2016/11/30発売の小説「千年戦争アイギス 白の帝国編」のシリアルコードで入手出来るサファイアの
ドラゴンプリンセス。
ドラゴンプリンセスとしては
竜姫アーニャに次ぎ、2人目の実装となる。
現在は
交換所にて、虹水晶400個を支払うことで入手可能。
アーニャ同様、2ブロック、近接魔法攻撃、(成長させれば)そこそこ高HP・高防御のユニットである。
小説では白の帝国に加入しているが、ゲームでは
「白の帝国」属性では無いので注意。
これは皇帝ではなく王子と出会ったパラレルワールドの存在という設定であるため。
スキル「炎剣デュランダル」発動中はブロック数0になり、攻撃力1.4〜2.0倍の遠距離範囲魔法攻撃(射程200程度)を行う。
強力なスキルだが、スキル時間はレベルを問わず10秒のみと非常に短く、再動も50秒かかるので回転率も良くはない。
総ダメージ量や使い勝手に関しては難がある。
さらにブロック数0になることも曲者で、メリットもあるが、シャルムの役割的にはデメリットの方が大きめ。
また、発動モーションが長い上、短射程が災いし、火球を放っても2〜3発目が敵に届く前に火球が消えることがある。
それでもドラゴンプリンセスの高攻撃力から繰り出される高倍率のスキルは、多くの
メイジアーマーを越える火力を出せる。
シャルムの後にブロッカーを置くなり、動きの遅い大型の敵に対してここぞという時に使うなり工夫して運用したい。
第一覚醒
覚醒アビリティ「体力アップ」によりHPが大きく上昇する。
元々HPが高めのクラスのため、その恩恵は相対的に高くなっている。
具体的には、非スキル時の物理攻撃による一撃死ラインが同クラスでアーニャに次いで高い。
*2
魔法攻撃への耐久力は魔法耐性を持つアーニャや
メリュジアナには劣る……というよりも苦手な方だが、HPの高さから回復役次第だがカバーはできる。
総じてレアリティサファイアでありながら優れた耐久性能を持っている。
攻撃力についても攻撃力の好感度ボーナスがない影響とはいえブラックのアーニャを上回っている程で、攻防共に優秀と言える。
受けられるバフが増えてきている影響で、編成次第では弱点の魔耐もそれなりの値にできるようになったため、活躍の場も広がってきたと言えるだろう。
しかし、シャルムはどちらのスキルも癖が強いため、その点は注意して運用する必要がある。
第二覚醒 竜神戦士
HPが大きく上昇、攻撃力微増。魔法耐性+15。更にスキル中の攻撃力と防御力1.3倍
*3を得て一回り強くなった。
特にHP上昇とアビリティとの相性が良く、素の状態での物理攻撃による一撃死ラインは同じ竜神戦士にしたアーニャを上回るほどになる。
具体的には単独での一撃死ラインがレベル99・好感度150で5922になるので、ミスリルゴーレム(攻撃力5200)も普通に受けられる。
苦手だった魔法の被ダメージもある程度軽減できるのも嬉しい。
相変わらず回転に難があるものの、スキル中の火力も磨きがかかった。
スキル覚醒 ≪炎滅デュランダーナ≫
攻撃力5.0(第二覚醒時6.5)倍、広範囲を巻き込む防御力無視の火球を打ち出す。
いわゆるボム型スキルで、射程は通常スキルと同じ(爆風範囲は通常スキルよりも広いが具体的な値は要検証)。
通常スキルの癖の強さのひとつであったブロック数が0になるという効果がなくなるのはひとつのメリット。
攻撃力の5.0倍なので威力も申し分ない。
ちなみに覚醒済の
トワを編成している場合、スキルのタイミングや敵との位置関係次第では2発撃つ事も可能。
が、初動までの時間が78秒、再使用までの時間が130秒と、回転率が全ユニット最悪クラスにまで悪化する
*4。
ここまでくると、大討伐などの相当に長いマップでないと再発動の機会はまずない。
そもそもコストの重いクラスであることも加味すると、初動の時間さえ確保できないこともあるだろう。
強烈なスキルであることは間違いないが、通常スキルとは別方面で癖が強い。
通常スキルも癖はあれど、攻撃力2.0倍という充分な倍率がある。用途に応じてスキル切り替え機能を活用しよう。
余談
試練型緊急ミッション「
女神の封印」の「
魔王の復活」にてNPCとして使用できた。
小説関連
帝国辺境の村で
皇帝たちが古代炎竜をおびき寄せるため食事を作っているところに現れた、自らを古代炎竜と名乗る少女。
自称ここの……18歳らしい
*5。
赤竜の群れを難なく倒した皇帝の強さを見込み、彼を自分の旦那にすると一方的に宣言して同行することを決めた。
その正体は古代炎竜と人間の女性ロマムの間に生まれた半人半竜のハーフ(小説では「混魔児」と書いて「まじり」と表現している)。
傷を負った古代炎竜を薬師であったロマムが手当てをしたことがきっかけで、互いに思いを寄せ合うようになることで生まれたという、混魔児では珍しいケースとのこと。
皇帝たちに同行した目的は、父親に竜としての本懐を遂げさせるため。
家族と共に暮らしていた頃に、古代炎竜は強者との全身全霊をかけた戦いをしたいと話していた。
妻を失った事で暴走する父親にせめてもの救いとして戦ってもらったようだ。
手に持つ剣「炎剣デュランダル」は彼女の古代炎竜としての力を形にしたもの。
岩をも沸騰させる高熱と地形を変えるほどの威力を持つドラゴンブレス「炎滅デュランダーナ」を放つことができる。
家族3人で人里離れて暮らしていたこともあり、精神的に幼い部分が多く常識に疎い。
そのくせ両親が仲睦まじすぎたためか男女関係の知識が夜の知識方向に偏っており、さらに性知識不足から理解しきれておらず、マセた子供のような突飛な行動に出ることも。
そのうえエロ神官のミルフィアの入れ知恵により妙な知識をさらに増やされている。
余談ではあるが、混血であるために寿命その他に不明な点が多く、母親は胸が大きかったそうなので成長の余地はあるのかもしれない。
2巻においても続投。
ピクニックに行きたがったり、訓練を嫌がって遊びたがるなど、とにかく幼さゆえのわがままさとマイペースで周囲を翻弄する。
飛行船で魔神討伐に遠征した皇帝を追い、自力で飛翔して合流。
「ライジング・ドラゴン・キーック!」
グレーターデーモン「え?」
……飛行船から蹴落とすことで、文字通りグレーターデーモンを一蹴。
炎滅デュランダーナを乗せた蹴りは見事に魔物を撃退したが、多少飛行船にも余波でダメージを与えてしまっていた。
皇帝に片思いしている
アンジェリーネとは仲が良いわけが無く、雑種と呼ばれたりもした。
基本的に皇帝からの認識において、現状は「うるさいやつ」のようだ。
なお、ゲームにおいての交流イベントは著者曰く皇帝ではなく王子と出会った場合のパラレルストーリーとのこと。
女神の封印で皇帝とともにゲスト参戦したこともあり、皇帝に拾われたというのがゲーム・小説共通の正史らしい。
手料理
アップデート履歴
2016/11/30 実装。
2017/01/26 ドラゴンプリンセスのHP・防御力が上昇。覚醒後の攻撃速度が増加。
2017/11/09 ドラゴンプリンセス系の攻撃力・防御力が上昇。
2018/11/01 ドラゴンプリンセス系のHP・攻撃力・防御力が増加。出撃コストが3減少。
2023/10/19 「高貴」属性を追加。