冷戦時代の核実験や民間防衛をめぐるカルチャー

カルチャー>アート

Operation Crossroadsの絵画


[Naval History & Heritage CommandのNavy Art Collectionには、ビキニ環礁で1946年に行われたOperation Crossroadsで記録された絵画集がある。

Operation Crossroadsは海軍艦艇及び海軍施設への核攻撃の影響を調査することを目的とした、21kTのABLEとBAKERという2発の原爆を用いた実験である。多くのメディア関係者が招かれたことが一つの特徴。そして、他の核実験と違うところは、
作戦の公式画家Grant Powers海兵隊一等軍曹と、オブサーバーArthur Beaumont海軍少佐及びCharles Bittinger海軍大佐が絵画として記録をのことしていること。

当時、既にカラーによる記録映像も撮れるようになっており、海軍艦艇が吹き飛ばされるところや、損傷した空母などが記録されていた。それでも、何らかの主観に意義を見出したのか、絵画としても、火災を起こした標的艦の消火や、次の実験地点に曳航される損傷した標的艦や、核爆発そのものなどが、記録されている。

ここでは、絵画集につけられた解説を、訳してMISAKIに読ませてみた。



Ableのカラー記録の一部

Bakerの記録の一部






コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます