舞子高校環境防災科の研修

 今日、平成19年12月16日、兵庫県舞子高校の環境防災科の皆さんが今日、広村堤防の見学等で見えました。昨日からこちらへ来て、耐久中学校での防災セミナーへ参加したり、『稲むらの火の館』の見学等をしたそうです。今日は、『広村堤防』『耐久舎』の見学を予定していたのですが、今日は朝から大変寒い気候になってしまいました。朝から、急きょ予定を変更して、一応堤防等の案内はするが、それは簡単な説明にしておいて、詳しい話は広公民館ですることにしました。

 この生徒さんたちは、環境防災科という課程で日頃から本務として防災を勉強している人達ですから、説明するこちらも少々緊張して臨みました。しかし、まあ『稲むらの火』については、地元ならではの話をしたつもりです。防災を専門的に勉強している若い生徒さん達の、今後の活躍を祈りたいものですが、和歌山県にもこうした学科をもつ高校がほしいものです。

 とはいうものの、こうした専門的に勉強している方々が見学にあるいは研修に来られるのに対して、地元はそれにきっちり丁寧に対応できているのでしょうか。恥ずかしいようなことはないのでしょうか。今日も、生徒さんから「広川町では梧陵さんの行いや業績は、皆が知っているのでしょうか。どのようにして、伝えているのでしょうか。」というような質問も受けましたが、それに対して自信をもって答えることが出来ませんでした。

 せっかくの『稲むらの火の館』もできたことですし、この施設をもっとうまく活用して防災を発信することが関係するみんなの務めであろうと思う。

 
2007年12月16日(日) 21:08:04 Modified by hiromura2005




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