ファンタジーゲームブックの世界「アランツァ」についてのwikiです。

都市(ラドリド大陸 第二期)
・堕落都市 ネルド

  なりたち
 大陸北西部に位置する「種族のるつぼ」ネルドはまとまりのない、政治的機能の遅れた無法地帯に近い都市である。
 300年代のはじめに起こったカオス・ノードの活発化にともない、大量に溢れ出した混沌勢力により、大陸北西部の小都市や村落が種族を問わず大量に破壊され、半壊した比較的大きな街の跡地に生き残りが集まった。
 それがネルドの原形であるため、ネルドの治安は極めて悪い。

  現在
 それから400年近くが経過した今も、混沌の勢力の前線を押し下げるために日夜戦いを続けている。
 混沌の軍勢と彼らは日々戦い続けているにも関わらず、 不思議なことにネルドの地では混沌の血が流れているとしか思えない人間もどきや、出自の分からない生き物が生活している。
 ネルドではありとあらゆる悪徳がはびこっている。
 弱い者はさらに弱い者から奪うことで生き延びようとし、道徳と良識はこの地に根ざすことがない。
 統治者は歴史によって異なるが政治のキャスティングボードを握っているのは闇エルフの王族で、耳や鼻、口もとなどに派手なピアスをいくつも着けているためそれと分かりやすい。
 この地を統治する者にふさわしく性酷薄で頭がよく、種族差別主義者である。
 

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