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19年3月29日 第1分科会 議事録9

議事録1         10 11 12 13 14 15


○小野副主査 この徳育でございますが、勿論、徳育なり道徳教育というのは、この教科だけでやるのではなくて、学校の全体の活動の中でやるということは当然でございまして、1時間については教科としてやってはどうかということでございます。そこは是非、御理解賜りたい。

 もう一つは、ヨーロッパでも宗教をきちんと教えているところは、宗教でそれがかなりカバーできているわけですけれども、シビルエデュケーションという市民教育、公文といいますか。そういうことはかなりの国で教科として実施していますので、そのことも是非、お考えいただきたいと思います。

○白石主査 ありがとうございました。それでは、今日は小谷委員がいらっしゃらないんですけれども、体育、スポーツの充実。そして、再生会議として考える学力についてはいかがでしょうか。今日は事務局からも学習指導要領の現在の考え方では、確かな学力、生きる力、豊かな人間性、健康、体力、こうしたキーワードが出ておりますけれども、これに加え、再生会議として、どういう力を新しい学力として打ち出していくのかについて、御意見をいただければと思います。
義家委員、お願いします。

○義家委員 この体育については、すごく重要なことなんですね。具体的に見直さなければいけないことだと思います。その中で、これは信じられないことですけれども、運動会で順位を付けないとか、そういう悪平等がはびこっている。やはりそういったところの現場レベルで意識を改めていかないことには、どんなに啓蒙しても非常に難しい。

 首都圏とそうでないところと、体力では顕著な差があるんです。横浜市は実施しましたけれども、全国平均から劣っているわけですね。それは子供たちの忙しさに起因しているところはあるんです。

 小学校が終わった後に塾に行くという中で、放課後にグランドで遊んでいないという現実の中で、行き帰りの往復とかだったら、通学だけではそれほど体力が付かない。

 つまりこれもカリキュラムの中で盛り込んでいかなければいけないとすると、また授業時間数、一体だれがどのようにと。だから、考えれば考えるほど、どうしてもその袋小路に入っていってしまうわけですね。

 これは具体的にどのようにして、この体を育むのか。これは例えば「放課後子どもプラン」の中で時間のある子供たちがどんどん体育館とかを利用して、スポーツができる。そして、指導員がいるという形が整っていると、例えば塾のない子、あるいは塾が週3回だとしたら、残りの5日間の中の2回、そういう子供プランに参加して、地域のコーディネーター、指導員とともにスポーツをやるということも実現できることの中の1つなんですね。

 だから、授業でより体育の時間をというよりは、まさにこれは「放課後子どもプラン」というのは、何をやってもいいわけですから、体育をやってもいいし、補習授業をやってもいいし、さまざまな種類の子供プランがあっていいわけですね。

 今、横浜でやっている「ハマッ子クラブ」という「放課後子どもプラン」というか、学童を延長したプロジェクトの中では、多くの子が遅くまでグランドでサッカーをしたり、あるいは体育館で地域のコーディネーターやボランティアさんが指導してくれているわけですけれども、学校が誘導したら、結構暇な時間に、今日は参加しようなど担任が参加者を募ったら、結構な数になるのですね。

 教科も充実されることも大事ですけれども、プラスアルファで授業時間の負担にならないような形で「放課後子どもプラン」などを利用した地域体育とでも言うんですか。地域の人が参加してた地域体育というものを土曜日に行ってもいいですし、推進していく、啓蒙をしていくことも大事だろうなと思います。

 いずれにしても「放課後子どもプラン」の充実が前提になっていきますので、それはまた、そことセットの議論になってくると思います。それが私の意見です。

○白石主査 ありがとうございます。どうぞ。


議事録1         10 11 12 13 14 15
2007年05月23日(水) 08:50:11 Modified by ID:AR/qxjuSGQ




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