（連）韓国軍ウォーゲーム連動システム (KSIMS) 
概要
韓米連合演習時に、両軍の演習モデルを連結するシステム。
ニュース記事
韓国軍ウォーゲーム連動システム、実戦適用(2006.04.06)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=1&menuCnt=30911&writeDate=20060406&kindSeq=6&writeDateChk=20060406
平時において、実戦的な教育訓練を行うことができ、米軍ウォーゲームモデルと連動することができる韓国軍ウォーゲーム連動システム (KSIMS: Korea SIMulation System) を、3月に実施された連合演習に成功裏に適用できたことで、今後、韓米連合演習の輝かしい発展と成果が期待される。
韓米連合司令部連合戦闘模擬室が2004年に開発した「韓国軍ウォーゲーム連動システム」は、各種の韓米連合演習で米軍ウォーゲームモデルと連動できるシステムであり、既に何回も実演された。
韓国軍ウォーゲーム連動システムの開発の効果は、▲多様な模擬能力の提供による実戦的な訓練効果の増大、▲連合演習費用の節減（国防予算年10億ウォン以上）、▲独自システムを構築したことによる技術の蓄積と、将来の発展の基礎を築くことができた。
イ・ジョンホ（52・大領）連合戦闘模擬室長は、「今回の適用により、韓国軍モデルの優秀性・安全性と、ウォーゲーム技術能力（の高さ）を認められる契機になった」と話した。
(2010.09.16.1)
平時において、実戦的な教育訓練を行うことができ、米軍ウォーゲームモデルと連動することができる韓国軍ウォーゲーム連動システム (KSIMS: Korea SIMulation System) を、3月に実施された連合演習に成功裏に適用できたことで、今後、韓米連合演習の輝かしい発展と成果が期待される。
韓米連合司令部連合戦闘模擬室が2004年に開発した「韓国軍ウォーゲーム連動システム」は、各種の韓米連合演習で米軍ウォーゲームモデルと連動できるシステムであり、既に何回も実演された。
韓国軍ウォーゲーム連動システムの開発の効果は、▲多様な模擬能力の提供による実戦的な訓練効果の増大、▲連合演習費用の節減（国防予算年10億ウォン以上）、▲独自システムを構築したことによる技術の蓄積と、将来の発展の基礎を築くことができた。
イ・ジョンホ（52・大領）連合戦闘模擬室長は、「今回の適用により、韓国軍モデルの優秀性・安全性と、ウォーゲーム技術能力（の高さ）を認められる契機になった」と話した。
(2010.09.16.1)
次世代ウォーゲーム連動システム開発(2004.12.14)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/HearTypeView.jsp?writeDate=20041216&writeDateChk=20041214&menuCd=3004&menuSeq=1&kindSeq=5&menuCnt=30911
韓米連合司令部
地上・海上・空中の諸戦場に対する模擬が可能な次世代ウォーゲーム連動システムが開発され、韓・米連合・合同戦遂行能力が非常に高まるものと期待される。
これにより、在韓米軍と韓国軍が、現在、それぞれ活用している各種ウォーゲームモデルの相互連結が可能になり、米側ウォーゲームモデル使用による莫大な国防予算も節減できることになると見込まれている。
韓米連合司令部（司令官リアン・J・ラポート陸軍大将）は13日、「それぞれのウォーゲームモデルを1つに連結する次世代ウォーゲーム連動システムを最近開発し、14日、陸軍会館で発表会を開催する」として、「今回の連動システム開発は、韓国軍の標準ウォーゲームシステム基盤を構築するのにも決定的な役割を果たすことになる」と明らかにした。
次世代ウォーゲーム連動システムは、国内モデリング・シミュレーション (M&S) 分野の専門家と米国防模擬分析局 (DMSO)(※1) 隷下研究所 (MITRE)、米第8軍模擬支援センター (KBSC) の積極的な支援の下に開発された。
このため、2002年7月から今年12月まで2年6か月の間に11億ウォンの予算が投じられ、昨年6月30日にはDMSOから国際連動標準 (HLA: High Level Architecture) 認証を獲得した。
この次世代ウォーゲーム連動システムは、現在、陸・海・空軍で開発・使用中のウォーゲームモデルを、米軍のウォーゲームモデルと連動して、乙支フォーカスレンズ (UFL) や戦時増援 (RSOI) などの連合演習時にも、既存ウォーゲームをそのまま使用できる支援機能を備えている。
特に、連動システムの運営のための核心ソフトウェアと評価されている韓国型模擬統制ツール (KFMT: Korea Federation Management Tool) と韓国型資料収集システム (KDCS) などを、100%純粋な国内技術で開発したことに意味がある。
これまで韓国軍は、各種韓・米連合訓練のときごとに、両軍のウォーゲーム使用環境が異なっていることから、毎年25億ウォン余りの国防予算を負担してきた。
韓米連合軍司令部は、今回開発したウォーゲームモデル連動試験を年1〜2回実施して、連動機能能力を高めていく計画だ。
※1) DMSO: Defense Modeling and Simulation Office
(2010.11.06.1)
韓米連合司令部
地上・海上・空中の諸戦場に対する模擬が可能な次世代ウォーゲーム連動システムが開発され、韓・米連合・合同戦遂行能力が非常に高まるものと期待される。
これにより、在韓米軍と韓国軍が、現在、それぞれ活用している各種ウォーゲームモデルの相互連結が可能になり、米側ウォーゲームモデル使用による莫大な国防予算も節減できることになると見込まれている。
韓米連合司令部（司令官リアン・J・ラポート陸軍大将）は13日、「それぞれのウォーゲームモデルを1つに連結する次世代ウォーゲーム連動システムを最近開発し、14日、陸軍会館で発表会を開催する」として、「今回の連動システム開発は、韓国軍の標準ウォーゲームシステム基盤を構築するのにも決定的な役割を果たすことになる」と明らかにした。
次世代ウォーゲーム連動システムは、国内モデリング・シミュレーション (M&S) 分野の専門家と米国防模擬分析局 (DMSO)(※1) 隷下研究所 (MITRE)、米第8軍模擬支援センター (KBSC) の積極的な支援の下に開発された。
このため、2002年7月から今年12月まで2年6か月の間に11億ウォンの予算が投じられ、昨年6月30日にはDMSOから国際連動標準 (HLA: High Level Architecture) 認証を獲得した。
この次世代ウォーゲーム連動システムは、現在、陸・海・空軍で開発・使用中のウォーゲームモデルを、米軍のウォーゲームモデルと連動して、乙支フォーカスレンズ (UFL) や戦時増援 (RSOI) などの連合演習時にも、既存ウォーゲームをそのまま使用できる支援機能を備えている。
特に、連動システムの運営のための核心ソフトウェアと評価されている韓国型模擬統制ツール (KFMT: Korea Federation Management Tool) と韓国型資料収集システム (KDCS) などを、100%純粋な国内技術で開発したことに意味がある。
これまで韓国軍は、各種韓・米連合訓練のときごとに、両軍のウォーゲーム使用環境が異なっていることから、毎年25億ウォン余りの国防予算を負担してきた。
韓米連合軍司令部は、今回開発したウォーゲームモデル連動試験を年1〜2回実施して、連動機能能力を高めていく計画だ。
※1) DMSO: Defense Modeling and Simulation Office
(2010.11.06.1)
（合）太極 JOS モデル
概要
合同参謀本部が実施し、各作戦司令部が参加する戦区級指揮所演習 (CPX)「大極演習」において利用される演習モデル。合同指揮統制システム (KJCCS) とも連結されている。
その他
合同参謀本部による解説
ttp://www.jcs.mil.kr/views/html/exercise/Takuk.html
ttp://www.jcs.mil.kr/views/html/exercise/Takuk.html
ニュース記事
軍人共済会コンソーシアム、60億ウォン規模(2010.04.12)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=1&menuCnt=&writeDate=20100413&kindSeq=2&writeDateChk=20100412
ウォーゲーム事業優先交渉対象者選定
軍人共済会C&Cを主軸にした軍人共済会コンソーシアムが先月29日、合同参謀本部主導の下、戦区作戦遂行能力を高めるための陸・海・空軍合同演習ウォーゲームモデル「太極JOS (Joint Operations Simulation) モデル性能改良及び連動システム事業」の優先交渉対象者に選定された。
軍人共済会C&Cがこれまで積み重ねてきた、軍ウォーゲーム分野の開発に対するノウハウと専門技術力の開発能力（の高さ）が認められた。
60億ウォン規模のこの事業の優先交渉対象者になることで、軍人共済会C&Cは、今後、300億ウォン規模の連係事業においても、優位な立場を獲得することになった。
軍人共済会C&Cは、これまで「創造21」を初めとする「花��21」、戦闘勤務支援モデル、韓米地上軍連動、韓国型戦時資源所要分析モデルなど、我が軍で使用中の大部分のウォーゲームモデルを開発し、現在、諸兵協同統合連動モデルも開発中だ。
今回の「太極JOSモデル」事業は、2005年米軍の合同演習モデルを基盤に、軍人共済会C&Cが性能改良する事業であり、軍人共済会C&Cは、2008年にもこのモデルの性能改良及び連動システム事業に対する概念研究（先行研究）を行ったことがある。軍人共済会コンソーシアムは、今月中に技術交渉及びシステム開発実行計画書（の提出）を完了した後、来月中に契約を完了して、本格的な開発に着手する予定だ。
イム・チャンホ軍人共済会C&C社長は、「今回、優先交渉対象者に選定されたことは、我が社が軍ウォーゲーム分野で専門的な技術力を有する特化した会社であることをもう一度立証した」として、「この事業が成功裏に完了すれば、我が軍独自の演習モデルの開発として、我が社が既に開発し、または、これから開発する周辺の演習モデルはもちろん、実際の情報システムとの連動性が保障されることで、我が軍が主導する外国軍との戦争演習に活用でき、我が軍の戦闘力向上に寄与できるだろう」と話した。
(2010.11.06.2)
ウォーゲーム事業優先交渉対象者選定
軍人共済会C&Cを主軸にした軍人共済会コンソーシアムが先月29日、合同参謀本部主導の下、戦区作戦遂行能力を高めるための陸・海・空軍合同演習ウォーゲームモデル「太極JOS (Joint Operations Simulation) モデル性能改良及び連動システム事業」の優先交渉対象者に選定された。
軍人共済会C&Cがこれまで積み重ねてきた、軍ウォーゲーム分野の開発に対するノウハウと専門技術力の開発能力（の高さ）が認められた。
60億ウォン規模のこの事業の優先交渉対象者になることで、軍人共済会C&Cは、今後、300億ウォン規模の連係事業においても、優位な立場を獲得することになった。
軍人共済会C&Cは、これまで「創造21」を初めとする「花��21」、戦闘勤務支援モデル、韓米地上軍連動、韓国型戦時資源所要分析モデルなど、我が軍で使用中の大部分のウォーゲームモデルを開発し、現在、諸兵協同統合連動モデルも開発中だ。
今回の「太極JOSモデル」事業は、2005年米軍の合同演習モデルを基盤に、軍人共済会C&Cが性能改良する事業であり、軍人共済会C&Cは、2008年にもこのモデルの性能改良及び連動システム事業に対する概念研究（先行研究）を行ったことがある。軍人共済会コンソーシアムは、今月中に技術交渉及びシステム開発実行計画書（の提出）を完了した後、来月中に契約を完了して、本格的な開発に着手する予定だ。
イム・チャンホ軍人共済会C&C社長は、「今回、優先交渉対象者に選定されたことは、我が社が軍ウォーゲーム分野で専門的な技術力を有する特化した会社であることをもう一度立証した」として、「この事業が成功裏に完了すれば、我が軍独自の演習モデルの開発として、我が社が既に開発し、または、これから開発する周辺の演習モデルはもちろん、実際の情報システムとの連動性が保障されることで、我が軍が主導する外国軍との戦争演習に活用でき、我が軍の戦闘力向上に寄与できるだろう」と話した。
(2010.11.06.2)
次世代ウォーゲーム「太極JOSモデル」開発[ニュースワイヤ](2005.02.07)
