AoE4攻略Wiki - AoE Haul

イングランドは防御に優れた手堅い文明である。初期TCから放たれる矢の数が2倍であることに加えて、攻撃力と射程に優れた弓兵であるロングボウ、防衛施設等の周辺で攻撃速度が上昇する城塞網と、防御する上で文明特性が非常にかみ合っている。安易にイングランドを攻めれば返り討ちに合うことは必定であろう。
内政面では、畑の効率が時代を経るごとに上昇する。畑のコストが半額であることと帝王の時代に入れば囲い込み農業により畑から金を産出するようになるため、強力な畑内政を築くことができる。また、城主の時代への進化建築物である王宮はTCの代替であり、内政面では決して弱くはないが、畑内政特有の立ち上がりの遅さがあるため、最良の部類からは一歩劣る。
軍事面では、射程と攻撃力に優れたロングボウが領主の時代で非常に強力。数を貯めて引き撃ちをすれば、アンチユニットである騎乗兵や騎士を撃退することすら可能。しかし移動速度が通常の弓兵よりやや遅いため、安易に攻め込むと狩られてしまいやすい。城主の時代に入れば、固有テクノロジーの鉄甲を研究することで軍兵が非常に硬くなる。槍騎兵編成で攻められたときもアンチユニットの槍をロングボウで排除しやすく、選択肢としてあり。ロングボウも強いのだが、装甲ユニットが増え投石などの攻城兵器が出てくるためやや扱いづらくなる。最終的には弩兵軍兵に攻城兵器を添えるといった編成になりがち。ただし、城主の時代では他の文明も強力な選択肢が多くなるため、相対的に強いとまでは言い難い。帝王の時代は完成した畑内政をバックに軍兵・砲撃手、遠投がもりもり出てくる上に城塞網で攻撃速度が強化されるため、トップクラスの戦闘力を誇る。ナーフはされたものの、炸裂弾を研究した遠投は数を貯めてマイクロすればユニットすら長遠距離から殺すことができるため最終編成に加えるのも一考であろう。
進化の歴史的建造物は2の時代への参事会堂と4の時代へのバークシャー宮はほぼ固定。諸王修道院からキングを出してもイングランドのメインである射程ユニットと組み合わせづらい上に、2の時代最序盤のプッシュを捨てることになるので採用しづらい。単に参事会堂の使い勝手が良いのもある。ウィンガード宮から出るユニットは安く使い勝手が悪いわけではないのだが、人口枠をそれなりに必要とするので人口を常に200に張り付けていると生産が中々できない。バークシャー宮で畑を守るのがハラスへの耐性を上げるので単純に強い。3の時代への進化は内政よりの王宮と防御、攻撃両面に強いホワイトタワーといったところか。2の時代で2TCしている場合は内政ブーストは十分なので、ホワイトタワーでよいといった意見も。ホワイトタワーの利点は"大体のユニットが高速で生産できる"ことである。そのため3の序盤から能動的に動いていく場合は有用な歴史的建造物となる。もちろん防御面でも強力。
攻撃時でも防御時でも攻撃速度が上昇する城塞網を維持することが重要。面倒くさいのでついさぼりがちであるが、塔の狭間を研究することでマップコントロールを確保することもできるため、塔は積極的に立てたい。
砦からユニットが生産可能で、キャッスルドロップに独自の強みがある。砦を建てて遠投や射石砲を出すコンボが強力。城主の時代に進化したら石を確保しておこう。もちろんホワイトタワーとバークシャー宮からも生産可能。
現状唯一暗黒時代から軍兵を生産することが可能な文明であり、強力な暗黒ラッシュを行うことができる。邪道であるが、町の人が遠隔攻撃できる文明特性を活かして農民ラッシュするといった選択肢も。
海マップや船を出すハイブリッドマップでは、船大工の効果により安く漁船と軍船を揃えることができる。また海軍本部を研究すれば軍船の射程が伸びるため、海マップでも上から数えた方が早い程度のポテンシャルがある。
総じて癖が少なく扱いやすい上に、多くのマップで最強とまではいかないものの適性があるため、幅広く使っていくことができる。初心者から上級者まで幅広い層に人気があるのも頷けるだろう。