目次
光と色
光の成り立ちと性質
│├光とは
││├電磁波
││├可視光
││└スペクトル
│├光の性質と現象
││├反射、透過、吸収
││├屈折
││├干渉
││├回折
││└散乱
│├光の尺度
││├光束
││├光度
││├輝度
││├照度
││├色温度
││└色度
│└光と色の見えの関係
│ ├分光分布
│ └反射率/透過率
視覚の構造

色の表示


色彩の心理
心理的効果
│├
│└
視覚効果
│├
│└
心理的評価
│├
│└

色彩調和
基本的な配色
│├
│└
配色技法
│├
│└
色彩調和論
│├
│└

色彩の実務
色彩管理
│├
│└
安全色
│├
│└
安全色
│├
│└
ファッション
│├
│└
プロダクト
│├
│└
インテリア
│├
│└
環境
 ├
 └

屈折

光と色>光の成り立ちと性質>光の性質と現象>屈折(AFT3_P048-049)


光が水やガラスなど、他の媒質に入射するとき、その媒質の境界で光線の進路が折れ曲がる。この現象を屈折という。屈折角は入射角よりも小さくなり、短波長ほど屈折角は小さくなる(屈折率は大きくなる)プリズムスペクトルが出来るのはこの現象である。
(AFT3_P048_図8、9参照)

 空気中の水滴がプリズムの働きをし、太陽光が屈折し反射することで起こる現象である。
光は水滴に入る時に表面で屈折し、水滴の内面で反射し、水滴から出る時にもう一度屈折する。このとき、入射方向に対して長波長の赤は42°、短波長の青紫は40°方向となり、その間にスペクトルが現れる(外側が赤)。このように水滴の内側で1回反射した光による虹は主虹といい、条件によってはその外側に内側で2回反射した光による副虹が見える事がある。
副虹は、主虹とは反対で、赤が内側で51°のスペクトルとなる。
(AFT3_P049_図10、11参照)
2005年11月19日(土) 16:39:53 Modified by usaginko




スマートフォン版で見る