Wiki内検索
最近更新したページ
最新コメント
Menu
ここは自由に編集できるエリアです。
タグ
このウィキの読者になる
更新情報がメールで届きます。
読者数:0名
このウィキの読者になる

外側広筋

筋の特徴

外側広筋は共同腱(大腿四頭筋腱)の外側に連続する外側広筋と、膝蓋骨外側ならびに外側膝蓋骨支帯に連続する外側広筋斜走繊維に分けられる。外側広筋は大腿四頭筋の中でも最も大きく、多くの範囲を腸脛靱帯に覆われている。

起始

大腿骨粗線外側唇、上方は大転子の下部

停止

共同腱(大腿四頭筋腱)へ移行後、膝蓋骨を介して脛骨粗面


外側広筋斜走繊維


起始

腸脛靱帯の裏面

停止

膝蓋骨外側縁および外側膝蓋支帯

神経支配

大腿神経(L3,4)

作用

膝関節の伸展に作用する。また走行上、下腿の外旋、外転作用も有している。
膝関節内反位では、外側広筋が中心となり安定性向上の役割を果たす。
外側広筋の遠位では、膝関節の伸展作用とともに膝蓋骨への外方牽引作用が大きくなる。
有痛性分裂膝蓋骨では外側広筋の拘縮が強く、特に分裂部に付着する筋群の緊張は疼痛発生に大きく関与する。
ジャンパー膝オスグッド・シュラッター病などの膝関節伸展機構に関わる疾患の多くに、大腿直筋と外側広筋の伸張性低下が合併する。
2007年10月22日(月) 00:07:14 Modified by mediwiki_kaiboseiri




スマートフォン版で見る