しいから」
「チョ、チョコレートなら差し上げます!だから・・・だから降ろして・・・」
「いや、乃絵美ちゃんで"女体盛り"したいから」
「ニョタイモリ・・・?」
 乃絵美には今の自分の置かれている状況と"ニョタイモリ"という単語とバレンタイン
とを関連づけることができなかった。男たちはやがてロムレットの食器にコンビニで
買ったとおぼしき、ご飯を入れて乃絵美の前に置いた。そして袋の中のものを台の
上に拡げた。
「か、浣腸・・・?」
 乃絵美はこれから自分の身に惨状が起こることは理解できたが、どのようなものか
までは想像することはできなかった。


 乃絵美は男たちが何をしようとしているのか分からないでいた。
 乃絵美は"女体盛り"という単語を知らなかった。
 男たちは"乃絵美からチョコレートが欲しい"と言った。しかしながら厨房でチョコを
湯せんして溶かしているのはメンバーの男であり、当の乃絵美は後ろ手に縛られて
ロムレット厨房の梁の上から吊るされていた。小柄で軽いとはいえ体重のかかった
オッパイに食い込む荒縄は乃絵美に苦痛を与え、両方の膝は縄で結ばれて
それぞれ両端に引っ張れ大開脚の状態で乃絵美の大事なところを晒していた。
男たちの半数はそんな乃絵美をビデオや写真で撮影していた。
 だが彼女が理解できなかったのは自分の前にご飯を持った皿が数枚置かれ、
そして二人の男が手分けして箱から出した大量の浣腸の先端を切って中身を
ロムレットのコップに注ぎ込んでいることである。
 チョコレート、"女体盛り"、浣腸、ご飯のもった皿、そして吊るされた自分、
乃絵美はこれらを関連付けることができなかった。


「よし、準備OK!」
 男は浣腸を全てコップに移し終えるとそう言って乃絵美の方に向きを変えた。
「ところで乃絵美ちゃん、最後にうんちしたのは何時かな?」
「えっ・・・・・・」
 乃絵美は質問が分からなかった。質問の内容ではなく、なぜそんなことを聞くのか
ということである。
「いつしたのかと聞いているんだよ!」
「ひゃうっ!お、一昨日です!!」
 戸惑う乃絵美に男が尻を叩く、散々叩かれて赤く腫れたお尻をまた叩かれた
乃絵美は苦痛にうめきながらも返答した。
「乃絵美ちゃん、便秘ぎみなんだね〜」
 男はそういうと注射器を取り出した。それは乃絵美の二の腕くらいの大きさで
あった。男は注射器をコップに差し込んで、浣腸の液を吸い込みだした。
「じゃあ、ちょうどいいかな」
「な、なにを・・・あっ!」
 男たちは両方から吊るされた乃絵美をガッチリと掴んで動かないように支えた。
注射器を持った男は薄ら笑いを浮かべながら、乃絵美に近づいてきた。注射器の
中身は10本分の浣腸の液が詰っていた。乃絵美は男が何をしようとしているのか、
理解できた。
「いやっ!や、やめてください!!」
「乃絵美ちゃん、便秘そうだし」
「死んじゃう!そんなのされたら死んじゃう!!」
「大丈夫、大丈夫。出したらスッキリするよ!」
「いや!助けて、お兄ちゃん!助けて!!」
 だが両脇を掴まれた身動きの取れない乃絵美に逃れる術などなかった。
「いくよ、乃絵美ちゃん」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 乃絵美の肛門にガラス浣腸器の先端が挿入された。


「おいおい、そこに立たれると乃絵美ちゃんが映らないじゃないか」
「すまん、すまん」
「もっと押さえつけとけよ」
「足をもっと広げろ」
「あっ・・・あっ・・・」
 男たちは乃絵美の両足を持って大きく広げて大事な部分を更に露にし、浣腸の
先端が抜けないように腰を支えた。浣腸を持った男は乃絵美の背後に回り、後ろ
から浣腸を操作しようとする。
「うっ・・・ふぁっ・・・・・・」
 乃絵美の直腸に浣腸の液が注がれていく。まるで乃絵美の身体に沁みこませる
かのようにじわじわと、ゆっくりと流れ込んでいくグリセリン溶液。
「あぁっ!・・・や、やめて・・・やめてください・・・」
 乃絵美の哀願は無視されて、どんどん注ぎ込まれる浣腸。注ぎ込まれる生温い
液体が乃絵美に不快感を与えた。
「ど、ど、どうして・・・こんなことをするのですか・・・」
 注ぎ込まれた液体は乃絵美の体内に存在する不浄なものを溶かしており、
そのことは彼女にも分かる事態であった。
「もう、もう許してくだ・・・ひぃぁっ!!」
 注ぎこまれる液体は乃絵美の直腸を越え、更に上流に流れていった。
「あああああっ、ゆっ・・・ひぃぎぎぎっっぃ!!」
「よし!全部飲んだな!!」
「偉いぞ!乃絵美!!」
 10本分の浣腸を注ぎ込まれた乃絵美の下腹部はポコンと膨れ上がった。その
似つかわしくない膨らみは乃絵美の持久力が持たないことを保証しているかの
ようであった。男たちは来るべき瞬間を逃すまいとビデオとカメラを乃絵美に向ける。
乃絵美に地獄の時間が訪れようとしていた。


