オリジナルのTRPG、『Wizard's Garden』の為のWiki。

プレイヤー・キャラクタ

素性

PCは基本的に、魔法使いとして扱われます。通常は幼い頃は魔法を上手く扱えず、
無自覚であるか、「少し変なことが起こる」程度の認識ですが、長じるにつれて
自らが魔法を使える事を知り、適当なクランに所属する魔法使いに弟子入りするか、
目を留められてそのクランの一員となるのが一般的な流れですが、勿論そうでない
魔法使いもたくさんいます。

系統

魔法使いの魔法は、干渉できる対象によって「物質」「エネルギー」「空間」「生命」の四つに
分けられます。これを系統と呼び、魔法使いは必ず一人一つの系統に属しています。
例えば「物質」系統の魔法使いは、粗末な服をドレスに変えたり、何もないところから剣を取り出したり
出来ますが、ネズミを馬にしたり、一瞬にして遠い場所へ移動したりは出来ません。
この系統は生まれつき一人一種類に決まっており、変化したり、増えたりはしません。

一次能力

魔法使いの基本的な能力は、パワーコントロールセンスの三つに分類されます。
これらは、魔法を使ったり、記憶や知識を試したり、交渉を行ったりする時に重要な役割を果たします。
キャラクタ作成時に4d6を振って決めますが、訓練する事により、ある程度上昇させることも出来ます。
パワー
根源的な魔法の力です。物をけしたり、性質を強くする類の魔法に影響します。
また、一つのことに集中する集中力や、何かに耐えたり、やり遂げたりする精神力の強さでもあります。
コントロール
魔力を自由自在に操る能力です。物や動物を操ったり、情報を得る類の魔法に影響します。
また、些細な点に気づく観察力や、物事の知識量や記憶力でもあります。
センス
魔力を望みの形に構成する力です。物を作り出したり、形や性質を変化させる類の魔法に影響します。
また、発想力や話術の巧みさ、外見の美しさなどもこの能力の範疇です。

これらの能力はすべて、魔法や、思考能力、意志力など精神的な能力です。
肉体的な能力(腕力やスタミナ、足の速さや手先の器用さなど)は、魔法で強化しない限り、
一般的な人間とかわりありません。

二次能力

キャラクタの副次的な能力を示す値です。キャラクタが成長すると最大値が上昇していき、
セッション中に増減します。
耐久力
魔法使いの肉体的な強度を示す唯一の能力です。体の頑強さを表し、傷を負うごとに減っていきます。
1以下になると自力では動けなくなり、0以下で気絶、マイナスになると死亡します。
6+体術の1/3(端数切捨て)です。
魔力
魔法使いの魔力を示す値です。これを用いて、使う魔法を成功しやすくすることが出来ます。
0になると、それ以上魔力を消費することは出来ませんが、魔法を使うことは出来ます。
魔力は技法レベルの合計です。

名前

キャラクタには、いくつかの名前を設定する必要があります。
プレイヤ名
そのキャラクタを作成し、操作するプレイヤの名前です。
本名
そのキャラクタの、生まれたときにつけられた本当の名前です。
通常、魔法使いはこれを隠し、ごく親しい、本当に信じられる相手にのみ教えます。
本名を知られることは、自分の魔力を掌握されるのと同じであると考えられています。
通称
そのキャラクタの、魔法使いとしての名前です。愛称ではなく、本名とは関係のない、
魔法使いらしい名前を名乗ります。トムやケン、マリアなどは魔法使いらしくありません。
ガンダルフやマーリン、ワードナのような名前が好まれます。
二つ名
ある程度の能力を持ち、一人前と認められた魔法使いは、二つ名を名乗ることを許されます。
通常は自分でつけますが、普段の素行によっては、他の魔法使いから自然とつけられることもあります。
「雷撃の魔法使い」や「予言の魔法使い」の様に、得意とする魔法からつけられたり、
「片目の魔法使い」「紫の髪の魔法使い」の様な外見の特徴、「悪徳の魔法使い」
「破竜の魔法使い」のような、逸話や関わった事件から名づけられるものが一般的です。
一人の魔法使いが複数の二つ名で呼ばれることもありますし、半人前の魔法使いなら
一つも持っていないのが普通です。

外見、性格、その他

ある程度自由に決めてかまいません。ただし、制約が二つあります。
まず、センスが14より高ければ高いほど、美形であったり、性格やその他の特徴に、他人から好まれる点が
あります。低ければその逆で、醜悪であったり、他人と付き合う上で性格に難があったりします。
髪や目の色は、黒や茶、赤、金、ごく稀に白など、現実にあるものにしてください。
年齢は10台前半〜30台程度が一般的ですが、ごく若いうちや、赤ん坊の頃からクランに引き取られたり、
逆に高齢になってからクランに所属することも、ないわけではありません。

魔法の印

魔法使いには、魔法を使うと必ず現れる「印」があります。これは魔法使いごとに異なり、音や光、匂いなど
実体を持たない形で現れます。例えば、魔法を使うたびに破裂音がしたり、バラの香りが広がったり、
眉間に輝く紋章が現れたりします。一人一種類が決まっており、どんな魔法を使うときでも、必ずこの
印が現れます。

定型魔法

作りたてのキャラクターは一般的な定型魔法を5つ習得しています。
公式定型魔法一覧から自分の系統に属するものを5つ選び、習得できます。
高い等級の魔法を作りたてのキャラクターが使うのは大変ですが、
使用できないわけでも覚えられないわけでもないので好きなものを選択してください。

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