FF11アイテム検索

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概略

GearSwapでも紹介したgs export allを利用したアイテム検索ツールです。オーグメントも検索対象なので「リゲイン」を持っているアイテムを検索するといった使い方もできます。エクセルで記述されているので４神トリガーの一元管理といった使い方も可能です。アビセアや花鳥風月ではだいじなものがトリガーになっているため、カスタムアドオン(dumpKI)を開発してだいじなものの管理ができるようにしました。その後、findAllアドオンを使えばアイテムの場所、個数、だいじなもの、モグ預かり帳の内容をログ出力できることが分かったため、dumpKIはその役目を終えることに。

Ver2.3では、オーグメント情報からモグチケットの種類を判別できるようにして、検索条件を全面的に書き直すことにしました。その後、Gオーグメントも対応させ、GearSwapのluaファイル解析機能も実装されました。

このエクセルファイルは大きくわけて２つの機能で構成されます。
１．findAll情報をベースにしたトリガー管理、進捗管理(アイテム所持、オーグメント進捗状況)
２．GearSwap情報をベースにしたオーグメント管理

どのキャラがどのアイテムを持っているのか調べるだけならfindAllだけで十分ですが、複数キャラの進捗管理はこのツールでやるのが簡単です。
着替え目的でGearSwapを使っていない人も２のオーグメント管理機能は問題なく利用可能です。

このツールを使うメリット：

以前追加したオーグメントはどのタイプだったのか調べる
以下のような問題が見つけやすくなる
- HQにしたつもりでもNQのままだった
- Dオーグメントだと思っていたら実際はGオーグメントだった
- HQに強化したのにluaファイルを更新するのを忘れていた
- どのluaファイルにも使われていないオーグメント付き装備を見つけ出す

このページのスクリーンショットを見てください。どういったことができるツールなのかすぐ分かると思います。

エクセル無料版(またはエクセルクローン)
無料版のエクセルはVBAマクロが使えません。OpenOfficeやGoogleスプレッドシートでこのファイルを開くことはできるかもしれませんが、VBAマクロは互換性がありません。自分で似たような機能のマクロを記述することが可能なのであれば移植は可能だと思います。findAllのCSVファイルを取り込んでトリガー管理をするだけならOpenOfficeやGoogleスプレッドシートでも十分対応可能です。

注意事項

ダウンロードしたxlsmファイルはウィルスチェックしてください。コードはロックしていないので、悪意のあるコードがあるかどうかは見てもらえば分かると思います。
マクロ付きのファイルはブロックされるので、エクスプローラーでファイルプロパティ画面を出して最初のタブの一番下にある「許可する(K)」にチェックを入れてください。

免責事項

本ソフトウェアを使用することによって、あるいは使用できないことによって発生した損失や損害に対して作者は一切責任を負いません。ソフトウェアの入手および利用は、利用者の自己の責任と費用により行ってください。ソフトウェアが入手できないこと、入手中および入手することによって発生した損失や損害に対して作者は一切責任を負いません。本ソフトウェアは、なんらの予告なく変更、配布の中止をすることがあります。作者は、これらを原因として発生した損失や損害について一切責任を負いません。

禁止行為

特にありません。改変、再配布は自由にどうぞ
他のフリーサーバーWIKI管理者さんも自由にコピーどうぞ

ダウンロード

ver0.01 initial release
ver0.02 オーグメント検索対応
ver0.03 バグ修正版
ver0.04 だいじなもの対応
ver0.05 だいじなもののスキャンでバグ修正
ver1.0 findAllアドオンが出力したログファイル対応
ver2.0 findAllアドオンが出力したCSVファイルにフル対応
ver2.2 オーグメント情報のモグチケット情報表示、オーグメント日本語変換、Gオーグメント対応　
ver2.3 ..\GearSwap\data\Char\Char_JOB.lua対応
ver2.4 バグ修正版
ver2.5 内部ロジック大幅に変更。ファイルエンコード対応、D/Gオーグメント解析書き直し
ver2.6 findAllのCSV取込高速化、それに伴いシート計算式全面改訂、モグチケット表示用カスタムVBA関数追加、ウィンドウ分割
ver2.7 gs export all取込高速化、エラーログ処理、カスタムVBA関数、Gオーグメント元ネタ表示、オーグメント情報修正
ver2.8 整合性チェックx2、バグ修正、オーグメント情報更新、リンバスチップ: カバン表示、属性ゴルゲット、八輪テンプレート、AF3テンプレート

ver2.6は全面書き換えに相当する変更のため2.5以前のバージョンはアーカイブから消しました。

使い方　アイテム検索(findAll)

