棘下筋
【特徴】
棘下筋は棘上筋、小円筋、肩甲下筋とともに腱板を形成する4つの筋群の一つである。【起始】
肩甲骨棘下窩【停止】
上腕骨大結節の後小面【支配神経】
肩甲上神経(C5-6)【作用】
肩関節外転・外旋【備考】
腱板断裂において棘上筋から棘下筋に至る断裂は大断裂とされ、手術が適応となる。肩甲上神経の絞扼によって生じるとする説と過剰な内旋強制による部分断裂説がある棘下筋の単独萎縮が起きる。
肩関節不安定症の中でも後方不安定性が顕著な例では、棘下筋を中心とした後方腱板の強化が非常に大切である。
2007年11月10日(土) 00:22:53 Modified by mediwiki_kaiboseiri