ttp://www.newswire.co.kr/newsRead.php?no=30610&lmv=A04
合同参謀本部は4日、国防部大講堂において、キム・ジョンファン合同参謀議長主催により、合同参謀本部全幹部が参加した中で、韓国型次世代合同演習ウォーゲームモデルである、太極JOSモデルの紹介会を開催した。
純粋な国内技術により開発された太極JOSモデルは、韓半島の戦場環境の効果的な模擬と作戦状況の変化、使用者の要求事項を反映したことにより、合同演習遂行の安定的・効果的な支援が可能だという評価を受けている。
特に、このモデルは、多様な背景地図を提供して、実戦的な演習支援が可能であり、ハングル・ウィンドウズ基盤下でのプログラム環境の提供により、戦場描写の実地型模擬や、戦闘態勢の多様な表現などを備えている。
また、チームと分隊単位以上の詳細な部隊描写はもちろん、全205種の模擬機能と事後分析ができ、今後は、各軍ウォーゲームモデルと連動することができる標準ウォーゲームシステムの構築が可能になる。
合同参謀本部は、これまで米軍から合同戦場模擬モデル (JTLS) を取得して、合同演習時に運用してきたが、事後分析が不可能で部隊描写も連隊級以上だけが可能という問題があった。
これを補完するために、合同参謀本部は2002年7月から昨年12月まで2年5ヶ月、19億ウォンの予算を投じて、韓国国防研究院の積極的な支援の下、このようなモデルを開発した。
このウォーゲームモデルは、2005年の太極演習から使用し、2007年には韓米連合軍司令部から次世代ウォーゲーム連動システムを引継ぎ、各軍で独自に運用しているウォーゲームモデルを相互連動させていく計画だ。
キム議長はこの日、紹介会での訓示を通じて、「先進の軍隊になるために、シミュレーション分野の先進化は必然的に越えなければならない過程」として、「今回の太極JOSモデルの開発を良い機会とみなし、（今後は、）合同参謀本部が主導的に訓練・分析モデルの開発に乗り出してくれるように」と頼んだ。
一方、この日の紹介会では、合同M&S総合発展計画と合同ウォーゲームセンター新築計画の動画が紹介され、将来の合同参謀本部の姿を描いてみる大切な機会も用意された。
(2010.09.20.1)
合同参謀本部は4日、国防部大講堂において、キム・ジョンファン合同参謀議長主催により、合同参謀本部全幹部が参加した中で、韓国型次世代合同演習ウォーゲームモデルである、太極JOSモデルの紹介会を開催した。
純粋な国内技術により開発された太極JOSモデルは、韓半島の戦場環境の効果的な模擬と作戦状況の変化、使用者の要求事項を反映したことにより、合同演習遂行の安定的・効果的な支援が可能だという評価を受けている。
特に、このモデルは、多様な背景地図を提供して、実戦的な演習支援が可能であり、ハングル・ウィンドウズ基盤下でのプログラム環境の提供により、戦場描写の実地型模擬や、戦闘態勢の多様な表現などを備えている。
また、チームと分隊単位以上の詳細な部隊描写はもちろん、全205種の模擬機能と事後分析ができ、今後は、各軍ウォーゲームモデルと連動することができる標準ウォーゲームシステムの構築が可能になる。
合同参謀本部は、これまで米軍から合同戦場模擬モデル (JTLS) を取得して、合同演習時に運用してきたが、事後分析が不可能で部隊描写も連隊級以上だけが可能という問題があった。
これを補完するために、合同参謀本部は2002年7月から昨年12月まで2年5ヶ月、19億ウォンの予算を投じて、韓国国防研究院の積極的な支援の下、このようなモデルを開発した。
このウォーゲームモデルは、2005年の太極演習から使用し、2007年には韓米連合軍司令部から次世代ウォーゲーム連動システムを引継ぎ、各軍で独自に運用しているウォーゲームモデルを相互連動させていく計画だ。
キム議長はこの日、紹介会での訓示を通じて、「先進の軍隊になるために、シミュレーション分野の先進化は必然的に越えなければならない過程」として、「今回の太極JOSモデルの開発を良い機会とみなし、（今後は、）合同参謀本部が主導的に訓練・分析モデルの開発に乗り出してくれるように」と頼んだ。
一方、この日の紹介会では、合同M&S総合発展計画と合同ウォーゲームセンター新築計画の動画が紹介され、将来の合同参謀本部の姿を描いてみる大切な機会も用意された。
(2010.09.20.1)
（陸）創造21モデル（スマートモデル）
概要
前方師団及び軍団用の戦闘指揮訓練用ウォーゲームモデル。
2000年から使用され、2006年に改良型が開発された。
2011年には、さらに改良型である創造21スマートモデルが開発された。
2000年から使用され、2006年に改良型が開発された。
2011年には、さらに改良型である創造21スマートモデルが開発された。
ニュース記事
戦闘指揮訓練、実戦性強化(2012.02.27)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=4&writeDate=20120227&kindSeq=4&writeDateChk=20120227
サイバー戦・局地挑発などを反映、停電状況も含めて陸軍「創造21ウォーゲーム」を活用
陸軍が戦闘指揮訓練 (BCTP: Battle Command Training Program) に、敵のサイバー戦と局地挑発における威嚇様相を集中反映するなど、より実戦性を強化して、「戦闘型強軍」の育成を後押しすることが分かった。
陸軍戦闘指揮訓練団は26日、このような方針を公開し、「創造21ウォーゲームを活用した今年の戦闘指揮訓練では、敵の最近の威嚇様相を考慮して、それに合わせた訓練統制システムを展開する計画」と明らかにした。
これに伴い、BCTPを主管する陸軍戦闘指揮訓練団では、サイバー戦や浄水場への毒劇物散布など、「実体が分からない挑発状況」を訓練に重点反映することにした。過去、BCTPでコンピュータ・サーバーダウンなど、サイバー戦の一部要素だけを反映させたが、今年の訓練からはサイバー戦で起こるすべての状況を、模擬訓練状況の各局面に多様に反映することにした。
併せて、山岳・平野・海岸地域など、作戦環境と訓練部隊の特性を考慮し、180余りの局地挑発モデルを訓練に反映する方針だ。特に、作戦部隊間の交戦から自殺テロのような多重複合的状況の中で、各級の部隊指揮官と参謀が効果的に対応する過程を習得できるように訓練統制システムを展開する計画だ。
陸軍戦闘指揮訓練団ではこれと共に、最近、社会的なイシューとなった停電・断電も作戦に影響を及ぼしかねない要素と見て、これを模擬訓練状況に含ませることにした。併せて、先進各国の民・軍の作戦関連のウォーゲームモデルを参考に、食糧や飲料水の汚染・伝染病・施設破壊など、戦闘に影響を及ぼしかねないさまざまな要素もBCTP模擬訓練状況に反映することにした。
戦闘状況も、特定時間に作戦段階と状況が機械的に変わる方式を採用せずに、攻撃・防御が入り乱れ、明確な戦線もない非線形の戦闘状況を反映するなど、より実戦指向的に変わる。
陸軍戦闘指揮訓練団長のク・キホン（陸士36期）准将は、「BCTP発展のための課題を積極推進し、今年の陸軍のビジョンである「戦闘型強軍跳躍の年」を実現するのに寄与できるように、部隊のすべての力量を集中する」と強調した。
(2012.04.15.1)
サイバー戦・局地挑発などを反映、停電状況も含めて陸軍「創造21ウォーゲーム」を活用
陸軍が戦闘指揮訓練 (BCTP: Battle Command Training Program) に、敵のサイバー戦と局地挑発における威嚇様相を集中反映するなど、より実戦性を強化して、「戦闘型強軍」の育成を後押しすることが分かった。
陸軍戦闘指揮訓練団は26日、このような方針を公開し、「創造21ウォーゲームを活用した今年の戦闘指揮訓練では、敵の最近の威嚇様相を考慮して、それに合わせた訓練統制システムを展開する計画」と明らかにした。
これに伴い、BCTPを主管する陸軍戦闘指揮訓練団では、サイバー戦や浄水場への毒劇物散布など、「実体が分からない挑発状況」を訓練に重点反映することにした。過去、BCTPでコンピュータ・サーバーダウンなど、サイバー戦の一部要素だけを反映させたが、今年の訓練からはサイバー戦で起こるすべての状況を、模擬訓練状況の各局面に多様に反映することにした。
併せて、山岳・平野・海岸地域など、作戦環境と訓練部隊の特性を考慮し、180余りの局地挑発モデルを訓練に反映する方針だ。特に、作戦部隊間の交戦から自殺テロのような多重複合的状況の中で、各級の部隊指揮官と参謀が効果的に対応する過程を習得できるように訓練統制システムを展開する計画だ。
陸軍戦闘指揮訓練団ではこれと共に、最近、社会的なイシューとなった停電・断電も作戦に影響を及ぼしかねない要素と見て、これを模擬訓練状況に含ませることにした。併せて、先進各国の民・軍の作戦関連のウォーゲームモデルを参考に、食糧や飲料水の汚染・伝染病・施設破壊など、戦闘に影響を及ぼしかねないさまざまな要素もBCTP模擬訓練状況に反映することにした。
戦闘状況も、特定時間に作戦段階と状況が機械的に変わる方式を採用せずに、攻撃・防御が入り乱れ、明確な戦線もない非線形の戦闘状況を反映するなど、より実戦指向的に変わる。
陸軍戦闘指揮訓練団長のク・キホン（陸士36期）准将は、「BCTP発展のための課題を積極推進し、今年の陸軍のビジョンである「戦闘型強軍跳躍の年」を実現するのに寄与できるように、部隊のすべての力量を集中する」と強調した。
(2012.04.15.1)
「創造21スマートモデル」スタート(2011.01.28)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=4&menuCnt=&writeDate=20110128&kindSeq=6&writeDateChk=20110128
実戦と類似の環境で訓練「科学化訓練システム」
陸軍戦闘指揮訓練団開発
陸軍戦闘指揮訓練団が最近、師社及び軍団級指揮官が、いつでもどこでも戦闘指揮訓練 (BCTP: Battle Command Training Program) をできるようにした「創造21スマートモデル」を開発して、野戦部隊から大きな歓迎を受けている。
コンピュータ模擬訓練である戦闘指揮訓練は、前方師団及び軍団指揮官と参謀が、血を流さずに実戦と類似の環境で訓練できる科学化訓練システムであるとの評価を受けたプログラムだ。
しかし、野戦部隊の指揮官は、BCTP本訓練に備えてこれを練習できる機会が非常に不足しているのが実情だ。サーバーとプログラムはすでに普及しているが、システム構成・設置が複雑のために、BCTP団から専門担当者による支援を受けて初めて練習が可能になるためだ。
これに対してBCTP団は、より多くのBCTP訓練を希望する野戦部隊の要求を積極的に受け入れて、昨年6月から今月初めまで約7か月かけて創造21スマートモデルを開発した。
スマートモデルの最大の特徴は、これまでの創造21モデルを最新のシステム技術を使い圧縮して大幅に軽量化したことだ。そのため、スマートモデルを活用すれば、非専門家1人、模擬班運用要員約40人、PC約20台だけあれば、いつでも野戦部隊でBCTP訓練をすることができるようになった。
これまでの創造21モデルで訓練しようとすると、システム専門家約10人、模擬班運用要員約170人、PC約150台、サーバー約10台に、3か月間のデータベース構築期間が必要だったことと比較すれば、訓練に必要な人材と期間が画期的に減った。
今回、スマートモデルを開発したキム・ヒョンセ（中領）戦闘模擬処TFチーム長は、「これまでに蓄積した最新ノウハウをスマートモデルに反映できたことは、陸軍モデリング&シミュレーション技術の結実」として「戦闘型野戦部隊再創出のための基礎になるだろう」と話した。
(2011.01.28.1)
実戦と類似の環境で訓練「科学化訓練システム」
陸軍戦闘指揮訓練団開発
陸軍戦闘指揮訓練団が最近、師社及び軍団級指揮官が、いつでもどこでも戦闘指揮訓練 (BCTP: Battle Command Training Program) をできるようにした「創造21スマートモデル」を開発して、野戦部隊から大きな歓迎を受けている。
コンピュータ模擬訓練である戦闘指揮訓練は、前方師団及び軍団指揮官と参謀が、血を流さずに実戦と類似の環境で訓練できる科学化訓練システムであるとの評価を受けたプログラムだ。
しかし、野戦部隊の指揮官は、BCTP本訓練に備えてこれを練習できる機会が非常に不足しているのが実情だ。サーバーとプログラムはすでに普及しているが、システム構成・設置が複雑のために、BCTP団から専門担当者による支援を受けて初めて練習が可能になるためだ。
これに対してBCTP団は、より多くのBCTP訓練を希望する野戦部隊の要求を積極的に受け入れて、昨年6月から今月初めまで約7か月かけて創造21スマートモデルを開発した。