セルC5にfindAllのdataフォルダーにあるCSVファイル名を入力しておく。
例：　C:\Program Files (x86)\Windower4\addons\findAll\data\results.csv (この例ではResult.CSVという名前のファイルで出力結果を保存することにします)
※エクスプローラーで該当フォルダーを表示させて、CTRL+Dを押してCTRL+Cでパスをコピー。その後上記セルにペーストしてCSVファイル名を入力する。

CSVファイル書き出し

findAllのCSVは日本語に対応していないので一部変更する必要があります。findAllページを参照してください。

findAllアドオンをWindower4アプリのAddonタブで有効にしておく
検索対象のキャラをログインさせる
findAllのロード：　//send @all lua reload findall
アイテム情報の出力：　//findall :キャラ１ :キャラ２ :キャラ3...　-eresult.csv
アンロード：　//send @all lua unload findall
取り込み(findAll)ボタンをクリック

※取り込みたいキャラの所持アイテム情報が保存されているなら、同時に全員ログインさせる必要はありません。

スクリプト例: ..\windower4\scripts\findall.txt

input /echo findallロード...
send @all lua reload findall
wait 2

input /echo データ保存
send @all findall 
wait 2

input /echo CSVファイル保存...
findall :キャラ1 :キャラ2 :キャラ3 :キャラ4.... -eresult.csv
wait 15

input /echo アンロード...
send @all lua unload findall

検索

C7に検索キーワードを入力して検索ボタンを押すと、所持しているキャラ、ストレージ、個数を表示します。
①ストレージが日本語表記
②findAllコマンドはワイルドカードを使うことはできませんが、ここでは使うことができます。例：チケ*虹
③findAllコマンドは全てのキャラが検索対象ですが、このツールは取り込んだCSVファイルだけが検索対象です。
暇つぶしで書いた検索機能なので、無理に使う必要はありません。チャットウィンドウで//findallコマンドを叩いてください。

使い方　アイテム検索(GearSwap)

セルC5：　GearSwapのexportパス
※エクスプローラーで上記のフォルダーを表示させて、CTRL+Dを押してCTRL+Cでパスをコピー。その後上記セルにペースト。

前準備

現在のジョブに対するGearSwapのluaファイルを用意する。
ダミーで構いません。仮に現在のジョブが黒魔の場合は、..\Windower4\addons\GearSwap\data\にBLM.luaという名前のテキストファイルを作って、下の3行をペーストしてください。

function get_sets()
set_language('japanese')
end

すべてのキャラでログインして //gs export all コマンドを実行してください。
「取り込み(gs export all))」ボタンをクリックすると .luaファイルが読み込まれて、各キャラごとにシートが追加されます。
この作業は所持しているアイテムを追加(or オーグメント変更)されるたびに行ってください。
現在のジョブに対応するluaファイルがない状態で//gs export allを実行すると、英語名アイテムでファイルが保存されて、「取り込み(gs export all)」がエラーになってしまいます。そのファイルは削除してください。

キャラ毎のシート

A列：アイテム名
B列：部位
C列：検証用情報
D列：モグチケット/Gオーグメント
E列：オーグメント詳細

NQの場合はグレー表示されます。
イベント報酬装備で固定オーグメントの場合はE列は日本語に変換されますが、任意選択オーグメントの場合は英文のままです。
G/Dオーグメントにも関わらずE列が英文の場合は変換エラーが起こっています。オーグメント情報を自分で定義すれば解決できますが、掲示板で報告していただければ、修正版を後日アップロードします。

検索

アイテム名、オーグメント、モグチケット、キャラ名で検索可能です。
以前設定したオーグメントのモグチケット/色/Tierが分からなくなったときに簡単に調べることができます。

オーグメントで検索

セルB9～B12にオーグメントを日本語で入力してください。
例：リゲイン、全状態異常

モグチケットで検索

セルB14～B17に4個までモグチケット入力して、モグチケットで検索することが可能。
例： T5銀C
例： NQ

AND/OR

条件を追加しつつ、絞り込んで検索したい場合はANDを選択してください。
指定した条件のどれかがヒットすれば表示させたい場合はORを選択してください。

論理OR: 指定された検索条件が1個でも合致、なおかつ指定キャラがある場合は、どれかのキャラ名と合致した場合に表示
論理AND: 指定された検索条件がすべて合致、なおかつ指定キャラがある場合は、どれかのキャラ名と合致した場合に表示

