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横アーチ

【特徴】

横アーチは内側縦アーチと外側縦アーチの間にできるもので、部位によって構成する要素が異なる。
1.横アーチ(遠位部)
第1中足骨頭(種子骨)〜第2-5中足骨頭からなり、このアーチの頂点は第2中足骨頭である。
靱帯:深横中足靱帯
筋:母趾内転筋横頭

2.横アーチ(近位部)
内側楔状骨〜中間楔状骨-外側楔状骨-立方骨からなり、頂点は中間楔状骨である。
靱帯:楔間靱帯、楔立方靱帯
筋:長腓骨筋

【作用】

横アーチは体重荷重時の衝撃緩衝する役割がある。そのため、歩行や階段昇降などの重心移動動作時に大きく関与する。この横アーチが一定の高さを保てず、低下してくると衝撃を緩衝することが出来なくなるため、衝撃を骨に直接伝達し疼痛が発生する。また、衝撃時のストレスを受け止めきれなくると、外側や内側に力が逃げることになる。それにより、外反母趾やモートン病などの前足部疾患へとつながる。

【私的見解】

この横アーチが低下している症例に対して横アーチサポートインソールを装着するだけで、歩行能力は向上し疼痛も減少することが多く見られる。もちろん、内側縦アーチや外側縦アーチも重要でインソールもそれらを考慮して作製するが、横アーチの効果には驚くことがある。この横アーチの低下を予防することは出来ても、一度横アーチの低下をきたした場合、中々元通りに矯正することは困難である。日頃からの予防の意識と運動が必要である。
運動には足趾の開排や握り運動を繰り返したり、足関節屈伸運動が有効である。
2007年09月25日(火) 00:31:45 Modified by mediwiki_sikkan




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