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グランズウェルと話す

マーケティングと会話の違い

広告は繰り返すことで効果を上げる。二大指標はリーチとフリークエンシー、そして対象はマスだ。

消費者が商品を認知し、購入し、忠実な顧客となるまでのプロセスは、マーケティングファネルと表現されてきた。
消費者→認知 検討 選好 行動 愛用 → 顧客
企業は大声で叫ぶこと、つまり広告を打つことで人々をファネルの入り口に集める。
しかしファネルの中には企業の大声は効果がない。人々の耳を捉えるのは会話だ。

グランズウェルと話をする方法

  • バイラルビデオを投稿する。
ビデオの効果を最大化するには、人的交流を生み出す必要がある。ビデオを見た人をSNSやブログコミュニティに誘導し、他者や企業とさらなる関係を気づけるようにするのだ。
  • SNSやユーザー生成コンテンツサイトに参加する
すべての企業がSNSでのブランディングに向いているわけではない。ソーシャルテクのグラフィックプロフィールを使って顧客がSNSに参加しているか調べる、ブランドに熱狂的なファンがいるか、など検討する。
  • ブロゴスフィアに参加する
HPは簡潔で明快なブログポリシーを定め経験の浅い書き手でもガイドラインの範囲内でブログを書ける様にした。ブログの最大のメリットは認知度の向上ではなく、ファネルの中の顧客に反応できるようになることだ。
  • コミュニティを作る
企業ブロガーへの10のアドバイス
ブログを始めるときはまず顧客と会話がしたいという気持ちが必要だ。
ブロゴスフィアへの参入を考えているなら、まず「人間」と「目的」から始めよう。リーチしたい相手や達成したいことが明確になれば、成功率はぐんとあがる。
  • まずは耳を傾ける(業界関係者のブログや、専門家、インフルエンサーのブログを観察する)
  • ブログのゴールを設定する
  • ROIを見積もる(社内の指示を得たいときに役立つ)
  • 計画を立てる
  • 練習する
  • 編集プロセスを構築する
  • ブログをデザインし、企業ウェブサイトとの関係をはっきりさせる
  • マーケティング計画を立てて、ブログの認知度を高める。
  • ブログを書くことは単に文章を書くことではないと肝に銘じる。(ブログは単独で存在するわけではない。ブログには必ずコメント機能をつける。)
  • 正直であれ
ブログは必ずしもグランズウェルと話をする唯一の方法ではない。

※ブログのROIモデル
コミュニティを使って話をする
P&Gのフェムケア製品チームは商品を売り込むのではなく少女の問題を解決することにした。(少女たちの会話に参加し、ブランドメッセージをさりげなく伝えた)

  • コミュニティを使うべきか
  1. ターゲット層のコミュニティ参加度
  2. コミュニティから何が得られるかを自問する
  3. 長期的に取り組む覚悟がないなら、コミュニティ戦略には手を出さないこと。活気のあるコミュニティにメンテナンスは欠かせない。
  • なぜグランズウェルと話をするか
重要なのはそこにいることー顧客の言葉に反応し、人々がファネルを通過できるように支援することである。
製品やサービスが複雑すぎる、検討に時間がかかる、といった問題をブログは解決する。
  • 会話がマーケティングを変える
ファネルの中に入った人々は検討のプロセスに入る。これは人間、コメント、フィードバックが錯綜する混乱したプロセスであり、一回叫べば解決する類いのものではない。

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