最終更新: sen_no_risho 2009年05月25日(月) 00:29:42履歴
←トップページ ←第二十五夜 第二十七夜→
FXニュースなどの相場の情報を見ていると、相場の様子を表現するのに実に様々な言葉を使っていることに気づく。
相場は上がるか下がるかしかしていないにも関わらず、普段使わないような言葉が沢山でてきて、最初は面食らった人も多いことだろう。
今回は、そんな相場関係の用語について、見てみよう。
私自身も、外貨預金やFXを始める前は、為替相場は「1ドル○円」とか、「円高」「円安」程度しか、相場を表す言葉は知らなかった。
せいぜい、円高のときは「1ドル○円」の数値が小さくなる、円安のときは「1ドル○円」の数値が大きくなる、というように、数値の大小と円高・円安の高安の向きが反対だ、という程度の認識であった。
それが、2008年3月に外貨預金を始めたとき、相場のニュースで実に色々な独特な言い回しが登場するので、大変面食らった記憶がある。
しかし、良く文章を読んでいき、チャートと照らし合わせていくと、どういう相場を指して言っているのかは、だんだんと分かるようになるものだ。
出来ることなら、実際にFXニュースを読みながら相場を振り返り、どういう相場をその表現で呼ぶのかは体得していただきたいところであるが・・・
多くの場合、相場用語は対語をなしているから、それを対にして覚えていくのも良いだろう。
(時に、対語がない孤立した用語もある。例えばショートカバー)
なお、ここで紹介する説明は、幾分私の主観も混じって必ずしも正確な表現ではないかも知れないので御了承頂きたい。
FXニュースなどの相場の情報を見ていると、相場の様子を表現するのに実に様々な言葉を使っていることに気づく。
相場は上がるか下がるかしかしていないにも関わらず、普段使わないような言葉が沢山でてきて、最初は面食らった人も多いことだろう。
今回は、そんな相場関係の用語について、見てみよう。
私自身も、外貨預金やFXを始める前は、為替相場は「1ドル○円」とか、「円高」「円安」程度しか、相場を表す言葉は知らなかった。
せいぜい、円高のときは「1ドル○円」の数値が小さくなる、円安のときは「1ドル○円」の数値が大きくなる、というように、数値の大小と円高・円安の高安の向きが反対だ、という程度の認識であった。
それが、2008年3月に外貨預金を始めたとき、相場のニュースで実に色々な独特な言い回しが登場するので、大変面食らった記憶がある。
しかし、良く文章を読んでいき、チャートと照らし合わせていくと、どういう相場を指して言っているのかは、だんだんと分かるようになるものだ。
出来ることなら、実際にFXニュースを読みながら相場を振り返り、どういう相場をその表現で呼ぶのかは体得していただきたいところであるが・・・
多くの場合、相場用語は対語をなしているから、それを対にして覚えていくのも良いだろう。
(時に、対語がない孤立した用語もある。例えばショートカバー)
なお、ここで紹介する説明は、幾分私の主観も混じって必ずしも正確な表現ではないかも知れないので御了承頂きたい。
相場の世界では、「強い」というと為替レートなら「レートが高い」という意味に、「弱い」というと為替レートなら「レートが低い」という意味になる。英語でも、strong / weak と使い分ける。
ここから派生して、単にレートが高くなる状態を「強い」というだけでなく、様々な「高さ具合」を表す言葉が出来ている。
ここから派生して、単にレートが高くなる状態を「強い」というだけでなく、様々な「高さ具合」を表す言葉が出来ている。
(⇔軟調、緩む)
買われていて、値が上がっている状態。「強い」と同じ。
「ドル円堅調」と言えば、ドル円が買われていて値が上がっている状態。
やや強いときは【小じっかり(こじっかり)】と言う。
なお、「円しっかり」と言った時は、円が買われている状態(円高方向)を指すから、例えばドル円なら売られている状態である。
「ドル円しっかり(=円安)」と「円しっかり(=円高)」は意味が逆。
買われていて、値が上がっている状態。「強い」と同じ。
「ドル円堅調」と言えば、ドル円が買われていて値が上がっている状態。
やや強いときは【小じっかり(こじっかり)】と言う。
なお、「円しっかり」と言った時は、円が買われている状態(円高方向)を指すから、例えばドル円なら売られている状態である。