スマートモデルの最大の特徴は、これまでの創造21モデルを最新のシステム技術を使い圧縮して大幅に軽量化したことだ。そのため、スマートモデルを活用すれば、非専門家1人、模擬班運用要員約40人、PC約20台だけあれば、いつでも野戦部隊でBCTP訓練をすることができるようになった。
これまでの創造21モデルで訓練しようとすると、システム専門家約10人、模擬班運用要員約170人、PC約150台、サーバー約10台に、3か月間のデータベース構築期間が必要だったことと比較すれば、訓練に必要な人材と期間が画期的に減った。
今回、スマートモデルを開発したキム・ヒョンセ（中領）戦闘模擬処TFチーム長は、「これまでに蓄積した最新ノウハウをスマートモデルに反映できたことは、陸軍モデリング&シミュレーション技術の結実」として「戦闘型野戦部隊再創出のための基礎になるだろう」と話した。
(2011.01.28.1)
戦闘力を画期的に高める(2010.12.08)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=4&menuCnt=&writeDate=20101208&kindSeq=1&writeDateChk=20101208
BCTPアップグレード・韓国型COBRA開発、陸軍戦闘指揮訓練団
現訓練モデルの運営体制アップグレードと、韓国型近接戦闘エキスパートシステム (COBRA: Combat Outcome Based on Rules of Attrition) の開発に成功して、国防予算と外貨節減、戦闘力向上という三兎を捕まえた主人公は、キム・ヒョンセ（中領）戦闘模擬課長と戦闘模擬処所属タスクフォース (TF) チーム員だ。
我が軍は現在、現実的制約から大部隊の訓練と連合訓練を BCTP (Battle Command Training Program) 訓練で代替している。BCTP訓練をすれば、コンピュータシミュレーションを利用して戦場の実状を間接体験できるためだ。前方軍団と常備師団は「創造21モデル」、郷土師団は「花郎21モデル」を活用している。
初期には米国モデルの支援を受けて訓練して、その後、2000年と2002年にそれぞれ創造21と花郎21モデルを開発して活用しているが、これらには制約が少なくない。創造21モデルの運営体制では 32ビット (bit) しか遂行できず、訓練参加部隊の規模が○○個部隊に制限されるためだ。また、小部隊間における近接戦闘被害評価を得るためには、米軍が開発したCOBRAが必要だが、これを利用するには追加費用が必要だった。
ここに、キム中領を初めとするTFチームは6月に研究に着手、訓練モデルの運営体制をこれまでの32ビットから64ビットにアップグレードすることに成功した。その結果、主オペレーティングシステム (OS) の保存能力が大幅に拡大され、戦区級訓練が常時可能になった。また、処理能力の向上と安全性が強化され、訓練中にサーバーがダウンする現象がなくなって円滑な訓練が可能になった。
訓練可能時間も大幅に延びた。既存システムでは4〜5日が最大値だったが、メモリー容量が増えたために約100日間の持続した訓練が可能になった。運用部隊数の制限もなくなって、これまであった合同・連合演習の制約を完全に克服するなど、訓練模擬分野もまた、大幅に改善された。
近接戦闘状況における部隊間戦闘力の評価方法の改善も図られ、韓国型COBRAの開発に成功したことで、米軍COBRAに対する依存から抜け出して外貨も節約できることになった。このような改善事項は、最近開かれた第2軍団と第55師団の戦闘指揮訓練で優秀性が立証された。
外注した場合は、10億ウォン余りの国防予算が投じられる事業を、一銭の予算も使用せずに成し遂げたのだ。
また、韓半島の地形に合う戦場環境を構成して評価できるシステムを開発したことで、軍戦闘力の向上にも寄与することが予想される。
部隊は、システム開発に対する知的財産権の保護と技術力流出防止のために、COBRAに対する著作権を申請した状態で、今後、この技術を海外に移転したり装備を輸出することになれば、防衛産業の振興にも大きく寄与できる見込みだ。
キム中領は、「創造的な思考を持って与えられた業務を遂行したところ、国民が我が軍に与えた予算をもう少し経済的に使って、国防もまた強化できる方案を探すことができた」と話した。
(2010.12.11.1)
BCTPアップグレード・韓国型COBRA開発、陸軍戦闘指揮訓練団
現訓練モデルの運営体制アップグレードと、韓国型近接戦闘エキスパートシステム (COBRA: Combat Outcome Based on Rules of Attrition) の開発に成功して、国防予算と外貨節減、戦闘力向上という三兎を捕まえた主人公は、キム・ヒョンセ（中領）戦闘模擬課長と戦闘模擬処所属タスクフォース (TF) チーム員だ。
我が軍は現在、現実的制約から大部隊の訓練と連合訓練を BCTP (Battle Command Training Program) 訓練で代替している。BCTP訓練をすれば、コンピュータシミュレーションを利用して戦場の実状を間接体験できるためだ。前方軍団と常備師団は「創造21モデル」、郷土師団は「花郎21モデル」を活用している。
初期には米国モデルの支援を受けて訓練して、その後、2000年と2002年にそれぞれ創造21と花郎21モデルを開発して活用しているが、これらには制約が少なくない。創造21モデルの運営体制では 32ビット (bit) しか遂行できず、訓練参加部隊の規模が○○個部隊に制限されるためだ。また、小部隊間における近接戦闘被害評価を得るためには、米軍が開発したCOBRAが必要だが、これを利用するには追加費用が必要だった。
ここに、キム中領を初めとするTFチームは6月に研究に着手、訓練モデルの運営体制をこれまでの32ビットから64ビットにアップグレードすることに成功した。その結果、主オペレーティングシステム (OS) の保存能力が大幅に拡大され、戦区級訓練が常時可能になった。また、処理能力の向上と安全性が強化され、訓練中にサーバーがダウンする現象がなくなって円滑な訓練が可能になった。
訓練可能時間も大幅に延びた。既存システムでは4〜5日が最大値だったが、メモリー容量が増えたために約100日間の持続した訓練が可能になった。運用部隊数の制限もなくなって、これまであった合同・連合演習の制約を完全に克服するなど、訓練模擬分野もまた、大幅に改善された。
近接戦闘状況における部隊間戦闘力の評価方法の改善も図られ、韓国型COBRAの開発に成功したことで、米軍COBRAに対する依存から抜け出して外貨も節約できることになった。このような改善事項は、最近開かれた第2軍団と第55師団の戦闘指揮訓練で優秀性が立証された。
外注した場合は、10億ウォン余りの国防予算が投じられる事業を、一銭の予算も使用せずに成し遂げたのだ。
また、韓半島の地形に合う戦場環境を構成して評価できるシステムを開発したことで、軍戦闘力の向上にも寄与することが予想される。
部隊は、システム開発に対する知的財産権の保護と技術力流出防止のために、COBRAに対する著作権を申請した状態で、今後、この技術を海外に移転したり装備を輸出することになれば、防衛産業の振興にも大きく寄与できる見込みだ。
キム中領は、「創造的な思考を持って与えられた業務を遂行したところ、国民が我が軍に与えた予算をもう少し経済的に使って、国防もまた強化できる方案を探すことができた」と話した。
(2010.12.11.1)
統合戦闘遂行手続き熟達、創造21モデルBCTP実施(2010.01.29)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=4&menuCnt=&writeDate=20100129&kindSeq=3&writeDateChk=20100129
陸軍7師団
陸軍7師団は26日〜27日、師団指揮統制室と第2軍団戦闘指揮訓練場において、創造21モデルを利用して戦闘指揮訓練 (BCTP) を実施した。
師団長を初めとする隷下部隊指揮官・参謀、支援・配属部隊将兵400人余りが参加した中で開かれた訓練は、現在、戦闘指揮訓練団が統制する訓練と同一水準で進められ、始終一貫して、あたかも実戦であるかのような訓練が繰り広げられた。
特に、師団−連隊−大隊に至るまで、陸軍戦術指揮情報システム (ATCIS) 共通状況図 (COP) を活用して、リアルタイムに戦場状況を可視化して情報を共有し、適時的な指揮決心によって「先見−先決−先打」がなされるように戦闘能力を向上させた。
師団全将兵も訓練を通じて、指揮官の戦術観を共有することはもちろん、段階別統合戦闘遂行手続きを熟達するなど最上の作戦遂行能力を誇示した。
師団長は訓練終了後、「直ちに戦闘に挑んでも勝利できる精鋭化された先進強軍の威容を確認した意味深い時間だった」として「これから行われる酷寒期野外戦術訓練でも最善の努力で最高の戦術戦技を誇ろう」と強調した。
(2010.11.23.1)
陸軍7師団
陸軍7師団は26日〜27日、師団指揮統制室と第2軍団戦闘指揮訓練場において、創造21モデルを利用して戦闘指揮訓練 (BCTP) を実施した。
師団長を初めとする隷下部隊指揮官・参謀、支援・配属部隊将兵400人余りが参加した中で開かれた訓練は、現在、戦闘指揮訓練団が統制する訓練と同一水準で進められ、始終一貫して、あたかも実戦であるかのような訓練が繰り広げられた。
特に、師団−連隊−大隊に至るまで、陸軍戦術指揮情報システム (ATCIS) 共通状況図 (COP) を活用して、リアルタイムに戦場状況を可視化して情報を共有し、適時的な指揮決心によって「先見−先決−先打」がなされるように戦闘能力を向上させた。
師団全将兵も訓練を通じて、指揮官の戦術観を共有することはもちろん、段階別統合戦闘遂行手続きを熟達するなど最上の作戦遂行能力を誇示した。
師団長は訓練終了後、「直ちに戦闘に挑んでも勝利できる精鋭化された先進強軍の威容を確認した意味深い時間だった」として「これから行われる酷寒期野外戦術訓練でも最善の努力で最高の戦術戦技を誇ろう」と強調した。
(2010.11.23.1)
「創造21」モデル利用、統合戦闘力を高める(2002.06.01)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=4&menuCnt=&writeDate=20020601&kindSeq=1&writeDateChk=20020601
陸軍勝利部隊、師団戦闘指揮訓練
陸軍勝利部隊（第15歩兵師団）は、最近、3泊4日間にわたって、キム・ジョンファン第1野戦軍司令官を初めとして、主要指揮官・参謀が参加した中で、有事の際、リアルタイム統合戦闘遂行能力を高めるための師団戦闘指揮訓練を実施した。
部隊指揮手続き熟達と戦闘遂行能力向上に重点を置いて進められた今回の訓練は、作戦段階別に付与された状況と手続きによって次々と繰り広げられた。今回の訓練は、最先端韓国型シミュレーション技法である「創造21」モデルを利用して、実戦と同じ戦闘状況を造り出した中で部隊戦力を運用することで、弱点を綿密に分析するなど統合戦闘遂行能力を一段階高める転機を用意した。
また、戦場の特性はもちろん、敵の戦闘力量と作戦企図などを総合的に分析して、指揮官と参謀の戦術的思考に立脚した戦闘指揮能力を発揮する機会も得た。
一方、部隊はこれに先立ち、指揮所と戦闘模擬本部間において、関連する戦術措置熟達のための指揮統制機構訓練を実施して、部隊特性に合う創意的で攻勢的な訓練準備に万全を期した。
(2010.11.23.1)
陸軍勝利部隊、師団戦闘指揮訓練
陸軍勝利部隊（第15歩兵師団）は、最近、3泊4日間にわたって、キム・ジョンファン第1野戦軍司令官を初めとして、主要指揮官・参謀が参加した中で、有事の際、リアルタイム統合戦闘遂行能力を高めるための師団戦闘指揮訓練を実施した。
部隊指揮手続き熟達と戦闘遂行能力向上に重点を置いて進められた今回の訓練は、作戦段階別に付与された状況と手続きによって次々と繰り広げられた。今回の訓練は、最先端韓国型シミュレーション技法である「創造21」モデルを利用して、実戦と同じ戦闘状況を造り出した中で部隊戦力を運用することで、弱点を綿密に分析するなど統合戦闘遂行能力を一段階高める転機を用意した。
また、戦場の特性はもちろん、敵の戦闘力量と作戦企図などを総合的に分析して、指揮官と参謀の戦術的思考に立脚した戦闘指揮能力を発揮する機会も得た。
一方、部隊はこれに先立ち、指揮所と戦闘模擬本部間において、関連する戦術措置熟達のための指揮統制機構訓練を実施して、部隊特性に合う創意的で攻勢的な訓練準備に万全を期した。
(2010.11.23.1)
（陸）ビジョン21モデル
概要
