概要

すべての戦場管理情報システム及び資源管理情報システム間で流通する情報を標準化して、相互運用性を向上させることを目的とする。

ニュース記事

C4I用軍隊符号、標準化完了(2012.02.14)

ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=1&menuCnt=30911&writeDate=20120214&kindSeq=49&writeDateChk=20120214

国防部、全2464個、合同性強化に大きな助け

軍の指揮・統制・通信・コンピュータ及び情報システム (C4I) に使う軍隊符号の標準化が完了したことで、合同性強化を後押しすることになった。

国防部は13日、「軍隊符号イメージの標準化を昨年2月までに終わらせ、合同指揮統制システム (KJCCS) 、地上戦術C4Iシステム (ATCIS) 、海軍C4Iシステム (KNCCS) 、空軍C4Iシステム (AFCCS) に適用する事業を今年1月に完了した」と明らかにした。

また、国防部は、「今年中に軍事情報統合処理システム (MIMS) に適用する作業も終える予定」と付け加えた。

これにより、陸・海・空軍の作戦はもちろん、合同作戦と韓米連合作戦で、全2464個の標準化された軍隊符号を各種戦場システムで使うことができるようになり、軍の合同性強化に寄与することになった。また、主要C4Iシステム間で自由に情報を交換できる相互運用性も向上することになった。

軍隊符号とは、軍の編成・装備・施設・任務・移動と活動規模・位置をひと目で把握できるように、状況図やC4Iシステムなどで使う記号の一種だ。

一般的に、図形と文字・数字・略語を組み合わせて作るのが普通だ。軍隊符号は作戦遂行に必須だが、過去の標準は紙文書方式で決まっており、C4Iシステムが一般化されたデジタル時代には不十分だという評価が多かった。また、C4Iシステム別に使用できる軍隊符号の数量とイメージ形態にも差がある点も問題あった。

そこで、国防部は、第1段階として各種の戦場システムに使う標準化されたデジタルイメージファイルを製作し、情報処理に適合するように共通識別コードを付与する作業を2010年8月から始めて2011年2月までに完了した。

第2段階では、標準化された軍隊符号をC4Iシステムに実際に適用する事業を昨年4月から進め、今年1月まで主要C4Iシステムに標準化された軍隊符号を使用できる基盤構築を完了した。

国防部の関係官は、「今後も、軍隊符号とともに全軍が共通で使うデータを定期的に標準化し、これをシステムを通じて自動配布する予定」として「戦場状況をリアルタイムに共有し、作戦状況を全軍が正確に、同時に認識・共有するのに寄与できる」と話した。

(2012.04.15.1)

インフォメーションシステム間の円滑な情報交換に必須(2010.01.28)

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私たちは数多くの情報の洪水の中に住んでいる。これからは単純に情報を保管する段階を越えて、情報の效率的な活用が重要になる時代だ。

核心的な企業情報を標準化して、これを效率的に利用する能力が、成功のための戦略的な経営側面として、必須の要素と認識されている。しかし、数多くの企業の場合、意思決定とグローバルビジネスのための数多くの良質なデータを保有しているが、データの信頼性及び標準化の不在により、多くの困難を経験しているのも事実である。

我が軍でも、これと類似の問題を抱えている。我が軍が目標にする、将来の戦場概念であるネットワーク中心の戦い (NCW: Network Centric Warfare) の遂行のためには、情報交換及び流通は必須の要素だと言えるが、既存の国防情報システムは、それぞれ独立して開発が進められ、インフォメーションシステム別にデータの定義及び構造が設定されてきた。このため、インフォメーションシステム間の円滑な情報交換にはさまざまな制限があった。

国防部は、2008年12月から2010年12月まで、すべての国防情報システムを対象に、データの標準化事業を進めている。データの標準化とは、システム別に散在しているデータに対する名称・定義・形式に対する原則を確立し、これを国防情報システムの開発時に適用することをいう。例えば、「パスワード」と「カギ(鍵)」のような異音同義語(音は違うが意味が同じ単語)の場合、A・B・Cシステムは「パスワード」を使い、D・Eシステムは「カギ(鍵)」を使うなど、互いに異なる単語を使用すると、システム連動の際に、同一の情報を他の異なる情報と認識してしまう混乱をもたらすので、これを「パスワード」に標準化して、全軍に等しく適用する活動をいう。また、他の例では、部隊を識別するために使われる部隊コードを標準化し、すべてのインフォメーションシステムに対して、同一の部隊コードを適用して使うようにすることも、データ標準化の一例と言える。

国防情報システムデータ標準化事業は、段階的を踏んで進められている。第1段階の事業 (2008.12〜2009.08) では、KJCCS、陸・海・空軍C4Iシステムと軍需、動員情報システムを分析して全1万1,262件を標準し、現在進めている第2段階の事業 (2009.09〜2010.12) では、財政・人事・施設・義務などの全資源管理インフォメーションシステム及びモデリング・シミュレーションシステムを分析して、国防情報システム標準データを完成させる計画である。

