(Hecatia Lapislazuli)

ヘカーティア・ラピスラズリ

  • ヘカーティア(Hecatia)
    • ヘカテー(Ἑκάτη、Hekátē)。ギリシャ神話に登場する巫女神。
      エピソードによって冥界の女神、豊穣と多産の母神、辻(交差点)の監視神、月の女神、魔女の王などさまざまな神格として描かれる。このことから、三つの体をもち、天上、地上、地下の三世界へ力を及ぼすとされる。
      さらに最高神ゼウスからポセイドンのテリトリーである海洋での活動も認められている。
      月の女神としては満月を象徴するセレネ、満ちゆく三日月を示すアルテミスと並び
      欠けゆく月・新月(闇夜)を司るとされる。
      また三位一体(三相一体)の女神としても有名で、新月、半月、満月という月の三相、
      天界・地上・冥界という世界の三相、過去、現在、未来という時の三相を表す。
      その正体は定かではないが、月(特に新月)・海洋・多産の関連性
      (新月時には海は大潮となり、あらゆる生物の出産・産卵が盛んになる)
      その名前の意味(遠くからはたらきかけるもの)から、
      月が地上にもたらす潮汐力を神格化した存在だという説がある。
      その信仰は異端とされたキリスト教の影響下でも盛んで、現在にいたるまで続いている。
      • ティア(Thia)
        ヘカーテ+ティアと綴れば、彼女が関連している可能性も浮上する。
        ティアは月の女神セレネの母。
        また小天体の衝突により月が誕生したとする説(ジャイアント・インパクト)において
        衝突した天体を指す仮の呼び名でもある。
        関連:スペルカード月「ルナティックインパクト」
  • ラピスラズリ(Lapislazuli)
    • 瑠璃(るり)。青色の宝石。
    • ラピスラズリは歴史上非常に高価な絵の具として利用されており、キリスト教絵画においてはマリアの服と天空にのみ使用された。
      • 東方紺珠伝。

二つ名

  • 地獄の女神(紺珠伝、三月精第4部)
    • ヘカテーはペルセポネー(冥府の王ハーデースの后)の従者として冥府に下ったとされる。
      なお、ギリシャ神話で地獄に相当するのはタルタロスであり、こちらは冥府よりもさらに地下深くにあるとされる。

能力

  • 三つの身体を持つ程度の能力(紺珠伝)

種族

  • 神様

見た目

  • 鎖で繋がれた地球、月、赤い地球(異界)
    • 三つの体で、それぞれの世界の地獄を司っている。
ヘカーティアの帽子の上には球が乗っている。これはヘカーティアの身体が何処に存在するかによって変わり、異界に相当する幻想郷では赤色、地球では青色、月では黄色になる。また髪の色も同様に変わる。
(東京ゲームショウ2015でZUN本人が公言)
頭に乗っている大きな珠を替えると、全身別の身体に入れ替わります。
3つの身体それぞれ、性格や能力も変わっているんでしょうけど、よくわからない奴です。
(東方Project人妖名鑑 宵闇編 ZUNコメントより)
  • 青色、黄色、赤色に変化する髪
    • それぞれ地球、月、異界での体の髪色。
  • Tシャツに書かれた単語の意味は、「地獄へようこそ」だが、正確にはtoが抜けている。
  • 「3つの天体をつなぎとめ縛りつける」外見
    • 「重力」そのものを具象化か。

スペルカード

登場

このページへのコメント

名前は忘れたけど、月の目にロケットがブッ刺さるSF最古の映画の中で出てきた、“7人の女性”“月を祀る神”(変Tの元ネタは月の三相を表す)と関係がありそう。と言うかあの映画“夢を見せる者”やら“凍った地上、月人(この映画の月人は死んでも増やせるスタックタイプだから穢れ満載だけどなw)”やら、絶対紺珠伝と関連あるってばよって思うんだけどどおですか?

0
Posted by 名無し 2022年02月27日(日) 20:34:53 返信

「Welcome Hell」の文言が「地獄の女神を歓迎せよ」の意味であるという説を聞いたことがあるのですが、信憑性としてはいかほどなのでしょうか。見た目の欄に記すべきでしょうか。

1
Posted by 名無し(ID:l3Kj0EuOkw) 2022年01月05日(水) 00:06:19 返信

秋穣子に続く二柱目の裸足の女神

4
Posted by 名無し(ID:tqgExRq19Q) 2020年01月20日(月) 09:03:33 返信

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