GUILTY GEAR2 -OVERTURE-　攻略まとめ

　
　カイはマスターはマスター、サーヴァントはサーヴァントで戦わせて性能を押し付けていくタイプ。
シンと同様後半戦も強いですが、そのマスター能力を生かした序盤戦も強く、どのマップでも安定した戦いが可能です。
その代わり乱戦が弱いので、4乙で勝ったり、CDによるポイント差で判定勝ちに持ち込む勝ち方が多いです。
シンとは違い、CD差が痛いダメージになる事も多いので注意が必要です。

▼L2X(以下肘)による強い連携

　カイの肘からの連携がとても強力で、ガード不能択が存在します。
さらにそのガード不能択に対の選択肢が存在する為、完全な択になっています。
基本は、

・L2X＞X(肘蹴り)　→　ステップやジャンプ対策。
・L2X＞右ステL6X、スマッシュ　→　ガード不能択。
・L2X＞ディレイX(肘ディレイ蹴り)　→　暴れ対策。

この3択になっており、一部テンション消費しますが全てに高いリターンを得る事が出来ます。

　また、肘のガードクラッシュ値が高く、300でガードクラッシュするならば、その値の100を削ります。
その為、ガード不能だけではなくガードクラッシュまで実戦的に誘発する事が可能です。
コレに関しては、キャラ紹介の項に書きます。

▼サーヴァントを処理する。

　カイは乱戦は苦手ですが、サーヴァントを削りながらマスターを牽制するモノは揃っています。
L4X、L6X、ホリブラ、スタンディッパー追加、SECがそれに該当します。
カイの通常技の様々な派生に加えると、多彩な動きが可能で、とてもオリジナリティ溢れる動きが出来ます。
基本は、L4X・L6X＞L8Xで相手の動きを止めつつ、キャンセルホリブラやディッパー追加でサーヴァントを一時無力化していきます。
そこから孤立したマスターを肘からの連携で強引に崩す。
これが、カイの基本ムーブです。

▼実際にマスター戦で立ち回る為に
　
　実際は、攻める時に横ステやバックジャンプなどで簡単に対応されてしまう、という場合は多いと思います。
まず、横ステを潰す効果的な行動は

・横ステ肘、スタンエッジMC　→　ステップが噛み合った時に勝ち、ローリスクハイリターンな素晴らしい選択。
・L4X、LT6X　→　L4Xが相手の右ステ、LT6Xが相手の左ステを狩れて色々応用が利く。
・ホリブラ　→　サーヴァントが居ても安定しますが、リスクは高め。

この３つが基本になると思います。

　次にガードキャンセルバックジャンプ。　
これはジャンプそのものを潰そうとすると食らい逃げされるので、わざとジャンプさせてその後を狩ります。
例えば、LX＞L2Xの引き寄せる部分。
ここから考えるならば、

・そのまま派生LX＞スタンディッパーやスタンエッジで相手の着地硬直に合わせる。
・キャンセル爆弾やバッテリーロッドなどを使う。
・読み切れたら、ジャンプXで狩る。

などで咎めましょう。

▼序盤でマナを獲得する。

　カイは、ライド・サーヴァントの個体毎の強さを生かした撒き・マスター戦が強いので、序盤でもマナを蓄えれます。
　
　ライドは、固まっているサーヴァントに対して使用。
元々のコストの高さである程度のマナ差が付いているので、ライドで何体のサーヴァントが轢けたかが鍵になります。
　
　撒きは、ソードマン・ガントレ１体に対して、殆どの場合、相手は数で対応するか・マスターが殲滅しないといけない。
これが大きなアドバンテージになります。
なので、部隊を分けて各ゴーストに割り振った方がマナの無駄も省けるし、時間稼ぎにもなります。
このゲームは、ラウンド終了時にゴーストを中立化する事で押し戻す事も可能なので、前線はすぐ取り戻せるのも大きいです。
　
　マスター戦は、コツに当たる部分です。
ここでマスター戦をすると有利な所で仕掛けるのが一番良いです。
サーヴァントの支援があるもそうですが、「相手が撒き処理・撒きをしたい場面でマスター戦を仕掛ける」のが肝です。
ここで時間を稼げればマナが有利に傾くわけですし、CDも取れれば美味しいですね。

▼中盤で有利を取る。

　お互いサーヴァントが解除し終わってない所です。
しかし、カイは乱戦が弱く、後半でまともに乱戦しても勝ち目が薄いので、ここで有利が取りたい所です。

　序盤と目的が違うので、やる事の比重が変化します。
「有利を取る」という目的で、カイがダントツで向いているのがマスター戦です。
RTSとマスター戦という二つの意識の戦いの中での肘は、大分理不尽なものになっているはず。
前述した通り、ただ単にマスター戦をして相手を楽にさせていてはダメなので、クワドロベイリフやコンヴィクトハンマーなどの攻めに向いている上級兵でゴリ押していきます。
特に、ボック＋クワドロは殆どのトライヴが止められないので最適です。
少数精鋭で押し、大多数とマスターで守りながらCDを取っていく。
これがカイの理想です。

▼終盤で守る。

　ここまで来ると、お互い殆どのサーヴァントやスキルが揃っている場面です。
あまりにもレベル差やサーヴァントの相性が良くない限り、後半に攻めて有利が取れる場面は少ないです。
ここでポイント差で勝っているなら、守るのが無難。
レベルの高いガントレ・ボックや、ヘヴンズリヴラがいると大分楽です。

　不利がついている場合は、一点突破が望ましいでしょう。
マスターゴーストに一番近いルートを上級２体＋下級多数でゴリ押して、MGを攻めていきます。
カイ自身は撒きながらライドしたり、相手マスターを釣り、CDを取りに行く。といった戦術も有効です。