ファンタジーゲームブックの世界「アランツァ」についてのwikiです。

都市(ラドリド大陸 第二期)
・商業都市 ナゴール

  なりたち
 240年頃、バステスが滅んだ跡地に海賊の居留地が発生したことを発祥とする。
 王がいない都市として有名である。
 表向きは民衆を第一に考える代表者4人が物事を決定する権利を持つとあるが、実際のところその4人は金で決まる。
 古くは複数の都市(ポロメイア、聖フランチェスコ、レラヴィリア、ジョルク、チャマイ、ホラドリウス、ドラッツェンなど)の富と商品の交差点であり、現在も商業の要所として名高い。
 水運が盛んであり、造船の技術はネグラレーナを抜いて大陸一。
 大小の水路を利用して交易を続けた結果、600年代前半には大陸でもっとも富の集中する街となった。
 しかし、その富を狙うドラッツェンと668年に戦争状態に突入、7年にわたる戦いの末に降伏。
 領土の一部と多額の賠償金を奪われる。
 しかしながら、ドラッツェンは軍事上の問題からナゴールを領地として接収することを断念。現在に至る。
 各地と触れ合っているうえに交通の便がととのっているため、この地を長期間占拠するのは困難と言われている。
 カラメールの属領であるケラーツヴェルグ地方の利権を狙い、670年代前半にナゴール側の派閥が王権を獲得するも5年と続かず、領主は暗殺される。

  現在
 ナゴールは今も昔も活発な商業都市であり、明るく働く人間とコビットの姿を見ることができる。
 外国人や異種族が多く、人々は平和的で明るい。
 海外貿易も盛んに行われているため、ジンドやキナ出身の商人のための異大陸館も存在する。
 4人の支配者のうち最も有名なのはドウォーフとエルフの混血すなわちドウェルフとして知られるドグマー子爵、そしてオークの血が4分の3流れているオグレス伯爵である。
 代表者4席のうち彼らの座る2席にはここ50年、ドグマーとオグレスの一族が座り続けている。





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