システムの名称 
合同指揮統制システム (KJCCS: Korea Joint Command Control System)
「合同参謀本部指揮統制システム」のことなので、略して「合同指揮統制システム」。
なお、合同参謀本部の用語辞典を直訳すると「韓国軍合同指揮通信システム」になる。
「合同参謀本部指揮統制システム」のことなので、略して「合同指揮統制システム」。
なお、合同参謀本部の用語辞典を直訳すると「韓国軍合同指揮通信システム」になる。
概要
以下は国防大学修士論文より
ttp://211.46.81.135:7070/original/old/M1/dm2008/KMO200800786_10.pdf
P20
KJCCSは、合同参謀中心の戦時または平時における統合指揮統制能力確保のために構築した、戦略梯隊指揮所自動化システム (CPAS) の性能改良及びシステム拡張事業として、陸・海・空軍の作戦司令部級以上の部隊に、戦時または平時に合同戦場状況をリアルタイムに提供し、戦場状況を可視化して関連部隊間で戦場状況を共有することにより、状況判断と指揮決心を効率的に支援するための韓国軍C4Iシステムの最上位の核心的基盤となるシステムである。
ttp://211.46.81.135:7070/original/old/M1/dm2008/KMO200800786_10.pdf
P20
KJCCSは、合同参謀中心の戦時または平時における統合指揮統制能力確保のために構築した、戦略梯隊指揮所自動化システム (CPAS) の性能改良及びシステム拡張事業として、陸・海・空軍の作戦司令部級以上の部隊に、戦時または平時に合同戦場状況をリアルタイムに提供し、戦場状況を可視化して関連部隊間で戦場状況を共有することにより、状況判断と指揮決心を効率的に支援するための韓国軍C4Iシステムの最上位の核心的基盤となるシステムである。
目的・機能
改善システムの応用業務範囲は、戦時または平時時に合同作戦または演習に対する指揮統制を実現することである。指揮統制を実現するというのは、任務を遂行する指揮官と参謀に必要な情報を適時に提供し、状況判断と指揮決心を支援して、命令と指示を最小時間に最適の方法で受領者に伝達することである。
このような指揮統制を実現するために、改善システムでは応用業務として、戦場状況を容易に判断して状況判断と指揮決心に要求される各種現況情報を効率的に提供するために、共通作戦状況図 (COP: Common Operation Picture) とともに、部隊別に指揮官と参謀の要求により、差別化された戦場状況と現況情報が含まれた状況図をリアルタイムに最新化して、指揮官と参謀の機能状況室に提供する。それだけでなく、指揮官と参謀は、他の部隊や部署の状況室にweb接続を通じて追加的な状況を確認することができ、状況日誌や電子メッセージを通じて状況と情報を提供し、または提供を受けることができる。
状況図には、指揮官と参謀の戦場状況把握、状況判断及び指揮決心に必要なMETT-TC (Mission, Enemy Information, Terrain and Weather, Troops Available, Time Available, Civilian) 要素を、地図、透明図（兵力・施設などを書いた透明なビニール）、符号及び文字、現況、映像などの形態で可視化して、戦場地域情報、敵状況、味方状況、作戦に影響を及ぼす民間要素、参照目録などが表示される。
また、共通支援業務として、指揮決心過程では、空間的に離れた指揮官と参謀の間で、多者間テレビ会議を通じて意思交換ができ、画像会議間電子黒板機能により、図上に透明図などを図示しながら会議ができる。その他にも状況図の管理、電子メールと電子決裁を含む専門処理、事務支援、文書管理などの業務が可能である。そして、システム基盤業務として情報管理、システム管理、保安管理などの業務が含まれる。
P21
<図2-7>にあるとおり、KJCCSシステムは、合同参謀及び作戦司令部級の部隊が使う最上位水準の指揮・統制システムである。したがって、下位の戦術システム及び各機能システムとの連動は必須であり、改善システムでは、下位梯隊の戦術システムである陸・海・空軍の戦術C4Iシステム、機能システムであるMIMS、MISとの連動を基本とする。合同作戦または演習時には、現在開発中の合同戦場模擬モデルと連動し、GCCS-Kとの連動は韓米相互運用性協議にしたがうことになる。