「ドル円しっかり(=円安)」と「円しっかり(=円高)」は意味が逆。
(⇔急落)
買いの連続により急速に値を上げること。短時間に50〜100pips以上の幅で一気に急落する。俗に【爆上げ】【打ち上げ花火】とも呼ばれる。「ショートスクイーズ」よりさらに大きな値幅で一気に高騰する。
買いの連続により急速に値を上げること。短時間に50〜100pips以上の幅で一気に急落する。俗に【爆上げ】【打ち上げ花火】とも呼ばれる。「ショートスクイーズ」よりさらに大きな値幅で一気に高騰する。
(⇔堅い、堅調、しっかり)
売られていて、値が下がっている状態。「弱い」と同じ。
やや弱くなって、ドル円なら20pips程度値が下がった状態を【小安い】【小緩む(こゆるむ)】などとも言う。
売られていて、値が下がっている状態。「弱い」と同じ。
やや弱くなって、ドル円なら20pips程度値が下がった状態を【小安い】【小緩む(こゆるむ)】などとも言う。
(⇔急騰)
売りの連続により急速に値を下げること。短時間に50〜100pips以上の幅で一気に急落する。俗に【爆下げ】【ナイアガラ】とも呼ばれる。「投げ売り」や「狼狽売り」、ロングのストップオーダーなどが巻き込まれる。
売りの連続により急速に値を下げること。短時間に50〜100pips以上の幅で一気に急落する。俗に【爆下げ】【ナイアガラ】とも呼ばれる。「投げ売り」や「狼狽売り」、ロングのストップオーダーなどが巻き込まれる。
(⇔独歩高、全面高)
その通貨だけが売られた状態。
「円全面安」といえば、ドル円・クロス円が総じて上昇した状態(円売り)。
独歩高(安)、全面高(安)は、その使い方からして、1つの通貨についてだけ言う(「ドル円全面高」のような言い方はしない)。
その通貨だけが売られた状態。
「円全面安」といえば、ドル円・クロス円が総じて上昇した状態(円売り)。
独歩高(安)、全面高(安)は、その使い方からして、1つの通貨についてだけ言う(「ドル円全面高」のような言い方はしない)。
値が上がっていたのだが、上値の水準(レジスタンス、高値圏)で売りが入って抑えられており、それ以上上がらないでいる状態。なかなか超えられないことから、買い方が諦めムードで売り、下落する場合がある。
「(○○円で)capされる」という言い方もする。
値が下がっていたのだが、下値の水準(サポート、安値圏)で買いが入って支えられており、それ以上下がらないでいる状態。
「底堅い」の場合は、支えられている「堅さ」の感じが現れている。
(目線は、そこまで下向きだったが買いの力で上向きに転じようとしている)
(⇔高止まり)
値が下がっていたが、下値の水準で買いが入って売り進められず、それ以上下がらないでいる状態。
下げ渋るの場合は、売られて下がるはずなのになかなか下がらない、という感じが現れている(目線は下向き)。
値が下がっていたが、下値の水準で買いが入って売り進められず、それ以上下がらないでいる状態。
下げ渋るの場合は、売られて下がるはずなのになかなか下がらない、という感じが現れている(目線は下向き)。
上げるでもなく、下げるでもなく、値動きが数10pips以内の範囲を保ったまま横ばいで方向感ない状態。レンジ相場の1つであるが、レンジというより値幅が狭い感じで動きを感じない(レンジは、ある値幅で上下する動きを感じる)。
※他に、「動意薄」「薄商い」などがある(後述)。
レートが、ある水準まで上昇(下落)したけれども、その後しばらくして結局元の水準に戻ってくること。概ね数時間から半日程度のスパンで、ドル円なら50銭〜1円(多いときで2円)程度動いたあと、元に戻ってくる感じ。「全戻し」に対応する。
「往って来い」は動きを表す名詞なので、「ドル円は往って来いの展開」のように使う。
「往って来い」の一種。経済指標などで一定の買い・売りの効果が見られたあとで、その後しばらくしてその上昇・下落分が元に戻ってきてしまうこと。その時点で、その指標の効果は終わりとなる。
(⇔安値圏)
値段が高いと感じられる水準。その日の高値のあたりのレート。売りによる反落も懸念される水準で、「高値圏で推移」などと使われ、その場合は堅調、強含みに近いが、高くて反落しそう、という懸念が感じられ、高値掴みに注意が必要。