「おなか、熱い・・・苦しいよぉ・・・・・・」
「乃絵美ちゃん、大丈夫?」
「でも、そんなにキツいヤツじゃないけどな〜」
「まあ10本も入れたら大変なことになるんじゃないかな」
 押し寄せる便意は乃絵美を苦しめた。
「あぁ・・・ふぅはっ・・・」
「出したら楽になるぞ〜」
「そうそう、楽になれるぞ〜」
 乃絵美はすぐにでも腹の中のものを外に出したかった、しかし後ろ手に縛られて
吊るされている彼女がトイレに駆け込むことなどできようもなかった。
「洩れちゃう・・・洩れちゃうよぉ・・・」
「何が洩れる?乃絵美ちゃん」
「・・・・・・」
「言ってくれないと分からないなぁ〜」
「・・・うんち」
「はぁっ!?」
「う、うんちです・・・」
「声が小さい!聞こえん!!」
「う、う・・・うん・・・うんちが洩れそうです」
「乃絵美ちゃん、うんちが洩れそうなんだって」
「まるで赤ちゃんだな!」
「みんな、笑ってやれよ!」
 男たちは一斉にドッと笑い、それに耐え切れないように乃絵美は赤面し顔を背けた。
 グリュッ!
 乃絵美の腹が大きな音を立てた。
「ふぅああ・・・な、縄を解いて!ト、トイレに行かせて!!」
「そこですれば〜!赤ん坊の乃絵美ちゃん」
「いや!いやよ!お願い!お願いだからトイレに・・・トイレに・・・」
 乃絵美は必死に便意を堪えていた。男たちの見ている前で洩らしたくはなかった
こともあったが、それ以上にこの場所がロムレットの厨房で乃絵美もまん前には
ロムレットの食器が並べられていたのが大きな理由であった。ここで洩らしてしまうと
両親が苦労した店を汚してしまう。


 グリュリュ!
 乃絵美の腹が更に大きな音を立てた。
「ト、トイレに・・・トイレに行かせてください!!」
 男たちはニヤニヤするだけで乃絵美の瞬間を今か今かと待っていた。
「お願いします・・・な、なんでもしますから!!」
 その言葉に一人の男が反応した。
「ふ〜ん、何でもする・・・か」
「はっ、はいっ!何でもします!だ、だから・・・だから」
「よ〜し、わかった!俺の言うことを聞いたら縄を解いてトイレにいかせてやる」
「あっ、ありがとうございます!」
 トンデモナイことをさせられるのは乃絵美も予想できた。しかし乃絵美が一番
畏れているのはここでうんちを洩らして店を汚すことであり、それに比べれば
どんなことでも彼女は我慢するつもりであった。
「じゃ、言うぞ」
「はっ、はい!!」
 乃絵美は微かな光明を感じた。
「ここでうんちしろ!」
「えっ・・・」
「どうした?はやくうんちしろよ!」
「そ、そんな・・・約束が・・・」
「何を言う!ここでうんちしたら縄を解いてトイレに行かせてやるって言ってるんだ!
 何でもするって言ったのはお前だぞ!!」
「で・・・でも、それじゃ・・・はうっ!」
 グリュリュリュリュリュ
 乃絵美の腹が更により大きな音を立てた。乃絵美の忍耐力が途切れるのも時間の
問題であった。
「俺はな〜乃絵美ちゃんのでカレーが食べたいんだ」
「ふん。俺たちが乃絵美ちゃんに浣腸するのは3つの目的があるんだ」
「一つは、腸内の洗浄だ!俺たちも汚いところには挿入れたくはないからな。
 二つ目は、うんこが目的。といっても、それはこの親父だけだがな。
 三つ目は・・・分かるか?」
 問われた乃絵美は首を左右に振る。


