「
特殊な戦闘の状況」の章/「
特殊な白兵戦闘ルール」/「
特殊な素手戦闘テクニック」より。
腕関節技というのは相手の
腕をひねって麻痺させたり、使えなくしたりする試みです。<
柔道>か<
レスリング>
技能を用います。
腕関節技を実行するためには、あなたは2本の手が空いていなければなりません。そして相手の
白兵攻撃を<
柔道>か<
レスリング>
技能を使って上手く「
受け」なければなりません。
「
受け」に成功した次の
ターン、あなたは攻撃側の
腕をつかもうとすることができます。ただしこれが可能なのは、相手がまだ1メートル以内にいる場合だけです。これは
攻撃と見なします。
ステップして
近接戦闘に入り、<
柔道>か<
レスリング>
技能で
命中判定を行ないます。敵は
能動防御が可能です――
武器であなたの
腕を
受けることもできます! もし相手が
防御に失敗すると、あなたは相手の
腕をきめたことになります。
相手は次の
ターンふりほどきを試みることができます(「
組みつかれた後の行動」参照)が、あなたは
即決勝負に+4できます。もし相手が負けたときには、失敗するごとに-1の修正を累積して以降の判定に適用します。
あなたの次の
ターン――そして敵が
ふりほどくまでの
ターンずっと――極めた
腕にダメージを与えようとすることができます。あなたの
体力、<
柔道>、<
レスリング>
技能のうちもっとも高いもの対相手の
体力か
生命力で
即決勝負を行ないます。あなたが勝てば、
勝利度のぶんだけ
叩きダメージを与えます。目標の自然な
DR(「
丈夫な皮膚」の
限定があるのでない限り)と、
柔軟でない防具の
DRは通常通り有効です。
柔軟な防具は効果がありません!
相手の
腕を使えなくすると、相手はその
手に持っていたものを落としてしまいます。使えなくなった
腕にそれ以上のダメージを与えることはできませんが、以降のターンも
即決勝負を続けることができます。もしあなたが勝ったら、目標は実際にダメージを受けたのと同じように
衝撃や
朦朧の効果を受けます。
ダメージを与える判定は完全に持続的なもので、これは
攻撃には数えません! あなたは同時に敵に対して
近接攻撃?を試みることができます。目標は関節技によるダメージによる修正に加えて、-4の修正などをうけて
防御しなければなりません。
あなたはこの能力を攻撃的に使うこともできます。
攻撃を受けるのを待っているのではなく、<
柔道>か<
レスリング>
技能を使って敵を通常の手順で
つかむことができます。敵が直後の
ターンに
ふりほどくことができなかったら、(
攻撃を
受けた直後と同じように)あなたは自分の次の
ターンに
腕関節を極めようと試みることができます。