値段が高いと感じられる水準。その日の高値のあたりのレート。売りによる反落も懸念される水準で、「高値圏で推移」などと使われ、その場合は堅調、強含みに近いが、高くて反落しそう、という懸念が感じられ、高値掴みに注意が必要。
(⇔下値支持水準、サポート)
値段が高いと感じられる水準で、売りによる反落が予想される水準。ただし、そこを上抜けると、ストップオーダーにより上向きトレンドが発生しやすい。
値段が高いと感じられる水準で、売りによる反落が予想される水準。ただし、そこを上抜けると、ストップオーダーにより上向きトレンドが発生しやすい。
(⇔高値圏)
値段が低いと感じられる水準。その日の安値のあたりのレート。買いによる反発も懸念される水準で、「安値圏で推移」などと使われ、その場合は軟調、弱含みに近いが、安値叩きに注意が必要。
値段が低いと感じられる水準。その日の安値のあたりのレート。買いによる反発も懸念される水準で、「安値圏で推移」などと使われ、その場合は軟調、弱含みに近いが、安値叩きに注意が必要。
(⇔上値抵抗水準、レジスタンス)
値段が低い感じられる水準で、買いによる反発が予想される水準。ただし、そこを下抜けると、ストップオーダーにより下向きトレンドが発生しやすい。
値段が低い感じられる水準で、買いによる反発が予想される水準。ただし、そこを下抜けると、ストップオーダーにより下向きトレンドが発生しやすい。
レートが、ある目安となるポイント、注目している水準(例えば、キリの良い大台、あるいは直近の高値など)を上回ること。
「92円乗せ」というと、91円台から92円以上になることである。
レートが、ある目安となるポイント、注目している水準(例えば、キリの良い大台、あるいは直近の安値など)を下回ること。
「92円を割る」というと、92円台から92円未満(91円台)へ下落すること。1pipでも下回れば「割る」である。
「割り込む」というと、若干深めに下回った印象を与える。
(⇔予想より弱い)
何かの経済指標の結果が、市場予想と比べて、その国・通貨を強い方、買いたいと思わせる方の結果だったということ。
例えば、貿易黒字なら多い方が、GDPなら多い方が、雇用者数なら多い方が、失業率や失業保険申請数なら少ない方が「強い」。
よって、その指標の数値の大小と良し悪しとの関係を考えなくとも、FXニュースで「予想より強い」と言われれば、その国の通貨の買い方向と単純に考えて良い。
ただし、必ずしも、強い=その国の通貨の買い、とならないケースも多く、直感とマッチしない場合もある。
(特に、指標が強く、リスク志向となった場合に、逆に売られるといったケース)
何かの経済指標の結果が、市場予想と比べて、その国・通貨を強い方、買いたいと思わせる方の結果だったということ。
例えば、貿易黒字なら多い方が、GDPなら多い方が、雇用者数なら多い方が、失業率や失業保険申請数なら少ない方が「強い」。
よって、その指標の数値の大小と良し悪しとの関係を考えなくとも、FXニュースで「予想より強い」と言われれば、その国の通貨の買い方向と単純に考えて良い。
ただし、必ずしも、強い=その国の通貨の買い、とならないケースも多く、直感とマッチしない場合もある。
(特に、指標が強く、リスク志向となった場合に、逆に売られるといったケース)
(⇔予想より強い)
何かの経済指標の結果が、市場予想と比べて、その国・通貨を弱い方、売りたいと思わせる方の結果だったということ。
例えば、貿易赤字なら多い方が、GDPなら少ない方が、雇用者数なら少ない方が、失業率や失業保険申請数なら多い方が「弱い」。
よって、その指標の数値の大小と良し悪しとの関係を考えなくとも、FXニュースで「予想より弱い」と言われれば、その国の通貨の売り方向と、単純に考えて良い。ただし、必ずしも、弱い=その国の通貨の売り、とは限らないケースも多く、直感とマッチしない場合もある。
(特に、指標が弱く、リスク回避となった場合に、逆に買われるといったケース)
何かの経済指標の結果が、市場予想と比べて、その国・通貨を弱い方、売りたいと思わせる方の結果だったということ。
例えば、貿易赤字なら多い方が、GDPなら少ない方が、雇用者数なら少ない方が、失業率や失業保険申請数なら多い方が「弱い」。
よって、その指標の数値の大小と良し悪しとの関係を考えなくとも、FXニュースで「予想より弱い」と言われれば、その国の通貨の売り方向と、単純に考えて良い。ただし、必ずしも、弱い=その国の通貨の売り、とは限らないケースも多く、直感とマッチしない場合もある。
