【定義】
大智禅師が、寂山入道(菊池武重か?)に示した仮名法語。明和3年(1766)に刊行された。全1巻。
【内容】
内容は、まず生死の大事を極めるには、菩提心を発さなければならず、菩提心とは観無常に他ならないとされる。そして、無常を観ずれば、一刻も早く仏道に帰依をして、修行しなければならない。その際、もっとも勝れている修行は坐禅であり、坐禅をしたならば三昧現前がなければならないとされるのである。
後半は、在家の修行者としての心構えなどを示している。最後には、『十二時法語』との関わりを述べているため、両者には関連があると見るべきである。また、多くの場合、この仮名法語と、『十二時法語』は合冊にて刊行される。現在は『曹洞宗全書』「法語」巻で見ることができる。
大智禅師が、寂山入道(菊池武重か?)に示した仮名法語。明和3年(1766)に刊行された。全1巻。
【内容】
内容は、まず生死の大事を極めるには、菩提心を発さなければならず、菩提心とは観無常に他ならないとされる。そして、無常を観ずれば、一刻も早く仏道に帰依をして、修行しなければならない。その際、もっとも勝れている修行は坐禅であり、坐禅をしたならば三昧現前がなければならないとされるのである。
後半は、在家の修行者としての心構えなどを示している。最後には、『十二時法語』との関わりを述べているため、両者には関連があると見るべきである。また、多くの場合、この仮名法語と、『十二時法語』は合冊にて刊行される。現在は『曹洞宗全書』「法語」巻で見ることができる。
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