このような指揮統制を実現するために、改善システムでは応用業務として、戦場状況を容易に判断して状況判断と指揮決心に要求される各種現況情報を効率的に提供するために、共通作戦状況図 (COP: Common Operation Picture) とともに、部隊別に指揮官と参謀の要求により、差別化された戦場状況と現況情報が含まれた状況図をリアルタイムに最新化して、指揮官と参謀の機能状況室に提供する。それだけでなく、指揮官と参謀は、他の部隊や部署の状況室にweb接続を通じて追加的な状況を確認することができ、状況日誌や電子メッセージを通じて状況と情報を提供し、または提供を受けることができる。
状況図には、指揮官と参謀の戦場状況把握、状況判断及び指揮決心に必要なMETT-TC (Mission, Enemy Information, Terrain and Weather, Troops Available, Time Available, Civilian) 要素を、地図、透明図（兵力・施設などを書いた透明なビニール）、符号及び文字、現況、映像などの形態で可視化して、戦場地域情報、敵状況、味方状況、作戦に影響を及ぼす民間要素、参照目録などが表示される。
また、共通支援業務として、指揮決心過程では、空間的に離れた指揮官と参謀の間で、多者間テレビ会議を通じて意思交換ができ、画像会議間電子黒板機能により、図上に透明図などを図示しながら会議ができる。その他にも状況図の管理、電子メールと電子決裁を含む専門処理、事務支援、文書管理などの業務が可能である。そして、システム基盤業務として情報管理、システム管理、保安管理などの業務が含まれる。
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<図2-7>にあるとおり、KJCCSシステムは、合同参謀及び作戦司令部級の部隊が使う最上位水準の指揮・統制システムである。したがって、下位の戦術システム及び各機能システムとの連動は必須であり、改善システムでは、下位梯隊の戦術システムである陸・海・空軍の戦術C4Iシステム、機能システムであるMIMS、MISとの連動を基本とする。合同作戦または演習時には、現在開発中の合同戦場模擬モデルと連動し、GCCS-Kとの連動は韓米相互運用性協議にしたがうことになる。
構成
ハードウェア構成
KJCCSは、B1を中心にデータとアプリケーションを管理する統合システムとして構築し、B1の障害時及び有事の際には、B1からU3へ指揮所転換が可能なように、B1とU3の間には災難復旧概念とサーバー二重化概念を適用してシステムの生存性を向上させた。
ネットワーク構成
P22
戦術部隊の構成は、国防部及び合同参謀直轄部隊、陸軍本部隷下の廠級以上の軍帥部隊及び作戦司令部級部隊隷下の師団級及び旅団級部隊である。作戦司令部級以上の部隊はルータで接続され、256Kbps以上の専用回線で構成され、回線障害時を考慮して迂回回線を構成する。同一営内に駐留する部隊間ではLANを統合運用して、この中の代表部隊を部隊間通信網に連結する。
戦術部隊の構成は、国防部及び合同参謀直轄部隊、陸軍本部隷下の廠級以上の軍帥部隊及び作戦司令部級部隊隷下の師団級及び旅団級部隊である。作戦司令部級以上の部隊はルータで接続され、256Kbps以上の専用回線で構成され、回線障害時を考慮して迂回回線を構成する。同一営内に駐留する部隊間ではLANを統合運用して、この中の代表部隊を部隊間通信網に連結する。
ソフトウェア構成
KJCCSのソフトウェア構成は、大きく応用機能、共通支援機能、システム基盤機能を実現する3つのソフトウェアから構成される。
応用機能はシステムの主目的である戦場状況と現状情報を指揮官に機能別に提供し、指揮官及び参謀の状況判断と指揮決心ができるようにして指揮統制業務を支援する機能であり、共通支援機能は応用機能を支援しながら共通して支援する事務支援、専門処理、状況図の管理、電子文書管理機能である。システム基盤機能は応用機能と共通支援機能の実現をすべて可能にするシステム管理、資料管理、システム保安管理機能から構成されている。
応用機能はシステムの主目的である戦場状況と現状情報を指揮官に機能別に提供し、指揮官及び参謀の状況判断と指揮決心ができるようにして指揮統制業務を支援する機能であり、共通支援機能は応用機能を支援しながら共通して支援する事務支援、専門処理、状況図の管理、電子文書管理機能である。システム基盤機能は応用機能と共通支援機能の実現をすべて可能にするシステム管理、資料管理、システム保安管理機能から構成されている。
