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 Diablo Emblem2 Jail of Jewelは2022年11月18日(金)〜12月16日(金)開催のイベント。
 略称(通称)はディアエン2。
 Diablo Emblemの続編イベントである。
開催前
 9月6日の黒の日に配布されたカードがディアボロクリニックのカードであり、2015年〜2017年までの3年間は次に来るイベントの暗示をしていたので、ディアエン(クリニック)が来るのではないかと予想された。しかし実際にはSTELLA☆DASH!が来たためいつ来るんだ??となった。

 時は流れて2月後の11月16日に次イベントの告知として謎のゴスロリ系金髪ツインテール少女の画像がツイッターに投稿された。絵のタッチ的にはアンダーナイトテイル世界っぽかったのでシラユキイベ?と一瞬思われたが上のほうで輝く星がディアエンに登場している星なので、ディアエンでは?という予想もあった。
 翌日の17日にPVが投稿され18日にイベント開始となった。

 なお、幻闘戦が18日の15時59分まで行われており、今回はスクナが非常に難易度が高かったのでSS等級狙いのみならず、S等級狙いの人でも前日まで幻闘戦を走っていたという人も少なくない。
 ついでに大進化解放祭もあったので地味に結構忙しかった感じである。また、来週には魔道杯がある。スケジュールおかしいだろ…。
開催後

イベント内容

  • 本編(2022年11月18日(金)16:00〜12月16日(金)15:59)

良かった点

悪かった点

忙猫

 このイベントが悪いわけではなく、運営のスケジュール設定、ひいては幻闘戦が悪いのだが、このイベントの始まる当日の15時59分まで幻闘戦が行われており、翌週には魔道杯とかなり慌ただしいスケジュールとなっていた。
 もしも幻闘戦が1週間早ければここまで慌ただしくなく、ついでに先月のその時期にはイベントなどもなく問題なかったのだが、幻闘戦を魔道杯と同じ週に持ってきたせいで慌ただしくなってしまっている。

賛否両論点

救いがない

 歴代のイベントでも上位に来そうなくらいストーリーにあまりに救いがなさすぎる。もちろん悲劇的なシナリオが一概に悪いわけではないが…。
 同じく救いのなさで定評のある(?)AbCdミルドレッド編やBONO2と比べると、前半はまだ不穏な空気が少ないとか、主人公が命「は」落とさなかった分まだマシ…なのだろうか…?
 何より、シャロームもバティンも悪意ではなく自分なりの善意に基づいて行動しており、それが悲劇につながっているというのが「地獄への道は善意で舗装されている*1」を体現しているようで余計に悲惨である。
 前のイベントもほぼシリアス100%だったので、重いシナリオが続くことになった。*2
 ディアエンシリーズはこんなものだと割り切るべきなのだろうか…。

その他

石の数

 PVで1つ、クエスト6×2、君の本4+10個、PT報酬1+1+1+1+1+1+1+10(17個)、高難易度1で合計45個

 今回は比較的少な目。

ガチャ

 目玉はダンタリオンとシャロームだが、バティンもかなりの性能であり、フェネクスも幻書庫でのリティカやリフィルの活躍を見る限りかなりの性能とハズレの無いかなり良さげなガチャとなっている。

罪の意味 ダンタリオン

 水/闇 AS:種族特効・連撃 SS:AS倍率強化/ダブルAS付与 EX-AS:貫通・チェインプラス
 AS倍率強化は5体全員複属性であれば3倍になるとかなり条件は緩め。
 そのくせしてWASもかかるので火力だけはすごいことになっている。
 一方で40chに達していない場合SSのターン数が5/9と長めなのでチェイン稼ぎやスキチャなどを組み込みたい。
 攻撃性能に特化しているためAS封印無効やSS封印無効などがなくディスチャ無効のみなのには注意が必要。
 また、40chで連撃になることでシャロームとのチェイン稼ぎの効率アップや多層バリアに強くなれるが、連撃になるだけで効果値自体は変わらない。そのためギリギリで40chに達してしまうと返って1発当たりのダメージが大きく低下してしまうので要注意。

罪と笑み シャローム

 水/闇 AS:回復 SS:爆裂連鎖/カウンター EX-AS:ガード・ダメージブロック
 ダンタリオンと合わせた場合、ダンタリオンが(5連撃+結晶1回)×複属性(2回)×WAS×全体化(最大5体)で120回の攻撃判定がある。
 もしHP20%以下での爆裂連鎖が掛かった場合最大3600チェイン稼げる。
 …チェイン数がおかしすぎてあってるか不安になってきた。しかも最後にトドメもさせたら最大でプラス75チェインできる。
 また、自身のHPのみを2000上げる潜在を持つので、天邪鬼やレベル1運用、衰弱結晶等を駆使するとHPをかなり弄ることができる。
 欠点としてはSS1はダンタリオンくらいしか相性の良さそうなキャラがそんなにいなさそうなこと。
 といっても、SS2がミルドレッドと同じ多段カウンターなのでそちらで活躍でき、腐ることはなさそうではある。

