「おはようございます」
「おはよう。今日もゴミ拾い、感心だね」
「はい、ありがとうございます」
「みんなも七海ちゃんくらい気をつけてくれたらね〜」
 早朝の海岸でゴミ拾いに励む一人の少女がいた。彼女の名前は広瀬七海、
高校2年生である。身長は160cm、スリーサイズは上から78−57−84と
スレンダーな、いや引締った身体をしていた。そのスタイルと短く切りそろえた
ショートカットの髪のせいで男の子っぽく見えるが、れっきとした女の子である。
見た目の印象どおりに彼女は運動神経に優れていた。特にマリンスポーツに
ついてはかなりの技量を有していた。
 そんな彼女が海辺のゴミ拾いに勤しむのは、マリンスポーツをするものと
してのマナーだけではなかった。今は亡き彼女の父親は海をこよなく愛して
おり、七海はそんな父が大好きで、そして父の愛した海もまた大好きだった。
「またガラス瓶・・・誰か怪我したらどうするのよ・・・」
 ここ、さざ波海岸ビーチは開発されたばかりの観光エリアであり、観光客も
増えているのであるが、同時に一部観光客のマナーの悪さも問題になっていた。
そんな観光客が海に捨てるゴミに七海は怒りを覚えていた。
 父の愛した海を汚すのは許さない!そんな彼女は海にゴミを捨てる人間に
対し、周りの人がハラハラするほど激しく注意した。
「ふぅ・・・」
 空き缶、生ゴミ、花火のカス、キャンプファイヤーの跡・・・七海は袋いっぱいに
なったゴミを見て、怒りと悲しみを感じた。だが、そんな七海に激しい怒りを持った
連中がいた。
「よく見たら、なかなかいい女だな・・・」
「だな!胸はないけど、あの尻は絶品だぜ!」
「おいおい、俺にもよく見せろよ!!」
 望遠鏡で海岸のゴミ拾いをする七海の姿を注視する男たちがいた。彼らは
数日前に海岸でゴミをポイ捨てしたのを七海に激しく怒られた連中である。
最初は七海を無視していたが、その剣幕に逆ギレし食って掛かりかけたが
騒ぎを聞きつけた海辺の住人たちが集まってきたためにスゴスゴと退散
させられたのである。おかげで、そのときにナンパしていた女に呆れられ
振られるというオマケまでついた。
 男たちは七海を逆恨みし、なんとか報復しようと考えた。そして、七海が
美少女であることに気づいた彼らはその報復する手段を決定したのである。
 陵辱である。徹底した陵辱を加え、広瀬七海を汚し尽くすのである。そして、
それは予想外に大規模な計画となった。


 七海の父親はこの海岸の観光地化に大反対していたグループの中心人物で
あり、その活動によって開発計画は幾度となく頓挫していた。この海岸が開発
されることになったのは広瀬七海の父親が不審な死を遂げた後のことである。
 しかし、反対運動は打撃を受けたものの開発反対派は今でも存在しており、
これ以上の海岸の開発には反対意見がいまだに根強く存在していた。それだけに
反対派の中心人物の遺児で、美少女である広瀬七海は開発賛成派にとって
将来の反対派の求心的存在になりうるだけに要注意人物であった。そして、
それは七海が観光化することを嫌っていることから容易に予想しうる未来である。
 将来の災いの種を除去する、そのためにこの男たちの企みはスポンサード
された。
「行くぞ!」
 七海が海岸でも人気の少ない砂浜のほうに向かったことを確認した男たちは
彼女を捕獲すべく行動を開始した。
 広瀬七海の未来は絶望に閉ざされることになる。
「ふぅっ〜」
 七海は一息入れた。このあたりの砂浜はさざなみ海岸でも外れの方にあり、
地元の人間でもあまり来ないところであった。だが、いや却って人があまり
来ないゆえにゴミを捨てたり、後始末をせずに立ち去る人間が多いのかも
しれない。
「これで良し・・・と」
 袋一杯になったゴミの量は七海を悲しませたが、それでもキレイになった
砂浜は彼女の心を和ませた。
ポスッ
 そんな七海の目の前に空き缶が投げ捨てられた。見るとちゃらけた男どもが
ゴミ拾いをしていた七海を嘲笑しながら、これみよがしにゴミを捨てたのである。
よく見ると先日、七海が注意した連中であった。
「あいつら・・・またっ!!」
 男たちの行為は七海を激怒させるのに十分であった。
「あんたたち!まだ判んないの!!」
 怒気を満面に浮かべた七海を、しかし男たちは嘲笑していた。
「何が〜?」
「海岸にゴミを捨てない!これはマナーでしょ!!」
「マナー・・・はははははは」
「こいつはおかしいや〜」
「なっ!何がおかしいの!!」
「お前が自分の立場が判ってないことかな」
「えっ?」
 いつの間に男たちが三人、七海を取り囲んで立っていた。七海は自分を
取り巻く雰囲気が異なっていることにようやく気づいた。朝早くの、しかも
こんな外れの海岸にいるのは自分とこの三人の男だけだった。