他システムとの連動
合同指揮統制システム (KJCCS) は、合同参謀などの戦略梯隊に、戦時または平時に戦場状況をリアルタイムに提供し、全戦場状況の可視化と、関連する部隊間で戦場状況を共有することにより、状況判断と指揮決心を效率的に支援するための韓国軍C4Iシステムの最上位の核心システムである。（図2-8 参照）
次は、KJCCSと連動される主要な他システムとの物理的連結概念について考察する。
<図2-8> KJCCSシステム統合連結構成図
補1) 2010年1月現在、KJCCSとATCIS間の相互運用性は構築済で、ATCISと海軍及び空軍C4Iシステム間の相互運用性は構築中（THE ARMY 2010年1月号 ハン・ミング陸軍参謀総長インタビュー記事より）。
次は、KJCCSと連動される主要な他システムとの物理的連結概念について考察する。
<図2-8> KJCCSシステム統合連結構成図
補1) 2010年1月現在、KJCCSとATCIS間の相互運用性は構築済で、ATCISと海軍及び空軍C4Iシステム間の相互運用性は構築中（THE ARMY 2010年1月号 ハン・ミング陸軍参謀総長インタビュー記事より）。
各軍戦術C4Iシステムとの連結
P23
次の<図2-9>にあるとおり、ATCISは軍団以下移動戦術通信システムであるスパイダー網を基本に使用して、第1軍司令部及び第3軍司令部隷下の部隊に設置される。それぞれのATCISは、KJCCSとの連動のために、スパイダー網を通じてKJCCSの第1軍司令部及び第3軍司令部部隊システムの通信網につながれ、海兵隊司令部は地上戦術（部隊）に構築される海兵隊司令部隷下部隊と他システム連動網を通じて連結する。その他に、海軍指揮統制システム (KNCCS)、空軍戦術C4Iシステム、軍事情報統合管理システム (MIMS) 及び太極合同作戦シミュレーション (JOS) とも、ATCIS同様ルーターを通じて連動する。
次の<図2-9>にあるとおり、ATCISは軍団以下移動戦術通信システムであるスパイダー網を基本に使用して、第1軍司令部及び第3軍司令部隷下の部隊に設置される。それぞれのATCISは、KJCCSとの連動のために、スパイダー網を通じてKJCCSの第1軍司令部及び第3軍司令部部隊システムの通信網につながれ、海兵隊司令部は地上戦術（部隊）に構築される海兵隊司令部隷下部隊と他システム連動網を通じて連結する。その他に、海軍指揮統制システム (KNCCS)、空軍戦術C4Iシステム、軍事情報統合管理システム (MIMS) 及び太極合同作戦シミュレーション (JOS) とも、ATCIS同様ルーターを通じて連動する。
汎世界連合情報交換システム (CENTRIXS-K) との連動
<図2-10>にあるとおり、CENTRIXS-K（またはGCCS-K）との連動は、web接続照会、情報連動、電文送受信方式が適用される。
P24
既存中間ゲートウェーであるCPAS-Cの連動構造と詳細適用方式を活用して、KJCCS連動要求事項であるプロトコル変換、COP（Common Operational Picture: 共通作戦状況図）情報変換などを反映した、新しいKJCCS-Cシステムに切り替えて連動する。
補2) その後、KJCCSとCENTRIXS-Kとの連動は、新たにAKJCCSを構築して、これを介して行われることになった。
P24
既存中間ゲートウェーであるCPAS-Cの連動構造と詳細適用方式を活用して、KJCCS連動要求事項であるプロトコル変換、COP（Common Operational Picture: 共通作戦状況図）情報変換などを反映した、新しいKJCCS-Cシステムに切り替えて連動する。
補2) その後、KJCCSとCENTRIXS-Kとの連動は、新たにAKJCCSを構築して、これを介して行われることになった。
開発
- 2004年から開発がなされ、システム開発は国防科学研究所、国軍指揮通信司令部及びサムスンSDSが行った。
- 2008年1月1日 稼動開始。
- 2011年8月から2014年12月 LG CNSによる性能改良事業。
その他
防衛事業庁による解説 (KJCCS)
ttp://www.dapa.go.kr/open_content/images/atg/pdf/001/3-1.pdf
ttp://www.dapa.go.kr/open_content/images/atg/pdf/001/3-1.pdf
