kagemiya@ふたば - ガレス(剣)
「絶対に殺させやしない。何があっても、ぼくはきみを守護まもってみせる」


基本情報

【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ガレス卿[prototype]
【異名・別名・表記揺れ】ボーメイン卿、ボーメン卿など
【性別】女性
【身長・体重】168cm・61kg
【肌色】コーカソイド
【髪色】茶色がかった金色
【瞳色】緑
【外見・容姿】 20代前半、ふわりとしたミディアムヘアで少し太眉な、しなやかで背の高い美女。
【地域】ブリテン
【年代】6世紀初め
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型

「是は、命を救うための戦いである。────ガレス承認」

【ステータス】

筋力:C  耐久:A+
敏捷:B  魔力:B
幸運:E  宝具:A+

【クラス別スキル】

対魔力:B

魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B

Bランクでは魔獣・聖獣以外のあらゆる物を乗りこなす。
騎士としては十分な騎乗スキルであるが、セイバーはあまり騎乗する事を好まない。単純に苦手意識が強いのである。

【保有スキル】

カリスマ:C+

軍団を指揮する天性の才能。 騎士として成長したセイバーは、自ら指揮を執り軍勢を統べることもある。
特に防衛戦においては強力な統率力を発揮する。

治癒の軟膏:C

彼女の警護した乙女・リネットの所有する、どんな傷もたちどころに治してしまう軟膏を所持している。
あくまでも借り物であるため真名解放は不可能であるが、軟膏に残量がある限り高レベルの魔術師が使用可能な治癒魔術と同等の魔術的な治療が可能。
本来ならば死を除いたあらゆる傷を治すことのできる宝具である。

魔力放出(光):A

武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
ランサー時と比べると柔らかさと眩さに磨きがかかっており、戦闘時は常に全身に薄く輝きを纏っている。

無垢なる白き手:D

伝承にも残る白く大きな手に由来する専用スキル。
武器を持たない間は全てのステータスが1ランク下がる代償として、サーヴァントとしての気配を掴みにくくする。
また、武器以外の道具の扱いが上手になる。
騎士として研鑽を積んだため、「無垢さ」を表すこのスキルのランクはランサー時より低下している。

【宝具】

遥か遠き理想の剣ギンガマルス・アヴァロン

ランク:A+
種別:対虚宝具
レンジ:1-50
最大捕捉:10人
アヴァロン島の支配者、ギンガマルスより譲られた剣・『遥か眩き輝きの剣ギンガマルス』の真名解放状態。
刀身に魔力を漲らせて空間を切断することにより、「全て遠き理想郷」と酷似した何物にも侵されぬ妖精郷への扉を極小ながら開くことで、その空間そのものをこの世から隔絶された場所へと追放する。
即ち、攻撃領域そのものを消滅させる空間断裂の一撃。
この斬撃を敵へと放つことにより防御や障壁を完全に無視した攻撃を与えることも可能だが、その真価は防衛時にある。
対象となる攻撃にこの斬撃をぶつけることにより、その攻撃という概念そのものを追放し、「攻撃を行った」という事実そのものをなかったことにすることが可能。
これにより、「全て遠き理想郷」の防御の型落ち版としての使用が可能なのである。
「自分たちを隔離する」という受動的防御ではなく「攻撃を追放する」という能動的防御手段となっているため、防げる攻撃には技術的な限度が存在する。
例えば、単発の大威力攻撃に対してはこの上ない防御性能を発揮するが、手数の多い攻撃には対処しきれないこともある。

この栄光は誰かのためにグロウリー・フォー・サムワン

ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:0
最大捕捉:1人
正体を隠し馬上槍試合大会に参加するために用いた色を変えて正体を隠す指輪。
これに魔力を迸らせることにより、赤の鎧・青の鎧・緑の鎧のうち二色の鎧をそれぞれ纏った二体のセイバーの幻影を現実世界に投射すると同時に、セイバー自身の鎧が残りの一色へと変化する。
結果として、三色のセイバーが姿を現す。
これにより、視覚情報のみでは判別不可能な二体の幻影を伴った幻惑が可能となる。
あくまでも分身ではなく幻であるため、他者に干渉が可能なのは本物のみ。
ただし、本物の判別には幸運判定もしくは高ランクの直感・感知系スキルが必要となる。
また、幻影と本体が接触している瞬間に限り、「トレード」の詠唱により本物と幻影を入れ替えることが可能である。

【Weapon】

遥か眩き理想の剣ギンガマルス

上記の通り、ギンガマルスより譲られた聖剣の通常形態。
『約束された勝利の剣』や『無毀なる湖光』などと比較するとやや細身な白銀と黄金の剣。
また装飾は抑え目で刀身は長く、片刃である。
敵の攻撃を受け止めることや弾くこと、受け流すことに特化している。
セイバーの専守防衛の精神に基づいた剣術と合わさり、非常に頑強な守りの剣となる。

