Wizard's Garden Wiki

人が「魔」に怯え暮らす時代。
文明は中世ヨーロッパ程度。割と典型的なファンタジー世界。
人間は人間同士で街を作って生活し、亜人や妖精の類は森の奥深くや洞窟などに
住んでおり、滅多に出会うことはない。また、出会ったとしても、友好的であることは更に稀。
魔法は天賦の才がなければ扱うことは出来ず、また人間に比べ、魔物は遥かに強靭な能力を
持っているため、所謂「冒険者」のような職業の人間は殆どいない。

生まれつき魔法の才能に恵まれた人間。無から有を生み出し、法則を捻じ曲げ、不可能を可能にする。
たとえ半人前や子供の魔法使いであろうと、十分な訓練を積んだ兵士よりもよほど強いため、
一般の人間からは畏れ敬われている。1000人に1人程度が魔法使いになれる。
魔法使いになれるかどうかは、生まれたときの才能によってのみ決まり、
なれない人間は一生なれない。遺伝もしない。
このTRPGにおいて、プレイヤーキャラは基本的に全員魔法使いになる。

一般人から異端とされる魔法使いが、迫害を避ける為につくり、所属する組織。
通常、数名〜十数名の魔法使いと、十数名の下働きの人間（非魔法使い）で構成され、
街から若干離れた洞窟や塔、森の中などに作られる。
魔法使いの住居であると同時に、上級の魔法使いが下級の魔法使いに対して魔法を教えたり、
研究の場として使用される他、一般人からの依頼の窓口となったりする。

魔物や災害、その他、魔法を使わなければ解決できない厄介事を、一般人が
クランに持ち込む事がある。
魔法使いはこれを有料で引き受け、研究資金を稼ぐと共に、周囲の住民の役に立つことで
迫害されることを未然に防いでいる。

人ならざるもの。人間とはけして相容れることなく、また人間よりも遥かに強靭な肉体や、
優れた英知、魔法、能力などを持つ。
普通の人間が、剣や鎧をまとって倒せるのは、ごく低級な妖魔の類のみであり、魔獣や悪魔、
ましてや竜などに敵うわけはない。魔法使いのみが、それらの魔物に相対することが出来る。

「唯一にして絶対なる神」を信仰する者達。真の信仰を持つものは天使によって
守護を得たり、奇跡を起こしたりする事ができる。
奇跡に近い行為を行い、神の定めた法則を捻じ曲げる事の出来る魔法使いに対しては、敵対とは
行かないまでも、不遜な存在であるという認識を持っている。

神と敵対するものたち。元は天使であったが、神に対して反乱を起こし、地獄に落とされた
堕天使であるともされる。人間を堕落させ、その魂を手に入れたり、神への信仰を持つものを
殺す事を目的としている。反面、悪魔を崇拝するものには力を与える。
魔法使いは聖職者以外に脅威となる存在として、悪魔からも危険視・敵視されている。