ニュース記事
合同参謀、戦区指揮能力を備えた新庁舎に移転(2012.08.09)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3001&menuSeq=1&menuCnt=&writeDate=20120809&kindSeq=1&writeDateChk=20120809
▲竣工した新庁舎
2015年の戦時作戦統制権の返還以後に、韓半島戦区の韓米連合作戦と、陸・海・空の合同作戦指揮・統制の中心的な役割を遂行する合同参謀本部の新庁舎が竣工した。
合同参謀は8日午前、鄭承兆（チョン・スンジョ）合同参謀議長をはじめとする合同参謀の主な関係者が参加した中で新庁舎の竣工式を行い、新たな庁舎で業務を始めた。2010年2月に着工してから2年6か月の工事期間を経て、今回、新築・移転することになった合同参謀庁舎は、地上10階、地下4階、延面積7万2,082�屐�2万1,000坪）の規模で、これまで利用してきた庁舎のすぐそばに位置している。
どのような状況下でも、24時間完璧に機能を発揮しなければならない合同参謀の特性に合わせ、庁舎内の戦区作戦指揮施設は震度8.38にも耐えられる特等級の耐震性基準で設計・施工された。また、有事の際に、敵の電磁気パルス (EMP: Electromagnetic Pulse) 攻撃に備えた防護システムも用意された。併せて、高画質映像CCTVシステム、位置追跡システムなども構築され、施設のセキュリティー態勢も大きく向上した。
合同参謀はこの日、「今回、新築した合同参謀庁舎は、最先端の技術を反映させて、さまざまな機能的要素を補強し、韓半島戦区における作戦を効果的で完璧に指揮して、将来の戦場環境にも備えられるように建設した」と明らかにした。また、「国防部の庁舎をはじめとして、さまざまな建物に分散していた合同参謀のさまざまな組織を単一の施設に統合・移転させたので、作戦と任務遂行の効率性も向上するだろう」と期待を込めた。
1,875億ウォンの予算が投じられた今回の庁舎は、単純に建物1個を新築したという意味を越えて、合同参謀が2015年の戦時作戦統制権の返還以後に、韓半島戦区における作戦を成功裏に指揮・統制できるように、施設レベルの準備が可視化された事例という点に本質的な意味がある。
C4I・画像指揮システムを完備、戦時作戦統制権の返還に拍車
今後、平時または有事の際に、韓半島戦区 (Theater) の連合・合同作戦と、海外派兵部隊の作戦を指揮するセンターの役割を成功裏に遂行できるように、新たな庁舎には韓米軍事情報・戦場状況共有システム (CENTRIXS-K) 、韓国軍合同指揮統制システム (KJCCS) など、C4Iシステムも構築された。
師団級以上の梯隊間の軍事情報を管理する軍事統合情報処理システム (MIMS) とともに、各軍本部、作戦司令部、海外派兵部隊と、連合司令部、米太平洋司令部、米合同参謀など、米側とも円滑な情報流通が可能な画像指揮システムも備えている。
また、2015年の戦時作戦統制権の返還以後に、連合訓練、軍事情報交流、軍事業務などを協議するための戦略・戦区級軍事協力機構 (MCE: Military Coordination Element) も合同参謀庁舎に入る計画だ。
(2012.08.09.1)
▲竣工した新庁舎
2015年の戦時作戦統制権の返還以後に、韓半島戦区の韓米連合作戦と、陸・海・空の合同作戦指揮・統制の中心的な役割を遂行する合同参謀本部の新庁舎が竣工した。
合同参謀は8日午前、鄭承兆（チョン・スンジョ）合同参謀議長をはじめとする合同参謀の主な関係者が参加した中で新庁舎の竣工式を行い、新たな庁舎で業務を始めた。2010年2月に着工してから2年6か月の工事期間を経て、今回、新築・移転することになった合同参謀庁舎は、地上10階、地下4階、延面積7万2,082�屐�2万1,000坪）の規模で、これまで利用してきた庁舎のすぐそばに位置している。
どのような状況下でも、24時間完璧に機能を発揮しなければならない合同参謀の特性に合わせ、庁舎内の戦区作戦指揮施設は震度8.38にも耐えられる特等級の耐震性基準で設計・施工された。また、有事の際に、敵の電磁気パルス (EMP: Electromagnetic Pulse) 攻撃に備えた防護システムも用意された。併せて、高画質映像CCTVシステム、位置追跡システムなども構築され、施設のセキュリティー態勢も大きく向上した。