師団級部隊の作戦計画・方策を検証できる分析モデル
ニュース記事
花郎21・戦闘21・ビジョン21、韓国型ウォーゲームモデル開発(2003.03.26)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3001&menuSeq=1&menuCnt=30911&writeDate=20030327&kindSeq=3&writeDateChk=20030326
陸軍教育司令部、27日試演会
陸軍は25日、陸軍教育司令部が最近、韓国型ウォーゲームモデルを開発したことを明らかにした。
ウォーゲームモデルは、郷土師団のための「花郎21」、連隊・大隊級のための「戦闘21」、師団級方策・作戦計画のための「ビジョン21」など3つのモデルだ。
「花郎21」は、郷土師団のために開発された最初のウォーゲームモデルで、韓国後方地域における民・官・軍の統合作戦遂行と前方師団・軍団の戦闘指揮訓練と連動するように用意された。
「戦闘21」は、連隊・大隊級部隊の同時訓練遂行のためのもので、韓半島全地域の地形データが内蔵され、平面地図に対する陰影起伏と3次元地形分析が可能になり、機動路・予想接近路に対する判断を、実際の地形と同一水準で描写した。
「ビジョン (vision) 21」は、師団級部隊の作戦計画・方策を検証できる分析モデルで、開発、訓練部隊の多様な方策を比較・検証して、より完璧な作戦計画及び戦闘実験ができるように造られた。
開発されたモデルは、これまで、前方師団と軍団戦闘指揮訓練のときに使われてきた「創造21」と連動して、我が軍の平時訓練及び戦時対備訓練に活用される見込みだ。
陸軍教育司令部は27日、国防部と合同参謀、連合司令部、陸・海・空軍3軍本部、在韓外国武官、韓国国防研究員など軍事専門家が参加した中で、今回開発されたウォーゲームモデルの試演会を開く予定だ。
(2010.11.23.1)
陸軍教育司令部、27日試演会
陸軍は25日、陸軍教育司令部が最近、韓国型ウォーゲームモデルを開発したことを明らかにした。
ウォーゲームモデルは、郷土師団のための「花郎21」、連隊・大隊級のための「戦闘21」、師団級方策・作戦計画のための「ビジョン21」など3つのモデルだ。
「花郎21」は、郷土師団のために開発された最初のウォーゲームモデルで、韓国後方地域における民・官・軍の統合作戦遂行と前方師団・軍団の戦闘指揮訓練と連動するように用意された。
「戦闘21」は、連隊・大隊級部隊の同時訓練遂行のためのもので、韓半島全地域の地形データが内蔵され、平面地図に対する陰影起伏と3次元地形分析が可能になり、機動路・予想接近路に対する判断を、実際の地形と同一水準で描写した。
「ビジョン (vision) 21」は、師団級部隊の作戦計画・方策を検証できる分析モデルで、開発、訓練部隊の多様な方策を比較・検証して、より完璧な作戦計画及び戦闘実験ができるように造られた。
開発されたモデルは、これまで、前方師団と軍団戦闘指揮訓練のときに使われてきた「創造21」と連動して、我が軍の平時訓練及び戦時対備訓練に活用される見込みだ。
陸軍教育司令部は27日、国防部と合同参謀、連合司令部、陸・海・空軍3軍本部、在韓外国武官、韓国国防研究員など軍事専門家が参加した中で、今回開発されたウォーゲームモデルの試演会を開く予定だ。
(2010.11.23.1)
（陸）花郎21モデル
概要
郷土師団用ウォーゲームモデル。
ニュース記事
戦闘力を画期的に高める(2010.12.08)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=4&menuCnt=&writeDate=20101208&kindSeq=1&writeDateChk=20101208
BCTPアップグレード・韓国型COBRA開発、陸軍戦闘指揮訓練団
現訓練モデルの運営体制アップグレードと、韓国型近接戦闘エキスパートシステム (COBRA: Combat Outcome Based on Rules of Attrition) の開発に成功して、国防予算と外貨節減、戦闘力向上という三兎を捕まえた主人公は、キム・ヒョンセ（中領）戦闘模擬課長と戦闘模擬処所属タスクフォース (TF) チーム員だ。
我が軍は現在、現実的制約から大部隊の訓練と連合訓練を BCTP (Battle Command Training Program) 訓練で代替している。BCTP訓練をすれば、コンピュータシミュレーションを利用して戦場の実状を間接体験できるためだ。前方軍団と常備師団は「創造21モデル」、郷土師団は「花郎21モデル」を活用している。
初期には米国モデルの支援を受けて訓練して、その後、2000年と2002年にそれぞれ創造21と花郎21モデルを開発して活用しているが、これらには制約が少なくない。創造21モデルの運営体制では 32ビット (bit) しか遂行できず、訓練参加部隊の規模が○○個部隊に制限されるためだ。また、小部隊間における近接戦闘被害評価を得るためには、米軍が開発したCOBRAが必要だが、これを利用するには追加費用が必要だった。
ここに、キム中領を初めとするTFチームは6月に研究に着手、訓練モデルの運営体制をこれまでの32ビットから64ビットにアップグレードすることに成功した。その結果、主オペレーティングシステム (OS) の保存能力が大幅に拡大され、戦区級訓練が常時可能になった。また、処理能力の向上と安全性が強化され、訓練中にサーバーがダウンする現象がなくなって円滑な訓練が可能になった。
訓練可能時間も大幅に延びた。既存システムでは4〜5日が最大値だったが、メモリー容量が増えたために約100日間の持続した訓練が可能になった。運用部隊数の制限もなくなって、これまであった合同・連合演習の制約を完全に克服するなど、訓練模擬分野もまた、大幅に改善された。
近接戦闘状況における部隊間戦闘力の評価方法の改善も図られ、韓国型COBRAの開発に成功したことで、米軍COBRAに対する依存から抜け出して外貨も節約できることになった。このような改善事項は、最近開かれた第2軍団と第55師団の戦闘指揮訓練で優秀性が立証された。
外注した場合は、10億ウォン余りの国防予算が投じられる事業を、一銭の予算も使用せずに成し遂げたのだ。
また、韓半島の地形に合う戦場環境を構成して評価できるシステムを開発したことで、軍戦闘力の向上にも寄与することが予想される。
部隊は、システム開発に対する知的財産権の保護と技術力流出防止のために、COBRAに対する著作権を申請した状態で、今後、この技術を海外に移転したり装備を輸出することになれば、防衛産業の振興にも大きく寄与できる見込みだ。
キム中領は、「創造的な思考を持って与えられた業務を遂行したところ、国民が我が軍に与えた予算をもう少し経済的に使って、国防もまた強化できる方案を探すことができた」と話した。
(2010.12.11.1)
BCTPアップグレード・韓国型COBRA開発、陸軍戦闘指揮訓練団
現訓練モデルの運営体制アップグレードと、韓国型近接戦闘エキスパートシステム (COBRA: Combat Outcome Based on Rules of Attrition) の開発に成功して、国防予算と外貨節減、戦闘力向上という三兎を捕まえた主人公は、キム・ヒョンセ（中領）戦闘模擬課長と戦闘模擬処所属タスクフォース (TF) チーム員だ。
我が軍は現在、現実的制約から大部隊の訓練と連合訓練を BCTP (Battle Command Training Program) 訓練で代替している。BCTP訓練をすれば、コンピュータシミュレーションを利用して戦場の実状を間接体験できるためだ。前方軍団と常備師団は「創造21モデル」、郷土師団は「花郎21モデル」を活用している。
初期には米国モデルの支援を受けて訓練して、その後、2000年と2002年にそれぞれ創造21と花郎21モデルを開発して活用しているが、これらには制約が少なくない。創造21モデルの運営体制では 32ビット (bit) しか遂行できず、訓練参加部隊の規模が○○個部隊に制限されるためだ。また、小部隊間における近接戦闘被害評価を得るためには、米軍が開発したCOBRAが必要だが、これを利用するには追加費用が必要だった。
ここに、キム中領を初めとするTFチームは6月に研究に着手、訓練モデルの運営体制をこれまでの32ビットから64ビットにアップグレードすることに成功した。その結果、主オペレーティングシステム (OS) の保存能力が大幅に拡大され、戦区級訓練が常時可能になった。また、処理能力の向上と安全性が強化され、訓練中にサーバーがダウンする現象がなくなって円滑な訓練が可能になった。
訓練可能時間も大幅に延びた。既存システムでは4〜5日が最大値だったが、メモリー容量が増えたために約100日間の持続した訓練が可能になった。運用部隊数の制限もなくなって、これまであった合同・連合演習の制約を完全に克服するなど、訓練模擬分野もまた、大幅に改善された。
近接戦闘状況における部隊間戦闘力の評価方法の改善も図られ、韓国型COBRAの開発に成功したことで、米軍COBRAに対する依存から抜け出して外貨も節約できることになった。このような改善事項は、最近開かれた第2軍団と第55師団の戦闘指揮訓練で優秀性が立証された。
外注した場合は、10億ウォン余りの国防予算が投じられる事業を、一銭の予算も使用せずに成し遂げたのだ。
また、韓半島の地形に合う戦場環境を構成して評価できるシステムを開発したことで、軍戦闘力の向上にも寄与することが予想される。
部隊は、システム開発に対する知的財産権の保護と技術力流出防止のために、COBRAに対する著作権を申請した状態で、今後、この技術を海外に移転したり装備を輸出することになれば、防衛産業の振興にも大きく寄与できる見込みだ。
キム中領は、「創造的な思考を持って与えられた業務を遂行したところ、国民が我が軍に与えた予算をもう少し経済的に使って、国防もまた強化できる方案を探すことができた」と話した。
(2010.12.11.1)
花郎21・戦闘21・ビジョン21、韓国型ウォーゲームモデル開発(2003.03.26)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3001&menuSeq=1&menuCnt=30911&writeDate=20030327&kindSeq=3&writeDateChk=20030326
陸軍教育司令部、27日試演会
陸軍は25日、陸軍教育司令部が最近、韓国型ウォーゲームモデルを開発したことを明らかにした。
ウォーゲームモデルは、郷土師団のための「花郎21」、連隊・大隊級のための「戦闘21」、師団級方策・作戦計画のための「ビジョン21」など3つのモデルだ。
「花郎21」は、郷土師団のために開発された最初のウォーゲームモデルで、韓国後方地域における民・官・軍の統合作戦遂行と前方師団・軍団の戦闘指揮訓練と連動するように用意された。
「戦闘21」は、連隊・大隊級部隊の同時訓練遂行のためのもので、韓半島全地域の地形データが内蔵され、平面地図に対する陰影起伏と3次元地形分析が可能になり、機動路・予想接近路に対する判断を、実際の地形と同一水準で描写した。
「ビジョン (vision) 21」は、師団級部隊の作戦計画・方策を検証できる分析モデルで、開発、訓練部隊の多様な方策を比較・検証して、より完璧な作戦計画及び戦闘実験ができるように造られた。
開発されたモデルは、これまで、前方師団と軍団戦闘指揮訓練のときに使われてきた「創造21」と連動して、我が軍の平時訓練及び戦時対備訓練に活用される見込みだ。
陸軍教育司令部は27日、国防部と合同参謀、連合司令部、陸・海・空軍3軍本部、在韓外国武官、韓国国防研究員など軍事専門家が参加した中で、今回開発されたウォーゲームモデルの試演会を開く予定だ。
(2010.11.23.1)
陸軍教育司令部、27日試演会
陸軍は25日、陸軍教育司令部が最近、韓国型ウォーゲームモデルを開発したことを明らかにした。
ウォーゲームモデルは、郷土師団のための「花郎21」、連隊・大隊級のための「戦闘21」、師団級方策・作戦計画のための「ビジョン21」など3つのモデルだ。
「花郎21」は、郷土師団のために開発された最初のウォーゲームモデルで、韓国後方地域における民・官・軍の統合作戦遂行と前方師団・軍団の戦闘指揮訓練と連動するように用意された。
「戦闘21」は、連隊・大隊級部隊の同時訓練遂行のためのもので、韓半島全地域の地形データが内蔵され、平面地図に対する陰影起伏と3次元地形分析が可能になり、機動路・予想接近路に対する判断を、実際の地形と同一水準で描写した。
「ビジョン (vision) 21」は、師団級部隊の作戦計画・方策を検証できる分析モデルで、開発、訓練部隊の多様な方策を比較・検証して、より完璧な作戦計画及び戦闘実験ができるように造られた。
