最終更新: k_touhou_edit 2017年12月05日(火) 18:55:44履歴
東方妖々夢EXステージ名。
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三國に渡り妖異をなすが
- 九尾の狐の伝承(『絵本三国妖婦伝』より)
- 日本において「玉藻前」として現れた九尾の狐は三國を渡り歩いた。
中国殷王朝では「妲己」に、天竺の耶竭陀(まがだ)国では「妃華陽夫人」、中国の周王朝では「褒姒」として各国の王に取り入り妃となり国を乱した。
その後、遣唐使船に乗って日本にやってきたとしている。 - つまり、三國とは天竺(インド)、中国、日本のこと。
日本においては江戸時代に「三国一の〜」という表現があった。これもインド、中国、日本のこと。当時の日本ではこの三国で全世界を意味していた。
- 日本において「玉藻前」として現れた九尾の狐は三國を渡り歩いた。
Cherry tree was already in bloom fully
However, Japanese heart not satisfied yet
- (日本語訳)
桜はとっくに満開となっていた。
しかし、和の心は未だ満ち足りていない。
橙 ここで遭ったが百年目 今日は憑きたての ほやほやだよ!
- ここで遭ったが百年目
- 正確には「ここで遭ったが百年目、盲亀の浮木、優曇華の花」と続く。
- 長年探していた仇(かたき)に出会った時の口上的な言葉。どれもめったにないことの例えで、仇に出会えた僥倖に感謝する意味合いが込められている。
- 「百年目」
百年に一度あるかないかという幸運という意味。 - 「盲亀の浮木」(もうきのふぼく)
仏教用語。海の底に住み百年に一度しか海面に顔を出さない亀が、海面を漂う浮木に空いた穴に偶然すっぽりと首を突っ込んでしまうほど珍しいこと。
めったにない幸運の例え。本来は非常に難しいことの例えとして経典に書かれている。(出典:『雑阿含経』) - 「優曇華の花」(うどんげのはな)
仏教説話において、3000年に一度しか咲かないとされる伝説上の花。咲くのは非常に珍しく稀有。(出典:『金光明経』)
- 「百年目」
霊夢 冥界と顕界の境を修復・・
- 顕界(げんかい)
この世のこと。
咲夜 狐死してきゅう(丘)にしゅ(首)す
ここは「あの世」 丁度良かったわね
- 狐死して丘に首す(きつねししてきゅうにしゅす、きつねししておかにしゅす)
- 故事成語。「狐死首丘」(こししゅきゅう)とも。「狐は、死ぬとき生まれ育った丘に頭を向ける」という故事から。(出典:『礼記』)
この故事から「故郷を思う心」「故郷を忘れないこと」を「狐死して丘に首す」と言う故事成語が生まれた。
- 故事成語。「狐死首丘」(こししゅきゅう)とも。「狐は、死ぬとき生まれ育った丘に頭を向ける」という故事から。(出典:『礼記』)
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