国防標準データは、国軍指揮通信司令部合同相互運用性技術センターが運営する国防部イントラネット「国防相互運用性ポータルシステム (http://dips.mil ) 」の「国防メタデータ管理システム」を通じて、検索及び確認することができる。今後の国防情報システムは、標準化されたデータを適用し活用することで、インフォメーションシステム間の相互運用性の増進だけでなく、システム開発時間及び費用を減らすことができると予想されている。

(2010.09.16.2)

情報データ標準化事業、第1段階完了(2009.11.10)

ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/GisaView.jsp?menuCd=3004&menuSeq=1&menuCnt=30911&writeDate=20091110&kindSeq=7&writeDateChk=20091110

円滑な資料交換、データ1万1,262件構築

国防部の「情報システムデータ標準化事業」の第1段階が完了して、10日から戦場管理システムと軍需・動員管理システムが、標準化されたデータを使って運営を始める。

国防部の関係官は、「全軍の情報システム間で、相互にデータを円滑に交換して共有するためのデータ標準化事業が順調に進んでいる」として「第1段階の事業が完了したことで、全軍情報システムの標準化と相互運用性確保のための重要な踏み台を用意することができた」と話した。

国防部は、2008年12月から第1・第2段階と分けて、段階的にデータ標準化事業を進めている。

2008年から始められた第1段階の事業では、国防部は、戦場管理システムと軍需・動員情報システムを分析して、全1万1,262件の標準を構築した。国防部は9月、第2段階の事業を開始して、2010年12月を目標に、財政・人事・調達・施設・輸送・医療など資源管理情報システムとモデリング・シミュレーション (M&S) システムを分析して、国防標準データを完成させる計画だ。

国防部と軍が使っている既存の情報システムは、それぞれ独立して開発されたので、各種データと部隊コードの定義が互いに異なっており、システム間で円滑な情報交換をするのに一部制限があった。国防部のデータ標準化事業は、すべての情報システムのデータを全軍標準として構築し、共同活用・管理することで、全軍情報システムの標準化と相互運用性を向上するために用意された。

データ標準化事業が完了すれば、国防情報システム間の連動と情報交換が円滑になされ、データ品質が向上して国防情報化ビジョンである「ネットワーク中心国防知識情報化」の実現に寄与できると期待されている。また、システム統合 (SI) 業者が情報システムを開発すると、開発期間の短縮が可能なだけでなく、中小SI企業などが国防情報システムの開発へ参加する機会が増えると見込まれる。

国防標準データは、国防部イントラネット「国防相互運用性ポータルシステム」を通じて検索・確認することができ、国軍指揮通信司令部合同相互運用性技術センターで国防標準データの提供及び管理業務を行う計画だ。
また、これまで開発された各種軍情報システムは、義務的に国防標準データを適用すべきであり、現在、議員立法で進めている「国防情報化法案」が制定されれば、法に基づき、国防標準データ適用に関する強制力がより一層強化される見込みだ。

(2010.11.23.1)

[プレスリリース]「国防データ標準化及び管理システム構築2段階事業」受注[双龍情報通信](2009.09.23)

ttp://www.sicc.co.kr/Pr/Pr_4_1_1.jsp?seq=234&page=4&M1=4&M2=&item=&keyword=

双龍情報通信 (www.sicc.co.kr) は、国軍指揮通信司令部が進める「国防データ標準化及び管理システム構築第2段階事業」を受注したことを明らかにした。

本事業は、5大戦場及び8大資源管理システムに対するデータ標準化及び管理システムの構築を通じて、各国防情報システム間の相互運用性を保障して、今後、展開するネットワーク中心の将来戦場環境に備えるために実施される。

すでに、5大戦場及び8大資源管理システムのうち、軍需・動員システムに対するデータ標準化第1段階事業を成功裏に成し遂げた双龍情報通信は、今回の事業を通じて、残り6大資源管理システム(財政・施設・人事・輸送・調達・医務の各情報システム)のデータ標準化と戦場・資源システムの統合モデルを開発することになる。

これにより、双龍情報通信は、▲戦場及び資源管理システムのデータ標準化、▲メタデータ登録簿 (MDR) の高度化及び部隊コード管理システム (UCMS) の連動改善、▲相互運用性基盤システムの最適化、▲データ管理の専門教育などを担当することになる。

今回の構築が完了すれば、高品質の国防データ標準及び構造資産化を通じて、全軍が活用可能なデータ標準指針を確保できることになり、国防情報システム間の相互運用性を画期的に向上させることができる軸を打ち立てることになる。