解説

円卓の騎士の一人、輝きの騎士ガレス卿。
かつて騎士として未熟なまま命を落としたガレスが、騎士として完成していたらというイフの存在。
ダークブロンドの癖毛をミディアムショートヘアに切り揃えた、しなやかな女性騎士。
やや太眉気味で垂れ目であり、鼻が低く唇の薄い穏やかで優しい顔立ち。
またスタイルも抜群であるが、全体的に筋肉質で引き締まった体型であるため、やや女性的な丸みや艶めかしい肉感的さには欠ける。
萌葱色の簡素なチュニックの上から所々に金の装飾のあるプレートアーマーを身に纏っている他、戦闘時にはバイザーなしの兜を被る。
肩部には革製のハーフマントを身につけている。
大きな両手は籠手ではなく革製の手袋で覆われており、聖剣ギンガマルスを正中に構えた基本姿勢をとる。
その剣術は「守ること」に特化しており、敵の攻撃を弾き、逸らし、かわし、受け止めるどこまでも堅実で地に足を着けた戦法を用いる。
戦闘において彼女よりも強い騎士ならば他にいくらでもいるが、「負けない」ことに対しては円卓の騎士でも随一の実力を持つ。
彼女が勝利を求めず、ただ持ちこたえることにのみ専念した場合であれば、その守りを打ち崩せる者は円卓の騎士の中でもごく一部であろう。

ランサーの彼女と比べるとやや凛々しくなっているものの、やはり穏やかな物腰や柔らかな雰囲気は健在。
一見おとなしく控え目な性格なように見えるも、実のところは好奇心旺盛で茶目っ気のある人懐っこい性格であることも変わらない。
精神的に成熟し落ち着きが出てきており、面倒見の良さや気配りの細やかさを備えた騎士らしい性格へと成長した。
しかしながら、そのために逆に生来の天然さやぽんこつさが目立つようになっているきらいがある。
肩肘張っていた部分が減り,全体的に自然体な雰囲気を纏うようになった。
それゆえか場合によっては敬語を使わない機会も増え、それまではほとんど使っていなかった素の一人称も顔を出すようになっている。
キャメロットや自身の所領の民とは変わらず友好的な関係を築いているが、統治者としての自覚を持つようになっているために、同列の目線だけではなく身分が上の者としての立場をとることもできるようになっている。
このため、庶民派な印象は残しつつもある程度の威厳も漂わせる佇まいへと変わっている。

戦場においては弱きを助け強きを挫く、正道を貫くことを何よりもの信念としている。
またいかなる相手も決して理由もなく殺生を行うことはなく、改心した者に対しては遺恨を水に流しキャメロットへ勧誘する事もあるという寛容さを持つ。
それゆえに、防御と敵の無力化に特化した剣術を用いる。
しかし、真に邪悪な者であれば打ち倒さねばならないと割り切ることはなんとかできているものの、やはり殺生は大の苦手であり嫌悪の対象。
精神性として好まないだけではなく殺害の技術そのものが備わっていないため、「敵を殺さねばならない」と覚悟を括った瞬間に弱体化する、などという珍事も少なからず発生しうる。
この特質ゆえに「実戦向けの剣ではない」と言われることもある。

かつて持ち合わせていた衝動的で無思慮な面は鳴りを潜め、逆にむしろ思慮深い面すら見せているが、これは自身のそのような欠点を把握し自制に努めているため。
激情に駆られた際などは思いも寄らぬ大胆な行動を起こすこともある。
ルールは倫理を守るためにあるものであるという思考であるために、冷静さを失うと何よりも倫理を優先しルールや自他の損得を考慮から外してしまう傾向にある。
その性格ゆえ清濁併せ呑むタイプや反社会的な者、また策士タイプの者とは比較的折り合いが悪い。

全体的に纏う雰囲気はよりフェミニンになったが、彼女自身の性格はよりマニッシュな方向に成長したため、結果としてランサー時より中性的な印象を受けやすい。
絵に描いたような男装の麗人ぶりであるが、意図的に男性的に振る舞っているわけではないためその立ち振る舞いは自然体。
初めはマスターに対しては使えるべき臣下として応対するだろうが、一度打ち解けてしまえば親しい友人のようにつき合ってくれるだろう。
そうなれば存外悪戯好きであったり愚痴っぽいところもある彼女の素の表情を垣間見ることも決して難しくない。
またどこで経験したのか、テレビゲーム、特にレトロゲームが非常に上手。
また非常に健啖家であり、趣味は食べ歩き。更にそれを再現しようとするために料理の腕も上がった。

聖杯に賭ける望みはなく、参戦の理由は聖杯戦争の平和的解決。
そのため、サーヴァント以外への殺害行為は断固として拒否し、可能な限り無力化と対話による聖杯戦争の解決を重要視している。
本当にやむなき場合はサーヴァント以外にも剣を取る時もあるが、説得・和解による解決は最後まで決して諦めない高潔な精神の持ち主。
トップクラスでは決してないが、同意を得られるかは別として綺麗事を語るに足る精神性は持つサーヴァント。
場を弁えるようになったためか、ランスロットへの敬愛は控え目。

なお、ものすごく下戸。
両性愛者であるが、酒に酔うと同性寄りに傾く。

イメージカラー:ライトイエロー
特技:料理、コミュニケーション、テレビゲーム
好きなもの:平穏、ブリテンの人々、食べ歩き
嫌いなもの:無用な流血、正当化、辛いもの
天敵:ランスロット、ケイ


パーフェクトガレスちゃん。
子供が憧れるヒーローのような精神性の持ち主。
正直ちょっと盛り過ぎた感が……。
相変わらずスタイル抜群だがランサーの質量の暴力系体型と比較すると均整のとれたバランスのよいタイプの体型。
料理ができるようになった結果腹ペコキャラを会得した。
なぜ[prototype]かというと、「元々考えてたTSガレス」を、「6章zeroで出た情報を加味して一度練り直してお出ししたランサーガレス」の成長版としてリメイクしたのがこの「パーフェクトガレス」というプロト王。と似た誕生の経緯のため。


泥モザイク市



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(セリフ集)