「それはな・・・乃絵美ちゃんがうんちを洩らす時の姿が見たいからだ!
 穢れを知らない美少女がうんちを洩らす瞬間の恥辱の表情!
 何度も見ても勃ってしまうぜ!!」
「そういう訳だから、諦めな。乃絵美」
 乃絵美は一瞬の希望から完全な絶望へと叩き落されてしまった。そしてそんな
乃絵美に更なる追い討ちがかけられた。
 グリュリュリュリュリュリュリュリュリュ!
 乃絵美の腹が今まで一番大きな音を立てた。乃絵美の中のものがいよいよ外に
出ようとしていた。男たちは乃絵美が洩らすまで幾らでも待つ気でいた、それこそ
一日でも待ちかねない雰囲気である。一方で便意を耐える乃絵美の努力ももはや
限界であった。
「た、助けて!誰か、助けて!!」
 乃絵美は声を限りに叫んだ。誰かが助けに来てくれる、万に一つに奇跡を信じて。
だが、その行為はムダであった。
 ロムレットは商店街の中にあり、その静かな雰囲気を維持するために外部の
喧騒を遮断する必要があった。また乃絵美が店内で演奏するピアノが外部に
漏れないような配慮も合わせて、完全な防音構造になっていた。そのために
幾ら大声で叫んだところで外部には声が漏れることはほとんどなかった。
加えて商店街の再開発の際に大部分の店が職住一体の住居から店舗のみに
改装しているために伊藤家のように喫茶店と家が繋がっているのは例外に
なっており、ましてや日曜日の深夜という条件である。出歩く人もいなかった。
実際、この瞬間にロムレットの半径100m以内にいるのは乃絵美と彼女を嬲り者に
している男たちだけであった。
 結局、乃絵美の叫びは誰にも拾われることないまま夜の闇に消えた。いや、
その叫びは却って彼女を追い詰めることとなった。
 ぷりゅっ。
 大声を上げたために乃絵美は力を一瞬だが弱めてしまった。その弱まった
肛門から一筋の茶色い水流が噴出し、ロムレットの食器に掛かる。
「ああっ!」
 乃絵美は絶望の悲鳴を上げ、男たちは歓喜の声を上げる。それは惨劇の
始まりであった。


 グリュリュリュリュリュ
 ぷりゅぷりゅぷりゅ
 乃絵美の腹が大きな音を立て、肛門がそれに呼応して音を立てる。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・」
 乃絵美の肛門からちょろちょろと茶色い水流が噴出して、食器を汚していく。
「たっ、助けて・・・お兄ちゃん」
 堤防に開いた蟻穴は亀裂を広げ、堤防そのものを破壊しようとしていた。
「お兄ちゃん、助けて!お兄ちゃん!」
 乃絵美の肛門は破断界に達しようとしていた。
「お兄ちゃん、助けて!助けて!助けて!」
 乃絵美はいない兄に助けを求めた。その叫びに応えるものはおらず、ただ男たちを
嗜虐的な喜びを与えただけであった。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!!」
 乃絵美の肛門は"その瞬間"を迎えてしまった。
 堤防の決壊する音が店中に響き渡り、直後に乃絵美の肛門からは茶色い液体が
奔流のように噴出し、彼女の前にあったロムレットの食器に溜まっていった。
「いいぞいいぞ乃絵美!」
「その顔、可愛いなぁ〜」
「美味そうだな、乃絵美カレー」
 歓喜の声を上げ、囃し立てる男たち。
 乃絵美は泣いていた。男たちの前でうんちを洩らしたこと、それを写真やビデオに
撮られたこと、何よりも両親の大事な店を自分のもので汚してしまってこと・・・
「ごめんなさい、お父さん・・・ごめんなさい、お母さん・・・ごめんなさい、
 お兄ちゃん・・・お兄ちゃん」
 男は噴出の終えた肛門を乃絵美のパンツで拭いた。
「乃絵美のうんち付きパンツ!これは高く売れるぞ!!」
「あっ、それ俺欲しいなぁ〜」
「ダメ!ほしけりゃ買え!!オークションするから」
 泣いている乃絵美に更なる追い討ちをかける男たち。
「さて、と・・・じゃあそろそろバレンタインの準備をしようか」
 乃絵美の惨劇はまだ終わらなかった。