着替え用LUAファイル解析

現在のバージョンで対応しているのは..\GearSwap\data\キャラ毎のフォルダー\*.LUAです。
「取り込み(Job LUA)」ボタンをクリックすると、フォルダーをスキャンしてLUAファイルをそれぞれのキャラ毎のシートに取り込みます。
Xxxxx_JOB.luaファイルはオーグメント情報を省略可能です。その場合は解析結果にもオーグメント情報は表示されません。
NQの場合はグレー表示されます。

H列：ファイル名
I列：装備セット名
J列：装備名
K列：D列のモグチケット情報
L列：検証用情報
M列：モグチケット/Gオーグメント (K列の内容と違う場合に赤表示)
N列：オーグメント詳細

複数ファイルの比較
キャラAとキャラBのBLM.luaを比較したい時はファイル比較ツールを使うのがよいでしょう。
オープンソースのWinMerge(https://winmerge.org/?lang=ja)がお勧めです。

進捗メモ、花鳥風月、空4神、七元徳、アビセア、リンバス

各キャラのだいじなもの/トリガーアイテムを一括管理することが可能です。サンプルとして花鳥風月、空４神、七元徳、アビセア、リンバスが用意されていますが、AF2/AF3などの進捗シートを作ることもできます。

シート変更手順

計算式が定義済みですが、ダミーのキャラ名を自身のキャラ名に変更する必要があります

所持しているキャラ数の新規シートを追加して、シート名をキャラ名に変更する
進捗メモシートを開く。
編集リボンから置換をクリック　
検索する文字列(N)：　ダミーのキャラ名(下記参照)　
置換後の文字列(E)：　自分のキャラ名　
検索場所(H)：　ブック　
検索対象(L)：　数式　
すべて置換をクリック　

ダミーキャラ：　Char1, Char2, Char3, Char4, Char5, Char6
これを自分のキャラすべてで置き換える
Char1, Char2, Char3, Char4, Char5, Char6シートを削除
6個以上キャラクターがいる場合は、数式をコピーして相対セルとキャラ名を変更してください。

Valhallaではアビセアシートは意味がないので削除してください。トリガータイプのサーバー専用です。
進捗メモはテンプレートとしてエンピ防具、エンピ武器などの数式が定義済みですが、自由に変更してください。
公式で遊んでいる人は、アンバスケードでもオデシーでも好きなアイテム、トリガー管理のシートを作成してください。

サンプルテンプレート

４神のトリガーを所持しているキャラの一元管理サンプル

所持個数に対応できるようになったので型紙、五行、クーポンなども管理できるようになりました。

テンプレート：エンピ武器、エンピ防具

オーグメント進捗管理

VBAカスタム関数

MogPell関数

進捗シートのセルC72のブロックは所持していれば〇所持していなければ空白という表示になっています。エンピ装備を+1から+2に強化する段階では役に立つ情報ですが、オーグメントを追加する段階では、どの防具がNQまたはHQなのかが重要になってきます。セルC100のブロックでは=MogPell()という関数が使われており、所持なし、所持あり、モグチケットタイプのいずれかが表示されます。
計算式：
=MogPell( INDEX(Char1!D:D, MATCH(B100, Char1!A:A, 0)) )
セルB100に記載されているアイテムをA列から探して(MATCH)、ヒットしたらD列のモグチケット情報を返す(INDEX)。
この結果をMogPellに渡すと、#N/Aであれば "所持なし"、空白であればオーグメントはないが所持しているので "所持あり"。それ以外はモグチケット情報を表示するという仕組みになっています。

エクセルの関数だけでこの処理をさせようとすると、ISERRORやISNAやIFまたはIFERRORを使うことになり、ネストが複雑になって運用が不必要に複雑になってしまいます。
仕事でエクセルを使っている人は、こういったテクニックを覚えておくと応用範囲が広がっていいですよ。
ちなみにネストのお化けセルはK列の数式です。もはや書いた本人も頭をかしげる内容ですねｗ　=IF(COUNTIFS(A:A,J41)=1,"" & IFERROR(INDEX(D:D,MATCH(J41,A:A,0)),""), IF(COUNTIFS(A:A,J41,D:D,M41)>0, M41, ""))

