| レストラン |
千奈美 | 雰囲気のいいお店ね。さすが、愛結奈の行きつけなだけあるわ。 |
愛結奈 | そうでしょ♪二人のこと、ずっと連れてきたいと思ってたのよ! |
愛結奈 | 落ち着いて話せるし、料理もドリンクも、すっごく美味しいんだからっ☆ |
久美子 | へえ、それは楽しみね♪ |
愛結奈 | 期待しててちょうだい♪それじゃ、ドリンクも来たことだし、まずは乾杯しましょうか☆ |
千奈美 | 二人とも、私に気を遣わないでお酒を頼んでも良かったのよ? |
久美子 | 気を遣ってるわけじゃないわ。今夜は、素面で語り合いたい気分なの。ね♪ |
愛結奈 | ええ♪話したいことが、たくさんあるもの☆ |
愛結奈 | じゃ、記念すべき、ビューティーアリュールの初LIVE成功を祝して…… |
三人 | カンパーイ♪ |
愛結奈 | ふぅ〜♪LIVE終わりの一杯は、やっぱり染みるわね〜☆ |
久美子 | それ、本当にお酒じゃないのよね? |
愛結奈 | ジュースよ☆ワタシは、素面だってこのテンションよっ! |
愛結奈 | それにしてもワタシたち、初めてにしては、なかなか良かったわよね♪ |
千奈美 | ええ、一瞬でも気を抜いたら呑まれてしまうような緊張感もあって……燃えたわ。 |
愛結奈 | 大事よね、そういう感覚って!やっぱり、いつでも強い刺激が欲しいものっ♪ |
久美子 | さすがね、二人とも。私は正直、二人についていくのに必死だったわよ。 |
千奈美 | そう?全然そんな感じには見えなかったけど。 |
愛結奈 | むしろ、案外マイペースなのねって思ってたわよ☆ |
久美子 | えっ、ウソでしょ?もういっぱいいっぱいよ。もっと余裕でできるはずだったんだけど。 |
千奈美 | へえ……わからないものね。 |
愛結奈 | まあ、当然っちゃ当然よね。ワタシたち、お互いのことをまだよく知らないじゃない? |
久美子 | だからこそ、こういう親睦を深める時間が大事なのよね。 |
千奈美 | たしかに、ね。その通りだと思うわ。 |
愛結奈 | わからないといえば、アナタも結構、意外だったわよ? |
千奈美 | なんのことかしら? |
愛結奈 | 「格好なんて気にしない」……言ってたでしょ? LIVE中に♪ |
久美子 | ああ、それは私も意外だと思ったわ。 |
千奈美 | 別に、意外でもないでしょ。だって、味気ないじゃない。格好ばっかに気をとられて、自分を出し切れないなんて。 |
千奈美 | 見た目ばっかにこだわっても安っぽいだけだもの。私、そういうのじゃもう満足できないのよ。 |
久美子 | ふふ、それには私も同感よ。何度もステージに立つうちに、気付かされたのよね。 |
久美子 | 中身まで磨いてこそ、本当のキレイなんだって。 |
愛結奈 | そうね、飾らない自分を、堂々とさらけ出せるのが素敵よね! |
千奈美 | でしょ?私だって、何も考えずに突っ走るような、暴れ馬じゃないってこと。 |
千奈美 | 愛結奈に乗りこなされるのはごめんだもの。 |
愛結奈 | ヒュウ♪だけど、少し荒々しい方が、ワタシは燃えるタチなのよ☆ |
千奈美 | あら、それは知らなかったわ。 |
久美子 | ふふっ♪なんだか私たち、うまくやっていけそうよね。 |
愛結奈 | 当然でしょ☆一度ステージに立って、わかったわ♪ |
愛結奈 | ワタシたちは、もっともっと強く輝ける……ってね! |
千奈美 | まあ、うまくいかないことなんてないわよ。 |
千奈美 | うまくいくようにやるだけなんだから。何度も、何度でもね。 |
愛結奈 | ふふっ、言うじゃない! |
久美子 | 千奈美のそういうとこ、私、気に入ってるわよ。 |
千奈美 | 褒めたって、何も出ないわよ? |
久美子 | あら、ユニット内でも、リスペクト精神は必要よね♪ |
愛結奈 | もちろん☆乗馬だって、馬へのリスペクトが大切よ♪ |
愛結奈 | 誰かと息を合わせて、最高のパフォーマンスをするためには、 |
愛結奈 | 相手に歩み寄って、信頼関係を築くことから始まるわ。ワタシたちも、きっとね☆ |
千奈美 | まあ、それは一理あるわ。次のLIVEも決まってるし、みんなが待ってるものね。 |
千奈美 | 私たち……ビューティーアリュールの華麗なステージを。 |
久美子 | そうよ。今からもう、ワクワクしてくるわね♪ |
千奈美 | ええ、もちろん。次は……どんな私たちを魅せましょうか。 |
千奈美 | 今夜は、そんなことをじっくり語り合うのも、いいかもしれないわね。 |
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