対戦格闘カードゲーム『YOMI』の日本語wikiです。

恐らくアルガガルグの天敵。主な理由として
  • 攻撃速度で勝てる場面が非常に少ない(投げは勿論、打撃もミドリは絵札とA札だけで十分戦うことが出来るため)。
  • 投げの枚数・速度・ダメージが優秀なため、バブルシールドを発動しにくく維持しにくい。
  • 1枚あたりのダメージ効率が優れるため、望むならば少ないターンで試合を終わらせられる。
投げが強いためこちらは打撃を出さざるを得ないのだが、そこでミドリがQ札を1枚引くと急に打撃を出すことが危険になってしまう。
また防御されて手札を溜められると、近くでは絵札を引かれやすくなり、遠くでは「変身」を止めようがなくなるためリスクが大きい。
状況の変化が速いことと、手札の多少に関わらずダメージを取れる場面が多いことから「攻めさせない」ことが難しい。

よって相手の手札状況を素早く読み取ることと、こちらも「攻める」「ダメージを稼ぐ」意識が必要になる。
また、ミドリから見ると「攻め」と「守り」の両方の戦略が機能するため、戦い方の幅が非常に大きい。
そこで、どのようなヒントから手札を予測するか、
限られた枚数で如何にダメージを取るか、
相手がアルガガルグに合わせた戦略に切り替えた時どう対応するか、という三点を重視して考えていく。

以後は(表読み)を「比較的まとまったダメージを食らいづらく、長引かせやすい」自分都合の戦略、
(裏読み)を「ミドリの『アルガガルグの表読みの戦略』に対策する戦略に、さらに対策する」相手都合の戦略、とする。
試合開始直後
まず最初の手札7枚は読みようがなく、その後も2,3ターンは手札の予測は難しい。コンボに乏しいミドリはこの時期に手札が「尽きる」ということがまずないからだ。
そこで「この人は最初に打撃を出さない」「序盤から防御や回避が多い」など個人の癖を読む、いわゆる人読みを使いたい。
そもそもこの対戦は不利な要素が多いため、序盤にかぎらず、どんな些細なものでも読みの手がかりは必ず利用して行きたい所。

 最もダメージにつながりやすい投げを潰すために打撃を多く出す。この時点でもドラゴンQが飛んでくることはあるので、ときには防御も必要。

 相手は打撃読みの防御が増やしてくるので、こちらから投げと打撃で攻めていく。ただし投げは投げに負けるためそう多くは出さない。この場面にかぎらず投げを出す機会は少ないため、この対戦では2枚以上の投げ札を手札に抱えておく必要はないと思おう。
『変身』前
試合がやや進んだ場面。お互いに手札枚数が増えずとも十全に戦えるため、こちらが手札管理をしてA回収などを始められた時、または相手の手札を読む手がかりが得られてきた頃にこの段階に進む、と考えてほしい。

 ミドリの手札にある絵札打撃と回避の枚数を読みつつ、投げを潰す打撃と、絵札打撃と回避を警戒する防御とを使い分ける。A防御は、ミドリが打撃を出す頻度が少なく、AA打撃が(特に終盤)重要になることを考えると余り気軽には出せない。

 相手は打撃中心に攻めダメージを取りに来る。そこでA防御と回避を見せて打撃を抑止する。回避は後出し10能力に負けるためこちらも打ち消しを構えるなど準備したい。投げを出してくれば、こちらも打撃コンボでダメージを取リにいこう。
『変身』中
もちろん2能力『変身』は出来る限り打ち消したい。ただ防御の通しやすさから来る札の枚数差と、10能力『ドラゴンシフト』を打ち消すべき場面も有ることを考えると、必ず打ち消せると考えるべきではない。

 とにかくダメージを減らすことを重視する。AA打撃と金バースト(回避以外に負けない)と防御(K投げAA投げ以外に負けない)で凌ぎ、ミドリが攻める札を切らした頃に、打撃などで攻めに行く。Aは出来る限り回収して二枚以上を持ち続けるように。

 相手はAA打撃を警戒して、防御や回避を増やす。こちらはミドリの絵札の数を考えながら打撃と防御を使い分けつつ、どこかで投げを叩き込んで『変身』を解除したい。投げを出す機会が非常に少ないため、読まれることはほぼないだろう。しかしそもそも投げはミドリの打撃と投げのほぼ全てに負けるため、やはり使い所を見極めて。

手札予測のポイント
ミドリのカードの中で戦闘の読み合いにおいて重要になるのはこちらの打撃を潰す、Q・A・J・9・10・ジョーカーである。これが相手の手札にどれくらい残っているのかを測ることが第一となる。
手札を読む方法論として「札の優劣」に着目するものがある。例えばミドリのQ打撃とJ打撃を比較すれば、戦闘札として出す場合には速度とダメージからQ打撃の方が優秀である。
よって手札にQ札とJ札があればQ札を先に出すのが普通である。逆に考えると、J打撃を戦闘フェイズに出したのならばQ札が手札にないのでは、と考えられる。

