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棘上筋

【特徴】

棘上筋は小円筋棘下筋肩甲下筋とともに腱板(ローテーターカフ)を構成する。

【起始】

肩甲骨棘上窩

【停止】

上腕骨大結節の上小面

【支配神経】

肩甲上神経(C5-6)

【作用】

外転に作用するが、下垂位からの外転において骨頭を関節窩に引き付ける支点形成力の発揮が重要視されている。

【備考】

腱板断裂のほとんどは棘上筋を含んだ形で存在し、完全断裂の機能の再獲得には手術が必要である。
腱板炎や肩峰下滑液包炎の重症例では、棘上筋の収縮による疼痛が強いため、一見すると腱板断裂と同様な挙上姿勢を呈するため注意が必要である。
棘上筋が烏口肩峰靭帯や肩峰に衝突したり挟まれたりする病態を肩峰下インピンジメント症候群と呼び各種スポーツ障害肩の大きな原因となる。
2007年11月10日(土) 00:09:24 Modified by mediwiki_kaiboseiri




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