合同参謀はこの日、「今回、新築した合同参謀庁舎は、最先端の技術を反映させて、さまざまな機能的要素を補強し、韓半島戦区における作戦を効果的で完璧に指揮して、将来の戦場環境にも備えられるように建設した」と明らかにした。また、「国防部の庁舎をはじめとして、さまざまな建物に分散していた合同参謀のさまざまな組織を単一の施設に統合・移転させたので、作戦と任務遂行の効率性も向上するだろう」と期待を込めた。
1,875億ウォンの予算が投じられた今回の庁舎は、単純に建物1個を新築したという意味を越えて、合同参謀が2015年の戦時作戦統制権の返還以後に、韓半島戦区における作戦を成功裏に指揮・統制できるように、施設レベルの準備が可視化された事例という点に本質的な意味がある。
C4I・画像指揮システムを完備、戦時作戦統制権の返還に拍車
今後、平時または有事の際に、韓半島戦区 (Theater) の連合・合同作戦と、海外派兵部隊の作戦を指揮するセンターの役割を成功裏に遂行できるように、新たな庁舎には韓米軍事情報・戦場状況共有システム (CENTRIXS-K) 、韓国軍合同指揮統制システム (KJCCS) など、C4Iシステムも構築された。
師団級以上の梯隊間の軍事情報を管理する軍事統合情報処理システム (MIMS) とともに、各軍本部、作戦司令部、海外派兵部隊と、連合司令部、米太平洋司令部、米合同参謀など、米側とも円滑な情報流通が可能な画像指揮システムも備えている。
また、2015年の戦時作戦統制権の返還以後に、連合訓練、軍事情報交流、軍事業務などを協議するための戦略・戦区級軍事協力機構 (MCE: Military Coordination Element) も合同参謀庁舎に入る計画だ。
(2012.08.09.1)
防衛事業庁、KJCCS開発の優先交渉対象者としてLG CNSを選定[ニューデイリー](2012.07.07)
ttp://www.newdaily.co.kr/news/article.html?no=116877
将来、合同参謀が使うことになる指揮統制システム (KJCCS) の開発をLG CNSが引き受けることになった。
防衛事業庁（庁長ノ・デレ）は、7月6日午後2時、事業庁大会議室で開かれた第114回事業管理分科委員会で、合同指揮統制システム (KJCCS) 性能改良事業の優先交渉対象者としてLG CNSを選定したことを明らかにした。
KJCCS事業は4月18日に公告が出され、応募したSK C&C、LG CNS、サムスンSDSを対象に、技術能力評価、価格評価及び中小・中堅企業の参加度合いを加点評価し、点数が最も高いLG CNSを交渉対象第1順位として選定した。
事業庁は、優先交渉対象者に選ばれたLG CNSと技術、条件、価格交渉を実施して8月中に契約する予定だ。LG CNSは契約後、今年中に探索開発を始め、2014年12月の戦力化を目標に開発を始める。
合同指揮統制システム (KJCCS) 性能改良事業は、現在運用中の合同指揮統制システムの生存性を補強し、機能改善及びシステムを拡張する事業だ。改良されたKJCCSは、戦区級合同指揮統制システムとして、連合指揮統制システム (AKJCCS) と連動して韓米連合軍の韓半島地域における共同作戦での指揮統制及び疎通道具として運用される。
(2012.07.07.1)
将来、合同参謀が使うことになる指揮統制システム (KJCCS) の開発をLG CNSが引き受けることになった。
防衛事業庁（庁長ノ・デレ）は、7月6日午後2時、事業庁大会議室で開かれた第114回事業管理分科委員会で、合同指揮統制システム (KJCCS) 性能改良事業の優先交渉対象者としてLG CNSを選定したことを明らかにした。
KJCCS事業は4月18日に公告が出され、応募したSK C&C、LG CNS、サムスンSDSを対象に、技術能力評価、価格評価及び中小・中堅企業の参加度合いを加点評価し、点数が最も高いLG CNSを交渉対象第1順位として選定した。
事業庁は、優先交渉対象者に選ばれたLG CNSと技術、条件、価格交渉を実施して8月中に契約する予定だ。LG CNSは契約後、今年中に探索開発を始め、2014年12月の戦力化を目標に開発を始める。
合同指揮統制システム (KJCCS) 性能改良事業は、現在運用中の合同指揮統制システムの生存性を補強し、機能改善及びシステムを拡張する事業だ。改良されたKJCCSは、戦区級合同指揮統制システムとして、連合指揮統制システム (AKJCCS) と連動して韓米連合軍の韓半島地域における共同作戦での指揮統制及び疎通道具として運用される。