紅蓮舞踏会 フェネクス

 火/闇 AS:種族特効・瀕死攻撃 SS:逆境強化/死中活撃斬 EX-AS:逆襲攻撃・カバー
 闇版てすら。
 今回のストーリー的には裏の主人公というくらい活躍していた。

 このフェネクスがクリニックフェネクスを見たら何という感想を抱くのだろうか…。

無缺の宝石魔神 バティン

 雷/闇 AS:回復・ガード SS:特殊パネル変換/パネルリザーブ EX-AS:回復・ダメージブロック
 リニーダの雷版。
 似たようなスキルの魔ミク(火/闇)は数年前にLtoLした精霊ながら現在進行形で大活躍しているのでかなり期待できる。
 また地味にAS/SS封印無効がある。
 あと雷闇パネチェンは所有者が片手の指で足りる程度しかいないかなりの希少スキルで、しかもSS2が別色パネチェン/別スキルの場合が多い。
 SS2でも雷闇パネチェンできるのは他にはリギットとルシエラくらいなので、現在の環境においてはほぼ唯一の安定した雷闇パネル供給ができるキャラと言えよう。

 「告知画像に一人だけ出てきた人物が実は敵*3でありラスボスだった」というのは多分初めてのパターンだと思われる。

 ちなみにゴエティアでは18番目に記載されている公爵で、蛇の尾を持ち、青白い馬に跨る屈強な男の姿で書かれている。
 見た目の要素は大きく異なるが、話しやすさと親しみやすさでは地獄で彼と並ぶ者はいないとされているため、性格の要素はかなり近いか。
 能力は貴重な石(プレシャスストーン、宝石あたりに和訳される)やハーブ、お薬に詳しい能力と、遠くに離れた人物を瞬間移動させる能力を持っている。正直しょっぱめ。

 イベント終了からわずか約1か月後、Diablo Clinicの続編にあたる2023年正月シャロームのストーリーにて、有名ジュエリーデザイナーのブランシェとして登場*4
 ゴスロリ衣装はそのままだが、今回のストーリーの影響か、メイドのザラ(ザガン)に依存し、ザラのいないときはひたすら自己肯定感が低い性格(ダンタリオン曰く分離不安症)になってしまっていた。

報酬精霊

 ポイント報酬が1体のみ。
 ただし、ストーリー上は明らかに配布っぽい精霊が何人も出てきたので魔道杯がディアエン杯であるのではないかと予想されている。
 →21日に実際にディアエン杯であることが発表された。

忠実なる侍女 ザガン

 雷/闇 AS:複属性攻撃強化・連撃 SS:激化大魔術 EX-AS:連続化・貫通
 ギアスコラボのC.C.に近い激化。最大効果値は結晶込みで5600。
 主であるバティンと相性が良いが、5600くらいなら他にも優秀なアタッカーがいるのは気になるか。
 
 ゴエティアでは61番目に記載される王兼総裁。
 姿はグリフォンの翼を持つ牡牛。本作では金属を自在に変化させ操る能力だが、原作では金属を硬貨に変え、水とワイン、血と油を自在に変換する能力となっている。
 ザガンで特徴的なのは、ソロモンの悪魔は姿が似ているものがあっても能力が別だったり、能力が同じでも知識が違ったりというちょっとした違いを用意してくるのだが見た目も能力もついでに所持している軍団数もほぼ同じ「ハーゲンティ」(役職はハーゲンティが総裁のみなので下、能力が硬貨に変えるのではなく金に変える)という悪魔が居たりする。原作の人考えるのめんどくなった系かな
 だからなんだといえばなんだだが…。

 二つ名通りの忠実なる侍女。
 …と思いきや最後の最後で特大の爆弾を投下した、おそらく本作で一番闇が深いキャラ。

報酬結晶

 PT報酬を素材で進化させるのが2個の高難度報酬が1個の計3個。

暗器〈ヤイン・アドーム〉

 魔族・術士の敵からの全属性ダメージを5%軽減

 最近流行りの幻書庫では敵からのダメージを100%カットするのが流行っているため軽減はうれしくはある。
 しかし、1個しかないのと2属性5%はやはり使いづらいか?

