フィギュアスケート×ファンタジーのテキストベースRPG

守護紋章【用語】


紋章術を応用した防御手段。
氷都の紋章院が独自に開発した技術で、防具の代わりになる。
その正体は、身体に直接紋章を描くボディペイント。

特殊な「魔筆」を使って描いた紋章は、水や汗などでは落ちず
描かれた対象に危険が迫った時、個人用の防御結界を発動させる。
結界の強度は、重厚な金属製の全身鎧をも大きく上回り
全く重さを感じさせず、隙間無く全身をガードする。
このため、迅速な行動が求められる旧都の探索では重宝されている。

ダサい鎧を着なくていい!

守護紋章さえあれば、鎧は不要になり
防寒ならオーロラヴェールがあれば十分なので、服装の自由度が高まった。
冒険中でもおしゃれを楽しめると、特に女性に喜ばれている。

守護紋章を描けるのは、専門的な知識と技術を身につけた紋章士だけ。
氷都市内には、冒険に出発する者たちに守護紋章を描く
「紋章サロン」が多数、軒を連ねている。

タトゥーとは異なり、肌を傷つけるものではない。
消去用の魔筆で消すことも可能。

ファッションのひとつとして、守護紋章のデザインにも流行がある。
ちなみに、描かれる時に痛みは無いが、ちょっとくすぐったい

耐性と弱点

便利な守護紋章だが、万能ではない。
守護紋章には大別して6つのタイプがあり
それぞれ3つの属性への「耐性」と「弱点」を持っている。

しかも、一人が身体に宿せる守護紋章は、一種類だけ。

耐性のある攻撃に対しては、受けるダメージが減り「ダウン」状態を予防できるが
弱点の属性に対しては、バリアを破られ受けるダメージが増加し
「ダウン」させられてしまうこともある。


各タイプの耐性と弱点は以下の通り。
赤1赤属性に耐性あり、青属性が弱点
赤2赤属性に耐性あり、緑属性が弱点
青1青属性に耐性あり、赤属性が弱点
青2青属性に耐性あり、緑属性が弱点
緑1緑属性に耐性あり、赤属性が弱点
緑2緑属性に耐性あり、青属性が弱点

カバーリング

守護紋章は、どのタイプであっても全ての攻撃を等しく防げるものではない。
そこで、冒険者たちは考えました。
タイプの異なる守護紋章を組み合わせて、お互いに弱点をカバーすれば良いと。
これを「カバーリング」といい、冒険者だけが基本能力として使えます。

たとえば、青1は青に強いが、赤に弱い。
青1の仲間が弱点を狙われたら、赤に強い赤1の者がカバーに入って盾になる。
逆に、赤1が弱点を狙われたら、青1がカバーに入る。

このようにして、冒険者たちはお互いに弱点をカバーしあい
ダンジョン内の危険から舞姫を護るために、万全の防御体勢をしいているのです。

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