例によってミドリの立場から考えると、人間状態ではおおむね、Q打撃>AA打撃>金バースト>J打撃>回避、の順で使い勝手が良い。
J打撃はパンプアップ含めて、コンボでの使い勝手が良いためそちらに回すことも多い。パンプアップ含めて2枚使ってしまうと、その後2枚揃えるのが難しくなるため適当なところで戦闘札として1枚使う、ということも多いようだ。
回避に関しては人間状態よりもドラゴン状態で有効であること、10札はカードスキルとしても有効なことから積極的には出さない方が主流である。
AA打撃の方も、『変身』に備えて温存する場合もある…ここまで来ると個人の癖とも言えるのではっきりとは言えなくなってくるが。

ドラゴン状態ではとにかくAの枚数を憶えよう。パワーアップを何回したか、その前後の相手の手札にAAは揃っていただろうか、金バーストは…と必ず注意を払っておこう。メモしても良い。
Aが0枚なら防御を多めに、2枚でも防御は可、しかし3枚4枚だと防御はしづらく、投げやAA打撃でなんとか勝ちを拾いに行かなくてはならなくなる。
またドラゴン状態でKを使い切った後は、この対戦では投げが最も出されにくい場面だろう。バブルシールドを通すならここが良い。
心構え
回避は出来るだけ我慢する
投げが強く、主要な打撃がスキルによって回避できなくなるミドリに対して、回避を成功させるのはかなり難しい。
2能力『変身』は勿論として、10能力『ドラゴンシフト』はどこで発動されるか読みづらいため、けっきょく回避自体を控えることが対策になる。
特にアルガガルグの場合『バブルシールド』があるので回避を使わずとも打撃には勝てる。
なおその『バブルシールド』が発動した場合、ミドリとしては無駄に絵札打撃を消費したくはないだろう。その分投げが増えると思われるため、まずは打撃を狙おう。
『変身』中に上手くシールドを取れた場合は、通常投げを出すと人間に戻ってしまうことから投げを大きく減らす人もいる。ただし人間時でも十分戦え、再変身も可能なのであっさり通常投げを出してくる可能性もある。この辺りは相手を見て判断してほしい。

またこの対戦ではA札を多く使いたいため、通常防御によるドローも有難い。手札が10枚を超えても防御を続けて良いだろう。
『ドラゴンシフト』に対しては出された後で『受け流し』で打ち消せば無効化出来る…が、再度『ドラゴンシフト』を使うことも可能なので削り合いになってしまう。
『変身』を打ち消したいことも考えると最終盤以外ではあまり狙いたくはないのではないだろうか。


AA打撃は積極的に使う
AA打撃はミドリの打撃全てに速度勝ちできる。打撃と投げの二択を拒否するために頼りたい場面は非常に多い。
上では『変身』への対策としての用途を強く書いたが、『変身』前でもミドリがAを揃えた時など直接ヒットを狙っていくのは良い。ただし回避には注意。アルガのAA打撃<ミドリの回避<アルガの投げ<ミドリの投げ<アルガの打撃、という読み合いになる、AA打撃が続く間はダメージ差では有利だろう。
またコンボにも使う。パワーアップを考えても札あたりのダメージ効率は4〜6点/枚とそう悪くはない。
この対戦ではA防御を狙う機会が少なめで長期戦にもなりにくいため、A札を温存してもあまり有効でない。ダメージは取れるときに取っておくのがコツだ。
パワーアップについては7〜9札を気軽に捨てられる。投げを狙うべきときが非常に少ないため、手札に投げ札が全くなくなってもそれほどは困らない。


お見合いは避ける
前段にも関連するが、この対戦では長期戦にしづらい。またドラゴン技への対処が難しいことを考えると、むしろ長期戦になってミドリが準備万端になる前に試合を決めるべきとも考えられる。
それも考えると防御vs防御などでお見合いとなるのは好ましくない。相手が防御してきてくれるならば投げを狙うか(回避や速い打撃を出してこないのだから)いっそ打撃を出すチャンスと考えてもよい。
対応戦で難しいのならば、積極的にダメージを取っていく戦略も必要ではないだろうか。


あきらめない
ミドリは序盤から連続してまとまったダメージを奪う事が可能なため、いつの間にか体力差が50近く開くなどもあり得る。
しかし、ミドリはコンボが得意でないため超必殺投げなしには30を超える体力を一度に奪うことはできない。
技への対策と読みがあれば逆転も可能な対戦である。コツコツダメージを重ねていくアルガガルグらしい試合を進めて行きたい。

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