おつかいずんだもん
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saiyan_party 2023年01月15日(日) 05:40:13履歴
本文 作：祭屋 
続編というかIFルート＞
「なあ、本当に一人でおつかい大丈夫か？」
「問題ないのだ。ぼくにおまかせなのだ！」
「それよりご主人も済ませなきゃいけないお仕事があるのだ？早く取り掛からないと大変なのだ」
不安げな主人に人型ずんだもんは笑顔で答え、凸凹がない胸を張る。
メモは渡したし、たぶんずんだ餅やら、余計なお菓子を買うだろうからと充分な現金も与えた。
それでもどこか頭の緩さを感じるずんだもんに対して不安さを感じるのはもっともだが、それ以上に心配していることがあった。
「確かに仕事も大事だけど、最近は誘拐とか物騒なんだ・・・もしお前がいなくなったらと思うと夜も眠れないよ！」
「じゃあぼくと一緒にお昼寝するのだ！」
「・・・じゃなくて、ご主人は心配しすぎなのだ」
「いくらぼくが可愛くて仕方ないからって、四六時中そんな様子じゃあ息も詰まっちゃうのだ」
「たまには一人でお出かけしてリフレッシュするのだ。あ、ご主人のことが嫌いになったわけじゃないのだ！」
「うう・・・ずんだもん・・・」
「そんな捨てられた犬みたいな目で見ないでほしいのだ。大丈夫、ぼくは無事に帰ってくるのだ。ナデナデしてあげるのだ」
「今度また一緒にお買い物に行くのだ。デートなのだ」ﾖｼﾖｼﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
「車に気を付けるんだぞ！知らない人にはついて行っちゃダメだぞ！横断歩道は手を上げて右、左、右見て渡るんだぞ！！」ﾐﾌﾞﾘﾃﾌﾞﾘｰ
「絶対！ついてきちゃダメなのだ！！」
「ご主人は怒ったら何するかわからないのだ。間違いがあったらこわいのだ」
心底心配そうな主人の目線を背中に感じながら、らちが明かないと出かける人型ずんだもんであった。
「はぁ。ご主人はぼくのこと好きすぎなのだ」ﾔﾚﾔﾚ
「でも悪い気はしないのだ。帰ったらナデナデしてあげて、ぼくもナデナデしてもらうのだ」ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ
鼻歌混じりに歩き出すずんだもん。
・・・そしてつつがなく買い物を終え、行きよりも軽やかな気持ちで帰路に就く。
「〜♪」
帰ったら主人とどんなことをしていちゃつこうか、プレゼントで買った美味しそうなずんだ餅を喜んでくれるだろうか、そんな幸せな想像に無い胸を躍らせていた。
[おい、やるのだ]
[あのくちょにんげんにするのだ！まぬけそうなのだ！]
[ぶんなぐって ねどこにつれこむのだ！！]
ガンッ！！
幸せ心地で浮ついていたから？用心に用心を重ねろと言っていた主人を鼻で笑ったから？？
『背後から突然悪質な妖精に鈍器で襲われるなんて夢にも思っていなかった』から？？？
「っっ！？」
何もかもわけがわからないまま、ずんだもんは気を失った。
[へっへっへっ]
[ちょろいもんなのだ]
・・・
[おいちーのだ！]
[おいちーのだ！！]ｸｯﾁｬｸｯﾁｬ
[わらいがとまんねーのだ！]
[さいこーなのだ！！]ﾆｯﾁｬﾆｯﾁｬ
「ん・・・？」
耳障りな音が入ってくる。
ゆっくりと瞼が開き、緩やかにずんだもんの意識が覚醒する。
ズキリ・・・！
「うっ！？っ！っ！？」
意識が鮮明になるにつれ、後頭部の痛みもはっきりと感じる。
何が起こった？なんで薄汚い路地裏に？？
どうしてこんなことになっているんだ？
この不快な音はなんだ？？
「あっ・・・！？」
ずんだもんの目の前で、二匹の妖精がアホ面を晒しながらずんだ餅を食い荒らしていた。
大好きな主人と二人、甘く幸せな時間を過ごすはずだったとっておきのずんだ餅が・・・。
「あ、ああああああああああああああああああああ！！」
「ずんだ餅！ぼくたちのずんだ餅を返すのだ！！！」
