最終更新: greenland4 2009年02月12日(木) 02:56:17履歴
ペロンヌ宣言とは、フランスの宗教戦争(ユグノー戦争)において、ギーズ公アンリとスペイン王フェリペ2世が主となって1585年3月に発した宣言。宣言の内容は「フランス王はカトリックたるべし」というものである。
1584年6月15日、王弟アンジュー公が死亡し、ヴァロワ王家の男子は国王を除いて死に絶えた。そこで国王アンリ3世はフランスの相続法にもとづき、新教徒のアンリ・ド・ナヴァル(のちのアンリ4世)を継承者として承認した。新教徒の王が生まれることに対してカトリック派は猛反発し、ギーズ公はカトリック同盟を再建、「異端者」の即位を断乎阻止しようとした。1585年1月2日、ギーズ公はスペイン王フェリペ2世と条約を結びカトリック同盟への支援をとりつけ、3月にこの宣言が発せられるに至った。
また、この宣言は国王アンリによる7月のヌムール勅令を引き出し、これによって第8次ユグノー戦争、世にいう「三アンリの戦い」の始まりとなった。
また、この宣言は国王アンリによる7月のヌムール勅令を引き出し、これによって第8次ユグノー戦争、世にいう「三アンリの戦い」の始まりとなった。
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