作家・堀辰雄についての資料室

1932 同性愛的愛情

昭和7年「文芸春秋」1月号

☆影響☆
「ヰタ・セクスアリス」森鴎外
青年期

青空文庫リンク http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/card4814.html

このページへのコメント

これもまた、短い小説です。
同性愛の部分が入っているが、三島のような残酷で、はなはだしい感じがせず、やはり、さっぱりしていていいですね。
初めに出てくる、蜂と花の話が一つのポイントです。そこは小説を理解する一つの鍵だと思います。「私」と「三枝」が旅行の途中に出会った娘が、その蜂に相当するのではないかと思います。そうすると、「私」は授精を待っている花ということになるでしょうね。
主人公は同性に対する関心から異性に移り、そしてまた同性に戻るという流れになっています。その中に病気という要素も入っている。

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Posted by 冬の案山子 2008年06月19日(木) 00:35:47 返信

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