戦律のWikiにて

担当：アイス
『行方知れずの兄追う青年』

黒髪は結ってあり、U字状になっている。伏せがちな目にモノクル。
別に目が悪いわけではない。執事になるなら形から、ということだろうか。
地毛はどうやらサクソフ一族らしくもう少し明るい色らしい。

燕尾服を着ている。

身長：171cm
年齢：18歳

クラリオ屋敷に勤める執事。
素性を隠し、ノーティズンに紛れる形で働いている。

素直で勤勉、生真面目。
仕事熱心でよく働く。
コーヒーを入れるのが得意。


バスオクタヴィンという兄がいたらしい。

兄・バスオクタヴィンは、ずっと二人三脚で暮らしてきたたった一人の家族だった。
しかしある日突然家に帰らなくなり、姿を消してしまったという。

バスオクタヴィンは人間界においてとても珍しく、既に多くが廃れてしまった。
これはほんの推測であるが、彼は既に怨霊側あちらに行ってしまったのかもしれない。
そしていつかオクタヴィンも……。

オクタヴィンは今でも兄の影を探している。
たとえ変わり果てた姿で見つかろうと、オクタヴィンにとってバスオクタヴィンはたった一人の兄なのだ。

クラリオ屋敷。住み込み。

ATT(攻撃)：C　DEF(防御)：C⁻　SPD(速度)：B⁺
RNG(射程)：C　STM(持久)：D　TCT(戦術)：D

強く吹くと１オクターブ上の音が出る。
しかし彼は既に力をほとんど失っており、戦うことはないだろう。

一人称：私／ 二人称：貴方／ 三人称：貴方方
所属：無所属　没落組

サクソフ一族の出で、サックス家らと親戚にあたる。

四胡の店からコーヒーを仕入れている。

1890年頃のドイツ、小さな楽器工房で生まれた楽器。
1893年には特許が取られたが、その後間もなく廃れてしまった。

シングルリードの木管楽器で、クラリネットとファゴットにどことなく似ているが、サックスの仲間だそうだ。
ちなみに管がU字に折れ曲がっているため、ベルの方向は斜め上向きである。

ところで、バスオクタヴィンに関して、存在は言及されているが存在自体していたかどうか定かではない、とのこと。
バスオクタヴィンと見られる楽器の写真は以下のサイトにて掲載されている。
https://clarinet-labo.com/octavin/