(特に、指標が弱く、リスク回避となった場合に、逆に買われるといったケース)
(⇔投げ売り)
ショートポジションを決済すること。広義には単に売りポジを決済することだが、狭義には、値が上がったために含み損となった売りポジを損切りのために決済することを指す。ショートポジション決済のための買い戻しを「ショートカバー」というが、これはショート(=不足分)をカバーするという意味合いのため。
(ロングの決済はロングカバーとは言わない)
ショートポジションを決済すること。広義には単に売りポジを決済することだが、狭義には、値が上がったために含み損となった売りポジを損切りのために決済することを指す。ショートポジション決済のための買い戻しを「ショートカバー」というが、これはショート(=不足分)をカバーするという意味合いのため。
(ロングの決済はロングカバーとは言わない)
ショートカバーは売りポジの損切りの買い戻しに伴う値上がりであるので、売りポジの買い戻しが大方済んでしまえば上昇は止まる。このためショートカバーの上げの持続時間は1時間程度である。このように、買戻しがほぼ終了し、上昇が終わった状態を「ショートカバーが一巡」という。
スクイーズとは絞り上げること。ショートカバーにより値が急速に上がり、まだショートを持っている人が締め上げられるような状態になること。
ショートカバーと同じだが、ショートカバーよりも値上がりが急で、締め上げ感が強いとき使われる。耐えられずに損切りすることでさらに値が上がり、まだショートを持っている人がさらに締め上げられる。
ショートの買い戻し(損切り)のことを「踏む」といい、これにより値が上がるので「踏み上げ」という。
(⇔買い戻し、ショートカバー、踏み上げ)
含み損となったロングポジションを諦めて放棄し、売り払うこと。英語で sell at a loss というように、損切りである。投げ売りが始まると、買い手が次々と諦めて売却を始める連鎖につながる場合もある。ショートカバーと逆である。
売りが売りを呼んで急落相場となったとき、慌てて大きな損になったロングポジションを思わず売ってしまうことを「狼狽売り」とも言う。
含み損となったロングポジションを諦めて放棄し、売り払うこと。英語で sell at a loss というように、損切りである。投げ売りが始まると、買い手が次々と諦めて売却を始める連鎖につながる場合もある。ショートカバーと逆である。
売りが売りを呼んで急落相場となったとき、慌てて大きな損になったロングポジションを思わず売ってしまうことを「狼狽売り」とも言う。
相場がある方向に動いて、損切りオーダー(ストップ)がまとまって観測される水準に到達することで、損切り注文が次々と執行され、さらにその方向にレートが抜けていくこと。
損切りオーダーは逆指値であるので、その方向へ加速する。
取引量が少なく、市場が閑散としている状態。取引量が少ないと大きな変動も少ないが、逆に少しの額の売買でレートが通常より大きく動く場合もあり、それを狙って売買をしてくる者もいる。
薄商いは、12月後半の欧米のクリスマス休暇期間や、週明け月曜のオセアニア市場などが該当する。
市場が閑散としているわけではないのだが、相場を上げよう(下げよう)といった市場の思惑や相場の方向付けの動機が感じられない状態。
相場が動いていない状態でも、どちらかに行こうとする力が感じられないのが「動意薄」、上下それぞれに行こうとする双方の力がやや拮抗しているのが「もみ合い」、売り崩そうとする勢力と買い上げようとする勢力が大きくぶつかり合っているのが「攻防」(特にオプションの防戦)と言える。
相場が一方向に動くときでも、一旦動きを休んで僅かに反対に行き、そしてまた元の方向へ動きを継続する場合がある。これは、一方向に動くと、ある値幅で、一旦利食いが発生したり、指値の逆張りが待っていたりするからで、そのような一旦休んだ場所や僅かに反対に戻した場所を「押し目」という。
一方向に動く場合でも、何箇所が押し目が見られるのが普通であるが、それは後から見て分かる場合であり、一旦僅かに戻したのが押し目なのかそのまま反転していくのかは、その時点では分からない。
(⇔戻り売り)
英語は buy on dip(バイ・オン・ディップ)という。