 七海は咄嗟に逃げようとした、しかしその前に男のパンチが一発おなかに
入った。
「ぐはっ!」
 砂浜に崩れた七海に男たちは蹴りを入れる。
「あっ!あっ!痛い・・・だ、誰か・・・・・・」
「叫んでも誰もこねぇよ!!」
 七海は身体を丸め、自分を守る。男は七海の足を持ち、仰向けにする。
そして、その股間を足でグリグリと踏み付けた。
「アァァっ!!」
「ははは、いいザマだ!」
「お客様は神様なんだ!神様を侮辱した罪、詫びてもらおうか!!」
「原住民の分際で!!」
 男たちは七海の股間をなおも強く踏みつけ、痛みに苦しむ彼女を嘲弄した。
だが七海もただやられているだけではなかった。七海は砂を握り締めると、
それを男どもに投げつけた。
「わっ!?」
「ぺっ、ぺっ」
「この野郎!」
 砂を投げつけられ、男たちが怯んだ隙に七海は脱兎のように逃げ出す。
「あっ!こら、待ちやがれ!!」
 痛めつけられたとはいえ、普段からスポーツに励んでいる七海である。
ナンパな男どもに負けるような脚力ではなかった。ぐんぐんと男どもを引き
離す。そして砂浜を出るあたりでアロハシャツを着た中年男の姿を見かけた。
「た、助けてください」
 七海はその中年男に助けを求めた。その男は七海の叫びに応じて
近寄ってきた。
「あの男・・・はぐっ!!」
 七海は意識を失った。中年男は七海にスタンガンを押し付けていた。
やがて追いついてきた男たちに無言で目配せをする。男たちは七海を
抱えて車に押し込むと海岸を後にした。
 中年男は車が発進した後、周りに誰もいないことを確認して携帯を
取り出す。
「広瀬七海、確保しました。今、そっちに向かっています。あの連中ですが・・・
 広瀬を逃がしそうになりました、いえそれ以前に商品を傷モノに・・・
 はい、処分はお任せいたします・・・はい・・・はい・・・それでは」
 男は携帯をしまうと、その場を立ち去った。
 この日以降、この海岸で広瀬七海の姿を見ることはなくなった。