(2012.07.07.1)
THE ARMY 2010年1月号
ハン・ミング陸軍参謀総長インタビュー記事
ttp://thearmy.cafe24.com/base_5/menu_5/menu_20.php?com_board_basic=read_form&com_board_idx=45&submenu=20&menu=5&&com_board_search_code=&com_board_search_value1=&com_board_search_value2=&com_board_page=&
ttp://thearmy.cafe24.com/base_5/menu_5/menu_20.php?com_board_basic=read_form&com_board_idx=45&submenu=20&menu=5&&com_board_search_code=&com_board_search_value1=&com_board_search_value2=&com_board_page=&
陸・海・空軍の戦闘状況をひと目で把握(2008.01.10)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?writeDate=20080110&writeDateChk=20080110&menuCd=3004&menuSeq=1&kindSeq=11&menuCnt=30911
合同参謀「韓国型合同指揮統制システム」本格稼動
陸・海・空軍の戦闘状況をひと目で把握できる統合指揮システムが本格稼動した。
合同参謀本部は9日、国防部新庁舎地下状況室において、リアルタイムに我が軍と敵軍がどのように戦闘を行っているかをひと目で把握し、命令を下すことができる「韓国型合同指揮統制システム (KJCCS: Korea Joint Command & Control System) 」が、今月1日から稼動していることを明らかにした。
2004年から数百億ウォンを投じて開発したこのシステムは、合同参謀と陸・海・空軍の作戦司令部級以上の部隊が同時に連結されている。KJCCSが導入されて稼動することにより、我が軍の指揮部は戦闘の現場に居なくとも、陸・海・空軍のすべての兵力と武器の現況をひと目で把握して、直ちに命令を下すことができるようになった。
特に、各種の情報と戦闘状況を写真と動画、映像などで多様に表現することができ、報告と命令などの情報共有がリアルタイムでなされる。各種の情報と状況を合同参謀だけでなく、陸・海・空軍など各軍の指揮部が同時に共有できるネットワーク方式でなされる。
合同参謀の関係者は、「我が軍の作戦能力が強化された」として「2012年4月の戦時作戦統制権の返還にも大きく役に立つだろう」と話した。
(2010.09.13.2)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
合同参謀「韓国型合同指揮統制システム」本格稼動
陸・海・空軍の戦闘状況をひと目で把握できる統合指揮システムが本格稼動した。
合同参謀本部は9日、国防部新庁舎地下状況室において、リアルタイムに我が軍と敵軍がどのように戦闘を行っているかをひと目で把握し、命令を下すことができる「韓国型合同指揮統制システム (KJCCS: Korea Joint Command & Control System) 」が、今月1日から稼動していることを明らかにした。
2004年から数百億ウォンを投じて開発したこのシステムは、合同参謀と陸・海・空軍の作戦司令部級以上の部隊が同時に連結されている。KJCCSが導入されて稼動することにより、我が軍の指揮部は戦闘の現場に居なくとも、陸・海・空軍のすべての兵力と武器の現況をひと目で把握して、直ちに命令を下すことができるようになった。
特に、各種の情報と戦闘状況を写真と動画、映像などで多様に表現することができ、報告と命令などの情報共有がリアルタイムでなされる。各種の情報と状況を合同参謀だけでなく、陸・海・空軍など各軍の指揮部が同時に共有できるネットワーク方式でなされる。
合同参謀の関係者は、「我が軍の作戦能力が強化された」として「2012年4月の戦時作戦統制権の返還にも大きく役に立つだろう」と話した。
(2010.09.13.2)
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