この項では、GWの世界においてある程度確立されている魔法の手法について説明する。
戦闘において、最善の手は睡眠、石化などで直接相手の戦闘力を奪う事である。
しかしこれらの魔法は対魔判定を突破し、更に相手の抵抗力を超える影響を持つ必要がある。
そのような時の次善の策が攻撃魔法と呼ばれる、相手を傷つけ殺傷する目的で使われる魔法である。
攻撃魔法は大別して、直接攻撃と間接攻撃の二種類に分けられる。
しかしこれらの魔法は対魔判定を突破し、更に相手の抵抗力を超える影響を持つ必要がある。
そのような時の次善の策が攻撃魔法と呼ばれる、相手を傷つけ殺傷する目的で使われる魔法である。
攻撃魔法は大別して、直接攻撃と間接攻撃の二種類に分けられる。
魔法で作り出したものをぶつけたり、或いは相手自身に干渉して傷をつける魔法を直接攻撃と呼ぶ。
直接攻撃の特徴は相手の抵抗力を超えなくても、対魔判定さえ突破すれば1点のダメージを
与えられる事にある。つまり、魔力を持たない相手に対しては必ずダメージを与えられる。
高影響、つまり高レベルの魔法は対魔判定も低くなりがちである為、低影響低レベルに留めて
複射などを併用して使われる事が多い。
直接攻撃魔法として一般的なものは以下の通り。
直接攻撃の特徴は相手の抵抗力を超えなくても、対魔判定さえ突破すれば1点のダメージを
与えられる事にある。つまり、魔力を持たない相手に対しては必ずダメージを与えられる。
高影響、つまり高レベルの魔法は対魔判定も低くなりがちである為、低影響低レベルに留めて
複射などを併用して使われる事が多い。
直接攻撃魔法として一般的なものは以下の通り。
系統 | 技法 | 使用方法 |
---|---|---|
物質 | 創造 | 岩や剣などを創造して相手の頭上から落とす |
エネルギー | 強化 | 熱や重力などを強化する |
エネルギー | 創造 | 炎や電撃などを創造する |
エネルギー | 変化 | 魔力を変化させ武器にする |
生命 | 操作 | 直接傷をつける |
空間 | 創造 | 生命の通れない結界をぶつける |
魔法で強化したり、操作してぶつけたりして相手を攻撃する魔法を間接攻撃と呼ぶ。
魔法を使わない、武器による攻撃も便宜上間接攻撃として扱われる。
間接攻撃の特徴は、対魔判定をする必要が無いことである。ただし、影響が相手の抵抗力より
高くなければダメージを与えられないし、高くても1点のダメージしか与える事ができない。
高い対魔抵抗を持つ相手に使用される事が多い。
間接攻撃魔法として一般的なものは以下の通り。
魔法を使わない、武器による攻撃も便宜上間接攻撃として扱われる。
間接攻撃の特徴は、対魔判定をする必要が無いことである。ただし、影響が相手の抵抗力より
高くなければダメージを与えられないし、高くても1点のダメージしか与える事ができない。
高い対魔抵抗を持つ相手に使用される事が多い。
間接攻撃魔法として一般的なものは以下の通り。
系統 | 技法 | 使用方法 |
---|---|---|
物質 | 強化 | 武器などを強化して攻撃する |
物質 | 操作 | 武器やあたりの石などを操作して攻撃する |
エネルギー | 強化 | 腕力などを強化する |
生命 | 強化 | 肉体を強化する |
生命 | 変化 | 猛獣などに変化する |
敵の攻撃や周囲の環境などから身を守る魔法を防御魔法と呼ぶ。
魔法使いは『魔力の楯』と呼ばれる一種の防御壁を常に身に纏っており、無意識的に守られている。
しかしその力も完全ではなく、魔力の楯を突破されたときの為の保護として防御魔法をかけておく事で
傷つく確率や量を格段に下げる事ができる。
防御魔法はちょうど魔物にとっての抵抗力のような働きをし、防御魔法の影響より低い影響を持つ
攻撃のダメージを1点軽減する事ができる。
防御魔法として一般的なものは以下の通り。
魔法使いは『魔力の楯』と呼ばれる一種の防御壁を常に身に纏っており、無意識的に守られている。
しかしその力も完全ではなく、魔力の楯を突破されたときの為の保護として防御魔法をかけておく事で
傷つく確率や量を格段に下げる事ができる。
防御魔法はちょうど魔物にとっての抵抗力のような働きをし、防御魔法の影響より低い影響を持つ
攻撃のダメージを1点軽減する事ができる。
防御魔法として一般的なものは以下の通り。
系統 | 技法 | 使用方法 |
---|---|---|
物質 | 強化 | 衣服や鎧などを強化する。非物理攻撃には無効 |
物質 | 創造 | 鎧や楯、壁などを創造する |
エネルギー | 創造 | 攻撃を反発するエネルギーを創造する |
エネルギー | 変化 | 魔力を鎧に変化させる |
生命 | 強化 | 肉体を強化する |
生命 | 変化 | 猛獣などに変化する |
空間 | 強化 | 周囲の空間を広げて回避しやすくする |
空間 | 知覚 | 周囲空間を知覚し回避する |
空間 | 創造 | 物質、エネルギーなどを遮る結界を作る |
この世界において、人間の身体は非常に貧弱といわざるを得ない。
『魔力の楯』の保護がなければ3度の攻撃で気を失ってしまい、4度目の攻撃で確実に死に至る。
その為に、防御魔法と並んで重要視されるのが傷を癒すための回復魔法である。
回復魔法には即時回復と長期回復の二種類に大別される。