――――――――――――――――――――
「放して!下ろしてよ!!」
 七海が意識を取り戻したのは船の中であった。海岸で七海を絡んだ男たちの
姿は見当たらなかった。しかし、彼女の置かれた状況はむしろ悪化していた。
 七海のいる船室に窓はなく、どこを航行しているのかは判らなかった。ただ船の
ゆれ具合、エンジンの振動、そして波を切る船の音からかなり高速で航海している
ことは判断できた。
 七海は拘束されていた。それは手錠を掛けられたとか、後ろ手に縛られたとか
ではなく、もっと異様な形であった。七海は左右それぞれの手首と足首に手錠を
掛けられ、その手錠は一本の棒に固定されていた。なぜ、こんな変な縛られ方
なのか、この時点で彼女は理解できなかった。
 むしろ問題なのは七海の服装であった。七海の服装は青いビキニとなっていた。
それは海岸の掃除が終わったらボードを楽しもうと、服の下に来ていたもので
あった。七海のスレンダーなボディに似合ったそのスポーティなビキニは、だが
パンツの部分が膝のあたりまでずらされていたのである。七海の大事な部分は
まる見えになっていたが、手を拘束された彼女にパンツを引き上げることなど
できはしなかった。
 助けを求め、一通り悪態をつき終えた頃、船は止まった。そして七海の船室に
男たちが入ってきた。自分の大事なところが露にされていた七海は驚き慌て、
何とか隠そうともがいたが、男たちはそんな七海の努力など意に介すことなく
事務的に七海の棒を持って部屋から運び出した。
 棒に手足を縛られ、吊るされた七海はまるで狩猟が終わって狩られた獣の
ようであった。そう、七海は彼らの"獲物"であった。
 船から降ろされた七海に夏の太陽が照りつける。既に陽は天高く上り、正午
あるいは既に午後になっていたかもしれなかった。埠頭を運ばれるとき、七海は
周囲を見渡した。その光景は彼女が見たことのないもので、船の速度と時間
からかなり遠くに運ばれたことは七海にも推測することができた。
「助けて!誰か助けて!!」
 七海は大声で助けを求めた。だが、その港にはそれなりの設備はあるものの、
そこにいる人間は船から降りた男たちだけであった。
 男たちは七海を砂浜に運んだ。そこは白い砂がきれいな場所であった。さんさん
と輝く夏の太陽、美しい白い砂浜、アイドルのグラビア写真集に出てきそうな情景に
パンツを下ろされた美少女が射殺された猪のように吊られ運ばれていく様はあまり
にも異様であった。
 七海は海辺に運ばれ、そこで下ろされた。男たちは杭を打ち込んで、その棒を
固定させた。
「(な・・・なんなの!?)」
 七海に男たちの行動は理解できなかった。七海の手足を固定した棒は水面下に
あった。周りからは七海は足首まで水につけ、手を水中に入れてしゃがみこんで
いるように見えた。
 海でしゃがみこんでいる七海の周りで男たちは撮影の準備を始めた。その機材
は素人である七海から見てもプロ用の本格的なものと分かった。
「(お、犯される!)」
 七海は自分の身に降りかかる惨劇を予想して脅えた。だが彼女はこの段階
では犯されることはなかった。むしろ、もっと酷いことが彼女に対してなされた。


「や、やだ!なにするの!!」
 一人の男が七海の股間をまさぐる。
「ふぁっ!!」
 男は七海の尿道にカテーテルを挿入した。その太いカテーテルは七海に
酷い不快感に与えた。
「じゃあ、七海ちゃん。おしっこしてみようか」
「えっ・・・そ、そんなこと、あっ・・・ああっ!!」
 男は手元のスイッチを入れた。するとカテーテルの先端が開き、そこから
七海のおしっこがちょろちょろと流れ始めた。
「あっ、ああっ・・・そんな・・・・・・」
 七海は流れ出る尿を止めようとした。だがカテーテルによってこじ開けられた
尿道は七海の努力にも係わらず、ふさぐことができなかった。結局、七海は
膀胱が空になるまで尿を漏らし続けた。
「うん、いいよ!七海ちゃん!!」
「へ・・・へんたい・・・・・・」
 怒りと羞恥に身体を紅く染めた七海が男を睨みつける。だが男はそんな
七海を気にかけることもなく、次の行動に移った。
「じゃあ、七海ちゃん。今度はうんこしてよ!」
「えっ!!」
 七海は絶句した。こんな・・・大勢の男の見ている前で・・・・・・撮影されている
前で・・・・・・
「はぁあっ!!」
 突然、冷たいものが七海の中に注ぎ込まれた。呆然とする七海の背後から
別の男が・・・彼女に浣腸をしていたのである。
「な!なにを!!」
 七海は怒りで暴れようとした。しかし、がっちりと固定された彼女は動くことも
叶わなかった。その間にも男は七海の肛門に浣腸を注ぎ込み続けた。
「ふぅあぁぁぁ・・・はぁっはぁっはぁっ・・・・・・」
 七海は自分の直腸に浣腸の冷たいグリセリン液を感じた。それが七海に何を
もたらすかは明らかであった。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・・・・」
 グリセリン液に耐える七海に対し、男はもう一本浣腸を注ぎ込んだ。二本分に
なった液は更に彼女を苦しめた。
「もう一本、いこうか!」
 グリセリン液の効果に苦しむ七海に、三本目の浣腸が注ぎ込まれた。
「あぁぁぁぁぁ・・・・・・」
 注ぎこまれた大量のグリセリン液は七海の体内で、その効果を発揮しようと
していた。
「あっ・・・ダメ・・・・・・」
グリュリュリュリュリュ
 七海の腹は激しく鳴った。七海は必死になってこらえていた。男たちは七海の
瞬間を撮影しようと虎視眈々と待ち構えていた。おそらく、その瞬間が来るまで
何日でも待ち構えるだろう。そして、七海にその瞬間が来るのは時間の問題で
あった。


