冷戦時代の核実験や民間防衛をめぐるカルチャー

古代核戦争

チルドレスのソドムとゴモラと原子爆弾


まずは、チルドレスの言うところの「ロトの妻」の「塩の柱」から..
サンダース[ Michael Sinclair Sanders, 1939-, アマチュア考古学者]のソドムとゴモラは深い死海北部にあるという位置特定は、それらが浅い死海南部にあるというケラー[ Werner Keller, 1909-1980, ドイツの公務員・ジャーナリスト・ノンフィクションライター, 反ナチ抵抗者]の理論よりも、さらに歴史や地質学と矛盾している。したがって、これらの都市は地質学的大変動によって破壊されたのではなく、本質的に技術的に人間(あるいは地球外生物)によって引き起こされた)によって破壊されたという一般的な理論に戻る。ソドムとゴモラは、広島と長崎と同様に、核兵器で攻撃されたのだろうか?

研究者のL.M.ルイスは著書『Footprints on the Sands of Time(時の砂の上の足跡)』の中で、ソドムとゴモラは両方とも核兵器によって破壊されたと主張し、死海の周囲の塩柱と高い塩分は核爆発の証拠であると述べている。ルイスは、「広島が再建されていたとき、一帯の砂質土壌が塩分晶質が浸透した艶のあるシリコンに似た物質に原子的に変化している (atomically changed)ことが判明した。この小さなブロックが塊から切り取られ、観光客に街のそして原子爆弾の記念品として販売された」と述べている。 「もしさらに大規模な爆発があらゆる建物のあらゆる石を粉砕し、都市全体が空中に消えたとしても、荒廃地域の郊外には何が起きたのかを示す証拠がまだ残っていただろう。土壌に顕著な違いが存在するか、注目すべき物体に原子の変化が存在することは間違いない。」

ルイスは、死海の端にある塩の柱が普通の塩だったら、定期的な雨で消えてしまっただろうと主張する。しかし、これらの柱は、原子爆発などの核反応によってのみ生成される特別で硬い塩でできている。この塩の柱は確かに長い間続いてきた。それらは古代に存在しただけでなく、今日でも存在している。ルイスは、有名なローマの歴史家ヨセフスは『ユダヤ人の歴史』の中で次のように述べている。「しかし、ロトの妻は神が禁じたのに、振り返って街を見続けたため、塩の柱に変えられた。私はそれを見た、そしてそれは今日まで残っている。」

ルイスのコメント「フラウィウス・ヨセフスが西暦37年から約100年まで生きていたことは強調されるべきである。前述したように、ソドムは紀元前1898年に破壊された。それなら驚くべきことに、その後ヨセフスは人間の「塩の柱」を実際に見たはずである。 それはほぼ2,000年もの間存在していたのだ! もしそれが普通の塩だったら、最初の雨とともに消えてしまっただろう。」

歴史を通じて塩の柱は数多くあったかもしれないが、証拠は原子爆発を裏付けるものだとルイスは考えている。「ロトの妻が立っていた土壌の原子変化と広島の海岸の原子変化には否定できない類似性がある! どちらも突然の原子変化を経験しており、これは核分裂の瞬間的な作用によってのみ引き起こされる可能性がある。同じものに等しいものは互いに等しくなければならないので、広島が破壊されたのと同じように、ソドムも崩壊し、同時にロトの妻も原子的に変化したという確信から逃れるのは困難である。「ヨセフの真実性に頼ると、到達できる唯一の結論は、ソドムが核分裂によって破壊されたということである。」

ソドムとゴモラの物語は、破壊のためだけでなく、天使のゲルがロトに運命の都市から立ち去るよう警告するなど、関係する人物のせいでも不可解である。ロトは、ハイテク兵器を持った地球外生命体や人類によって都市が「核攻撃」される前に警告を受けていたのだろうか? 彼らはロトに家族を連れ出すよう警告したが、妻は振り返って原子の閃光で目が見えなくなった。おそらく、その体は原子的に変化したのだろう (Perhaps her body was even atomically changed)

現在、死海の南端には、エイリアンの基地のように見える近代的な化学プラントがある。奇妙な塔が砂漠からそびえ立っている。ドームや尖塔を備えた奇妙な建物が色とりどりのライトで覆われている。空飛ぶ円盤が今にも着陸するのが見られると思われている。それは死海化学工場である。日中は石油精製所か何かのような普通の外観だが、夜になると施設内に埋め込まれた照明が別世界のように見える。この巨大な化学工場には、放射性塩を含む貴重な鉱物が無限に供給されていると言われている。これらの化学物質の一部は古代の原子爆発の結果だろうか?

[ David Hatcher Childress: "Technology of the Gods -- The Incredible Sciences of the Ancients", 2000, pp.231-233 ]
広島近くの海岸で、高温により形成されたと考えられる「1mmくらいの微小なガラス質ビーズ」は見つかっている。しかし、「atomically changed」なわけもなく。

つづいて、ロトの妻だが、いわゆる「Lot's wife」は死海南部西岸にある..

[ google maps ]
有名な、それらしい形状の岩石であり...

[ "salt pillar dead sea" on Alarmy ]
死海の塩の柱とは別ものである。

[ "salt pillar dead sea" on Alarmy ]
「ソドム」だと主張されることのある「Bab edh-Dhra」の崩壊の頃(BC2350?)に、おそらく地震で形成されたと主張する者もいるが、定かではない。なんにせよ柱のような形の岩石である。

「ソドムとゴモラと核攻撃」というネタは1960年頃から存在しており、特に変わっているわけではない。






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