また、国軍指揮通信司令部傘下の合同相互運用性技術センターを中心にした、データ標準及び品質管理分野の専門技術を保有できることになる。

(2010.11.23.1)

情報システムデータ標準化(2009.02.10)

ttp://kookbang.dema.mil.kr/kdd/HearTypeView.jsp?writeDate=id&writeDateChk=20090210&menuCd=3004&menuSeq=1&kindSeq=6&menuCnt=30911

国防部、戦場・資源管理システムなど、相互運用性基盤を造成

軍内に独立して構築された各種情報システムが、データ標準化を通じて円滑な連動が成し遂げられ、すべてのデータを共同活用できるようになる。
国防部は、戦場管理システムと資源管理システム及びM&S (Modeling & Simulation) システムを含むすべての国防情報システムのデータを標準化する事業を進めていることを9日、明らかにした。

2010年末まで41億6000万ウォンを投じて戦場管理システムを、そして、同期間43億ウォンを投じて軍需・動員システムと財政・人事システムなどを標準化するなど、総額84億6000万ウォンを投じる。
2008年12月から2010年12月までの日程で進めている戦場管理システム及びM&Sシステムは大宇情報システムが、資源管理システムの第1段階事業である軍需・動員システムは双龍情報通信が担当している。

また、2009年10月から2010年までは、第2段階資源管理システムとして、財政・人事など6つのシステムについて事業者を選定して、構築を進める予定だ。事業期間中は国軍指揮通信司令部がデータ管理及び標準化統制業務を担当することになる。

国防部の関係者は、「既存の情報システムは独立して構築されたため、資料の構造及び定義が一致しておらず、システム間の円滑な連動が制限されてきた」として「すべてのデータを共同活用して統合管理するために、標準化事業を進めている」と話した。実際に、情報システム間で部隊コードが一致しておらず、同一部隊の資料を相互交換するのに制限があった。

一方、国防部は、今回の事業を通じて、軍は民間の最新情報技術 (IT) を利用して、国防情報システムの相互運用性レベルを一段階高めるだけでなく、情報システム開発の効率性と経済性が高まるものと期待している。また、事業期間中、開発を担当する民間IT企業の雇用創出にも大きく寄与できると明らかにした。

戦場管理システムは、監視・偵察 (ISR: Information Surveillance and Reconnaissance) と指揮統制 (C4I)、精密打撃 (PGM: Precision Guided Munition) システムなどを統合運用できるようにする情報システムであり、資源管理システムは、企画・予算・人事・動員・軍需・行政・調達など国防管理及び運営システムの革新のための情報システムである。

そして、M&Sシステムは、所要提起、獲得管理、分析評価・訓練に至るまでモデリングとシミュレーション技法を適用して、科学的な意思決定と事業管理を支援する類型のシステムだ。

(2010.11.23.1)

[プレスリリース]「国防資源管理システムDB標準化及び管理システム第1段階構築事業」受注[双龍情報通信](2008.12.08)

ttp://www.sicc.co.kr/Pr/Pr_4_1_1.jsp?seq=202&page=2&M1=4&M2=&item=&keyword=

双龍情報通信 (www.sicc.co.kr) は、国軍指揮通信司令部が進める「国防資源管理システムDB(データベース)標準化及び管理システム第1段階構築事業」を受注したことを明らかにした。

今回の第1段階事業は、国防情報システムの増加に対する迅速な対応とデータ管理の必要性が増大している状況で、国防情報システム間におけるデータ共有及びデータ標準の統合基盤を構築して、戦場管理システム、資源管理システム、国防M&Sシステムなど各国防情報システム間で相互運用性を保障するために実施される。

双龍情報通信は、多数の類似大型国防事業を構築した経験を基に、最適化されたCBD方法論を適用して、実態の徹底した分析及び検討を通じて、最適化されたオーダーメード型システムを構築することになる。

これにより、双龍情報通信は、▲8大支援管理システム(軍需・動員・財政・施設・人事・輸送・調達・医務の各情報システム)のうち、核心システムである軍需・動員情報システムのデータ標準化、▲MDR(メタデータ管理ツール)を活用したメタデータ管理システムの構築、▲部隊コード管理システム (UCMS) の性能改善作業などを担当することになり、これらを通じて、今後、実施される第2段階事業のための連係基盤を構築することになる。

今回の事業が完了すれば、8大資源管理システムのデータ標準化基盤が用意されることになり、各システム間のデータ相互運用性が向上して、システム連動費用の減少はもちろん、標準データの品質及び管理効率性を高めることができるようになる。

また、部隊コード管理システムを改善することで、保安性の強化と使用者の便宜性を図り、陸・海・空軍編成システム及び組織定員システムと部隊コードの連動など、他システムとの連動を強化できるようになる。

(2010.11.23.1)










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