最終更新:ID:ntL1ovsuVw 2018年12月25日(火) 01:01:19履歴
聖白蓮のスペルカード。
- 杵
- 法具「金剛杵(こんごうしょ)」。
サンスクリット語では「ヴァジュラ」(vajra、वज्र)。
インド神話のインドラの武器を、煩悩を打ち砕く様を象徴する法具として取り入れたもの。
- 法具「金剛杵(こんごうしょ)」。
- ヴァジュラパーニ(梵語:वज्रपानि、vajra-pāni)
- 原義としては、「金剛杵(ヴァジュラ)を持つ者」。
- 金剛力士(こんごうりきし)及び執金剛神(しゅこんごうしん)のこと。この二つは元々同じ存在。
執金剛神が発展して2体一対となったのが金剛力士とされる。*1
- 金剛力士(こんごうりきし)
- 仏教の護法善神、天部の一尊。仁王(におう)とも呼ばれる。
阿形と吽形の2体一対で安置される。これは狛犬(参照:高麗野あうん 種族の項)と同じ形態である。 - 寺の表門に像が安置されていることが多い。著名な例としては、運慶と快慶による東大寺南大門の金剛力士像。
- サンスクリットの名前の由来の通り、阿形も吽形も手には金剛杵(ヴァジュラ)を持っている。
- 仏教の護法善神、天部の一尊。仁王(におう)とも呼ばれる。
- 執金剛神(しゅこんごうしん)
- 仏教の護法善神、神将、天部の一尊。手には名の通り金剛杵(ヴァジュラ)を持つ。
2体で一対である金剛力士に対し、執金剛神は単独で安置される。
また、金剛力士が裸体であるのに対し、執金剛神は甲冑姿。 - 起源はギリシャ神話のヘラクレスにあるとされる。
ギリシャ→ガンダーラ(1世紀〜5世紀頃に現在のアフガニスタン、パキスタンあたりにあった国)→インド→中国→日本の順に伝わったとされる。 - のちに金剛力士に発展変遷した経緯もあり、金剛力士像と比べて執金剛神像は非常に少なく知名度も低い。
- 仏教の護法善神、神将、天部の一尊。手には名の通り金剛杵(ヴァジュラ)を持つ。
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