開発されたモデルは、これまで、前方師団と軍団戦闘指揮訓練のときに使われてきた「創造21」と連動して、我が軍の平時訓練及び戦時対備訓練に活用される見込みだ。
陸軍教育司令部は27日、国防部と合同参謀、連合司令部、陸・海・空軍3軍本部、在韓外国武官、韓国国防研究員など軍事専門家が参加した中で、今回開発されたウォーゲームモデルの試演会を開く予定だ。
(2010.11.23.1)
（陸）戦闘21モデル
概要
陸軍の連隊及び大隊級の指揮官及び参謀の戦闘指揮訓練用ウォーゲームモデル。
ニュース記事
ウォーゲーム技術、世界最高水準(2006.01.25)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/HearTypeView.jsp?writeDate=20060126&writeDateChk=20060125&menuCd=3004&menuSeq=4&kindSeq=5&menuCnt=30911
陸軍「戦闘21モデル」米国防省の認証獲得
陸軍教育司令部は先月6日、「戦闘21モデル」が国際シミュレーション標準連動システムである HLA (High Level Architecture) 認証の最終試験を通過して、国際標準連動認証リストに公式に登録されたことを23日、明らかにした。
「戦闘21モデル」は、陸軍の連・大隊級の指揮官・参謀の戦闘指揮訓練用ウォーゲームモデルとして、陸軍の師・旅団級部隊、兵科学校・海兵隊に配置され、2003年から年間300回以上訓練に活用されている。
HLA認証は、国際標準連動認証機関である米国防省 DMSO (Defense Modeling & Simulation) から公式に獲得したもので、韓国軍のシミュレーション連動技術が世界最高水準であることを立証している。
一方、陸軍は、「戦闘21モデル」を、実際の野外機動訓練を通じて実施する実技同一模擬、戦術シミュレーターに代表される仮想模擬、コンピュータを利用したウォーゲーム模擬を相互連動させ、一つの合成戦場を構成する人工合成戦場 (LVC: Live, Virtual, Constructive) システム構築のための基準ウォーゲームモデルとして活用する計画だ。
これにより、急激な都市化で訓練場の確保が困難な実技・実射撃が制限される訓練条件の中で、戦闘力の増強に多いに役立つと期待されている。
陸軍の関係者は、「今後、HLA認証を獲得した「戦闘21モデル」を中心に、大隊級科学化戦闘訓練 (KCTC) と戦術シミュレーターとの連動システムを構築し、連隊級LVC訓練システムを開発する計画」として、「各種のシステム連動事業を進めている中で、大きな活力素になるとの評価を受けている」と話した。
(2010.11.06.1)
陸軍「戦闘21モデル」米国防省の認証獲得
陸軍教育司令部は先月6日、「戦闘21モデル」が国際シミュレーション標準連動システムである HLA (High Level Architecture) 認証の最終試験を通過して、国際標準連動認証リストに公式に登録されたことを23日、明らかにした。
「戦闘21モデル」は、陸軍の連・大隊級の指揮官・参謀の戦闘指揮訓練用ウォーゲームモデルとして、陸軍の師・旅団級部隊、兵科学校・海兵隊に配置され、2003年から年間300回以上訓練に活用されている。
HLA認証は、国際標準連動認証機関である米国防省 DMSO (Defense Modeling & Simulation) から公式に獲得したもので、韓国軍のシミュレーション連動技術が世界最高水準であることを立証している。
一方、陸軍は、「戦闘21モデル」を、実際の野外機動訓練を通じて実施する実技同一模擬、戦術シミュレーターに代表される仮想模擬、コンピュータを利用したウォーゲーム模擬を相互連動させ、一つの合成戦場を構成する人工合成戦場 (LVC: Live, Virtual, Constructive) システム構築のための基準ウォーゲームモデルとして活用する計画だ。
これにより、急激な都市化で訓練場の確保が困難な実技・実射撃が制限される訓練条件の中で、戦闘力の増強に多いに役立つと期待されている。
陸軍の関係者は、「今後、HLA認証を獲得した「戦闘21モデル」を中心に、大隊級科学化戦闘訓練 (KCTC) と戦術シミュレーターとの連動システムを構築し、連隊級LVC訓練システムを開発する計画」として、「各種のシステム連動事業を進めている中で、大きな活力素になるとの評価を受けている」と話した。
(2010.11.06.1)
（陸）戦闘勤務支援模擬訓練モデル
概要
軍需・人事・動員支援をシミュレーションするモデル。
ニュース記事
戦闘勤務支援ウォーゲーム独自開発(2006.02.10)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=4&menuCnt=30911&writeDate=20060212&kindSeq=1&writeDateChk=20060210
陸軍、軍需・人事支援手続きを想定、実戦訓練の効果大きく
陸軍は9日、歩兵や砲兵などの戦闘支援だけでなく、戦闘勤務支援の要素まで想定した「戦闘勤務支援模擬訓練モデル」を独自開発し、今年から野戦部隊の訓練時に活用することにしたことを明らかにした。
模擬訓練（ウォーゲーム）モデルとは、訓練部隊がサイバー空間で実戦と同様に模擬された戦術状況を適時・適切に措置することで、訓練効果を最大化させる科学的な訓練方法のことだ。
これまでにも、大隊・連隊級に「戦闘21」、師団・軍団級に「創造21」、後方地域部隊に「花郎21」など多様な模擬訓練モデルがあったが、歩兵・砲兵・通信など戦闘支援の要素だけを想定した指揮訓練では限界があった。
そこで陸軍は、2002年4月から2005年12月まで4年余りをかけて、総額37億6000万ウォンの予算を投じて我が軍の教理と地形に合うウォーゲームモデルを研究した。
新たに開発した「戦闘勤務支援模擬訓練モデル」は、戦闘遂行のために必要とされる、兵力・弾薬・整備・輸送・医務・補給などの関連機能が、軍需・人事・動員支援体制に適合するように模擬が可能になったのが特徴だ。
実際の支援データベースとも連係できるようになり、完璧なシミュレーションを構築できるようになった。
陸軍の関係者は「今回のモデル開発により、実際に兵力や物資を移動せずに、実戦であるかのような訓練効果をあげられると同時に、人材・予算の節減効果も達成できることが期待される」として「これを通じて「戦うように訓練して、訓練した通りに戦う」陸軍の革新的な科学化訓練システムを構築していく計画」と話した。
(2011.08.03.1)
陸軍、軍需・人事支援手続きを想定、実戦訓練の効果大きく
陸軍は9日、歩兵や砲兵などの戦闘支援だけでなく、戦闘勤務支援の要素まで想定した「戦闘勤務支援模擬訓練モデル」を独自開発し、今年から野戦部隊の訓練時に活用することにしたことを明らかにした。
模擬訓練（ウォーゲーム）モデルとは、訓練部隊がサイバー空間で実戦と同様に模擬された戦術状況を適時・適切に措置することで、訓練効果を最大化させる科学的な訓練方法のことだ。
これまでにも、大隊・連隊級に「戦闘21」、師団・軍団級に「創造21」、後方地域部隊に「花郎21」など多様な模擬訓練モデルがあったが、歩兵・砲兵・通信など戦闘支援の要素だけを想定した指揮訓練では限界があった。
そこで陸軍は、2002年4月から2005年12月まで4年余りをかけて、総額37億6000万ウォンの予算を投じて我が軍の教理と地形に合うウォーゲームモデルを研究した。
新たに開発した「戦闘勤務支援模擬訓練モデル」は、戦闘遂行のために必要とされる、兵力・弾薬・整備・輸送・医務・補給などの関連機能が、軍需・人事・動員支援体制に適合するように模擬が可能になったのが特徴だ。
実際の支援データベースとも連係できるようになり、完璧なシミュレーションを構築できるようになった。
陸軍の関係者は「今回のモデル開発により、実際に兵力や物資を移動せずに、実戦であるかのような訓練効果をあげられると同時に、人材・予算の節減効果も達成できることが期待される」として「これを通じて「戦うように訓練して、訓練した通りに戦う」陸軍の革新的な科学化訓練システムを構築していく計画」と話した。
(2011.08.03.1)
（陸）プンイクモデル
概要
砲兵訓練用ウォーゲームモデル。砲兵学校により2000年に開発。
その他
- 合同参謀による解説
砲兵部隊訓練ウォーゲーム「プンイクモデル」
ttp://www.army.mil.kr/army_catalog/246/83.htm
- プンイクの名称は、砲兵の軍神といわれる故キム・プンイク（金豊益）中領の名前から取られた。
キム・プンイク - wikipedia
http://ko.wikipedia.org/wiki/%EA%B9%80%ED%92%8D%EC...
（空）蒼空モデル
概要
空軍独自のウォーゲームモデル。2008年開発。
ニュース記事
空軍、次世代ウォーゲームモデル「蒼空」開発(2008.07.02)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/HearTypeView.jsp?writeDate=id&writeDateChk=20080702&menuCd=3004&menuSeq=2&kindSeq=1&menuCnt=30911
戦争遂行手続き・危機管理能力を高める
空軍が、これまで使用してきた米空軍ウォーゲームモデルを代替する次世代ウォーゲームモデル「蒼空」を開発し、完了させた。
これにより空軍は、戦時作戦統制権の返還に備えて、韓国軍主導の演習システム構築を進めることができるようになった。
空軍作戦司令部は、「蒼空」モデルを、今年、韓米合同乙支（ウルチ）フリーダムガーディアン (UFG) 演習から実戦運用する準備をしている。「蒼空」は、すでに今年、キーリゾルブ (KR) 演習と韓米連合連動試験（5月）で、連動性能だけでなく模擬機能の側面で「優秀」の評価を受けた。
「蒼空」モデル開発事業は、2004年10月から今月の初めまで、空軍作戦司令部主管の下で進められ、（株）ポスデータが参加した。
空軍はこれまで、米空軍ウォーゲームモデル AWSIM (Air Warfare Simulation) を使用してきた。このため、韓国軍の演習要求事項を米軍ウォーゲームモデルに反映するのにさまざまな面で困難があった。
「蒼空」モデルは、空軍単独演習モデルとして、他モデルとの連動がなくとも自主的にウォーゲームを支援することができる。また、連合演習では、海・海上軍モデルとも連動可能だ。特に、2005年には、米国防総省がシミュレーションシステム間の相互運用性を促進し、モデルの再使用性向上のために標準として提示した、標準連動技術構造 (HLA) 認証を獲得したことがある。
事業管理団長として参加したカン・チュンスン（空軍准将）作戦司令部副司令官は、「世界最大規模のウォーゲームシステムが参加するUFG演習で「蒼空」モデルを運用するのは、我が空軍のウォーゲーム水準と共に、大韓民国のIT技術を立証する契機になる」と話した。
また、空軍作戦司令部は先月23日、「蒼空」モデル開発結果報告会議を開催し、「今後、現代戦の作戦環境と韓国軍の教理に合致する実戦的ウォーゲームを支援するで、戦争遂行手続きの熟達と戦時危機管理能力の向上が期待される」と明らかにした。
(2010.11.06.1)
戦争遂行手続き・危機管理能力を高める
空軍が、これまで使用してきた米空軍ウォーゲームモデルを代替する次世代ウォーゲームモデル「蒼空」を開発し、完了させた。
これにより空軍は、戦時作戦統制権の返還に備えて、韓国軍主導の演習システム構築を進めることができるようになった。
空軍作戦司令部は、「蒼空」モデルを、今年、韓米合同乙支（ウルチ）フリーダムガーディアン (UFG) 演習から実戦運用する準備をしている。「蒼空」は、すでに今年、キーリゾルブ (KR) 演習と韓米連合連動試験（5月）で、連動性能だけでなく模擬機能の側面で「優秀」の評価を受けた。
「蒼空」モデル開発事業は、2004年10月から今月の初めまで、空軍作戦司令部主管の下で進められ、（株）ポスデータが参加した。
空軍はこれまで、米空軍ウォーゲームモデル AWSIM (Air Warfare Simulation) を使用してきた。このため、韓国軍の演習要求事項を米軍ウォーゲームモデルに反映するのにさまざまな面で困難があった。
「蒼空」モデルは、空軍単独演習モデルとして、他モデルとの連動がなくとも自主的にウォーゲームを支援することができる。また、連合演習では、海・海上軍モデルとも連動可能だ。特に、2005年には、米国防総省がシミュレーションシステム間の相互運用性を促進し、モデルの再使用性向上のために標準として提示した、標準連動技術構造 (HLA) 認証を獲得したことがある。