魔法笏〈メレフ・ナハシュ〉

 種族が魔族の味方全体のHPを150アップ、この結晶を付けた精霊がリーダーもしくは助っ人ならHPを300アップ

 微妙。
 魔族限定で300アップなら普通に属性結晶を付けたほうが良いように感じる。

魔神紋章〈バティン〉

 雷属性の味方全体の攻撃力を200アップ、複属性が闇属性ならさらに200アップ

 命の人形〈キルラ〉の上位互換。複属性が闇でなくても最低限の仕事はするのはGOODポイント。
 ちなみに現在ベルツ家秘伝の指揮杖が雷/火属性版の同じ効果の結晶として存在する。

超高難度

 全3戦+復活のクエスト
 1属性につき2体以下というサブクエに久々登場の連鎖狂化クエスト。
 必然的に融合デッキを組む必要がある。無属性は無属性ガードが張られるのでかなり厳しい。
 また、毎ターンのように時間跳躍や呪いが飛んできて、SP弱化フィールドー2万とSP封印(ASフィールド持ち精霊はSS封印がいないので解除にはスキルコピーなどが必要)でSSの使用にもかなり制限がかかる。
 そのため素直に攻略しようとするとかなり厳しいが、EX反撃を主軸に殴るとあっさりクリアできる。

大魔道杯 in Diablo Emblem

 今回Diablo Emblem2と絡んでいるため紹介。
 魔道杯がどんな感じであったかに関しては魔道杯の歴史(2022)参照。
 ここでは報酬精霊のみ記載する。

万魔軍総司令 パイモン

 水/闇 AS:複属性攻撃強化・種族攻撃強化 SS1:弱体化大魔術 SS2:撃滅連弾 EX-AS:統一特殊変化・起死回生
 総合報酬。
 SSはちょっと強化されたアナスタシア程度ではあるのだが、EX-ASは地味に書いてあることがおかしい。
 条件をすべて満たした場合、戦士か術士は640、それ以外は820のエンハンスを掛けつつチェインを5増加させる。それとは別にHP100%なら起死回生を、25%以下なら味方全体に吸収貫通を付与する。
 ただし、反転には対応していないのでかなりピーキーEX-ASではありそうだが、EX-ASデッキでは猛威を振るいそうな振るわなそうなそんな感じである。

 なんか角がすごい人。
 ランタンとかかけてる。

 ゴエティアでは9番目に記載される地獄の王。
 王冠を被り女性の顔をした男性の姿で召喚され、人に人文学、科学、秘密などあらゆる知識を与える、召喚者に地位を与え人々を召喚者の意思に従わせる、良い使い魔を用意するといった能力を持つという。
 ネタでよく非常食扱いされているマスコットではない。

双子魔神 マルファス&ハルファス

 火/闇 AS:攻撃・回復 SS:特殊パネル変換
 デイリー上位報酬。
 HPが50%以上か以下かでアタッカータイプになるかサポートタイプになるかといったように効果の違うAS/SSスキルが特徴的。
 HP50%未満だと回復してくれないので面白いスキルタイプではあるが面白いどまりとなりそうなのが悲しいところ。
 ガチャ産の8周年気分屋などは似たようなタイプのASだがあちらは必ず回復+HP50%未満で回復、以上で火力とかなり使いやすかったのだが…。

 黒髪でダウナーなほうが兄のマルファス、金髪でハイなほうが弟のハルファス。

 ゴエティアでは38番目に記載される地獄の伯爵(ハルファス)と39番目に記載される総裁(マルファス)。兄のほうが序列後なのか…*5*6
 名前もそっくり、順番も1つ違い、召喚された際の姿もどちらも鳥*7、能力も都市を建築する共通の能力を持つ、と原作の時点で水増しのコンパチとか色違い(1P・2Pカラー)みたい混同されがちだったり同一視する説もあるという…。
 一応ハルファスは軍勢を命じられた場所に送りこむ能力、マルファスは敵の願望や思惑を知らせる能力と優れた使い魔を与える能力も持っており、ハルファスの力はストーリーでも使用されている。

殺戮と破壊の魔神 グラシャラボラス

 雷/闇 AS:攻撃 SS1:ブースト SS2:AS倍率強化
 デイリー下位報酬。
 どこからどう見てもなかやまきんに君です、本当にありがとうございました。
 女体化されているがタッパと筋肉(腹筋)と胸がすごい。

 ゲーム内の脳筋設定が活かされており、SS1がブースト、SS2が複属性5体で自分のみAS3倍という脳筋仕様。
 効果値600のASに900のブーストがAS3倍でクリティカルしての最大数値は13500と理論値はお花畑な数値になっている。理論値であって正直そこまで強くないと思われるが。所詮下位報酬。

 ゴエティアでは25番目に記載される大総裁(総裁にして伯爵という記載も)。
 グリフォンのような翼を持った犬の姿で現れると記述されているためかここでも犬扱いされている。
 つんつんボイスまでほぼ犬であった。
 原作では人文科学の知識を与えるとあるが、とてもそうは思えない脳筋っぷり…
 あとバエルの軍門に下った際のエピソードはまんま三国志演義の孟獲(七縦七擒)なのだが。

LtoL

 開催当日に訣別のクロニクルの精霊がLtoL。
 こちらも前回のLtoLのエタクロ2と同じようにほとんど入手手段のなかった精霊のLtoLである。
 目玉は雷光初となるリザーブのトートか条件達成できれば状態異常無効が使えるメティースあたりか。
 実際トートは次の幻闘戦で起用している人は多かった。
 大してまともなLtoLをされなかったエタクロ2は一体…。

関連項目

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