相場が上昇している最中にできる押し目(僅かに下落する)で、買いを入れること。
流れがまだ続くという読みが当たらないと、高値掴みになる可能性もある。
英語は buy on dip(バイ・オン・ディップ)という。
相場が上昇している最中にできる押し目(僅かに下落する)で、買いを入れること。
流れがまだ続くという読みが当たらないと、高値掴みになる可能性もある。
(⇔押し目買い)
英語は sell on rally(セル・オン・ラリー)という。
相場が下落している最中にできる押し目(僅かに上昇する)で、売りを入れること。下落時の押し目で売ることだが、押し目売りとはあまり言わない。
流れがまだ続くという読みが当たらないと、安値叩きになる可能性もある。
英語は sell on rally(セル・オン・ラリー)という。
相場が下落している最中にできる押し目(僅かに上昇する)で、売りを入れること。下落時の押し目で売ることだが、押し目売りとはあまり言わない。
流れがまだ続くという読みが当たらないと、安値叩きになる可能性もある。
英語で Buy on the rumor, sell on the fact という。
良い噂が流れた場合は、今後が期待されてその時点から買われていくが、実際その通りの良いニュースが流れ、事実として確定すると、そこで期待は終わり。買われた分が売られて解消されていく。
(悪いニュースに対して反対の動きをする場合もある。まず悪い噂で売られ、それがニュースで報道されると買い戻される)
「織り込み」とその解消の1つの姿である。
(⇔安値叩き)
高い値段で買ってしまうこと。上昇局面で流れに乗ろうとしてロングポジションを持ったらそこで反落してしまった場合と、今よりも安い値段で買いたいのだが下げ渋ってなかなか買いたいレートに落ちて来ないので、我慢できず「もういいや、ここで買ってしまえ」としびれを切らしてロングポジションを持ったらそこから下がってしまった場合、とがある。前者は順張りの乗り遅れ、後者はガマンが足りない例。
高い値段で買ってしまうこと。上昇局面で流れに乗ろうとしてロングポジションを持ったらそこで反落してしまった場合と、今よりも安い値段で買いたいのだが下げ渋ってなかなか買いたいレートに落ちて来ないので、我慢できず「もういいや、ここで買ってしまえ」としびれを切らしてロングポジションを持ったらそこから下がってしまった場合、とがある。前者は順張りの乗り遅れ、後者はガマンが足りない例。
(⇔高値掴み)
安い値段で売ってしまうこと。下落局面で流れに乗ろうとしてショートポジションを持ったらそこで反発してしまった場合と、今よりも高い値段で売りたいのだが上値が重くなかなか売りたいレートに届かないので、我慢できず「もういいや、ここで売ってしまえ」としびれを切らしてショートポジションを持ったらそこから上がってしまった場合、とがある。前者は順張りの乗り遅れ、後者はガマンが足りない例。
安い値段で売ってしまうこと。下落局面で流れに乗ろうとしてショートポジションを持ったらそこで反発してしまった場合と、今よりも高い値段で売りたいのだが上値が重くなかなか売りたいレートに届かないので、我慢できず「もういいや、ここで売ってしまえ」としびれを切らしてショートポジションを持ったらそこから上がってしまった場合、とがある。前者は順張りの乗り遅れ、後者はガマンが足りない例。
安値叩きがどちらかというと新規ショートなのに対し、狼狽売りはロングの損切り決済で、下落局面で思わずロングを手放してしまうこと。慌てて「投げ売り」してしまうこと。時に、無駄な売りだった場合を指す(売らなければ良かった)。
ブルは雄牛(bull)のこと。雄牛は攻撃するときに角を下から振り上げるようにすることから、相場を強い方向へ持って行きたいと考えること。単にロンガーなのではなく、投資において相場がその方向に向かうように強硬に攻める。
「円ブル派」といえば、「円高歓迎派」(ドル円なら売り方)である。
ベアは熊(bear)のこと。熊は攻撃するときに爪を上から振り下ろすようにすることから、相場を弱い方向へ持って行きたいと考えること。単にショーターなのではなく、投資において相場がその方向に向かうように強硬に攻める。
「円ベア派」といえば「円安歓迎派」(ドル円なら買い方)である。
つまり、ドル円で言うと、「円ベア」=「ドル・ブル」である。
最新コメント