事業管理団長として参加したカン・チュンスン（空軍准将）作戦司令部副司令官は、「世界最大規模のウォーゲームシステムが参加するUFG演習で「蒼空」モデルを運用するのは、我が空軍のウォーゲーム水準と共に、大韓民国のIT技術を立証する契機になる」と話した。
また、空軍作戦司令部は先月23日、「蒼空」モデル開発結果報告会議を開催し、「今後、現代戦の作戦環境と韓国軍の教理に合致する実戦的ウォーゲームを支援するで、戦争遂行手続きの熟達と戦時危機管理能力の向上が期待される」と明らかにした。
(2010.11.06.1)
（空）飛行基地戦闘模擬モデル
概要
飛行基地内における各種作戦をシミュレーションするモデル。
ニュース記事
飛行基地戦闘模擬モデル「若鷹」開発(2008.08.26)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=2&menuCnt=30911&writeDate=20080827&kindSeq=2&writeDateChk=20080826
空軍戦闘発展団、航空作戦・地上防御作戦を模擬・分析
乙支（ウルチ）フリーダムガーディアン (UFG) 演習が行われていた20日午前、空軍戦闘発展団戦力分析処パク・チョルヒョン（3士24期）中領とイ・ミヒ事務官は、コンピュータ・シミュレーションから目を離すことができなかった。戦闘飛行団が、敵航空機と特作軍の攻撃を受けた場合に備えた戦時複合状況での基地防御をシミュレーションを通じて訓練していたためだ。
ここで使われたシミュレーションは、飛行基地内で遂行される航空作戦・地上防御・被害復旧・化学戦防護などのすべての基地作戦を模擬・分析できる飛行基地戦闘模擬モデル「若鷹 (BORAME) (※1) 」だった。今年6月に若鷹が開発される前は、米国から導入したCBAM (Combat Base Assesment Model) を通じて飛行基地での作戦運営を模擬・分析してきた。
しかし、模擬機能が制限され、また、開発業者が倒産したことで、モデルの性能改良が不可能になるなど長期的に空軍の基地作戦用シミュレーションモデルとして使うことは困難だった。そこで、戦闘発展団戦力分析処では、国内技術を使って空軍の基地作戦運営概念に符合したモデルを開発するために、2004年12月から韓国国防研究院 (KIDA) と共同で開発に着手した。
3年6か月の開発期間を通じて完成された「若鷹」モデルは、分析用・演習用モデルから構成されている。分析用モデルは、戦争に備えた飛行基地の作戦全般を仮想化して最適な作戦態勢維持のための戦力構造を提供し、演習用モデルは、飛行団の指揮官・参謀・作戦要員の戦争遂行能力の向上のために使われる。
戦力分析処は、今回のUFG演習の期間中に、演習用モデルを利用して指揮所演習を事前に点検した。若鷹モデルの解像度は、1m級のカラー航空映像に滑走路、掩体壕などの主要施設物だけでなく、機動打撃隊・装甲車など動く車両まで実現が可能だ。これは、現在、軍で運用中のモデルで最高水準だ。
戦闘発展団は、これから、このモデルを空軍指揮統制システムに搭載して、作戦状況図に活用するなど多角的な運用方案を模索している。若鷹モデル開発の事業管理責任者である戦闘発展団長イ・ヒウ（空士27期）准将は、「若鷹モデルは、飛行団の作戦環境の分析と資源所要予測分野における定量的な分析道具として活用が可能であることから、合理的・経済的な軍経営を支援する手段になる」と自信を語った。
※1) 孵化して1年ほどの狩猟用として使われる若い鷹の意。
(2011.08.03.1)
空軍戦闘発展団、航空作戦・地上防御作戦を模擬・分析
乙支（ウルチ）フリーダムガーディアン (UFG) 演習が行われていた20日午前、空軍戦闘発展団戦力分析処パク・チョルヒョン（3士24期）中領とイ・ミヒ事務官は、コンピュータ・シミュレーションから目を離すことができなかった。戦闘飛行団が、敵航空機と特作軍の攻撃を受けた場合に備えた戦時複合状況での基地防御をシミュレーションを通じて訓練していたためだ。
ここで使われたシミュレーションは、飛行基地内で遂行される航空作戦・地上防御・被害復旧・化学戦防護などのすべての基地作戦を模擬・分析できる飛行基地戦闘模擬モデル「若鷹 (BORAME) (※1) 」だった。今年6月に若鷹が開発される前は、米国から導入したCBAM (Combat Base Assesment Model) を通じて飛行基地での作戦運営を模擬・分析してきた。
しかし、模擬機能が制限され、また、開発業者が倒産したことで、モデルの性能改良が不可能になるなど長期的に空軍の基地作戦用シミュレーションモデルとして使うことは困難だった。そこで、戦闘発展団戦力分析処では、国内技術を使って空軍の基地作戦運営概念に符合したモデルを開発するために、2004年12月から韓国国防研究院 (KIDA) と共同で開発に着手した。
3年6か月の開発期間を通じて完成された「若鷹」モデルは、分析用・演習用モデルから構成されている。分析用モデルは、戦争に備えた飛行基地の作戦全般を仮想化して最適な作戦態勢維持のための戦力構造を提供し、演習用モデルは、飛行団の指揮官・参謀・作戦要員の戦争遂行能力の向上のために使われる。
戦力分析処は、今回のUFG演習の期間中に、演習用モデルを利用して指揮所演習を事前に点検した。若鷹モデルの解像度は、1m級のカラー航空映像に滑走路、掩体壕などの主要施設物だけでなく、機動打撃隊・装甲車など動く車両まで実現が可能だ。これは、現在、軍で運用中のモデルで最高水準だ。
戦闘発展団は、これから、このモデルを空軍指揮統制システムに搭載して、作戦状況図に活用するなど多角的な運用方案を模索している。若鷹モデル開発の事業管理責任者である戦闘発展団長イ・ヒウ（空士27期）准将は、「若鷹モデルは、飛行団の作戦環境の分析と資源所要予測分野における定量的な分析道具として活用が可能であることから、合理的・経済的な軍経営を支援する手段になる」と自信を語った。
※1) 孵化して1年ほどの狩猟用として使われる若い鷹の意。
(2011.08.03.1)
（海）清海モデル
概要
海軍独自のウォーゲームモデル。
2003年から2007年にかけて、海軍本部（海軍戦闘発展団）がポスデータ（現ポスコICT）と共同で開発した。
2003年から2007年にかけて、海軍本部（海軍戦闘発展団）がポスデータ（現ポスコICT）と共同で開発した。
ニュース記事
北による占領想定したウォーゲーム、7〜8日に実施[聯合ニュース](2011.01.04)
ttp://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/new_ArticleMPIC/mpic_listview.aspx?cid=MYH20110104008100882
≪白リョン島、延坪島の占領想定≫
北朝鮮・朝鮮人民軍が韓国の西北島嶼（とうしょ）に上陸し、占領する状況を想定したウォーゲームが韓国海軍の主管で初めて実施される。
海軍と海兵隊が4日に明らかにしたところによると、ウォーゲームは7〜8日に海軍大学で行われ、海軍作戦司令部、海兵隊司令部、海軍第2艦隊、海兵隊第6旅団、海兵隊延坪部隊、海軍戦闘発展団などが参加する。
ウォーゲームは3段階に分けて進められ、第1段階では白リョン島が、第2段階では延坪島が、第3段階では白リョン島と延坪島が同時に占領された場合を想定し、実戦さながらに実施される予定だ。
今回のウォーゲームを通じ海軍と海兵隊は合同性を強化し、指揮官と参謀らは対応の手順を熟達することになる。軍関係者は「何よりも北朝鮮軍による西北島嶼占領を撃退する訓練だということに意味がある」と説明している。
また、海軍関係者は「ことしは戦闘、勝利、勇気、信頼の4大目標を設定し、準備態勢を強化している。ウォーゲームも4大目標達成に向けた実行練習のうちの一つだ」と強調した。
（日本語版）
≪白リョン島、延坪島の占領想定≫
北朝鮮・朝鮮人民軍が韓国の西北島嶼（とうしょ）に上陸し、占領する状況を想定したウォーゲームが韓国海軍の主管で初めて実施される。
海軍と海兵隊が4日に明らかにしたところによると、ウォーゲームは7〜8日に海軍大学で行われ、海軍作戦司令部、海兵隊司令部、海軍第2艦隊、海兵隊第6旅団、海兵隊延坪部隊、海軍戦闘発展団などが参加する。
ウォーゲームは3段階に分けて進められ、第1段階では白リョン島が、第2段階では延坪島が、第3段階では白リョン島と延坪島が同時に占領された場合を想定し、実戦さながらに実施される予定だ。
今回のウォーゲームを通じ海軍と海兵隊は合同性を強化し、指揮官と参謀らは対応の手順を熟達することになる。軍関係者は「何よりも北朝鮮軍による西北島嶼占領を撃退する訓練だということに意味がある」と説明している。
また、海軍関係者は「ことしは戦闘、勝利、勇気、信頼の4大目標を設定し、準備態勢を強化している。ウォーゲームも4大目標達成に向けた実行練習のうちの一つだ」と強調した。
（日本語版）
「清海」<海軍ウォーゲームモデル>−米モデル連動成功(2007.04.18)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=3&menuCnt=&writeDate=20070418&kindSeq=4&writeDateChk=20070418
海軍、連合戦時増員演習で海上戦を完璧に模擬
海軍は17日、「韓国海軍の戦力を描写する海軍ウォーゲームモデルである「清海」が、2007年連合戦時増員・フォールイーグル (RSOI・FE) 演習において、韓国軍ウォーゲームモデルとしては、初となる米側モデルとの全機能連動に成功して、海上戦状況を完璧に模擬した」と明らかにした。
「清海」モデルは、米側海上戦ウォーゲームモデルである RESA (Research Evaluation and System Analysis) モデルを代替するために、海軍戦闘発展団が2003年4月に開発に着手して、2006年12月に開発に成功した海軍ウォーゲームモデルだ。
今年、RSOI・FE演習で「清海」は、米側が保有する地上戦 (CBS)・海上戦 (RESA)・空中戦 (AWSIM) などのウォーゲームモデルとの安定した連動を通じて、海上での戦闘状況と軍需支援状況を100%模擬することに成功した。
これで「清海」は、これから行われるすべての連合演習において、韓国海軍の戦力を模擬するウォーゲームモデルとして使われる。
特に、これを通じて、毎年ウォーゲームモデル使用料として米軍に支払う30億ウォンのうち、海軍モデル使用料として10億ウォンの予算を節減できることになった。
一方、「清海」は昨年11月、米国ウォーゲーム開発機関主管により実施した韓米連動試験において、13項目の技術試験、543項目の機能試験を成功裏に通過して、次世代ウォーゲームモデルとしての優秀性を立証して、米国防模擬分析局 (DMSO) から国際標準連動 (HLA) 認証を獲得した。
また、今回「清海」モデルの成功は、将来の戦場環境と先端戦力運用に備えて、海軍の進むべき道を提示したビジョン「海軍改革2020」の主要推進課題の1つであるだけに、より注目されている。
これは、自主国防のための海軍力建設と、最近、合意がなされた戦時作戦統制権の独自遂行能力の実現を可能にする希望の青信号になっている。
(2010.11.23.1)
海軍、連合戦時増員演習で海上戦を完璧に模擬
海軍は17日、「韓国海軍の戦力を描写する海軍ウォーゲームモデルである「清海」が、2007年連合戦時増員・フォールイーグル (RSOI・FE) 演習において、韓国軍ウォーゲームモデルとしては、初となる米側モデルとの全機能連動に成功して、海上戦状況を完璧に模擬した」と明らかにした。
「清海」モデルは、米側海上戦ウォーゲームモデルである RESA (Research Evaluation and System Analysis) モデルを代替するために、海軍戦闘発展団が2003年4月に開発に着手して、2006年12月に開発に成功した海軍ウォーゲームモデルだ。
今年、RSOI・FE演習で「清海」は、米側が保有する地上戦 (CBS)・海上戦 (RESA)・空中戦 (AWSIM) などのウォーゲームモデルとの安定した連動を通じて、海上での戦闘状況と軍需支援状況を100%模擬することに成功した。
これで「清海」は、これから行われるすべての連合演習において、韓国海軍の戦力を模擬するウォーゲームモデルとして使われる。
特に、これを通じて、毎年ウォーゲームモデル使用料として米軍に支払う30億ウォンのうち、海軍モデル使用料として10億ウォンの予算を節減できることになった。
一方、「清海」は昨年11月、米国ウォーゲーム開発機関主管により実施した韓米連動試験において、13項目の技術試験、543項目の機能試験を成功裏に通過して、次世代ウォーゲームモデルとしての優秀性を立証して、米国防模擬分析局 (DMSO) から国際標準連動 (HLA) 認証を獲得した。
