5000系の車体と旧型特急車の走行機器を組み合わせたハイパワー車両
5050系は5000系の車体と、当時廃車の進んでいた10000系特急車両の走行機器を組み合わせて
1992年に登場しました。
全て川崎重工業(架空)で製造され、6両編成が14本製造されました。
走行機器は10000系のものを流用したため、性能はおおよそ10000系に準じます。
そのため特急車両ゆずりの高性能を発揮し5000系と遜色ない走行性能を持っています。

しかしながら登場から30年が経過し、走行機器に至っては50年を経過する車両も発生したため
2017年度より新型車両N1300系により置き換えが開始され、
2019年度には5000系車両の大規模修繕工事も
完了したため2019年12月を以ってすべての車両が引退しました。
主要緒元

車両
車体は東鉄5000系と同じ物が使用されており、整備時の部品の共通化を実現しています。
また側面の乗務員室扉、前面貫通扉には最高運転速度の異なる5000系と識別するための
オレンジ色の蛍光色ステッカーが2本引かれています。
前面には滝沢市営地下鉄への乗り入れを考慮し非常用貫通扉が設けられましたが、
抵抗制御が熱を発生させ、トンネル内温度を上昇させる原因となるため、現在では基本的に
滝沢市営地下鉄への乗り入れ運用はありません。
尚2014年より一部の編成が5000系大規模修繕車に準じた塗装に変更されました。
ドナー車一覧
5050系では前述のとおり10000系特急車両の走行機器が流用されましたが、
ここではその走行機器提供車と5050系の編成を一覧にしております。
機器提供車提供編成備考
10012F5051F
13002F5052Fこの編成のみ13000系からの提供
10004F5053F
10021F5054F
10008F5055F
10011F5056F
10017F5057F
10022F5058F
10009F5059F
10030F5060F
10005F5061F
10010F5062F
10025F5063F
10031F5064F
ギャラリー

旧塗装

新塗装

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