「
介入者」たる「
あなた」が物語へと介入するための器。
といっても感情の無い人形などではなく、彼自身はこの世界の一人の人間として生きており、
プレイヤーが直接操作する戦闘や復興指示、選択肢以外は彼の言動
*1である。
ゲーム開始時の選択肢は、「介入者」と「
介入者の顕現を望む者」による彼の運命改竄ともいえる。
なぜ彼が選ばれたかは語られないが、放置すれば死に至る状況だった「いのち」を都合よく拾って利用しただけなのかもしれない。
なお質問者が例の彼女なので、選択における物語の変遷はおそらくというか十中八九「
あの組織」が御膳立てをしているのだろう。
処女オンリーにしたりフリーセッ○ス世界にしたりと子供達も大変ね
「介入者」の手助けも相まって、エイヴォンとこの物語において無くてはならない存在にまで成長する。
ただし平気で何股も重婚もやってのける・・・ってそれ「介入者」がやらせてますやん!冤罪や!
恋人以降のイベントボーナスが強力なものばっかりだからしかたないね。
通常では姿は一切描写されないが、Hシーンで絵師さんごとにチラチラと見え隠れ。仕事が仕事だからわりとマッシヴ多め。
第二部
アリアドネの決意を追う形で、欠落していた記憶「災厄王事変」の全容を思い出す。
一か月昏睡していた間も傍にいてくれた
ルルカ、
ユーシア、
ライオスと共に散り散りになったかつての仲間達を再び集め、
コーディリアから手渡された「存在消滅の矢」を用い、命奪の魔神こと
グレイを自らの手で滅ぼした。
グレイ討滅の後、経路不明の支援物資により3年ほどエイヴォンを延命させるが、最終的に
南天国家の侵略により滅亡を迎えてしまった。

物資と第二部エンディングについてネタバレ
この支援物資は
ユーシアが結社に帰還する際の交換条件として結社に捻出させたもの。
第二部EDで
ユキと会話している南天王は彼女。結社により南天支配のためにあてがわれた。
ちなみに会話の中で「猶予期間は同じ」と言っているので疲弊していた南天を3年で復興させた模様。
たぶん結社の根回しはあったんじゃないかな
運命の分岐点
ななが追想石を使ったことで物語がリスタートし、既視感や妙に手際の良い復興に違和感を感じつつも「介入者」の手引きで早々に記憶を取り戻す。
『二周目引継ぎ』という介入パワーを振りかざしてノコノコやってきた
恐魔をボコボコにして
黒幕の名を唱え、蒼穹と紫紺の物語が生まれ得ぬ絶望の運命を断ち切った。
そもそもの話で、フラジアとザスカ暗殺を阻止すればよりハッピーエンドになるんじゃないですか「介入者」さん
最終部
復興を掲げてから約3年が経過し、その間に1周目の第一部で起きた問題事を丸々カット。
エイヴォン騎士団の騎士団長として、南天からの宣戦布告をもって結成された北部同盟連合軍の総指揮に就く。
復興が認められ運営が安定したことで離れていった仲間達もいる中で残ってくれた仲間と、傍に居てくれるグレイと共に試練に立ち向かう。
戦争長期化を狙った南天の動きにより膠着状態に陥った状況を打破すべく、海路を使って仲間達のみの少数で敵陣へ殴り込む。
敵本拠地テスライールに辿り着くまでに紆余曲折あってかつての仲間達と再開合流し、北部同盟にたてついた
南天国家を端から全部ボコボコに。
偽南天王との決着直後、準備が整ったとしてコーディリアが一行の前に現れて偽の
生命の大樹?と
時空災禍?が顕現。最終決戦の幕が開ける。
結社対大陸。魔神軍や南天軍とは比べ物にならないほどの苛烈な戦争が繰り広げられる。
女神の力を取り戻した
ネルルーサと、彼女の想いと四神獣の力を借りた
リュディアによって時空災禍壁を穿つことに成功し内部に侵入、
大樹の頂にて「
悪意」と成ったコーディリアと対峙し、そして撃退する。
終わりかと思えた次の瞬間、
何者かの横やりで景色が一変。
何も無い白い『座』を目の前にして、その場を満たす「
異界の風?」にて地に伏し瀕死となるが、かつて同じように倒れていた幼き自分を想い起こす。
支えてくれた
大人はもういない。だが彼もまた、成長を遂げていた。決意を言の葉に乗せ立ち上がる。
「あなた」と仲間達の助力を全て受け、決して諦めなかったその想いを剣とし、「未来」を勝ち取った。
その後の「優しい世界」における彼の「未来」は、「あなた」の育んだ絆の数だけ紡がれていく。
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