また、今回「清海」モデルの成功は、将来の戦場環境と先端戦力運用に備えて、海軍の進むべき道を提示したビジョン「海軍改革2020」の主要推進課題の1つであるだけに、より注目されている。
これは、自主国防のための海軍力建設と、最近、合意がなされた戦時作戦統制権の独自遂行能力の実現を可能にする希望の青信号になっている。
(2010.11.23.1)
（海兵）天子峰モデル
概要
海兵隊独自のウォーゲームモデル。2008年開発。
ニュース記事
北による占領想定したウォーゲーム、7〜8日に実施[聯合ニュース](2011.01.04)
ttp://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/ArticleJapan/new_ArticleMPIC/mpic_listview.aspx?cid=MYH20110104008100882
≪白リョン島、延坪島の占領想定≫
北朝鮮・朝鮮人民軍が韓国の西北島嶼（とうしょ）に上陸し、占領する状況を想定したウォーゲームが韓国海軍の主管で初めて実施される。
海軍と海兵隊が4日に明らかにしたところによると、ウォーゲームは7〜8日に海軍大学で行われ、海軍作戦司令部、海兵隊司令部、海軍第2艦隊、海兵隊第6旅団、海兵隊延坪部隊、海軍戦闘発展団などが参加する。
ウォーゲームは3段階に分けて進められ、第1段階では白リョン島が、第2段階では延坪島が、第3段階では白リョン島と延坪島が同時に占領された場合を想定し、実戦さながらに実施される予定だ。
今回のウォーゲームを通じ海軍と海兵隊は合同性を強化し、指揮官と参謀らは対応の手順を熟達することになる。軍関係者は「何よりも北朝鮮軍による西北島嶼占領を撃退する訓練だということに意味がある」と説明している。
また、海軍関係者は「ことしは戦闘、勝利、勇気、信頼の4大目標を設定し、準備態勢を強化している。ウォーゲームも4大目標達成に向けた実行練習のうちの一つだ」と強調した。
（日本語版）
≪白リョン島、延坪島の占領想定≫
北朝鮮・朝鮮人民軍が韓国の西北島嶼（とうしょ）に上陸し、占領する状況を想定したウォーゲームが韓国海軍の主管で初めて実施される。
海軍と海兵隊が4日に明らかにしたところによると、ウォーゲームは7〜8日に海軍大学で行われ、海軍作戦司令部、海兵隊司令部、海軍第2艦隊、海兵隊第6旅団、海兵隊延坪部隊、海軍戦闘発展団などが参加する。
ウォーゲームは3段階に分けて進められ、第1段階では白リョン島が、第2段階では延坪島が、第3段階では白リョン島と延坪島が同時に占領された場合を想定し、実戦さながらに実施される予定だ。
今回のウォーゲームを通じ海軍と海兵隊は合同性を強化し、指揮官と参謀らは対応の手順を熟達することになる。軍関係者は「何よりも北朝鮮軍による西北島嶼占領を撃退する訓練だということに意味がある」と説明している。
また、海軍関係者は「ことしは戦闘、勝利、勇気、信頼の4大目標を設定し、準備態勢を強化している。ウォーゲームも4大目標達成に向けた実行練習のうちの一つだ」と強調した。
（日本語版）
ウォーゲームモデル「天子峰」開発(2008.07.24)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=3&menuCnt=30911&writeDate=20080724&kindSeq=4&writeDateChk=20080724
海兵隊上陸作戦の全過程を詳細に描写
陸軍の「創造21」、海軍の「清海」などと同じ、海兵隊独自のウォーゲームモデル「天子峰」が来年から戦力化される。
「天子峰」は、海兵隊の上陸作戦と地上作戦、島嶼防御作戦、海・川岸作戦などを実際の訓練であるかのように模擬して、戦闘指揮訓練ができるコンピュータ基盤のシミュレーションモデルだ。
上陸作戦の場合、計画樹立段階から搭載、作戦地域へ移動、揚陸、目標奪取などが段階的に詳細に描写され、兵力を投入・機動しなくとも実際の訓練に近い効果を得ることができる。
この天子峰は、海軍の「清海」、空軍の「青空」モデルを製作したポスデータ (POSDATA) を主軸に、6社からなるコンソーシアムが2005年8月から開発を始め、最近、技術試験評価を終えた。
これに伴い、海兵隊司令部は18日、司令部大会議室で、国防部・合同参謀・韓米連合軍司令部・海軍本部・防衛事業庁・韓国国防研究員などの主要関係官と専門家、海兵隊の主要指揮官と参謀など120人余りが参加した中で、最終開発発表会を開催した。
海兵隊司令部のペク・ヤンヒョン戦闘発展処長とチャン・トンモ戦闘謀議課長の開発報告に続いて行われた発表会では、上陸作戦を初めとする各種訓練を模擬・再現するコンピュータ映像が紹介された。
引き続き、システム分析、モデル開発、戦争演習など各部分で高機能モデルの完成度を高めるため、関連する専門家の助言と質問・討議が予定された時間を越えて行われるほど活発になされた。
海兵隊の関係官はこの席で、「2回にわたる上陸戦高等軍事班 (※1) 模擬戦争遂行試験、技術試験評価、外部監理など中間評価過程を終わらせ「天子峰」の最終開発発表会を開催することになった」として、「年末までの運用試験評価と補完が完了すれば、2009年1月1日に戦力化される見込み」と明らかにした。
また、「天子峰」は、合同参謀・連合司令部、陸・海・空軍のウォーゲームモデルとC4Iシステムとも連動が可能であり、戦力化された場合、連合・合同演習を統合的に実施できる基盤を造るのに多いに役に立つと期待される」と説明した。
イ・ホンヒ海兵隊司令官は、「海兵隊の長い間の念願だった天子峰モデルが誕生するまで、高見の助言と指導を惜しまなかった全ての方に感謝申し上げる」として、「実演習の目標と重点を達成できる効果的なモデルになるように、最後まで最善を尽くすように」と述べた。
一方、天子峰モデルを運営するための主サーバー、訓練用端末機及びネットワークなど40種余りのハードウェア及びソフトウェアなどの基盤システムが5月から海兵隊3個部隊に設置されたのに続き、8月中には海兵隊司令部に設置され、統合運用試験を行う予定だ。
この基盤システムの構築が完了すれば、海兵隊司令部と隷下部隊間で、いつでもウォーゲームを通じた上陸作戦訓練をすることができるようになる。
※1) 高等軍事班：各兵科学校で、大尉以上の将校が受ける補習教育課程。
(2010.11.06.1)
海兵隊上陸作戦の全過程を詳細に描写
陸軍の「創造21」、海軍の「清海」などと同じ、海兵隊独自のウォーゲームモデル「天子峰」が来年から戦力化される。
「天子峰」は、海兵隊の上陸作戦と地上作戦、島嶼防御作戦、海・川岸作戦などを実際の訓練であるかのように模擬して、戦闘指揮訓練ができるコンピュータ基盤のシミュレーションモデルだ。
上陸作戦の場合、計画樹立段階から搭載、作戦地域へ移動、揚陸、目標奪取などが段階的に詳細に描写され、兵力を投入・機動しなくとも実際の訓練に近い効果を得ることができる。
この天子峰は、海軍の「清海」、空軍の「青空」モデルを製作したポスデータ (POSDATA) を主軸に、6社からなるコンソーシアムが2005年8月から開発を始め、最近、技術試験評価を終えた。
これに伴い、海兵隊司令部は18日、司令部大会議室で、国防部・合同参謀・韓米連合軍司令部・海軍本部・防衛事業庁・韓国国防研究員などの主要関係官と専門家、海兵隊の主要指揮官と参謀など120人余りが参加した中で、最終開発発表会を開催した。
海兵隊司令部のペク・ヤンヒョン戦闘発展処長とチャン・トンモ戦闘謀議課長の開発報告に続いて行われた発表会では、上陸作戦を初めとする各種訓練を模擬・再現するコンピュータ映像が紹介された。
引き続き、システム分析、モデル開発、戦争演習など各部分で高機能モデルの完成度を高めるため、関連する専門家の助言と質問・討議が予定された時間を越えて行われるほど活発になされた。
海兵隊の関係官はこの席で、「2回にわたる上陸戦高等軍事班 (※1) 模擬戦争遂行試験、技術試験評価、外部監理など中間評価過程を終わらせ「天子峰」の最終開発発表会を開催することになった」として、「年末までの運用試験評価と補完が完了すれば、2009年1月1日に戦力化される見込み」と明らかにした。
また、「天子峰」は、合同参謀・連合司令部、陸・海・空軍のウォーゲームモデルとC4Iシステムとも連動が可能であり、戦力化された場合、連合・合同演習を統合的に実施できる基盤を造るのに多いに役に立つと期待される」と説明した。
イ・ホンヒ海兵隊司令官は、「海兵隊の長い間の念願だった天子峰モデルが誕生するまで、高見の助言と指導を惜しまなかった全ての方に感謝申し上げる」として、「実演習の目標と重点を達成できる効果的なモデルになるように、最後まで最善を尽くすように」と述べた。
一方、天子峰モデルを運営するための主サーバー、訓練用端末機及びネットワークなど40種余りのハードウェア及びソフトウェアなどの基盤システムが5月から海兵隊3個部隊に設置されたのに続き、8月中には海兵隊司令部に設置され、統合運用試験を行う予定だ。
この基盤システムの構築が完了すれば、海兵隊司令部と隷下部隊間で、いつでもウォーゲームを通じた上陸作戦訓練をすることができるようになる。
※1) 高等軍事班：各兵科学校で、大尉以上の将校が受ける補習教育課程。
(2010.11.06.1)
その他
海軍戦争演習センター開館の意味(2011.12.09)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=3&writeDate=20111209&kindSeq=5&writeDateChk=20111209
戦作権の返還・国防改革にシステム的に対応、全部隊に対する演習支援の一元化
海軍戦争演習センターが8日に開館したことは、戦時作戦統制権の返還に備えて、我が軍の努力が順調に進んでいることを見せた1つ事例ということができる。
過去、韓米連合演習では、地上軍・海軍・空軍の運用を支援するときには、すべて米軍が開発した軍団戦闘シミュレーション (CBS: Corps Battle Simulation) 、研究評価&シミュレーション分析 (Research Evaluation and Simulation Analysis) 、空中戦シミュレーション (Air Warfare Simulation) システムなどを使ってきた。
しかし、戦時作戦統制権の返還以後は、我が軍がこれまでに開発・運用してきた「創造21」「清海」「蒼空」「天子峰」などのモデル、または、性能を改良した新たなモデルを基に、合同参謀レベルの模擬戦争演習システムと有機的に連動させることで、韓国軍主導の戦争遂行をシステム的に支援することができる。また、このようなシステムを運用できる専門担当センターも必須といえる。
海軍がこの日、開館した戦争演習センターは、まさにこのような所要を満たすことができる施設として大きな意味を持つといえる。何より「清海」と海軍分析モデル (NORAM) などを運用できる海軍戦争演習センターは、合同参謀がこれから構築する合同戦闘模擬センターと連係して運用できる核心基盤になる見込みだ。
海軍の関係官は、「海軍各部隊の戦争演習支援と海軍戦力及び作戦計画の分析、戦闘実験などを総合的に遂行できるようになった」と戦争演習センター開館の意義を強調した。
また、海軍の全部隊に対する演習支援システムを一元化することで、戦争遂行能力と戦争体勢強化にも寄与することになり、国防改革に伴う参謀総長の軍令強化も後押しできる見込みだ。
(2012.04.15.1)
戦作権の返還・国防改革にシステム的に対応、全部隊に対する演習支援の一元化
海軍戦争演習センターが8日に開館したことは、戦時作戦統制権の返還に備えて、我が軍の努力が順調に進んでいることを見せた1つ事例ということができる。
過去、韓米連合演習では、地上軍・海軍・空軍の運用を支援するときには、すべて米軍が開発した軍団戦闘シミュレーション (CBS: Corps Battle Simulation) 、研究評価&シミュレーション分析 (Research Evaluation and Simulation Analysis) 、空中戦シミュレーション (Air Warfare Simulation) システムなどを使ってきた。
しかし、戦時作戦統制権の返還以後は、我が軍がこれまでに開発・運用してきた「創造21」「清海」「蒼空」「天子峰」などのモデル、または、性能を改良した新たなモデルを基に、合同参謀レベルの模擬戦争演習システムと有機的に連動させることで、韓国軍主導の戦争遂行をシステム的に支援することができる。また、このようなシステムを運用できる専門担当センターも必須といえる。