『魔力の楯』の保護がなければ3度の攻撃で気を失ってしまい、4度目の攻撃で確実に死に至る。
その為に、防御魔法と並んで重要視されるのが傷を癒すための回復魔法である。
回復魔法には即時回復と長期回復の二種類に大別される。
直接傷を補填したり、時間を戻す事により傷を癒す方法を即時回復と呼ぶ。
その名の通り、一瞬にして傷が治るために戦闘時に非常に重宝する魔法ではあるが、
持続時間が切れると共に傷が元に戻り、最悪死んでしまう為注意が必要となる。
即時回復として一般的なものは以下の通り。
その名の通り、一瞬にして傷が治るために戦闘時に非常に重宝する魔法ではあるが、
持続時間が切れると共に傷が元に戻り、最悪死んでしまう為注意が必要となる。
即時回復として一般的なものは以下の通り。
系統 | 技法 | 使用方法 |
---|---|---|
生命 | 変化 | 傷の無い身体に変化する |
空間 | 変化 | 傷の無い時に時間を変化させる |
回復力を高める事で傷を癒す方法を長期回復と呼ぶ。
時間はかかるものの、持続時間が切れても傷が元に戻るような事は無いため
余裕のある時や、即時回復をかけた後に併用する形で使用される事が多い。
長期回復として一般的なものは以下の通り。
時間はかかるものの、持続時間が切れても傷が元に戻るような事は無いため
余裕のある時や、即時回復をかけた後に併用する形で使用される事が多い。
長期回復として一般的なものは以下の通り。
系統 | 技法 | 使用方法 |
---|---|---|
物質 | 強化 | 薬草などを強化する |
生命 | 強化 | 回復力を強化する |
空間 | 消失 | 時間を短縮し、擬似的に回復力を強化する |
戦闘において最良の防御方法とは、相手に気付かれない事である。
相手に位置を悟られなければ攻撃を受ける可能性は格段に低くなり、そもそも気付かなければ
戦闘そのものを回避できる場合もある。
隠伏として一般的なものは以下の通り。
相手に位置を悟られなければ攻撃を受ける可能性は格段に低くなり、そもそも気付かなければ
戦闘そのものを回避できる場合もある。
隠伏として一般的なものは以下の通り。
系統 | 技法 | 使用方法 |
---|---|---|
物質 | 知覚 | 壁、岩などの幻覚を作り出して隠れる |
物質 | 変化 | 地面の性質を変化させて地中に潜り隠れる |
エネルギー | 消失 | 音や光などを消失させる |
エネルギー | 操作 | 音や光などを操り、別の場所にいるように見せかける |
エネルギー | 創造 | 音や光などを操り、幻影、幻聴を作る |
生命 | 消失 | 小さくなって隠れる |
生命 | 変化 | 一見無害な小動物や草木などに変化する |
空間 | 消失 | 空間を縮め、小さくなって隠れる |
空間 | 創造 | 光や音などを遮る結界を作る |
隠伏は極めて優れた戦闘手法である。それ故に、それに対する手法もまた確立されている。
隠れている存在を見つけるための魔法は総じて看破と呼ばれ、様々な方法を用いて隠伏した
相手を探し出す。
看破として一般的なものは以下の通り。
以下は、各系統ごとに固有の方式を説明する。
隠れている存在を見つけるための魔法は総じて看破と呼ばれ、様々な方法を用いて隠伏した
相手を探し出す。
看破として一般的なものは以下の通り。
系統 | 技法 | 使用方法 |
---|---|---|
物質 | 知覚 | 地面についた僅かな足跡などを知覚する |
エネルギー | 知覚 | 音や魔力などを知覚する |
生命 | 強化 | 視力や聴覚など、五感を強化する |
生命 | 知覚 | 生命自体を知覚する |
空間 | 知覚 | 空間自体にいる存在を知覚する |
以下は、各系統ごとに固有の方式を説明する。
「指定」「視界」等で目の前の空間を媒介とし、その空間を消失させる事で距離を縮め、
擬似的に転移する方法。
安全かつ簡単に転移を可能にはするものの、極めて短距離、かつ転移先との間に
障害物が無い状態でなければならない為、転移としての実用性はそれほど高くない。
擬似的に転移する方法。
安全かつ簡単に転移を可能にはするものの、極めて短距離、かつ転移先との間に
障害物が無い状態でなければならない為、転移としての実用性はそれほど高くない。
「接触」「指定」などで転移対象自体の座標を変化させ転移させる。最も簡単な手法。
メリットとしては、世界中のどこにでも転移できる事が挙げられる。
ただし転移先に物質が存在した場合、矛盾が起こり対象者が破壊されてしまう危険性があったり、
効果時間が切れると元の場所に戻ってしまう等、問題も多い。
敵に対して使用して地面に埋め込んで攻撃として使用したり、元いた場所への往復を目的とするような
場合に使用される。
メリットとしては、世界中のどこにでも転移できる事が挙げられる。
ただし転移先に物質が存在した場合、矛盾が起こり対象者が破壊されてしまう危険性があったり、
効果時間が切れると元の場所に戻ってしまう等、問題も多い。
敵に対して使用して地面に埋め込んで攻撃として使用したり、元いた場所への往復を目的とするような
場合に使用される。
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