[うわっ、なんだこいつ もうおきやがったのだ！？]ﾇｯﾁｬﾇｯﾁｬｰ
[うるせーのだ、もっかいだまらすのだ！]ﾈｯﾁｬﾈｯﾁｬｰ
バキッ！
勢いのままに突き出した右腕に鈍器が叩きつけられる。
痛い！じわりと広がる鈍痛。
どうして妖精があんなものを？いやそれよりもアレで頭を殴られたのか？考えがまとまらない。
体格差はあれど相手は武器を持っている。怖い・・・。ずんだもんは震えあがることしかできなかった。
「うっ、ううう・・・あああ・・・？」
[おもいしったのだ？ぼくたちはつよいのだ！んん？]
[おい、よくみたらこいつえだまめがはえてるのだ！]
[もしかして“ようせいあがり”なのだ？]
[ってことは・・・？]
[・・・][・・・]ﾆﾁｬｧ
2匹の妖精が顔を見合わせ、ニタリと邪悪な笑みを浮かべた。
値踏みをし、じっとりと粘つくような視線。
妖精にそんな知能があるのかは知れないが、少なくともずんだもんを怯えさせるには十分だった。
「あ、あぁ・・・やめ、やめて！こないでなのだ！！」
・・・
「ううう・・・やめちゃ、やめて・・・」
[へへへ、ぶきでおどしたら びびってやがるのだ]
[てまがはぶけてらっきーなのだ]
[からだがおおきくなっても、しょせんめすはめすなのだ]
[おら、ずんぽのにおいで さかりやがれのだ！]
「うあああ・・・それっ、だめなのだ、あたまおかしくなるのだぁ・・・！」
「じゅんぽ、じゅんぽらめぇ・・・」
ずんだもんの瞳にハートが浮かぶ勢いで無理やりに発情させられる。
いくら人型といっても妖精であったころの本能には従うしかないのだろうか？
[あー、へこへこさいっこーなのだ！]
[まさかひとがたをやれるとはおもわなかったのだ。さすがぼくたちなのだ！]ﾍｺﾍｺﾍｺﾍｺ
[それともこっちのほうがすきなのだ？]
[いじめてほしそうにしやがって。なまいきなのだ！]ｽｺｽｺｽｺｽｺ
「りゃめっ！それりゃめっ！おかしくなるのだあぁ・・・」
痛いくらいに勃起させられた乳首にずんぽを擦りつけられる。
吐き気がするくらい嫌なのに、恥ずかしくて死んでしまいそうなくらいなのに、悔しくて仕方がないのに・・・。
それ以上に、雌として気持ちよくてたまらない。全身を灼く甘い悦楽が止まらない。情けない、蕩けきった人型失格の下品顔すら晒してしまう。
「もういやなのら！おねがいだからゆるしてほしいのらぁ！！」
[あーん？それであやまってるのだ？？“せいい”がたらないのだ]
[おっ！おっ？ぼくの“せーい”はあがってきたのだ！！]ｽｺｽｺｽｺｽｺ
[おまえがどんなになきさけぼうと、しったこっちゃないのだ]
[おまえはぼくたちを きもちよくするためのあななのだ。わかったらせーぜーしめつけるのだ]ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾁｭﾊﾟﾁｭ
「ゆる、して、ゆるして・・・」
「いやなのだ！ままになんてなりたくないのだ！！」
「あああああああああああああああああああああああああああああああ！？」
「ごしゅじん！たすけてごしゅじんーーーーー！！！」
・・・
「・・・」
「かひゅー、かひゅー・・・」
「ごしゅじん・・・」
「ごしゅ、じん・・・」
全身ずん種塗れにされた人型ずんだもんがうつろな目で転がっている。
一体どれだけの時間恥辱の限りを尽くされたのだろうか・・・？考えたくもない。
[ふーっ、だしただしたのだ]
[ずんたまがからっぽなのだ。ひっでーにおいなのだ]
ガンッ！ガンッ！！
賢者タイムの二匹は気付けなかった。
突然現れた影。いつぞや自分たちがやったように、後頭部を強打されて転がされた。
「ずんだもん！ごめん！ごめんよ・・・！」
「ごしゅじん・・・ごめんなさい、ごめんなさい、なのだ・・・」
「ぼく・・・」
「言わなくていい！ウチに帰ろう。全部忘れて、キレイにしてあげるから・・・」
「ん・・・」
主人の腕に抱かれ、安心したように穏やかな寝息を立てるずんだもん。
