作家・堀辰雄についての資料室


シュニッツラー【Arthur Schnitzler】(1862〜1931)
オーストリアの作家。微妙な情緒と心理分析が特色。戯曲「アナトール」「恋愛三昧」「輪舞」、
小説「令嬢エルゼ」等。


スタンダール【Stendhal】(1783〜1842)
(本名 Henri Beyle) フランスの作家。近代小説の開祖の一人。軍人。社会批判と心理分析
とにすぐれる。生前は売れなかった。小説「赤と黒」「パルムの僧院」のほか、「恋愛論」、自伝
「アンリ=ブリュラールの生涯」等。墓には「生きた、書いた、恋した」と刻まれている。


ツルゲーネフ【Ivan S.Turgenev】(1818〜1883)
ロシアの小説家。父は旧貴族の貧しい士官、母は地主。人道主義の立場から社会
の重要な問題をとりあげた。二葉亭四迷の翻訳で早くからわが国に紹介された。作
「猟人日記」「ルージン」「貴族の巣」「父と子」「処女地」等。ロシア人知識人の意識
の流れを定着させる。


ハイネ【Heinrich Heine】(1797〜1856)
ドイツ浪漫派の抒情詩人・評論家。鋭敏な感性と近代的風格にあふれ、時代に先
駆した進歩的思想によって後世に大きな影響を及ぼした。情熱の人として知られ、鋭
い社会批評のために忌避され、一八三一年パリに亡命。詩集「歌の本」「ロマンツェー
ロ」、長詩「アッタ=トロル」「ドイツ冬物語」、評論「ドイツの宗教と哲学の歴史」「ロマン
派」、紀行「旅の絵」「ハルツ紀行」「イタリア紀行」等。シューマン、シューベルトらに
よって詩を作曲される。


ハウプトマン【Gerhart Hauptmann】(1862〜1946)
ドイツの劇作家。イプセンやトルストイの影響を受けた。はじめ自然主義的戯曲「日の出前」
「寂しき人々」「織工」「海狸の毛皮」等、のち新ロマン主義的・象徴主義的戯曲「ハンネレ
の昇天」「沈鐘」等を作った。ほかに、小説「ソアーナの異教者」等。ノーベル賞。日本にも
影響を与える。


プルウスト【Marcel Proust】(1871〜1922)
フランスの小説家。ベルクソン哲学や精神分析学の影響を受けて、独特の手法でフランス
第三共和政の上層社会を深層心理学的に再構成した。二十世紀前半の代表的作家。
七編一六巻の長編小説「失われた時を求めて」がある。


メリメ【Prosper M_rim_e】(1803〜1870)
フランスの作家。史学・考古学・言語学にも学殖が深く、野性的・情熱的な事件を的確に簡潔
な文体を以て描く。作「コロンバ」「カルメン」「エトルリアの壺」等。


ラファエロ【Raffaello Santi】(1483〜1520)
イタリア、ルネサンス期の画家。ウルビーノ生れ。ミケランジェロ・レオナルド=ダ=ヴィンチなどから影響を受けた。ヴァチカン宮殿の壁画および絨毯の下絵、多くの肖像画、優美・温雅な多数の聖母画を描いた。サン‐ピエトロ大聖堂の建築監督。


参考(一部引用):広辞苑

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