 男たちは排泄し終えた乃絵美を約束どおり、トイレに連れて行った。もっとも
便を出し尽くした今となっては何の意味もない行為に過ぎず、むしろ便器に裸で
座る乃絵美を撮影するためのものと言っても間違いではなかった。そして撮影が
終わるや否や男たちは乃絵美を再び店に引っ張って行った。
 店の中では机の配置がまた変えられていた。男たちは大きめの机の上に
乃絵美を仰向けに寝転ばせると机の四本の脚にそれぞれ乃絵美の手足を縄で
縛りつけた。
「お、お願いします・・・もう・・・もう止めてください」
「Non、Non!これからが本番なんだよ、乃絵美ちゃん」
 別の男が厨房からボウルを抱えてきた。何やらかき混ぜている様子である。
「チョコレート・・・?」
 乃絵美は色と匂いからボウルの中身が溶かしたチョコレートであることに
気づいた。
「熱くないか?」
「ちょっとだけな。まあ人肌だから大丈夫かと」
「のんびりしていると固まってしまうぞ!」
「よし、急ごう!」
 ボウルを抱えた男が乃絵美の元にやってきた、そしてお玉で中身を掬い始めた。
「ちょっと熱いかもしれないけど、我慢してね」
「えっ・・・な、何を!?」
 男はお玉に掬ったチョコレートを乃絵美の身体に垂らした。
「あ、熱い!」
「大丈夫、大丈夫。火傷するような熱さじゃないから」
 男はなおも溶かしたチョコレートを乃絵美に垂らしていった。
「熱い!熱いから・・・おね・・・お願い!」
「我慢!我慢!!」
 男は乃絵美の哀願を無視してチョコレートを垂らし続けた。まもなく乃絵美の
首から下の身体はチョコレートでコーティングされてしまった。別の男が乃絵美の
身体にリボンを巻きつけ、最後に首のところでリボン結びをした。


「ロムレットスペシャル、乃絵美のチョコレート女体盛り!」
「値段はプライスレス!」
 男たちはドッと笑った。
「酷い・・・こんなの酷すぎる・・・」
 両方の手を机の足に縛られているために、乃絵美は零れ落ちる涙を拭うこと
すらできなかった。だが、彼女はこれ以後に起こることが更に酷いことである
ことを知らなかった。
 やがてロムレットの時計が12時の時報を告げた。男たちの行動開始の合図である。
「「乃絵美ちゃん、いただきま〜す!」」
 男たちは声を合わせ、そして一斉に乃絵美の身体にコーティングされた
チョコレートを嘗め始めた。
「い、いやーーー!!!」
 乃絵美の周辺は12人の男たちでごった返した。男たちは乃絵美の二の腕、
首筋、腋の下、横腹、お腹、太もも、乳房、そして乃絵美の秘所を一斉に嘗めた。
店内には乃絵美を嘗めて、啜る音が響き渡った。
チュパッ!チュパ!チュパ!
「いや!いや!そ、そんなとこ・・・嘗めないで」
チュパッ!チュパ!チュパ!
「あっ!ああっ!ああああぁっぁぁぁぁぁぁ!!!」
 男の一人が乃絵美の肛門に舌を入れて嘗め始めた。
「そこ!そこ、汚い・・・あああぁぁぁ!!」
 別の男が乃絵美の乳首を噛みついた。
「痛い!か、かまないで・・・咬んじゃいやっ!!」
 全身を一斉に嘗められ、抵抗のできない乃絵美にはただ泣き叫ぶしかできなかった。
「お兄ちゃん、助けて!!」
 兄に救いを求める乃絵美の叫ぶが店内に空しくこだました。