それを見届けたのち・・・哀しみと、怒りに満ちた主人の瞳は転がったクズ妖精に突き刺さっていた。
[・・・はっ！？][きょうだい、めがさめたのだ？]
[ここはどこなのだ？][わからないのだ。ぼくもいまおきたのだ]
「・・・」
カゴの中の二匹が目覚めると、ずんだもんの主人は一方を取り上げ、四肢を釘で打ち付けた。
[があああああああああああああああああ！？]
[なにしやがるのだ！くちょにんげん！]
[おい、きょうだいをはなせ！]
[ぼくたちは さいきょーきょうだいなのだ！ろじうらじゃ、まけしらずなのだ！！]
ガシャーン！！！
「黙れよ。お前は後だ」
「目の前で兄弟とやらがガタガタにされるのを眺めてろムシケラ」
そう言うとナイフを取り出し、磔にされた妖精Aのずんぽに近づけた。
[おどしのつもりなのだ？ぜんっぜんこわくないのだ！]
[そのしょうこにほら、ぼくのずんぽは げんきいっぱいなのだ！！]
生命の危機を感じてか、ひきつったニヤケ面に脂汗を浮かべながら強がる妖精A。
しかし本人の言うとおり股間は元気だった。見下げた性欲である。
「これでずんだもんをいじめたのか？」
「俺の！可愛い！可愛くって仕方がない！ずんだもんを！！！」
ズガンドガン！！
[こ、こいつやべーのだ！]
[あたまがおかしーのだ！！]
「フーーーーーーッ」
「タコさんウインナーって知ってるか？アレやるとずんだもんが喜ぶんだよなあ」
「ニコニコニコニコ、天使みたいな笑顔でさあ、可愛くてしょうがないんだよなァ！！」ｽﾞﾊﾟｽﾞﾊﾟ
[ああああああああああああああああああああああああああああ！？]
[ずんぽ！ぼくのずんぽ！！]
[あああああああああああああああああああああああああああああ！！！]
妖精Aのずんぽを4等分。緑色の体液と白いナニかを吹き出しながら、汚い花が開くようにぱっくりとぶら下がった。
[きょうだい！？くちょにんげんいますぐやめるのだ！！]
「オメーもいちいちうるせーんだよ。これでも喰らってやがれ！」ｸﾞﾘｭﾘｭﾘｭｯ
[ぐがあああああああああああああああああああああああああああ！]
[やめ！やめりょ！！ずんぽはいれるところじゃないのだあああああああああああああ！！]
[がああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！]
カゴの中の妖精Bを引っ張り出し、ドリル状になったネジを突き込んだ。
「あっ、悪りぃお前後って言ってたな」
「フライングしちまったわ、やり直すから今度こそ後でな」ｽﾞﾎﾞﾘｭ
[ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！？]
緑と白のまだらの液体がべったりとこびり付いたネジを引き抜く。妖精Bは激しく痙攣しながら意味のない音を漏らし続けていた。
「んでオメーだけどよお・・・」
「俺ガキの頃からアリの巣が好きでさー、あの形スゲーなーカッコいいなーって思ってたんだよ」
「ってオイ聞いてるのかゴミがよ」ﾊﾞｷｯ
[ずんぽ・・・ずんぽ・・・]
妖精Aは虚ろな瞳で愉快な形に花開いた己のモノを見つめている。
「あーあー、もういいよ。お喋りしてくれねーんならいいわ」ｽﾞｺﾞｯ
[はが！？]
「アリの巣に金属流し込んでよぉ、固めて抜き取るのが凄くってさあ」
「それで思いついたんだけど、お前らはどんな型が取れるのか楽しみだなあ〜」
妖精Aの口から喉に向けて漏斗が刺し込まれ、煮えたぎり、融けた鉛を流し込まれる。
[〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜？？？？]
声にならない声を上げ、体内から破壊しつくされる妖精A
四肢が打ち付けられているせいか、バタバタと枝豆と尻尾を激しく動かしている姿がとにかく滑稽だ。
「まああっちはアルミニウムだったんだけどよ、アレ融かすの手間いるからお手軽な方にしたんだわ」
「うっわくっせ、身体に良くない臭いするわ。マスクマスク・・・」ｽﾁｬ
[〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！]
「聞こえてんのかな？固まったら言えよ、引き抜くのが楽しみだなあー」
次のターゲットは転がっている妖精Bだ。まだ息はあるようだが正直どうでもよかった。すぐに失われるから。
「よっ、ふんっ・・・！！」ﾒﾘﾒﾘﾒﾘﾒﾘﾒﾘｯ
[が、ががががぎぎぎぎぎおぎ]
妖精Bの口に両手を突き入れ、扉を開くように真横に力を込める。
「っしゃああああああああああああああああああ！！」ﾌﾞｯﾁｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲｲ
びっくりするくらい美しく真っ二つに裂かれる妖精B,すぐさまゴミ箱にシュゥゥゥーッ！！される。
「・・・はあ、スッキリしたなあ」
「・・・ずんだもん」
「・・・」
あとがき
人型ずんだもんと主人に幸せになってほしい。
妖精にヤられる人型ってかわいそーな可愛い子と許せないクズを用意できて二重におトクじゃね？と思ったんですがここでいいんでしょうか？
虐パートでの主人が情緒不安定というかいろいろ支離滅裂で怖いのは怒りと哀しみで感情が迷子してるからじゃないですかね？
俺が人型ずんだもんを出すと、自分のこと可愛いって自覚あるふざけた女になりがちなんですが癖が漏れている気がします。
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人型と妖精、精神と肉体、両方虐とは
クズ妖精に穢されちゃった人型は精神を、それで人間（人型の主人）に見つかった妖精は肉体を、それぞれやられちゃいましたね
ｺｯｼｮﾘ要素もエッッッッ！
でもこの妖精は許さん
過去に助平ものやったときヒエッヒエで悔しくて、リベンジしたかったので気に入って頂けたのなら幸いです。
生 ぬ る い
あのヘコずん共にもっと怒りや苦痛や絶望を徹底的に叩き込んで無理矢理悲鳴やずんぽ以外の言葉を吐かせて生かさず殺さずのままずん虐し続けた挙げ句、奴らが｢ｺﾛﾁﾃ…ｺﾛﾁﾃ｣と鳴き始めたら四肢も尻尾も耳も歯も舌も下顎も目ももぎ取って全身にわさびを塗ってから元いた路地裏に棄ててやるくらいしないと、この殺人鬼害虫どもへの怒りはおさまらねぇ…!!
もう二度と外へ出歩けなくなった可愛い人型ずんだもんの仇として今なお街や森で平然と息をして(悪行や強姦の限りを尽くして)やがるこの世の悪・野良ヘコずん共を罠を仕掛けたり直接捕獲したりして一匹残らず駆逐してやらないと…!!!
人型と妖精、精神虐と肉体虐のいいとこ取りをしよう！と欲張って中途半端になった気がしますね。
やるなら徹底的にやるか長めに尺を取るか考えたいものです。
人型は時間はかかるかもですが出歩けるようになると思います。たまにフラッシュバックで怯え震えだすくらいが可愛い。
正直な話、個人的には妖精か人型かなんてどーでもいいんですよ、
良いヤツは救済し、悪いヤツには己のやってきた悪行や愚行の数々を…生まれてきた事以上に自分自身の欲望や自我といった存在そのものを徹底的に否定して後悔しかさせなくなるまで過剰なまでの制裁でぐっちゃぐちゃのメッタメタに残酷かつ冷酷に虐殺する。
……ただそれだけが望みです。
(最近はずん虐もそうでないヤツでも"勧善懲悪の｢懲悪｣"部分が生ぬるすぎる作品が多くて、悪のやってきた数えきれない忌々しい悪行や愚行とは釣り合わないほどあっさりとした制裁でそのまま出番終了して行き場のない胸糞や苛立ちが気が狂いそうになりますよ……)
お前らが強いんじゃなくて鈍器が強い定期
人型をめっちゃ弱くした上で、鈍器と不意打ち、複数体という下駄を履かせてやっとというところに妖精下剋上の難しさを痛感しました。
井戸の中の蛙ならぬ、路地裏のずんだもんか。
どこかの施設でわざと弱いクズんだもんと生活させて最強だと思い込ませた上で街に放ったらどうなるか見てみたい。
王子様だとか言っていたクズんだもんとは違った末路になりそう。