海軍がこの日、開館した戦争演習センターは、まさにこのような所要を満たすことができる施設として大きな意味を持つといえる。何より「清海」と海軍分析モデル (NORAM) などを運用できる海軍戦争演習センターは、合同参謀がこれから構築する合同戦闘模擬センターと連係して運用できる核心基盤になる見込みだ。
海軍の関係官は、「海軍各部隊の戦争演習支援と海軍戦力及び作戦計画の分析、戦闘実験などを総合的に遂行できるようになった」と戦争演習センター開館の意義を強調した。
また、海軍の全部隊に対する演習支援システムを一元化することで、戦争遂行能力と戦争体勢強化にも寄与することになり、国防改革に伴う参謀総長の軍令強化も後押しできる見込みだ。
(2012.04.15.1)
LIGネックスワン、戦場シミュレーション核心SWの国産化成功、輸出に期待[デジタルデイリー](2011.05.12)
ttp://www.ddaily.co.kr/news/news_view.php?uid=77868
防衛産業企業のLIGネックスワン (www.lignex1.com、代表イ・ヒョグ）は、米国防総省のM&S（モデリング・アンド・シミュレーション。以下、M&S）標準であるHLA (High Level Architecture) の核心サービスを提供する「nRTI」を、国内で最初に開発したことを12日、明らかにした。
RTI (Run Time Infrastructure) とは、分散されたシミュレーション・システムを使い、資源と軍事力が制限された状況で、効率的に戦場環境の変化に対応できる戦略を構成するためのコンピュータ仮想システムだ。特に、RTIはネットワーク上で実行されるシミュレーター、仮想シミュレーション、国防武器システム・ソフトウェア間の相互連動のためのM&Sの核心技術だ。現在、国防分野のM&Sツールは、大部分が外国産のRTIを利用している。
会社側によれば、実戦と類似の戦場環境を実現するM&Sツールが、全世界的に注目されているという。
「nRTI」は、LIGネックスワンが今回、独自に開発したRTIソフトウェアの名称だ。現在、RTI技術は、韓国軍の国防ウォーゲーム (War Game) である陸軍の「創造21」、空軍の「蒼空」、海軍の「清海」及び合同参謀の「KSIMS」などが主要武器システムや部隊に対し、その性能や規模に応じて訓練し、また、対備態勢を整えられるように基盤を提供している。
併せて、M-SAMシステム・シミュレーター、LYNXシミュレーター、P3Cシミュレーターのような戦術訓練など、多様な分野で使用されている。これまでは、国内にRTI技術がまったくなかった関係で、先進国（米国、スウェーデン）の製品を輸入して使ってきた。
LIGネックスワンの研究開発本部では、2006年9月から4年6か月間をかけてソフトウェアの開発を行い、今年6月からは民・軍兼用で本格使用が可能になった。
特に、民需分野ではモバイルゲーム、インターネット電話、仮想医療試験分野などでも安い費用で活用できると会社側は明らかにした。
一方、LIGネックスワンは、国内独自技術で「nRTI」技術を開発することで、国内外のM&S技術の標準化活動に参加できる基盤を用意できたと付け加えた。
「nRTI」は、最近、国家機関である韓国情報通信技術協会でGS (Good Software) 認証を獲得し、これまで、軍用はもちろん、商用分野でも全量輸入していたRTI技術を国内独自技術の「nRTI」で置き換えることで、予算節減はもちろん、他国への輸出まで期待できることになった。
(2011.08.20.1)
防衛産業企業のLIGネックスワン (www.lignex1.com、代表イ・ヒョグ）は、米国防総省のM&S（モデリング・アンド・シミュレーション。以下、M&S）標準であるHLA (High Level Architecture) の核心サービスを提供する「nRTI」を、国内で最初に開発したことを12日、明らかにした。
RTI (Run Time Infrastructure) とは、分散されたシミュレーション・システムを使い、資源と軍事力が制限された状況で、効率的に戦場環境の変化に対応できる戦略を構成するためのコンピュータ仮想システムだ。特に、RTIはネットワーク上で実行されるシミュレーター、仮想シミュレーション、国防武器システム・ソフトウェア間の相互連動のためのM&Sの核心技術だ。現在、国防分野のM&Sツールは、大部分が外国産のRTIを利用している。
会社側によれば、実戦と類似の戦場環境を実現するM&Sツールが、全世界的に注目されているという。
「nRTI」は、LIGネックスワンが今回、独自に開発したRTIソフトウェアの名称だ。現在、RTI技術は、韓国軍の国防ウォーゲーム (War Game) である陸軍の「創造21」、空軍の「蒼空」、海軍の「清海」及び合同参謀の「KSIMS」などが主要武器システムや部隊に対し、その性能や規模に応じて訓練し、また、対備態勢を整えられるように基盤を提供している。
併せて、M-SAMシステム・シミュレーター、LYNXシミュレーター、P3Cシミュレーターのような戦術訓練など、多様な分野で使用されている。これまでは、国内にRTI技術がまったくなかった関係で、先進国（米国、スウェーデン）の製品を輸入して使ってきた。
LIGネックスワンの研究開発本部では、2006年9月から4年6か月間をかけてソフトウェアの開発を行い、今年6月からは民・軍兼用で本格使用が可能になった。
特に、民需分野ではモバイルゲーム、インターネット電話、仮想医療試験分野などでも安い費用で活用できると会社側は明らかにした。
一方、LIGネックスワンは、国内独自技術で「nRTI」技術を開発することで、国内外のM&S技術の標準化活動に参加できる基盤を用意できたと付け加えた。
「nRTI」は、最近、国家機関である韓国情報通信技術協会でGS (Good Software) 認証を獲得し、これまで、軍用はもちろん、商用分野でも全量輸入していたRTI技術を国内独自技術の「nRTI」で置き換えることで、予算節減はもちろん、他国への輸出まで期待できることになった。
(2011.08.20.1)
考えてみよう、戦時作戦統制権の返還とウォーゲームモデルの連動性(2009.02.16)
ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/ForumType.jsp?writeDate=id&writeDateChk=20090216&menuCd=3002&menuSeq=1&kindSeq=2&menuCnt=30912
戦時作戦統制権の返還は、大韓民国国軍において歴史的な挑戦だ。これは、自主国防のための重要なターニングポイントで、関連機関は各分野で準備に拍車をかけている。韓米連合演習及び各軍合同訓練支援において、連合司令部・合同参謀・各軍は演習計画、演習統制、模擬支援、対抗軍（アグレッサー）運用、そして、事後検討などを段階的に進めている。
この中で、模擬支援分野は科学的訓練支援システムとして大きく2種類に区分することができる。1つは韓米間連合演習のためのもので、もう1つは韓国軍単独の合同訓練のためのものだ。このため、各軍では、モデル間連動が可能な訓練用ウォーゲームモデル<陸軍は韓米地上戦連動モデル（創造21モデル性能改良）、海軍は清海モデル、空軍は蒼空モデル、そして、海兵隊は天子峰モデル>を開発して運用している。
陸軍の韓米地上戦連動モデルは、2000年から師団及び軍団戦闘指揮訓練用として使用中の創造21モデルを、連合演習に使えるように性能改良（2006年開発）したものだ。清海モデル（2006年開発）、蒼空モデル（2008年開発）、天子峰モデル（2008年開発）は、海軍・空軍・海兵隊の単独訓練（必勝・雄飛・天子峰演習）及び連合演習で使えるように新規に開発された。
韓米地上戦連動モデル及び天子峰モデルは、米地上戦ウォーゲームモデル (Corps Battle Simulation)、清海モデル及び蒼空モデルは、それぞれ米海上戦ウォーゲームモデル (Research Evaluation and Simulation Analysis) と米空中戦ウォーゲームモデル (Air Warfare Simulation) と連動することができる。最近、各軍モデルは、連合演習と合同訓練をすべて支援することに最大の努力を傾注している。
現在、連合演習において、地上軍・海軍・空軍の対抗軍運用を支援するモデルは、すべて米側モデル (CBS、RESA、AWSIM) だ。そのため、韓国軍モデルは、対抗軍との交戦のために、米側モデルとの連動機能を改善して、多くの機能試験を成功裏に実施してきた。しかし、韓国軍単独の合同訓練と今後の連合演習では、地上軍・海軍・空軍の対抗軍運用を韓国側モデル（韓米地上戦連動・清海モデル・蒼空モデル）で模擬支援しなければならず、韓国側モデルとの間で連動機能の改善が必要とされている。
このため、毎年、連合司令部主管で実施される、連合演習に備えた各種試験に韓国側モデルが参加して、各種準備試験を多角的でシステム的に実施している。特に、今年は韓米地上戦連動モデルと陸軍の戦闘勤務支援モデル間の連動事業を始め、今後、米戦闘勤務支援モデルである陸軍戦闘勤務支援モデル (LOGistics FEDeration) を代替する予定だ。
このような努力は、戦時作戦統制権の返還前後、韓国軍単独の合同訓練だけでなく、韓国軍が主導 (Leading) して米軍が支援 (Supporting) する韓米連合演習システムにおいて、韓国軍独自の模擬システムを構築する重要な基礎となるだろう。
(2010.11.23.1)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
戦時作戦統制権の返還は、大韓民国国軍において歴史的な挑戦だ。これは、自主国防のための重要なターニングポイントで、関連機関は各分野で準備に拍車をかけている。韓米連合演習及び各軍合同訓練支援において、連合司令部・合同参謀・各軍は演習計画、演習統制、模擬支援、対抗軍（アグレッサー）運用、そして、事後検討などを段階的に進めている。
この中で、模擬支援分野は科学的訓練支援システムとして大きく2種類に区分することができる。1つは韓米間連合演習のためのもので、もう1つは韓国軍単独の合同訓練のためのものだ。このため、各軍では、モデル間連動が可能な訓練用ウォーゲームモデル<陸軍は韓米地上戦連動モデル（創造21モデル性能改良）、海軍は清海モデル、空軍は蒼空モデル、そして、海兵隊は天子峰モデル>を開発して運用している。
陸軍の韓米地上戦連動モデルは、2000年から師団及び軍団戦闘指揮訓練用として使用中の創造21モデルを、連合演習に使えるように性能改良（2006年開発）したものだ。清海モデル（2006年開発）、蒼空モデル（2008年開発）、天子峰モデル（2008年開発）は、海軍・空軍・海兵隊の単独訓練（必勝・雄飛・天子峰演習）及び連合演習で使えるように新規に開発された。
韓米地上戦連動モデル及び天子峰モデルは、米地上戦ウォーゲームモデル (Corps Battle Simulation)、清海モデル及び蒼空モデルは、それぞれ米海上戦ウォーゲームモデル (Research Evaluation and Simulation Analysis) と米空中戦ウォーゲームモデル (Air Warfare Simulation) と連動することができる。最近、各軍モデルは、連合演習と合同訓練をすべて支援することに最大の努力を傾注している。
現在、連合演習において、地上軍・海軍・空軍の対抗軍運用を支援するモデルは、すべて米側モデル (CBS、RESA、AWSIM) だ。そのため、韓国軍モデルは、対抗軍との交戦のために、米側モデルとの連動機能を改善して、多くの機能試験を成功裏に実施してきた。しかし、韓国軍単独の合同訓練と今後の連合演習では、地上軍・海軍・空軍の対抗軍運用を韓国側モデル（韓米地上戦連動・清海モデル・蒼空モデル）で模擬支援しなければならず、韓国側モデルとの間で連動機能の改善が必要とされている。
このため、毎年、連合司令部主管で実施される、連合演習に備えた各種試験に韓国側モデルが参加して、各種準備試験を多角的でシステム的に実施している。特に、今年は韓米地上戦連動モデルと陸軍の戦闘勤務支援モデル間の連動事業を始め、今後、米戦闘勤務支援モデルである陸軍戦闘勤務支援モデル (LOGistics FEDeration) を代替する予定だ。
このような努力は、戦時作戦統制権の返還前後、韓国軍単独の合同訓練だけでなく、韓国軍が主導 (Leading) して米軍が支援 (Supporting) する韓米連合演習システムにおいて、韓国軍独自の模擬システムを構築する重要な基礎となるだろう。
(2010.11.23.1)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
コメントをかく