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ice_cream313 2022年07月05日(火) 15:52:19履歴
オーボエに似ているが、髪は白く、オッドアイの左右は反転しており、メイド服ではなくただの黒い飾り気の少ないドレスを着ている。余裕のある量の布が用意できなかったのか、上半身が少しきつめの服になっているようである。
オーボエがどこかで感じている不安を実際に体験した個体の欠片が集合している怨霊。
その欠片の多くは他の楽器のもつ光でできた影にのまれて忘れ去られ、埃を被っている記憶を持っている。忘れられる苦しさを痛いほど味わっており、オーボエが心の片隅で感じつつ表に出さないようにしている寂しがりな面が目立っている。
それほど遠くない未来にすべてのオーボエが忘れられるのではないかと考えており、インスピリットとしてのオーボエが未だに存在できていることが信じられていない。
『私たちはどうやらいらない存在のようですから。あなたの言う、お嬢様方さえいれば事足りる。だったらどうして私たちは生まれてしまったのでしょうね。私たちをいちどは生み出すことになった音楽が大嫌い。音楽さえなければオーボエという楽器が生まれることはなかったのだもの……』
「最初からオーボエなんて必要なかった」とまで考えている。音楽そのものを強く憎んでおり、さっさと浄化されて消えてしまいたいと感じつつインスピリットからの攻撃に抵抗を示すのはその恨みを示すため。
ミューターの大規模侵攻に際しては、鏡写しであるオーボエの他、居合わせたフルート、クラリネットなどの木管隊とも対峙。恨みをぶつけるも運が良いのか悪いのか逃げ果せ、今は都郊外にてひっそりと生活している。
その欠片の多くは他の楽器のもつ光でできた影にのまれて忘れ去られ、埃を被っている記憶を持っている。忘れられる苦しさを痛いほど味わっており、オーボエが心の片隅で感じつつ表に出さないようにしている寂しがりな面が目立っている。
それほど遠くない未来にすべてのオーボエが忘れられるのではないかと考えており、インスピリットとしてのオーボエが未だに存在できていることが信じられていない。
『私たちはどうやらいらない存在のようですから。あなたの言う、お嬢様方さえいれば事足りる。だったらどうして私たちは生まれてしまったのでしょうね。私たちをいちどは生み出すことになった音楽が大嫌い。音楽さえなければオーボエという楽器が生まれることはなかったのだもの……』
「最初からオーボエなんて必要なかった」とまで考えている。音楽そのものを強く憎んでおり、さっさと浄化されて消えてしまいたいと感じつつインスピリットからの攻撃に抵抗を示すのはその恨みを示すため。
ミューターの大規模侵攻に際しては、鏡写しであるオーボエの他、居合わせたフルート、クラリネットなどの木管隊とも対峙。恨みをぶつけるも運が良いのか悪いのか逃げ果せ、今は都郊外にてひっそりと生活している。
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