乃々 | うぅ…呼ばれて来てみたら、こんなに明るい場所…。お仕事も終わったので早く帰りたいんですけどぉ…。 |
美玲 | ん?どうしたんだ、ノノ?何か問題あるのか? |
乃々 | もりくぼは…こういう所ではなくて…もっと、ひっそりした場所のほうが落ち着くんですけど…。 |
輝子 | 私も…どっちかっていうとジメジメした…キノコたちが喜びそうなところが嬉しい。 |
美玲 | 机の下は無し!ウチはマジメなミーティングがしたくて呼んだんだ!ほら、始めるぞッ。 |
乃々 | はいぃ…。でも、なんでミーティングなんて…。 |
美玲 | よくぞ、聞いてくれたッ!ミーティングのテーマは…ウチらが強いユニットになるには、だ! |
輝子 | 強い…ユニット……?美玲ちゃん、筋トレでも始めるつもりなのか…? |
美玲 | そうだ!って、違ーうッ!!ユニット組んだからには最強になりたいだろ? |
乃々 | ひっ!最強なんて…もりくぼには…むーりぃー…。 |
輝子 | 最強…。毒キノコでいうとカエンタケ…いや、ドクツルタケか? |
美玲 | キノコじゃなーいッ!はぁ…もう。とにかく、ウチらが最強になる案がほしいんだッ。 |
美玲 | じゃあ、まずはノノ!何かいい案思いつかないか?何でもいいぞッ♪ |
乃々 | うぇっ…?あ…もりくぼは、いい案とか全然思いつかないんですけど…。 |
美玲 | じゃあ、ショーコ! |
輝子 | みんなで、キノコを愛でる…とか。きっと、楽しい。フヒヒ。 |
美玲 | だーかーらー、キノコから離れろよッ! |
乃々 | それじゃあ…美玲ちゃんは、何かいい案…ないですか? |
美玲 | おっ?ウチか?そーだなー、たとえばウチみたくオシャレを追求するとか、どうだッ? |
輝子 | オシャレ…キラキラ…原宿…。ウウウウウッ…!リア充の総本山…考えただけで心が折れそうだ…。 |
美玲 | …な、なんだよ。だめなのか…? |
輝子 | やっぱりここは、湿度70%以上のジメジメした場所で、ジメジメの絆が生まれるようなことを…。 |
乃々 | 湿度70%以上…。なんだか、むわぁーっとしそうで…それは、ちょっと…。 |
美玲 | そうだな。ウチもジメジメしてないのがいいな。 |
輝子 | だめ……か…。ガックリ。 |
輝子 | それじゃあ……三人それぞれが己の衝動に身を任せて、魂の叫びを共有するとか? |
乃々 | ……え。 |
輝子 | ハァァアツ!クラァアアイ!!ダークネエエエス!!! |
美玲 | おお!なんかカッコイイな!ウチも叫ぶぞ! |
美玲 | ガルルッ!!負けないぞーッ!!!ほら、ノノも一緒に! |
乃々 | むむむ…むりむり、むーりぃー…!もりくぼには…ハードルが高すぎるんですけど…! |
輝子 | そうか?残念…。じゃあ、乃々ちゃんは…何かほかにやりたいこととか、あったり? |
乃々 | う、ううう……。何か出さなきゃダメな流れなんですけどぉー…。 |
美玲 | モチロンだッ!ノノだって、ウチらインディヴィジュアルズの一員なんだからな! |
乃々 | で、ですよね…。うぅ…………あ。あの、最強かどうかは…わからないですけど…1つ、思いついたかも…? |
輝子 | おお。乃々ちゃん、いいぞ。どんな案なんだ? |
乃々 | その…できれば、なんですけど落ち着くところで…三人でゆっくりお話してみる…とか…。 |
美玲 | ゆっくり、話…? |
乃々 | お互いのことを、たくさん知って…そうしたら、それが一番…団結への近道になる気が…しますけど…。 |
輝子&美玲 | ……………………………………………………………… |
乃々 | や、やっぱり…だめですよね…。すみません。もりくぼ、もう消えます…。 |
美玲 | 違うって、消えるなよ!だめじゃない!良い意見だぞッ!なあ、ショーコ! |
輝子 | うん。乃々ちゃん、名案。私も二人のこともっと知りたい。シイタケクン、みたいに…。 |
美玲 | シイタケクン…は、置いておくとしてノノやショーコの好きなこと、苦手なこと…イロイロ教えてくれなッ♪ |
乃々 | …あうぅ、これはこれで…色々と話さないといけない流れになってるんですけどぉー…。 |
美玲 | よしっ、早速やるぞ!っと、その前に…場所、変えるか。プロデューサーの机の下にさッ♪ |
乃々 | …えっ?机の下でも、いいんですか…? |
美玲 | ああッ!ゆっくり話すんだろ?ノノとショーコが落ち着くならウチは机の下だっていいぞ。 |
輝子 | みんなでぎゅーっと寄れば、狭くても平気かもしれないしな…。フヒヒ。 |
美玲 | へへっ、それも楽しいかもな。それじゃあ、行こうッ! |
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