キーボードショートカット

ボタンを各シートに追加するのは現実的ではない、キーボードショートカットでVBAマクロを実行できるようにしています。

ショートカット	説明
CTRL+SHIFT+S	キャラ名が記載されているセルをクリックして、CTRL+SHIFT+Sでそのシートに移動
CTRL+SHIFT+B	CTRL+SHIFT+Sでシート移動するときに表示していたシートに戻る
CTRL+SHIFT+F	アイテム検索(findAll)シート表示
CTRL+SHIFT+G	アイテム検索(GearSwap)シート表示
CTRL+SHIFT+O	JOB.luaが記載されているセルをクリックして、CTRL+SHIFT+Oでそのファイルをエディターで開く
CTRL+SHIFT+C	Gオーグメントを付与するために使用した強化素材を表示

Nocternalのオーグメントに対応 (ver2.3以降)

NocternalのオーグメントはプリセットやHQ/NQという考え方はなく、自由に個別のオーグメントを最大4個まで選択する仕組みとなっています。
しかも、同じオーグメントを4個付けることができるので、FC+5を4個とか、魔命/魔攻+を4個といった自由度があります。

Nocternalサンプルオーグメント
augments={'"Fast Cast"+5','"Fast Cast"+5','"Fast Cast"+5','"Fast Cast"+5',}},
augments={'System: 1 ID: 131 Val: 7','System: 1 ID: 131 Val: 7','System: 1 ID: 131 Val: 7','System: 1 ID: 131 Val: 7',}},
augments={'"Store TP"+5','"Store TP"+5','"Store TP"+5','"Store TP"+5',}},
augments={'HP recovered while healing +4','MP recovered while healing +4','Spell interruption rate down -6%','Occ. inc. resist. to stat. ailments +4',}},

以下の変更でNocternal仕様に対応可能です。

対応表：GオーグメントのAugmentEに英文
対応表：GオーグメントのAugmentJに対応する日本文
対応表：GオーグメントのTierは未使用のため空白可
対応表：GオーグメントのTrade Itemは未使用のため空白可
対応表1-3とイベント装備は空白にする

Nocternalプレーヤーのみなさんも使ってみてください。

公式のアンバスケード、ダークマターアーケイングリプトなどもオーグメントシートの定義を変更すれば対応できるはずです。

Googleスプレッドシートで開いてみる

互換性のない機能

オーグメントに関する機能全般
取込ボタン、検索ボタン、VBAカスタム関数、キーボードショートカット(CTRL+SHIT+？)
gs export allの出力ファイルやジョブごとのluaファイルを仮にインポートしてもオーグメント部分は英文のままです

互換性のある機能
セル関数はそのまま動くのでトリガー進捗管理は利用可能です。

手順

ダウンロードしたFF11アイテム検索 - ver2.7.xlsmをGoogleドライブに移動させる
ブラウザでGoogleスプレッドシートを開く (https://docs.google.com/spreadsheets/u/0/)
空白シートをクリック
ファイルメニューから開く

findAllの出力ファイルを手作業で取り込む (例：　..\windower4\addons\findall\data\findall.csv)

CSVファイルをGoogleドライブに移動する (直接 ..\windower4\...\のCSVファイルを直接開く方法はあるかもですが、調べていません)
CSVシートの内容をクリアしておく
ファイルメニューからインポート　
インポート場所：現在のシートに追加する　
区切り文字の種類：　自動的に検出する
セルE2に　=A2&C2 と入力して、一番下まで計算式をコピーする
D列をクリック
CTRL+↓で一番下に移動　
その行のD列をクリック　
SHIFT+CTRL+↑でハイライト　
CTRL+Dで計算式を一括コピー

この作業を毎回手作業でやる必要があります。GoogleスプレッドシートにはApps Scriptがあるので自動化することはおそらく可能だと思います。

ダミーキャラのシートを削除 (Char1, Char2, Char3, Char4, Char5, Char6)
進捗メモ、花鳥風月、リンバス、空４神、七元徳のキャラ名を自身のキャラ名に変更
進捗メモの=MogPell部分を自分で書き換える
表示メニューからズームを選んで50%に変更
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