フィギュアスケート×ファンタジーのテキストベースRPG

アニメイテッド【モンスター】


氷結の呪いによって、凍りついたはずの生物や物品が
突然動き出し、襲い掛かってくる怪物。

どういうわけか、氷結の呪いを受けているのに動き回れる。
一方で「破壊不可能」の性質はそのまま残っており

根本的に滅ぼす手段が無い、不死身の存在である。
そのため、旧都探索の大きな障害になっている。

通常の武器では全く歯が立たず、すぐに折れてしまうため
交戦の際には、紋章術で耐久性を高めた紋章武器を使用する。

何らかの謎の力によって動かされている「操り人形」のようなものであり
人間とのコミュニケーションはできない。
地球人が見たら「ゾンビのようなロボット」と思うかもしれない。
ただし、生きていた当時の姿のまま凍りついているので、全く腐っていない。

人間を元にしたアニメイテッドの場合、生前の戦闘技能などはそのまま使用でき
中には紋章術を行使する個体すら存在する。
彼らの表情は、みな恐怖や絶望に凍りついており、見る者に底知れぬ恐怖を与える。

唯一の対処法は「操り人形の糸を切る」こと。
糸といっても比喩的な表現であり、肉眼では確認できない。
アニメイテッドに強い衝撃を与えると、ときどき一時的に動きが止まることから
このような例えがされるようになった。
時間が経てば、また元通りに動き出してしまう。

旧都探索の初期には、探索中に命を落とした犠牲者や
オーロラヴェールの効果が切れる前にダンジョンから脱出できなかった
冒険者パーティが全員アニメイテッドと化してしまう事態が相次いで起こり
大きな問題となった。

このままでは、増え続けるアニメイテッドによって探索がますます困難になる。
これを契機に、転移紋章石の開発と携行の義務化が進められた。

幸いにも、今のところ旧都の外に出てくることは無い。
そのため、アニメイテッドは「旧都の番人」として何者かに使役されているのでは?
と考える者もいる。

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