海上試験船

システムの名称

海上試験船

概要

海洋において各種装備の試験・評価を行う。

装備

▼現在運用中のソンジン号(約300トン)。


▼2012年5月に就役予定の次期海上試験船チョンヘ号(軽荷排水量1,200トン)。


▼2011年11月16日に行われた進水式の模様。



その他

ソンジン号について
  • ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=2004&menuSeq=11&menuCnt=30917&writeDate=20060131&kindSeq=1&writeDateChk=20060103
  • ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=2004&menuSeq=11&menuCnt=30917&writeDate=20060125&kindSeq=1&writeDateChk=20060110

ニュース記事

次期海上試験船チョンヘ号進水(2011.11.17)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3001&menuSeq=1&menuCnt=&writeDate=20111117&kindSeq=7&writeDateChk=20111117

内装工事完了後、来年5月に国防科学研究所に引渡し予定

国防科学研究所(ADD)の新型次期海上試験船チョンヘ(清海)号が16日に進水式を行い、その姿を見せた。

この日、STX造船海洋(株)で進水式を行った1,200トン級チョンヘ号は、武器システムの開発のために、海洋で各種試験と評価・測定ができる特殊船舶だ。チョンヘ号はこれから6か月間、船内の艤装工事と試運転を通じて性能を検証したのちに、2012年5月にADDに引き渡され、現在運用中のソンジン(先進)号を代替することになる。

ADDはこの日「海上試験船チョンヘ号は、海洋武器システムと水中誘導武器及び艦艇特殊性能の試験評価をはじめとする各種海上試験場において、試験を指揮・統制し、試験装備システムの設置・運用を担当する」と明らかにした。ADDはまた「これから国防科学技術の急速な発展によって難度が高まり、回数も増加する海上試験を成功裏に遂行できるインフラと位置付けられる」と付け加えた。

乗組員と実験要員など最大75人が乗ることができるチョンヘ号は、全長65.4m、幅12.4mで航海速力は16ノットだ。チョンヘ号は特に、各種水中音響センサーシステムの性能試験と艦艇音響性能試験を安定的に実施できるように、最新の電気推進方式など低騒音設計を採用したのが特徴だ。

チョンヘ号内部の研究実験室・総合情報室・船底センサー室には最先端の研究装備と海洋調査装備を搭載している。試験に必要な各種装備を海洋で運用できるように支援する敷設・回収・曳航装備も備えている。チョンヘ号の海洋調査装備は、水深・水温分布・流速・水中音速・気象などの海洋環境要素をリアルタイムに測定し、海上試験に影響を与える各種環境を把握することができる。

チョンヘ号は、各種センサーで計測した試験資料はもちろん、海洋環境資料と航海資料をネットワークで連動し、リアルタイムで表示・分析を可能にする統合情報システムも備えている。また、実験に集中できるように運航システムを自動化し、精巧な追跡航海及び長時間精密位置維持など海上試験船としての先端能力も備えている。

ADDの関係官は「来年5月に最新の専用試験船であるチョンヘ号が引き渡されれば、国防科学の研究開発用試験の質的水準を一段階向上させることができる」として「軍と産・学・研が要求する多様な海上試験業務を適期に正確に処理できるだろう」と期待した。

(2011.11.17.1)










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