「客の前で寝てんじゃねぇぞ、こらぁ!」
 身体中を嘗め回され、唾液まみれで意識を失った乃絵美に水がかけられた。
冬ということでお湯を入れて少しぬるくなっていたとはいえ、目を覚ますには
十分であった。いつの間にか手足の戒めを解かれていたが、今度は両方の肩を
男にがっしりと掴まれていた。
「今度は、ここに座ってもらおう」
 乃絵美は息を呑んだ。目の前には男が寝そべっており、股間には大きなものが
怒張して屹立していたのである。
「お、お願い!お願い!お願いします!!もう止めてください!!」
 だが乃絵美の哀願は今度も聞かれることはなかった。男たちは乃絵美を男の
股間の上に降ろし始めた。
「ひぃあっ!!」
 乃絵美は必死になって抵抗を試みた。だが、ご丁寧にも男たちは数人がかりで
乃絵美の身体を持って、男のちんちんを乃絵美の場所に押し込む手助けをしていた。
「あっ・・・がっ・・・いぅあっ!!」
 徐々にではあるが着実に乃絵美の大事な場所に男のものが挿入されていった。
乃絵美は当然、処女である。だから抵抗自体は強かった。
「らめぇ・・・ひゃめ・・・ひぃあ・・・」
 涙と痛みでもはや乃絵美は正常に言葉を発することができなくなっていた。
男たちは躊躇することなく乃絵美の大事な場所にねじ込む手助けを行っていた。
「ひぃあ・・・らめぇ・・・いぎいいいいいい!!!」
 ついに乃絵美の抵抗は打ち砕かれてしまった。乃絵美の股間には深々と男の
ものが突き刺さっていた。そして接合部には乃絵美の処女の証として赤いものが
流れていた。
「ぬ・・・ぬひ・・・て・・・」
 乃絵美は腰を浮かして男のものを抜こうとした・・・が。
「何、勝手に抜こうとしてるんだ!!」
「あがっ!!」
 男は少し腰を浮かした乃絵美の肩を持って無理矢理下に抑えた。乃絵美の股間は
また男のものを深々と咥えた。


「痛い・・・痛い・・・」
「俺、乃絵美ちゃんが動かないように後ろから抑えるわ」
「じゃあ、俺は乃絵美を黙らせよう」
 男の一人が乃絵美の尻肉を掴んで左右に押し広げた。
「な、何を・・・」
 男は乃絵美の肛門に自分のイチモツを押し当てた。
「そ!そこは・・・」
 男はそのまま乃絵美の肛門に自分のモノを押し込んだ。痛さに乃絵美は叫び声を
あげようとした、がそれは声にはならなかった。
「乃絵美よ、おまえうるさい!」
 別の男が口を開けた乃絵美の口に自分のモノを押し込んだのである。乃絵美の
口、肛門、秘所にそれぞれ男のモノが突き刺さっていた。
「よし、動くぞ!」
「「おうっ!!」」
 三人は一斉に動き始めた。
「いい!いいぞ!乃絵美ちゃん、名器だっ!!」
「肛門もいいぞ、吸い付くような・・・いい按配だ!」
「おいっ!もっと舌使えよ!この下手糞!!」
「うっ!うっぷ!うぷっ!!」
 下からの突き上げ、後ろと前から押し込まれ、抵抗しようにもどこに力を加えれば
いいか、分からないまま乃絵美は混乱し、崩れていった。
「いくぞ!」
「俺もだ!」
「全部飲めよ、乃絵美!出したら殺すからな!!」
「うっ・・・うぐっぅ!!!」
 男たちは同時に発射した。全ての場所で咥えたままであったために乃絵美の
各所からは白濁したものが溢れ出していた。


「うぅ・・・うぇっ・・・・・・」
 乃絵美は男たちのもののあまりの気持ち悪さに嘔吐しそうになった。だが、
男たちはそんな乃絵美に休息の時間を与えようとはしなかった。
「乃絵美ちゃん、俺はまだ終わっていないんだけどな・・・」
「俺も俺も」
「あっ・・・あっ・・・」
「さっさとやろうぜ!」
「ああっ!い・・・いぁあ!!」
 男は乃絵美を突き飛ばすと後ろから乃絵美の肛門に挿入した。そして口を開けた
乃絵美にまた別の男のモノを咥えさせられた。休む間もなく次の男のレイプに
なだれ込んだ。

 何時間経ったのだろうか。男たちは全員が満足するまで乃絵美の身体を貪り、
蹂躙し続けた。乃絵美は既に精根尽き果て、体力の限界に達していた。男たちは
意識朦朧とした乃絵美のサイドポニーの髪を掴んで言い放った。
「俺たちはもう帰るけどよぉ!最後の挨拶くらいちゃんとしろよ!!」
「・・・・・・は・・・はい」
「じゃっ!ごちそうさん!!」
「・・・・・・・・・」
「何とか言えよ!火ィ付けるぞ!!」
「は・・・はい。ありがとうございました、またのお越しを・・・」
「よっしゃ!また来るわ!!」
 男たちは笑いながら店から出て行った。
 後に残された乃絵美は心身の限界に達し、そのまま店の床に崩れ落ち、意識を
失ってしまった。

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