「はぁぁ・・・ダ、ダメ・・・・・・漏れちゃう・・・・・・・」
ググググググググウググググ
 七海のお腹は更に鳴った。この時、七海は自分の拘束された形の意味を理解
した。七海の今の姿勢は和式便器に跨る姿勢そのものであった。そして今の七海
の姿は海にうんちをしようとしている姿に他ならなかった。
「トイレ・・・トイレに行かせて!!」
 七海は半泣きで男たちに哀願する。男たちはそんな七海の姿を撮影するのに
忙しかった。
「はぁっ!!」
 七海のお腹が一際大きく鳴った。もはや限界であった。
「お願い!トイレに・・・トイレに・・・・・・」
 七海は泣いて懇願した。だが男たちはそれを完全に無視、いや、その瞬間が
近いと判断し、一瞬たりとも逃すまいと七海を注視した。もはや七海に身体を
動かすだけの余力はなかった、それどころか話す力すら失われ始めた。
「も・・・もう・・・ダメ・・・・・・」
 七海のお腹の音は更に大きく、そしてその間隔を短くしていった。七海は全ての
力を肛門に集中した。うんちを漏らさぬように肛門を引き締めた。少しでも身体を
動かそうものなら、一言でも喋ろうとするのなら、その瞬間に七海の体内のモノは
男たちの前に晒され、撮影されてしまう。誰も助けに来ない絶望的な状況であるが、
かといってうんちを漏らすことは七海にとって耐え難いことであった。
「・・・あっ」
ピュルッ
 七海の肛門から一筋流れ出た。七海の堤防は決壊を始めた。
「・・・あっ・・・・・・あっ」
ピュルッ、ピュルッ
 七海の肛門から少しずつ流れ始めた。それは茶色い水流となって海に零れ
落ちた。そして、その数は増え、勢いを増していった。
「・・・・・・・・・!!!」
 七海は懸命に堪えた。全身の持てる全ての力を肛門に集め、惨劇を阻止しようと
試みた。しかし、それは徒労に過ぎなかった。七海の堤防は破段階を迎えた。七海の
肛門から七海の中のモノが溢れ出した。


「ダメェェェェェ!!!」
 七海は悲鳴を上げる。七海の肛門と直腸は名状しがたい音を立てながら、
七海のモノを噴出させ続けた。噴出された七海のモノはベチャベチャと嫌な音を
上げて、海に落下する。
「ダメ・・・こんなの・・・・・・ダメ・・・・・・」
 七海は屈辱に泣いた。涙は止めようもなく流れ、海の落ちた。
「あぁっ!!!」
 俯いた七海の視界に七海の噴出したモノがゆらゆらと漂ってきた。漏らしたと
いう肛門の感覚が、視覚によって証明されてしまったのである。
「いいよ、いいよ!七海ちゃん!!」
 男たちはお漏らしをした七海に拍手を送る。七海は今までしたこともないような
凄まじい形相で男たちを睨み付けた。
「へんたい・・・この、へんたいども・・・・・・」
 呪詛に満ちた七海の呻きも男たちにとっては仕事をやり遂げた達成感にしか
ならなかった。
「じゃ、お尻を拭こうか!」
「はぁっ!」
 一人の男がティッシュペーパーで七海の尻を拭いた。この行為は七海に更なる
屈辱を与えた。
「ほら見て、七海ちゃんのうんち」
 男は七海の目の前にお尻を拭いたティッシュペーパーを持ってきた。白い
ペーパーは七海のモノで茶色く染み付き、異臭を放っていた。七海は目を
つぶり、顔を背ける。屈辱に胸が締め付けられた。
「じゃっ、七海ちゃん。ちょっと寝ててね」
「ウグッ!!」
 スタンガンが押し付けられた七海は一声あげて意識を失った。男は崩れ
落ちる七海の身体を支えた。
「よし、次にいくぞ」
 男たちはテキパキと後始末を始めた。そして意識を失った七海を抱え挙げる
と、元きた船に連れて行った。
 意識を失った七海は目が覚めたときに、これ以上の地獄が待ち構えている
ことを知らなかった。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

メニュー

編集にはIDが必要です

メンバー募集!