システムの名称

国防輸送情報システム (DTIS)

概要

全軍の輸送情報システムを統合して、業務の効率化を図る。

開発

第1段階
2005年11月から2008年07月にかけて開発して、2008年08月01日、戦力化。

第2段階
2009年01月から2010年12月にかけて、第1段階の事業に含まれなかった機能を開発して、システムを完成させる。

国防輸送情報システム・インターネットサービス
ttp://www.dtis.mil.kr/

ニュース記事

全軍輸送業務、統合情報化基盤を用意(2008.07.31)

ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=1&menuCnt=30911&writeDate=20080735&kindSeq=3&writeDateChk=20080731

国軍輸送司令部、国防輸送情報システム第1段階の事業完了



全軍の輸送関連業務を統合情報化することによって、有事の際に戦場で指揮官の迅速な指揮決心を可能にする国防輸送情報システム (DTIS) が、8月1日から運用に入る。

国軍輸送司令部は、「陸・海・空軍別に運用されている輸送情報システムを1つに統合する、国防輸送情報システム第1段階の開発事業を完了した」として「最近、運用試験評価と安定化過程が終わったので、1日から戦力化する」と30日、明らかにした。

国防輸送情報システムは、▲輸送資産運用、▲移動管理、▲輸送勤務、▲国際運送、▲輸送指揮情報など輸送業務を効率的に進め、隊内外の情報システムと連動してリアルタイムに情報を共有するシステムだ。輸送司令部は効率的な事業管理のために、2005年11月から第1段階の事業に着手して開発してきた。システム構築により、すべての国防輸送分野は、より進化した管理システムを活用できることになった。

まず、輸送資産の場合には、輸送装備に関する諸元情報、資産統合管理、所要対能力判断及び計画樹立、各級部隊車両に関する配車業務など資産に関する可視化と申請手続きの標準化により、各種処理にかかる時間が大幅に短縮され、業務の効率化を図ることができるようになった。

また、全軍の移動所要を総合して、兵站線情報を基に計画を樹立し、最適の移動計画を完成することで、戦時及び平時に円滑な輸送支援を保障することはもちろん、全軍の輸送勤務支援所要と能力、勤務支援実績、運転能力、軍車両保険、軍貸借、列車支援などを統合して、効率的に管理できるようになった。

これとともに、地形情報団の基本図を基にしたシンボル化作業を行い、陰影・起伏などを使って陸路・鉄道・航空・海上など各種基盤施設の最新諸元を国防地理情報システム (GIS) にデータベース化して、誰でも正確な地理情報を国防網を通じて入手できるようになった。

システム開発総責任者である輸送情報システム開発事業団長パク・ジョンデ(陸士34期)大領は、「国防輸送情報システムの成功裏な構築は、標準化・情報化された輸送業務手続きを通じて、全軍輸送能力の最大化を図ることができると期待されている」として「戦力化後も、使用者の多様な意見を収斂して、システムの安定化と補完に最善の努力を尽くす」と話した。

一方、第2段階事業は2009年1月から2010年12月まで進められ、第1段階事業に含まれなかった国際運送機能とリアルタイム位置追跡システム、隊内外の関連システムとの連動などをシステム化して、国防輸送情報システムを完成する計画だ。

(2010.11.23.1)

KT、国防輸送情報システム第1段階事業者に[デジタルタイムス](2005.10.21)

ttp://www.dt.co.kr/contents.html?article_no=2005102102010760650004

国防部国防輸送情報システム第1段階事業の優先交渉対象者としてKTが選ばれた。

国防部は、80億ウォン規模の今回の事業に提案書を提出したKT、LG CNS、LG日立−韓進情報通信コンソーシアムを対象に、技術及び価格評価を実施したのち、KTを優先交渉対象者として選定した。KTは、技術と価格点数がすべての競争会社を上回った。

(2010.11.23.1)

その他

空軍輸送情報システム (ATRIS)

概要
空軍輸送情報システム (ATRIS: Air force Transportation Information System) は、空軍の輸送業務(空軍の物資輸送と全軍の航空輸送)の一元的な管理を目的として開発された。

(記事)「クリック」すれば輸送情報がひと目で(2004.03.31)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=2&menuCnt=30911&writeDate=20040408&kindSeq=1&writeDateChk=20040331

空軍軍需司、電算システムを構築、業務効率化

空軍が独自の技術力で、空軍の全輸送システムを統合管理できる電算システムを開発した。これにより、業務の効率性を高め、国防予算の節減が期待される。

空軍は27日、「軍需司令部が2年余りわたる刻苦の結果、昨年12月、空軍全基地で管理・運営できる輸送業務統合電算管理システムを開発し、今年1月から本格的に運営している」と明らかにした。

空軍輸送情報システム (Air force Transportation Information System) と命名されたこのシステムは、各種の軍車両と輸送関連支援装備、車両保険・整備、輸送状況、輸送申請、海外物資輸送、輸送予算管理など諸般輸送業務を全てカバーして、国防コンピュータ・ネットワークで運営することができる。

このシステムが開発・運営されることで、全空軍部隊別に散在していた輸送情報がリアルタイムに共有・管理できるようになり、例えば、輸送装備管理業務の場合、各種の輸送関連装備に対する正確な所要量の把握はもちろん、装備の過多・過小購買を防止するなど不必要な国防予算の使用を基本的に防げることになった。

そして、軍車両保険管理業務は、各基地別に保有車両の保険加入可否と事故履歴・輸送業務日程など多様な情報を一目瞭然に確認でき、短期保険制度をより一層活用し、年間2億ウォン以上の予算節減効果があると期待される。

軍車両短期保険制度とは?

軍車両短期保険制度とは、一般的に、普通1年単位で処理される画一的な保険契約の代わりに、車両使用日数に比例して1週間、15日、1〜4か月など保険期間を柔軟に調整できる新しい保険制度だ。この制度を効果的に利用すれば、保険費用は1台当たり約60〜90%以上の節減効果がある。

(2010.11.06.1)

(記事)輸送情報電算化プログラム開発(2003.01.14)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/HearTypeView.jsp?writeDate=20030117&writeDateChk=20030114&menuCd=3004&menuSeq=2&kindSeq=3&menuCnt=30911

空軍軍需司令部

空軍が、全軍初の輸送情報電算化プログラムを独自に開発し、輸送装備の運用及び輸送業務の効率化が画期的に高まるものと期待されている。
空軍軍需司令部は、最近、空軍の各基地で管理・運営されている輸送業務全般に対する統合電算管理システムである「空軍輸送情報システム (ATRIS) 」の第1段階の開発を完了し、今月から本格的な運営に入った。

空軍輸送情報システムは、現在、手記式で管理されたり、部分的に電算化されている輸送業務を1つの電算システムとして統合・改善したものだ。
第1段階の空軍輸送情報システムは、各種の軍車両と輸送関連装備業務、車両保険及び整備などに対する新たな電算システムであると同時に、一部電算化が完了した航空輸送、海外及び中央物資輸送などの業務を1つの単一化されたシステムとして開発した。

これに伴い、空軍の各基地と中央の軍需司令部及び空軍本部は、基地別に散在していた輸送情報をリアルタイムで同時に共有・管理するシステムを備えることになった。
今回のシステム開発は、軍内プログラマーの研究を通じて成し遂げられた快挙であり、開発費用だけでも約10億8000万ウォン節減する効果を上げた。

(2010.11.06.1)










◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます